RTX 5060の8GBは2026年に足りない?VRAMの壁を実測データで徹底検証【2026年4月最新】

(更新: 2026.6.14)
RTX 5060の8GBは2026年に足りない?VRAMの壁を実測データで徹底検証【2026年4月最新】

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5月12日 更新RTX 5060 Ti 16GB は GDDR7 供給不足で品薄継続中。RTX 5060 Ti 8GB は 供給停止+9GB VRAM 版計画 も報道され、選択肢の変動が大きい時期です。Intel TSNC(VRAM 18倍圧縮)の登場で将来的な緩和も期待されています。
2026年 VRAM問題 実態調査
RTX 5060の8GBは
2026年に足りない?

RTX 5060(無印)のVRAMは8GBのみ——16GBモデルは存在しません。RTX 5060 Ti 8GBと16GBの実測ベンチマークでは、1440p Ultraで最大39.6%の性能差が発生。海外の著名レビューメディアがNVIDIAがレビュー解禁を意図的に遅らせた「禁じられた8GBレビュー」を独自公開し、波紋を呼びました。$299という価格の裏に何があるのか、2026年の重量級ゲームのVRAM消費データとともに解説します。

RTX 5060 = 8GB固定1440p Ultraで最大39.6%差禁じられた8GBレビュー5060 Ti 16GB 廃番の噂
8GBRTX 5060 固定
16GB モデル無し
39.6%1440p Ultra 性能差
5060 Ti 8GB vs 16GB
16GB
廃番?
RTX 5060 Ti 16GB
GDDR7 不足で品薄
RTX 5060 ラインナップ整理
RTX 5060
8GB GDDR7
16GBなし・一択
¥55,800〜
128-bit / ~448GB/s
CUDAコア: 3,840
RTX 5060 Ti (8GB)
8GB GDDR7
¥69,800〜
128-bit / ~672GB/s
CUDAコア: 4,608
RTX 5060 Ti (16GB)
16GB GDDR7
¥96,000〜
128-bit / ~672GB/s
廃番の噂あり
2026年4月・状況アップデート
RTX 5060 Ti 16GBが品薄に——GDDR7供給不足で選択肢がさらに狭まる

2026年4月時点で、RTX 5060 Ti 16GB は GDDR7 供給不足により市場から徐々に姿を消しつつあります。一方 RTX 5060 Ti 8GB を PCIe 4.0 環境(Ryzen 5000系 / Intel 12世代以前)で使うと平均6〜14%の性能低下が発生することも判明しました。さらに NVIDIA は DLSS 4.5 で Super Resolution Transformer を第2世代に更新していますが、VRAM 不足の問題は DLSS 4.5 では解決しません。本記事のデータは2026年4月時点の実測情報を反映しています。

目次

NVIDIAが封印した「8GBレビュー」——海外メディアが暴いた不都合な事実

RTX 5060 Tiが発売された際、NVIDIAはメディアへのレビュー解禁を「16GBモデルのみ」に限定しました。8GBモデルのサンプルはほぼ配布されず、レビュー解禁日にベンチマークデータが出回ることもありませんでした。

これに対し複数の海外レビューメディアが独自入手した8GBモデルを使い、「Forbidden Review(禁じられたレビュー)」と題して8GBモデルの実測を公開。その結果が業界に衝撃を与えました——1440p Ultraの重量級タイトルで16GBモデルに最大82%の差がつくケースが判明したのです。

なぜNVIDIAは8GBのレビューを遅らせたのか
NVIDIAの公式回答は「ドライバ最適化中」でしたが、複数の海外レビューメディアはこれを「8GBモデルの弱点をできるだけ後回しにするマーケティング戦略」と批判。8GBモデルには積極的な公開を避けた理由があったと見られています。

8GB vs 16GB 解像度別フレームレート差(実測)

RTX 5060 Ti 8GBと16GBの実測データをもとにした比較です。「8GBと16GBは中身が同じGPU」なので、差が出るのは純粋にVRAM容量の違いだけです。

解像度 / 設定平均fps差
(8GBが遅い)
1%ロー差実態
1080p Medium / High約2〜3%ほぼ同等問題なし
1080p Ultra約5〜8%軽微な差概ね快適
1440p Medium / High(RTなし)11〜18%やや大きい差差が出始める
1440p Ultra(RTあり)最大39.6%スタッター頻発深刻な差
4K Ultra約42%実用不可レベル使用非推奨

※ RTX 5060 Ti 8GB vs 16GBの実測比較(複数の海外レビューメディアの集計)。RTX 5060(無印)の8GBも同様の傾向を示します。

「1%ロー」が重要な理由
平均fpsが近くても、VRAMがあふれるとエリア移動時に2〜3秒フリーズしたり、テクスチャがポップインしたりする症状が発生します。STALKER 2では8GBカードで新マップ突入時に67fps→23fpsへ急落する事例が報告されています。「平均fps差は小さいのに体感がひどい」という現象はVRAMオーバーが原因です。

