PCゲームのセーブデータ場所と管理|Ludusavi活用・バックアップ・PC移行・クラウド同期を完全解説【2026年版】

(更新: 2026.6.3)
PCゲームのセーブデータ場所と管理|Ludusavi活用・バックアップ・PC移行・クラウド同期を完全解説【2026年版】

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「数十時間プレイしたセーブデータが消えた」――PCゲーマーにとって、これほど精神的ダメージの大きいトラブルはありません。SSD故障、Windowsアップデート、MOD導入のミスなど原因はさまざまですが、適切にバックアップしていれば回避できるケースがほとんどです。

PCゲームのセーブデータは、ゲームごとに保存場所がバラバラです。AppDataの奥深くに隠されていたり、Documentsフォルダに入っていたり、Steamのクラウドに自動同期されていたり。まず「どこに保存されているか」を知らないと、バックアップも移行もできません。

この記事では、セーブデータの保存場所を30秒で特定する方法から、クラウドセーブの仕組み、バックアップの具体的な手順、PC買い替え時の移行フロー、よくあるトラブルの解決策までをまとめています。セーブデータの管理を一度きちんと整えておけば、今後どんなトラブルが起きても慌てずに済みます。

SAVE DATA GUIDE
PCゲームのセーブデータ
場所・管理・バックアップ
保存場所の特定から移行・復旧まで完全網羅
保存場所一覧クラウド同期バックアップPC移行
目次

セーブデータの保存場所一覧

PCゲームのセーブデータは、タイトルによって保存先がまったく異なります。まずは主要な保存先を把握しておきましょう。

AppData\Local
%LOCALAPPDATA%\ゲーム名\
UE4/UE5系(パルワールド、鉄拳8 等)
AppData\Roaming
%APPDATA%\ゲーム名\
マインクラフト、Stardew Valley 等
AppData\LocalLow
%USERPROFILE%\AppData\LocalLow\
Unity系(Valheim、Lethal Company 等)
Saved Games
%USERPROFILE%\Saved Games\
比較的新しいタイトル
Documents\My Games
Documents\My Games\
スカイリム、Fallout 4、Starfield 等
Steam userdata
Steam\userdata\[SteamID]\[AppID]\remote\
Steamクラウド対応タイトル全般
インストールフォルダ内
ゲームのインストール先直下
古いタイトル、一部インディーズ

特に注意が必要なのはAppData系のフォルダです。Windowsのデフォルト設定では隠しフォルダになっているため、エクスプローラーで直接見えません。アドレスバーに%appdata%と入力するか、エクスプローラーの「表示」タブから「隠しファイル」にチェックを入れてください。

Steam userdataのSteamIDとAppIDについて

userdataフォルダの中にある数字のフォルダがあなたのSteamIDです。複数アカウントを使っていなければ1つしかないので迷うことはありません。その中にゲームごとのAppIDフォルダがあり、remoteフォルダの中にセーブデータが入っています。AppIDはSteamストアのURL末尾の数字で確認できます。

セーブ場所を30秒で特定する方法

ゲームごとにセーブデータの場所が違うのは面倒ですが、特定する方法はかんたんです。

方法1|PCGamingWikiで検索する(最速)

PCGamingWikiは、PCゲームの技術情報を網羅したコミュニティサイトです。ゲーム名で検索すると、各タイトルのページに「Save game data location」というセクションがあり、Windows / macOS / Linux それぞれのセーブデータの場所が記載されています。

19,000タイトル以上の情報が収録されていて、メジャーなゲームであればまず見つかります。セーブデータの場所を調べる最初の手段として覚えておいてください。

方法2|Steamの「ローカルファイルを参照」から探す

インストールフォルダ内にセーブデータがあるタイプのゲームなら、Steamライブラリでゲームを右クリック → 管理ローカルファイルを参照で直接フォルダが開きます。

ただし前述のとおり、多くのゲームはAppDataやDocumentsにセーブを保存するため、インストールフォルダ内にはセーブがないことも多いです。その場合はPCGamingWikiを使いましょう。

方法3|AppDataフォルダを直接探索する

PCGamingWikiにも載っていないマイナータイトルの場合、手動で探すことになります。

Windowsの「ファイル名を指定して実行」(Win + R)で以下のパスを開き、ゲーム名に近いフォルダがないか確認してください。

よく使う環境変数
%APPDATA%          → C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming
%LOCALAPPDATA%     → C:\Users\ユーザー名\AppData\Local
%USERPROFILE%      → C:\Users\ユーザー名

開発元やパブリッシャー名のフォルダの中にセーブが入っていることもあります(例: %LOCALAPPDATA%\Larian Studios\ にバルダーズ・ゲート3のセーブがある)。ゲーム名だけでなく開発元の名前でもフォルダを探してみてください。

クラウドセーブの仕組みと各ストアの対応状況

最近のPCゲームはクラウドセーブに対応していることが多く、意識しなくてもセーブデータが自動でバックアップされています。ただし、ストア(ランチャー)ごとに仕組みや対応範囲が異なるため、違いを把握しておきましょう。

