LIAN LI UNI FAN SL FLEXとCL FLEX国内発売|8月7日・価格とWireless版との違い・接続方法を比較
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8月7日国内発売|価格・Wireless版との違い・接続方法を比較
出典:国内正規代理店アユート公式「UNI FAN SL FLEX」発売のお知らせ / 国内正規代理店アユート公式「UNI FAN CL FLEX」発売のお知らせにもとづきます。
複数のケースファンを連結して統一感のあるライティングを組みたいとき、ワイヤレス対応ファンは配線を減らせる一方で、専用コントローラーへの追加投資が必要になったり、マザーボード側のRGBソフトと同期できなかったりと、選択肢を狭めてしまう場合があります。
LIAN LIは2026年7月31日に新型120mmケースファン「UNI FAN SL FLEX」と「UNI FAN CL FLEX」を海外発売し、国内では正規代理店アユートを通じて2026年8月7日に発売します。SL FLEXは側面のインフィニティミラーと合計52個のLEDを備えた外観重視モデル、CL FLEXは最大77.34CFMの風量を確保したコストパフォーマンス重視モデルで、市場想定価格はSL FLEXが単品4,480円・3個パック12,980円、CL FLEXが単品3,480円・3個パック10,480円です。
この記事では、両モデルのスペックの違い、従来の「UNI FAN Wireless」シリーズとの実際の差、3個パックと単品どちらを選ぶべきかという購入判断、L-Connect 3とマザーボード直接制御それぞれの接続方法まで、アユート公式・LIAN LI公式の数値をもとに整理します。




目次
速報UNI FAN SL FLEXとCL FLEXの価格・発売日
UNI FAN SL FLEXとCL FLEXは、海外では2026年7月31日に発売されました。国内では正規代理店アユートを通じて、2026年8月7日に販売が始まります。ブラックとホワイトの2色展開で、通常ブレードとリバースブレードのどちらも同じ価格です。
| 製品 | 単品 | 3個パック | 発売日 |
|---|---|---|---|
| UNI FAN SL FLEX 120 | 4,480円 | 12,980円 | 2026年8月7日 |
| UNI FAN SL FLEX 120 Reverse Blade | 4,480円 | 12,980円 | 2026年8月7日 |
| UNI FAN CL FLEX 120 | 3,480円 | 10,480円 | 2026年8月7日 |
| UNI FAN CL FLEX 120 Reverse Blade | 3,480円 | 10,480円 | 2026年8月7日 |
2.4GHz通信を担うL-Wireless Controllerが付属するのは3個パックのみです。単品には付属しないため、初めてLIAN LIのワイヤレス対応ファンを購入する場合は注意してください。すでに対応するL-Wireless Controllerを所有している場合や、マザーボードのPWM端子とARGB端子だけで制御する場合は、単品でも運用できます。
共通仕様SL FLEXとCL FLEXの違い
SL FLEXとCL FLEXは、どちらも120mmクラスのファンで、ファン同士を横へスライドさせて連結できるデイジーチェーン方式を採用しています。ベアリングには、どちらもFluid Dynamic Bearing(FDB)が採用されています。大きく異なるのは、ライティングの構造、LED数、最大風量、価格です。
| 項目 | SL FLEX | CL FLEX |
|---|---|---|
| サイズ | 120×124.5×28mm | 120×124×28mm |
| 回転数 | 0、350〜2,000RPM | 0、250〜2,100RPM |
| 最大風量 | 66.5CFM | 77.34CFM |
| 最大静圧 | 2.5mmH2O | 2.52mmH2O |
| 最大騒音値 | 29dBA | 29.8dBA |
| LED数 | 52個 | 24個 |
| 側面デザイン | インフィニティミラー | ライン状ARGB |
| 単品価格 | 4,480円 | 3,480円 |
| 3個パック価格 | 12,980円 | 10,480円 |
数値は通常ブレードモデルのLIAN LI公式スペックです。実際の冷却性能や体感の静音性は、PCケースの通気性、ファンの設置位置、フィルター、ラジエーターの有無、回転数設定などによって変わります。
外観SL FLEXは両側面にインフィニティミラーを搭載
UNI FAN SL FLEXは、ファンフレームの両側面にインフィニティミラーを搭載しています。従来デザインにあった側面のアルミニウムプレートをインフィニティミラーへ置き換え、中央のシルバー装飾もブラックへ変更されました。2つの独立したライティングゾーンと合計52個のLEDを備えています。