重量級ゲームのVRAM消費量と8GBでの実態

2025〜2026年の重量級タイトルを1440p High〜Ultra設定でプレイした場合のVRAM消費量と、8GBカードでの挙動をまとめました。

ゲーム1440p High
VRAM使用量
1440p Ultra
VRAM使用量
8GBでの判定
DOOM: The Dark Ages
(RTオン必須)
約11.5GB約11.5GB 不足
テクスチャ品質を下げれば動作可
Cyberpunk 2077
(RTなし)
約8.5GB約8.7GB ギリギリ
RTX 50系のDLSS MFGで逃げ場なし
Cyberpunk 2077
(RT Ultra)
約11GB約12GB 大幅不足
8GBでRTは実用外
モンスターハンターワイルズ
(Highテクスチャ)
約12.4GB約14GB+ 不足
Mediumまで下げれば動作可
STALKER 28〜10GB
(スパイクあり)
10GB+ フリーズ頻発
エリア移動時に急落
バイオハザード レクイエム
(RTあり)
約8〜9GB約10GB+ High設定ならギリギリ
RTオフ1080pなら安定
原神 / ブルーアーカイブ
(軽量タイトル)
3〜5GB4〜6GB 余裕あり
8GBで十分

※ 各ゲームのVRAM使用量は1440p設定時の実測ピーク値の目安。環境や設定により変動します。

8GBで快適に遊べるゲーム、無理なゲーム

RTX 5060(8GB)で2026年のゲームをどこまで快適に遊べるか、プレイスタイル別に整理しました。

OK 8GBで快適
  • 原神・スターレイル・ブルーアーカイブなどの軽量タイトル
  • フォートナイト / VALORANT / Apex Legends(1080p〜1440p High)
  • エルデンリング(1440p High以下)
  • FF14(最高設定でも5〜6GB前後)
  • モンスターハンターワイルズ(1080p High設定)
  • Cyberpunk 2077(1080p High・RTなし)
MID 設定を妥協すれば遊べる
  • DOOM: The Dark Ages(テクスチャ品質を下げた1080p)
  • Cyberpunk 2077(1440p High・RTなし)
  • バイオハザード レクイエム(1080p High・RTなし)
  • アサシンクリード シャドウズ(1080p High)
NG 8GBでは厳しい
  • モンスターハンターワイルズ(1440p Ultra・Highテクスチャ)
  • DOOM: The Dark Ages(1440p Ultra Nightmare)
  • Cyberpunk 2077(RTあり・任意解像度)
  • STALKER 2(1440p以上)
  • Indiana Jones and the Great Circle(1440p Ultra)

結論——RTX 5060(8GB)を買っていい人、避けるべき人

RTX 5060(無印)の8GBは「フルHD専用GPU」として見れば価格帯なりの性能があります。しかし「1440p以上でも使いたい」「RTを活用したい」「今後2〜3年使い続けたい」という用途には、明確な弱点があります。

なお、Intelは GDC 2026 で VRAM使用量を最大18倍削減する新技術 TSNC を発表しており、将来的にはVRAM 8GB問題の緩和が期待されています。詳しくはIntel TSNC解説記事をご覧ください。

BUY RTX 5060(8GB)でOK
  • 1080p High設定がメインで、フルHDモニターから変える予定がない
  • FPS系・軽量タイトルが中心(Apex、VALORANT、原神など)
  • 予算を5万円台に抑えたい
  • MFGを使って1080p 高フレームレートを狙いたい
検討 RTX 5060 Ti 16GBを検討すべき
  • 1440pで重量級タイトルを高設定で遊びたい
  • Cyberpunk 2077・MHWilds・DOOMなどRT対応タイトルが好き
  • 購入後2〜3年以上使い続けたい
  • RTX 5060 Ti 16GBは廃番の噂があり、在庫があるうちが最後の選択肢かもしれない
ALT RX 9060 XTという選択肢
  • RX 9060 XT は8GBと16GBの2モデルが存在
  • FSR 4(RDNA 4専用)でDLSS 4.5に近い品質を実現
  • 16GBモデルは約7万円台前半で、RTX 5060 Ti 16GBより入手しやすい
  • DLSSが必須でなければ有力な代替選択肢

