RTX 5060 vs RTX 4060 どっちが買い?【2026年10月最新】1080p性能差・DLSS MFGの差・アップグレードの損益分岐まで比較
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1080pで平均2〜3割差、決め手はフレーム生成と今の価格
RTX 5060はNVIDIAの現行世代Blackwell(ブラックウェル)のエントリー、RTX 4060はひとつ前のAda Lovelace(エイダ・ラブレス)世代の売れ筋です。発売時のMSRPはどちらも$299で、VRAMも同じ8GB。数字だけ見るとよく似たカードなので、「性能はどれくらい違うのか」「4060から換える価値はあるのか」で迷う人が多いペアです。
答えは、1080pで平均およそ2〜3割速いのがRTX 5060です。ゲームによっては1割台後半にとどまる一方、メモリ帯域は272GB/sから448GB/sへ約65%広がり、フレーム生成は4060の2倍までに対して5060が4倍、さらに2026年春に加わったDLSS 4.5のDynamic MFGで5倍・6倍まで使えます。2026年10月時点でRTX 5060は約6.8万円から買えますが、新品の単体RTX 4060は国内でほとんど見つかりません。
迷うのは「新品を買う人」と「4060を持っている人」で答えが分かれる点です。新品ならRTX 5060で決まりですが、4060ユーザーは売却額を引いた実質負担で2〜3割の向上に見合うかを考える必要があります。VRAM 8GBは両者共通なので、1440p以上を常用するなら、どちらも本命ではありません。
目次
結論先に結論|どちらを選ぶべきか
- 新品のグラボを1枚買う(4060の新品は事実上選べない)
- 144Hz以上のモニターで、フレーム生成を使って高fpsを狙いたい
- 重めのタイトルを1080pで遊び、数年先まで余力を持たせたい
- 内蔵GPUや旧世代のカードから乗り換える
- すでに4060を持っていて、1080pの今のfpsに不満がない
- 軽めのタイトル・eスポーツ系が中心
- 換えるなら1440pも見据えて16GBクラスに予算を回したい
- 中古で5060の約8割(目安)以下の価格が見つかった
スペックスペックを並べて比較
RTX 5060はメモリバス128bitを据え置いたまま、GDDR6からGDDR7に変えて帯域を引き上げました。CUDAコアも3,072から3,840へ約25%増えています。
| 項目 | RTX 4060 | RTX 5060 |
|---|---|---|
| GPU・世代 | AD107(Ada Lovelace) | GB206(Blackwell) |
| CUDAコア | 3,072 | 3,840(約25%増) |
| VRAM | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR7 |
| メモリ帯域 | 272GB/s(128bit) | 448GB/s(128bit・約65%増) |
| 消費電力(TGP) | 115W | 145W(30W増) |
| フレーム生成 | DLSS 3(最大2倍) | マルチフレーム生成(最大4倍。DLSS 4.5で5倍・6倍も) |
| 発売・MSRP | 2023年6月・$299 | 2025年5月・$299 |
※スペックはNVIDIA公式のRTX 5060ファミリーのページに基づきます。
RTX 5060は帯域こそ大きく広がったものの、容量は4060と同じ8GBです。重いタイトルの高画質テクスチャや1440p以上では、どちらもVRAM不足で伸び悩む場面があります。詳しくはRTX 5060 8GB VRAMの実態で扱っています。
性能差1080p・1440pの性能差はどれくらいか
レビューでの平均差は、1080pでおよそ2〜3割です。XDA Developersの集計では1080pで平均約29%、1440pで約22%の差でした。ゲーム別の実測では差の幅が広く、次の表のように1割台後半から3割強まで散らばります。
| ゲーム・解像度 | RTX 4060 | RTX 5060 |
|---|---|---|
| Mount & Blade II: Bannerlord 1080p | 155fps | 194fps(+25%) |
| Rainbow Six Extraction 1080p | 176fps | 204fps(+16%) |
| Assassin’s Creed Mirage 1440p | 70fps | 87fps(+24%) |
| Mount & Blade II: Bannerlord 1440p | 105fps | 138fps(+31%) |
| Final Fantasy XIV: 黄金のレガシー 1440p | 約86fps | 約100fps(+16%) |
※数値はClub386の比較検証(Ryzen 9 7950X3D環境・アップスケーリングなし)です。平均差はXDA Developersの比較によります。ドライバ・パッチ・CPUで数値は変わるため、目安としてご覧ください。
軽いeスポーツ系やCPU負荷の高いタイトルでは、GPUを換えても差は1割台後半にとどまります。逆にGPUが律速になる重いタイトルでは3割前後まで開きます。体感の差を決めるのは、遊ぶゲームがどちらに近いかです。