ガラスパネル越しにファンの側面が見えるピラーレスケースでは、インフィニティミラーの効果を生かしやすくなります。フロント、サイド、ボトムに複数のファンを並べ、見た目を統一したい場合に向いたモデルです。
通常ブレードモデルの回転数は0、350〜2,000RPMで、最大風量は66.5CFM、最大静圧は2.5mmH2O、最大騒音値は29dBAです。CL FLEXより最大風量は控えめですが、ケースファンとして極端に低い性能ではありません。外観と冷却性能のバランスを取りたい人に適したモデルです。
実用性CL FLEXは価格と風量を重視したモデル
UNI FAN CL FLEXは、インフィニティミラーを省き、ファンブレードと側面のライン状ARGBライティングを採用したモデルです。LED数は24個で、SL FLEXの52個より少なくなっています。その代わり、国内価格は単品で1,000円、3個パックで2,500円安く設定されています。
通常ブレードモデルの回転数は0、250〜2,100RPM、最大風量は77.34CFM、最大静圧は2.52mmH2Oです。最大風量と最大静圧は、どちらもSL FLEXを上回っています。
PCケース前面のメッシュやダストフィルターを通して多くの空気を取り込みたい場合は、CL FLEXの方が選びやすいでしょう。ライティングは欲しいものの、インフィニティミラーや大量のLEDまでは求めない人にも向いています。
SL FLEXとCL FLEXを3個ずつ使用した場合、価格差は2,500円です。ボトム・サイド・トップなどに合計9個設置すると、同じ数量でも7,500円の差になります。多ファン構成では、CL FLEXの価格面のメリットが大きくなります。
制御方式FLEXはWireless版と何が違うのか
UNI FAN SL FLEXとCL FLEXは、従来のUNI FAN SL Wireless・CL Wirelessと同じL-Wirelessエコシステムへ接続できます。ただし、FLEXシリーズは新しいFLEX Receiverを採用し、L-Connect 3によるワイヤレス制御だけでなく、マザーボードのPWM端子と5V 3ピンARGB端子を利用した直接制御も選べます。
| 項目 | FLEXシリーズ | 従来Wirelessシリーズ |
|---|---|---|
| 給電 | 4ピンPWM経由 | 4ピンPWM経由 |
| 無線制御 | 対応 | 対応 |
| 制御ソフト | L-Connect 3 | L-Connect 3 |
| マザーボードARGB同期 | FLEX Receiverで対応 | モデルとレシーバー構成による |
| コントローラー | 3個パックに付属 | 3個パックなどに付属 |
| LCDモデル | SL FLEX・CL FLEXにはなし | SL WirelessにはLCDモデルあり |
| 1グループの接続数 | 最大4基 | SL Wirelessは最大4基 |
| ファン間接続 | スライド式デイジーチェーン | スライド式デイジーチェーン |
2.4GHz通信でワイヤレス化されるのは、主に回転数やARGBライティングを制御するための信号です。ファンを回転させ、LEDを点灯させる電力は、FLEX Receiverに接続した4ピンPWMケーブルなどから供給されます。FLEXシリーズもWirelessシリーズも「完全なケーブルレスファン」ではなく、複数のファンを連結してグループごとの制御ケーブルを減らせる製品と考えるのが正確です。
世代差SL FLEXとSL Wirelessの違い
SL FLEXは、従来のSL Wireless(非LCDモデル)よりも側面のライティングが強化されています。SL Wirelessの非LCDモデルはLED数が40個で、最大風量65.4CFM、最大静圧2.19mmH2O、最大騒音値32dBAです。SL FLEXはLED数が52個へ増え、最大風量66.5CFM、最大静圧2.5mmH2O、最大騒音値29dBAとなっています。どちらもLIAN LI公式スペックですが、測定条件が完全に同じとは限らない点には留意してください。
| 項目 | SL FLEX | SL Wireless(非LCD) |
|---|---|---|
| 最大回転数 | 2,000RPM | 2,000RPM |
| 最大風量 | 66.5CFM | 65.4CFM |
| 最大静圧 | 2.5mmH2O | 2.19mmH2O |
| 最大騒音値 | 29dBA | 32dBA |
| LED数 | 52個 | 40個 |
| LCDモデル | なし | 別途LCDモデルあり |
| マザーボード直接同期 | FLEX Receiverで対応 | L-Wireless Syncの使用が基本 |
SL Wirelessには、1.6インチLCDを搭載したモデルも用意されています。LCDへ画像・動画・システム情報などを表示したい場合は、SL FLEXではなくSL Wireless LCDや、上位のLCD搭載FLEXシリーズを選ぶ必要があります。