Steam
対応率 高い

Steamクラウドは対応タイトルが最も多く、起動するだけで自動同期されます。対応状況はゲームのプロパティ → 一般「Steamクラウドにセーブデータを保存する」で確認できます。

ローカルコピーはSteam\userdata\[SteamID]\[AppID]\remote\に保存されており、クラウドとローカルに差分がある場合はダイアログで選択できます。

Epic Games
対応タイトルのみ

Epicもクラウドセーブに対応していますが、対応はタイトルごとです。ストアページに「クラウドセーブ」の表記があるゲームのみ使えます。保存場所はゲームごとに異なり、Steamのように統一された場所はありません。

Xbox / Game Pass
直接アクセス困難

Xbox Game Pass(Microsoft Store)のゲームはUWPサンドボックス内にセーブデータが保存され、暗号化されているため直接アクセスが非常に困難です。クラウド同期は自動で行われますが、手動バックアップはほぼできません。

同じゲームをSteam版に乗り換える場合、セーブデータの互換性がないことがほとんどです。

GOG Galaxy
対応率 高い

GOG Galaxyクライアント経由でクラウドセーブに対応しています。GOGのゲームはDRMフリーのため、セーブデータの場所も明確でアクセスしやすいのが利点です。PCGamingWikiとの相性も良好です。

クラウドセーブ対応でもバックアップは必要?

クラウドセーブがあっても、MOD環境のセーブは同期されないことがあります。また、クラウドとローカルの競合で古いセーブが上書きされるトラブルも起こりえます。大事なセーブデータは、クラウドとは別に手元でバックアップしておくのが安全です。

バックアップ方法3選

セーブデータのバックアップ方法は、手間と自動化のバランスで3段階に分かれます。

方法1|手動コピー(最も確実)

セーブデータのフォルダをそのままUSBメモリやクラウドストレージにコピーする方法です。技術的な知識は不要で、フォルダの場所さえわかっていれば誰でもできます。

1

前のセクションで紹介した方法でセーブデータのフォルダを特定します。

2

フォルダごとコピーして、USBメモリ・外付けSSD・Google Drive・OneDriveなどPC本体とは別の場所に保存します。

3

復元するときは、コピーしたフォルダを元の場所に上書きするだけです。

欠点は「忘れると意味がない」ことです。大型アップデートやMOD導入の前など、区切りのタイミングで手動バックアップする習慣をつけましょう。

方法2|Ludusavi(自動検出・一括バックアップ)

Ludusaviは、PCゲームのセーブデータを自動検出して一括バックアップできるオープンソースツールです。19,000タイトル以上のセーブデータの場所がデータベースに登録されており、インストール済みのゲームを自動で検出してくれます。

1

GitHubのリリースページからインストーラーをダウンロードして実行します。

2

起動すると自動的にPCをスキャンし、セーブデータが見つかったゲームが一覧表示されます。「Back up all」を押すだけで、すべてのセーブデータをまとめてバックアップできます。

3

復元も同様に、Ludusaviの「Restore」画面からワンクリックで実行できます。バックアップ先のフォルダを変更することも可能です。

複数ゲームのセーブデータを一度にバックアップでき、どのゲームのセーブがどこにあるかを意識する必要がないのが最大のメリットです。無料で使えるので、セーブデータの管理が面倒な人にはこれが一番おすすめです。

方法3|クラウドストレージと連携する

OneDriveやGoogle Driveのフォルダ同期機能を使えば、セーブデータを自動的にクラウドへバックアップできます。

たとえばOneDriveでは、Documentsフォルダのバックアップを有効にすると、Documents\My Games\配下のセーブデータ(スカイリム、Fallout 4、Starfield等)が自動で同期されます。

クラウドストレージ連携の注意点
  • OneDriveでDocumentsを同期すると、一部のゲームでパスが変わり起動エラーになることがあります
  • AppData配下のセーブデータはデフォルトでは同期対象外です
  • 大量のセーブデータを同期するとストレージ容量を圧迫する場合があります

手軽さは方法3が最も優れていますが、すべてのセーブを網羅できるわけではありません。「Documents内のセーブはOneDriveで自動同期、それ以外はLudusaviで定期バックアップ」という組み合わせが現実的です。

PC買い替え時のセーブデータ移行フロー

新しいPCを買ったとき、ゲームの再インストールは必要ですが、セーブデータは正しく移行すればプレイ状況をそのまま引き継げます。

クラウドセーブ対応のゲーム

Steam・Epic・GOGなどのクラウドセーブに対応しているゲームは、新PCで同じアカウントにログインするだけで自動的にセーブデータが同期されます。特別な操作は不要です。

ゲームを初回起動すると、クラウドからセーブデータがダウンロードされてそのまま続きからプレイできます。

クラウド非対応のゲーム

クラウドに対応していないゲームは手動で移行する必要があります。

1

旧PCでセーブデータのフォルダを特定し、USBメモリや外付けSSDにコピーします。Ludusaviを使えば対象ゲームのセーブを一括で抽出できます。

2

新PCでゲームをインストールし、一度起動してセーブフォルダが生成されるのを確認します。

3

ゲームを終了してから、バックアップしたセーブデータを該当フォルダに上書きコピーします。次回起動時にセーブが反映されます。

異なるストア間の移行について
  • Xbox Game Pass版 → Steam版など、異なるストア間ではセーブデータの互換性がないことがほとんどです
  • 一部のゲーム(サイバーパンク 2077など)はストアをまたいでセーブを共有できますが、例外的です
  • 同じストア内での移行であれば、基本的にセーブデータはそのまま使えます