VRAM 8GB / 16GB 別 おすすめグラフィックボード

記事のデータをもとに、用途別に4モデルを選定しました。8GB を選ぶ場合はフルHD用途限定、1440p 以上ならVRAM 16GB 搭載モデルが現実解です。

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MSI RTX 5060 8G VENTUS 2X OC
FHD専用おすすめ
MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC
1080p High 設定・軽量タイトル中心なら 8GB で十分。DLSS 4.5 MFG 対応・145W の省電力で FHD 専用ビルドに最適。1440p 以上の重量級タイトルでは VRAM 不足が顕在化するため、用途を割り切れる人向け。
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ASUS DUAL-RTX5060TI-O16G
DLSS 4.5 + VRAM 16GB
ASUS DUAL GeForce RTX 5060 Ti OC 16GB
RTX 5060 Ti 8GB とコア同一で VRAM だけ2倍。1440p 重量級で最大 39.6% の性能差を埋める選択肢。DLSS 4.5 Dynamic MFG 6X 対応で長期投資としても優位。GDDR7 供給不足で品薄なので、在庫があるうちが買い時です。
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玄人志向 RD-RX9060XT-E16GB/DF
最安 VRAM 16GB / AMD
玄人志向 RD-RX9060XT-E16GB/DF
FSR 4 対応・VRAM 16GB で 1440p 高設定も安定。RTX 5060 Ti 16GB より入手しやすく、価格も大幅に控えめ。「VRAM 16GB を最安で確保したい」「DLSS 必須ではない」AMD 派の本命選択肢です。
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VRAM 16GB 搭載 おすすめ BTO ゲーミングPC

自作の手間をかけたくない方向けに、本記事の結論「**VRAM 16GB 以上が安心**」を反映した BTO 4社を 1機種ずつ選定しました。

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32万円台 / VRAM 16GB エントリー
arkhive GC-A7G56M(9700X + RTX 5060 Ti 16GB)
9700X + RTX 5060 Ti 16GB + Crucial DDR5-5600 32GB + Kingston 2TB SSD。VRAM 16GB を完成品で最安に確保できるBTO。1440p Ultra で重量級タイトルも安定動作、本記事の結論を最も安く実現する構成です。
¥319,800(税込)
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OZ GAMING P40 Prism RX 9070 XT
36万円台 / AMD 統一 16GB
OZ GAMING P40 Prism(9800X3D + RX 9070 XT 16GB)
9800X3D + RX 9070 XT 16GB の AMD 統一構成。FSR 4 + RDNA 4 で 1440p 重量級も余裕、RTX 5060 Ti 16GB の品薄問題を回避しつつ VRAM 16GB を確保。DLSS にこだわらない AMD 派の本命です。
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¥949,800〜
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よくある質問

RTX 5060(8GB)で 2026 年のゲームは何が遊べますか?

1080p High 設定の軽量〜中量級タイトルは余裕です。Apex Legends・VALORANT・原神・FF14・エルデンリング(1440p High 以下)などは 8GB で快適。一方、DOOM Dark Ages・MHWilds・Cyberpunk RT・STALKER 2 などの 1440p Ultra は VRAM 不足でテクスチャ落ち・スタッターが発生します。8GB は「フルHD専用 GPU」として割り切る前提が現実的です。

RTX 5060 Ti 16GB は本当に廃番になるのですか?

2026年4月時点で GDDR7 供給不足により品薄が継続し、生産縮小の噂が広がっています。NVIDIA からの公式な廃番アナウンスはありませんが、RTX 50 Super シリーズの登場(Q3予定)で 5060 Ti 16GB が事実上置き換えられる可能性が高い。「VRAM 16GB を NVIDIA で確保したい」なら 在庫があるうちが買い時です。

RX 9060 XT 16GB と RTX 5060 Ti 16GB はどっちがいい?

用途次第ですが、コスパなら RX 9060 XT 16GB(¥6〜7 万円)が有利。FSR 4(RDNA 4 ML)は DLSS 4.5 にほぼ並ぶ品質で、価格は RTX 5060 Ti 16GB(¥11 万円台)より大幅に安い。DLSS Multi Frame Generation(4倍/6倍)が欲しいなら RTX 5060 Ti 16GB、純粋なゲーム性能とコスパなら RX 9060 XT 16GB という棲み分けです。

PCIe 4.0 マザーで RTX 5060 / 5060 Ti 8GB を使うと問題はありますか?

あります。Ryzen 5000系 / Intel 12世代以前の PCIe 4.0 環境で RTX 5060 Ti 8GB を使うと、VRAM オーバーフロー時に PCIe 経由のメモリ転送がボトルネックになり、平均 6〜14% の追加性能低下が発生します(PCIe 4.0 → 5.0 で帯域 2倍)。8GB カードを古い CPU 環境で使うと VRAM 不足の悪影響が更に拡大するため、組み合わせには注意が必要です。

DLSS 4.5 で VRAM 不足は解決しますか?

解決しません。DLSS 4.5 Super Resolution(アップスケーリング)は内部レンダリング解像度を下げることで GPU 負荷を減らしますが、テクスチャ品質や Frame Generation のフレームバッファは VRAM を消費します。Multi Frame Generation(4倍/6倍)はむしろ VRAM 消費が増える方向で、8GB カードでは MFG を有効化すると更にスタッターが悪化する場合も。VRAM 不足は容量で解決するしかないのが現実です。Intel TSNC のようなニューラルテクスチャ圧縮が将来の解決策候補です。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。