互換性CL FLEXとCL Wirelessの違い
CL FLEXは、従来のCL Wirelessの基本デザインと性能を引き継ぎながら、新しいFLEX Receiverを同梱したモデルです。複数の海外メディアの報道によると、FLEX Receiverは既存のCL Wirelessファンとの後方互換性を持つとされています。すでにCL Wirelessを使用している環境へCL FLEXを追加したり、FLEX Receiverを使って構成を組み直したりしやすくなっています。
性能面では、標準ブレードの最大風量77.34CFM・最大静圧2.52mmH2O・最大騒音値29.8dBAは、CL WirelessとCL FLEXでほぼ共通です。回転数の上限だけは、CL Wirelessの0、250〜2,150RPMに対し、CL FLEXは0、250〜2,100RPMとわずかに低く設定されています。
今から新規に購入する場合は、マザーボード同期へ柔軟に切り替えられるCL FLEXの方が扱いやすいでしょう。すでにCL Wirelessを複数所有しており、同じ型番で環境を統一したい場合は、従来モデルを選ぶ余地もあります。
拡張FLEX Receiverとは
FLEX Receiverは、SL FLEXまたはCL FLEXのファングループへ接続する小型レシーバーです。4ピンPWM端子から電力を受け取り、L-Wireless Controllerとの通信やファンへの制御信号の伝達を担当します。1つのFLEX Receiverには、最大4基のSL FLEXまたはCL FLEXを接続できます。
ファン同士はスライド式のコネクターで連結するため、各ファンへPWMケーブルとARGBケーブルを1本ずつ接続する必要はありません。3基または4基を連結した場合でも、基本的にはグループの端にFLEX Receiverを取り付けて配線します。
単品モデルにも、LED FLEX Receiverと5V 3ピンARGBケーブルが付属します。3個パックには、これらに加えてL-Wireless Controllerと、PWMからSATA電源へ電力を分岐させるためのアダプターケーブルが付属します。
周辺機器L-Wireless Controllerとは
L-Wireless Controllerは、LIAN LIの対応機器へ2.4GHzの制御信号を送るUSB接続のコントローラーです。1台で最大10チャンネルを管理でき、UNI FAN FLEXシリーズ、UNI FAN Wirelessシリーズ、HydroShift IIシリーズ、Strimer Wireless、LANCOOL 217 INFやV150 INFなど対応するPCケースを、L-Connect 3からまとめて制御できます。
ここでいう10チャンネルは、ファン10基という意味ではありません。複数のファンを連結した1グループを1つのチャンネルとして扱う構成が基本です。SL FLEXまたはCL FLEXは1つのFLEX Receiverにつき最大4基まで接続できるため、PCケースのフロント3基・トップ3基・ボトム3基・リア1基といった構成を、グループごとに分けて管理できます。
L-Wireless Controllerは3個パックに付属します。すでにL-Wireless Controllerを所有している場合、追加するファンは単品でも構成できます。
手順SL FLEX・CL FLEXの接続方法
SL FLEXとCL FLEXには、L-Connect 3を使うワイヤレスモードと、マザーボードから直接制御するモードがあります。
付属のARGBケーブルの接続先は、5V 3ピンのアドレサブルRGB端子です。形状や電圧が異なる12V 4ピンの非アドレサブルRGB端子へ誤って接続すると、LEDが正常に点灯しない、あるいは故障につながる可能性があります。マザーボードのマニュアルで端子のピン数と電圧を確認してから接続してください。
選び方3個パックと単品どちらを買うべきか
初めてLIAN LIのL-Wireless対応ファンを購入する場合は、基本的に3個パックが適しています。3個パックにはL-Wireless Controller、LED FLEX Receiver、5V 3ピンARGBケーブル、PWM・SATA変換アダプターが含まれているため、L-Connect 3を使ったワイヤレス制御をそのまま始められます。
一方、単品にはL-Wireless Controllerが付属しません。すでに別のUNI FAN FLEXやUNI FAN Wireless、Strimer WirelessなどでL-Wireless Controllerを使用している場合や、マザーボードのPWM端子とARGB端子だけで制御する場合は、単品から導入する方が無駄を抑えられます。
| 製品 | 単品×3個 | 3個パック | 差額 |
|---|---|---|---|
| SL FLEX | 13,440円 | 12,980円 | 3個パックが460円安い |
| CL FLEX | 10,440円 | 10,480円 | 3個パックが40円高いが付属品あり |