トラブルシューティング

セーブデータに関するトラブルと対処法をまとめます。

Steamクラウドの同期で競合が発生した

ローカルとクラウドのセーブデータに差分がある場合、Steamがダイアログで「どちらを使うか」聞いてきます。

  • まずタイムスタンプを確認して、新しいほうを選ぶのが基本です
  • 判断に迷ったら、先にローカルのセーブデータを手動バックアップしてから選択すると安全です
  • Steamの設定で一時的にクラウド同期をオフにして、ローカルのセーブを確認してから再度オンにする方法もあります
セーブデータが消えた・見つからない
  • Steam対応ゲームならSteam\userdata\内に自動バックアップが残っている可能性があります
  • Steamウェブ版のクラウドストレージからファイルをダウンロードできる場合もあります
  • Windowsの「以前のバージョン」機能(フォルダを右クリック → プロパティ → 以前のバージョン)で復元できることがあります。ただしシステムの復元ポイントが有効になっている必要があります
MOD導入後にセーブが読み込めなくなった

MODによっては、セーブデータに不可逆な変更を加えるものがあります。

  • MOD導入前に必ずセーブデータをバックアップしてください。これが唯一の確実な予防策です
  • 読み込めなくなった場合、MODをすべて外した状態で起動してみてください。MOD管理ツール(Vortex等)で一括無効化できます
  • それでもダメならバックアップから復元します
アップデート後にセーブが非互換になった

まれにゲームのアップデートでセーブデータの形式が変わり、以前のセーブが使えなくなることがあります。

  • Steamなら、ゲームのプロパティ → ベータタブから旧バージョンに戻せる場合があります
  • 開発元がセーブの互換性を修正するパッチを出すこともあるため、公式アナウンスをチェックしてください
  • 早期アクセスのゲームは特にこのリスクが高いため、大型アップデート前のバックアップを習慣にしましょう

よくある質問

Steamのクラウドセーブは容量制限がありますか?
ゲームごとに開発者が上限を設定しています。多くのゲームでは1GB程度で、通常のプレイでは上限に達することはまずありません。ただし大量のMODデータをセーブに含む場合は注意が必要です。
セーブデータのフォルダをOneDriveに移動しても大丈夫ですか?
OneDriveのDocuments同期は便利ですが、一部のゲームでパスの変更により起動エラーが発生する報告があります。特にAppData配下のセーブを無理に移動するのは避けてください。Ludusaviでバックアップ先をクラウドストレージに指定するほうが安全です。
Xbox Game Passのゲームのセーブデータを手動でバックアップできますか?
Xbox Game Pass(Microsoft Store)のゲームはUWPサンドボックス内に暗号化して保存されるため、手動バックアップは非常に困難です。基本的にはXboxクラウドの自動同期に頼ることになります。同じゲームがSteam版でも販売されている場合、セーブの互換性はないことがほとんどです。
Ludusaviは無料ですか?安全ですか?
完全無料のオープンソースソフトウェアで、GitHubでソースコードが公開されています。PCGamingWikiのデータベースを利用しており、ゲーマーコミュニティからの評価も高いツールです。
Windows再インストール後にセーブデータを復旧できますか?
事前にバックアップしていなかった場合、Steamクラウドに対応しているゲームはログインするだけで復旧できます。非対応のゲームについては、Windowsの再インストールでAppDataやDocumentsが初期化されていると復旧は困難です。データ復旧ソフトで取り出せる可能性はゼロではありませんが、確実ではありません。

セーブデータを物理的に守る|メイン用NVMe SSDと大容量バックアップHDDの本命2機種

Ludusaviでバックアップを取るにも、PC買い替え時にセーブを移すにも、頼りになるのは結局「物理ストレージ」です。メインPC側で容量と高速性を確保するNVMe SSD、そして長期保管・MOD肥大化対策まで一手に引き受ける大容量HDDの2本立てが、PCゲーマーのセーブデータを物理的に守る最強の組み合わせです。記事内のクラウド+ローカル併用戦略を実行するための本命2機種を紹介します。

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まとめ

セーブデータの管理は「場所の把握」と「定期バックアップ」の2つだけ

保存場所の特定方法
  • PCGamingWiki — 19,000タイトル以上を網羅。まずここで検索
  • AppData系フォルダ — UE/Unity系の大半はここに保存される
  • Documents\My Games — Bethesda系タイトルの定番の場所

PCゲームのセーブデータ管理で最も重要なのは、「どこに保存されているか」を知っておくことです。場所さえわかっていれば、バックアップも移行もフォルダをコピーするだけで完了します。Ludusaviを導入しておけばセーブ場所を自分で調べる手間すら省けるので、まだ使っていない人はぜひ試してみてください。

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