DLSSフレーム生成の世代差
描画性能の差は2〜3割ですが、DLSSの機能差はそれ以上に大きく開いています。超解像は両者とも最新のDLSS 4.5(第2世代Transformerモデル)が使え、画質面の恩恵は4060にも届きます。分かれるのはフレーム生成です。
| 機能 | RTX 4060 | RTX 5060 |
|---|---|---|
| 超解像(DLSS Super Resolution) | 対応(DLSS 4.5の第2世代Transformerモデル) | 対応(同) |
| フレーム生成 | 最大2倍(DLSS 3) | 最大4倍のマルチフレーム生成 |
| Dynamic MFG・5倍・6倍 | 非対応 | 対応(RTX 50シリーズのみ) |
※NVIDIAのDLSS 4.5発表に基づきます。Dynamic MFGと6倍モードの対象はRTX 50シリーズのみで、2026年春から順次提供されています。
生成フレームを増やしても、操作に対する反応はもとのfpsで決まります。ベースが60fps前後あると快適に使え、30fps台からの水増しは遅延が気になりやすくなります。FPSなど反応速度が勝負のゲームでは生成を使わず、シングルプレイの重いゲームで使うのが基本です。この差が活きるのは、240Hzなどの高リフレッシュレートモニターで重いゲームを遊ぶ場合です。
消費電力消費電力は30W増、電源は550Wで足ります
TGPはRTX 4060が115W、RTX 5060が145Wで、差は30Wです。NVIDIAの推奨電源はどちらも550Wなので、電源の買い替えは基本的に不要です。電気代の差は、1日3時間・年365日遊ぶとして約1,500円(30W×1,095時間×44.67円/kWh)が上限の目安で、価格差に比べれば小さな額です。
価格今の価格と、乗り換えの損益分岐
2026年10月5日時点で、RTX 5060は最安で約6.8万円、2番手でも約7.5万円です。一方、単体の新品RTX 4060は国内の価格比較でほとんど拾えず、見つかるのは完成品PCに載った構成が中心でした。新品で選べるのは実質RTX 5060だけです。
中古の4060を選ぶなら、性能が5060の約8割なので、価格も5060の約8割(約5.4万円)以下でなければ割高になります。DLSSのマルチフレーム生成や新品の保証も付かないため、この水準より安いかを基準にしてください。
4060からの乗り換えは、「RTX 5060の価格-4060の売却額」が実質負担です。たとえば売却額を3万円と仮定すると、負担は約3.8万円で、得られるのは平均2〜3割の性能向上です。売却額は相場で変わるので、フリマや買取の最新価格で計算し直してください。
- 144Hz以上のモニターで、重いゲームをフレーム生成込みで遊びたい
- 4060を相場で売れて、実質負担が3〜4万円台に収まる
- 1080pの重いタイトルで、60fpsを割る場面が気になっている
- 今のfpsに不満がなく、軽めのゲーム中心
- 換えるなら1440pまで見据えて16GBのカードにしたい
- 実質負担に対して2〜3割の向上は割に合わないと感じる
上位比較8GBの先を見るならRTX 5060 TiとRX 9060 XT
1440p以上を常用するなら、8GBの2枚はどちらも本命になりません。候補は、同じNVIDIAで16GB版のあるRTX 5060 Tiと、AMDのRX 9060 XT 16GBです。
| 候補 | 実売の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| RTX 5060 Ti 16GB | 約13万円台から | 1440pまで使い、DLSSのフレーム生成も使いたい。RTX 5060との違い |
| RX 9060 XT 16GB | 下のカードで確認 | VRAM 16GBとFSR 4を重視する。RTX 5060との違い |
※RTX 5060 Tiは2026年10月5日時点の最安の目安です。在庫や販路で変わるため、最新は各リンク先で確認してください。
おすすめこれから買うならこの構成
新品ならRTX 5060が基準です。予算を足せるならVRAM 16GBのRTX 5060 TiかRX 9060 XT、1080pで高fpsを狙うならCPUも見直すと効きます。グラフィックボードと、RTX 5060を載せた完成品を選びました。
グラフィックボード・CPUで選ぶ


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
完成品(BTO)で選ぶ
パーツ選びが面倒なら、RTX 5060を載せた完成品が早道です。さらに1440pまで見据える人向けに、16GB版のRTX 5060 TiやRX 9060 XTを載せた構成も選びました。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
新品で選ぶならRTX 5060です。1080pで平均2〜3割速く、フレーム生成も4倍・6倍に届く一方、VRAM 8GBは4060と同じなので1440p以上には向きません。手持ちの4060は、実質負担と性能向上を比べて見合わなければ急ぐ必要はありません。1440pを見据えるなら、最初からVRAM 16GBのRTX 5060 TiかRX 9060 XTを選ぶのが近道です。詳しい単体の評価はRTX 5060 単体レビューで確認できます。