SL FLEXは3個パックの方が安く、CL FLEXは3個パックの方がわずかに高くなります。ただし、CL FLEXの3個パックにはL-Wireless Controllerや電源アダプターが付属するため、CL FLEXを3基導入する場合も、すでにコントローラーを所有していなければ3個パックを選ぶ価値があります。
規格通常ブレードとリバースブレードの違い
SL FLEXとCL FLEXには、通常ブレードとリバースブレードがあります。通常ブレードは一般的なケースファンと同じ方向へ空気を送り、ファンのきれいな表側から吸気し、フレームを支える支柱がある裏側へ排気する構造が基本です。リバースブレードは空気の流れる方向を反転させており、ファンの表側をケース内部へ向けたまま外部から空気を取り込めるため、ボトム吸気やサイド吸気でも支柱の少ない面を見せられます。
| 項目 | 通常ブレード | リバースブレード |
|---|---|---|
| 最大風量 | 66.5CFM | 65CFM |
| 最大静圧 | 2.5mmH2O | 2.13mmH2O |
| 最大騒音値 | 29dBA | 31dBA |
※SL FLEXの公称スペック(LIAN LI公式)です。回転数はどちらも0、350〜2,000RPMです。
| 項目 | 通常ブレード | リバースブレード |
|---|---|---|
| 最大風量 | 77.34CFM | 72.73CFM |
| 最大静圧 | 2.52mmH2O | 2.38mmH2O |
| 最大騒音値 | 29.8dBA | 30.8dBA |
※CL FLEXの公称スペック(LIAN LI公式)です。回転数はどちらも0、250〜2,100RPMです。
通常ブレードより風量や静圧はわずかに下がるものの、ガラスパネル越しの見た目を統一しやすいのがリバースブレードのメリットです。ケース前面や上面から排気する場所には通常ブレード、ボトムや側面から吸気する場所にはリバースブレードを選ぶと、ファンの表側をケース内部へそろえやすくなります。
確認事項28mm厚のクリアランスを確認しておきたい
SL FLEXとCL FLEXの厚さは、どちらも28mmです。一般的な120mmケースファンで多い25mm厚より、約3mm厚くなっています。横幅もSL FLEXが124.5mm、CL FLEXが124mmと、120mmファンとしてはやや大きめです。
単体では小さな違いでも、ラジエーターと組み合わせる場合や、マザーボード上部・メモリ・VRMヒートシンク・GPUなどとの隙間が狭いケースでは干渉する可能性があります。たとえば360mmラジエーターに一般的な27mm厚ファンを組み合わせる場合、合計は約55mmです。ケース上部へ取り付ける際は、マザーボードやメモリとのクリアランスを事前に確認しておく必要があります。ファン同士を連結すると横幅もわずかに広くなるため、「120mmファンを3基搭載可能」と書かれたケースでも、周辺パーツの形状によっては余裕が少なくなる場合があります。
判断基準SL FLEXとCL FLEX、どちらを選ぶべきか
- ガラスパネル越しのライティングを重視し、インフィニティミラーの効果を生かしたい人
- ピラーレスケースや白いPCケースでファンの側面まで見せる構成を組みたい人
- LCDは不要で、無線制御とマザーボード同期を柔軟に切り替えたい人
- ファン数が少なく、SL Wirelessより価格差を感じにくい構成の人
- 価格、最大風量、配線の少なさを優先したい人
- ケース前面や側面の吸気ファンとして、エアフローを重視したい人
- RGBは欲しいが、インフィニティミラーほどの装飾は求めない人
- 6基・9基とファンを増やし、総額を抑えたい人
FAQよくある質問
総括まとめ|見た目重視ならSL FLEX、価格と風量重視ならCL FLEX
UNI FAN SL FLEXとCL FLEXは、LIAN LIのL-Wirelessエコシステムへ比較的安く参加できる120mmケースファンです。国内では2026年8月7日に発売され、SL FLEXは単品4,480円・3個パック12,980円、CL FLEXは単品3,480円・3個パック10,480円となります。
SL FLEXは、両側面のインフィニティミラーと52個のLEDを備えた外観重視のモデルです。CL FLEXは、最大77.34CFMの風量と安い価格を特徴とする実用性重視のモデルです。FLEXシリーズは有線専用ではなく、3個パック付属のL-Wireless Controllerを使えば、L-Connect 3から回転数とARGBを2.4GHzで制御できます。
従来Wireless版との大きな違いは、FLEX Receiverを通じて、L-Connect 3によるワイヤレス制御とマザーボードによる直接制御を選べることです。インフィニティミラーを生かしたピラーレスPCを組むならSL FLEX、ファンを6基以上設置して価格とエアフローを優先するならCL FLEXが有力な選択肢になります。
出典:本記事は以下の一次情報を基に執筆しています。



