Gen5 SSDのおすすめと買い時【2026年11月】国内最安の2TBは5.4万円から、Gen4との価格差はどこまで縮んだか
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2TBのGen5がGen4の人気モデルより安い。ただしロード時間は変わりません
Gen5 SSDが値下がりしていると聞いても、ゲーム用に買う価値があるのか、日本ではいくらなのかは分かりにくいものです。米国ではCorsairのMP700 Pro SE 4TBが180ドル引きの579ドルになりましたが、この値引きは日本の価格とは別の話です。
2TB以上を新しく買うなら、国内の通販でもGen5がGen4の人気モデルと同じ価格帯まで下がっています。2TBのLexar NM990は2026年11月3日夜の最安値が53,980円で、同じくDRAMを積まないWD_Black SN7100(58,926円)より4,946円安く、4TBでも8,820円安くなっています。1TBは逆で、Gen5はGen4より約5,000〜7,000円高いままです。
ゲームのロード時間はGen4とGen5でほとんど変わらないため、選ぶ基準は速度ではなく価格差と冷却です。Gen5を挿せるM.2スロットとヒートシンクがあり、2TB以上にする人だけがGen5を選べば足ります。
目次
結論先に結論|Gen5を選ぶ人とGen4で済ませる人
- 2TB以上で新しく買う、または増設する(2TBはNM990が最安のGen4より約7,000円高いだけ)
- CPU直結のGen5対応M.2スロットが空いていて、ヒートシンクを付けられる
- 動画編集や生成AIのモデルなど、大きなファイルを頻繁に書き込む
- 1TBで足りる(Gen5は約5,000〜7,000円高く、体感差もない)
- 空いているM.2スロットがGen4まで、またはGPUとレーンを分け合う2本目のスロット
- すでにGen4のSSDを使っていて、ロード時間に不満がない
価格2TBの国内最安値を比較|Gen5はGen4の中位と並ぶ
2TBは容量あたりの価格がもっとも安定する帯です。2026年11月3日夜の国内通販の最安値を安い順に並べると、Gen5のNM990(53,980円)がGen4のSN7100(58,926円)とSN850X(63,136円)より下に入ります。最安のGen4はCrucial P310の46,800円ですが、次点は59,080円まで開いていて、安く買える店が限られます。
| 2TBのモデル | 最安値(次点) | 仕様と向き |
|---|---|---|
| Crucial P310(Gen4) | 46,800円(59,080円) | Gen4の最安枠。次点との差が大きく、在庫は動きやすい |
| Lexar NM990(Gen5) | 53,980円(56,800円) | 読込14,000/書込10,000MB/s、DRAMなし(HMB)、1,500TBW、5年保証 |
| WD_Black SN7100(Gen4) | 58,926円(61,300円) | 最大7,250MB/s、DRAMなし(HMB)。Gen4の定番 |
| WD_Black SN850X(Gen4) | 63,136円(66,180円) | 最大7,300MB/s。DRAM搭載のGen4 |
| Lexar NM1090 PRO(Gen5) | 68,800円 | 読込14,000/書込13,000MB/s、DRAM搭載、1,400TBW、5年保証 |
| キオクシア EXCERIA G3(Gen5) | 68,980円 | 読込10,000/書込9,600MB/sのエントリー機 |
| WD_Black SN8100 ヒートシンク付き Gen5 | 72,980円(82,600円) | 読込14,900/書込14,000MB/s。ヒートシンク付き |
| Samsung 990 PRO(Gen4) | 76,980円 | 最大7,450MB/s。Gen4の上位 |
| WD_Black SN8100 ヒートシンクなし Gen5 | 89,800円 | ヒートシンク付きと同じ性能。付き版のほうが安い |
| Sandisk Optimus GX PRO 8100 Gen5 | 91,102円 | WD_Black SN8100の改名版。ヒートシンクなし |
| Samsung 9100 PRO(Gen5) | 99,800円(102,980円) | 最大14,700〜14,800MB/s、2GBのDRAM、1,200TBW、5年保証 |
※国内通販の最安値(税込)です。2026年11月3日夜の時点で、1店舗の在庫が切れるだけで数千円動きます。次点は2番目に安い価格で、掲載がないものは1つの価格だけでした。仕様はLexarは国内総代理店の発表、キオクシアはバッファローの製品ページ、Samsungは国内正規代理店の仕様表、ほかはメーカー表記のとおりです。

注目点は2つあります。1つ目は、同じSN8100でヒートシンク付き(72,980円)が、ヒートシンクなし(89,800円)より安い逆転が起きていることです。ヒートシンク付きを選べば、冷却と価格の両方で得をします。2つ目は、DRAMを積む上位機が高いことです。9100 PROはNM990の約1.8倍、NM1090 PROでも約1.3倍です。書き込みが少ないゲーム用途では、DRAMなしのNM990で足ります。
Amazonでは最安の通販店より高いことがあります。購入前に、下のおすすめ欄のカードの価格と見比べてください。価格の推移はSSD価格推移の記事で追っています。
容量別容量別の比較|1TBはGen4、2TB以上はGen5が割安
同じGen5でも容量で損得が変わります。1TBはGen4との差額が大きく、容量が増えるほど差が縮み、4TBでは逆転します。
| 容量 | Gen5の最安(円/GB) | Gen4との差 |
|---|---|---|
| 1TB | NM990 38,500円(38.5円) | P310(31,160円)より7,340円高く、SN7100(33,663円)より4,837円高い |
| 2TB | NM990 53,980円(27.0円) | P310(46,800円)より7,180円高いが、SN7100(58,926円)より4,946円安い |
| 4TB | NM990 89,980円(22.5円) | SN7100(98,800円)より8,820円安い |
※いずれもDRAMなしの同クラスの比較で、国内通販の最安値(税込・2026年11月3日夜)です。円/GBは容量を1,000GBとして割っています。
米国のMP700 Pro SE 4TBは579ドルで、4TBのGen5でもっとも安く、遅いGen4の多くより安くなっています。国内の4TBでも同じ現象が起きていて、NM990 4TBがSN7100 4TBより安くなっています。DRAM搭載の上位機は4TBで14万円前後(9100 PROが139,800円、SN8100が139,980円)まで上がるため、4TBで選ぶならNM990が現実的です。
ゲームゲームでGen4との差は出るか|ロード時間は変わらない
2026年8月の検証では、SATA SSDとPCIe 3.0・4.0・5.0のSSDを使い、11本のPCゲームで比べています。測定できる差が出たのは『Forspoken』と『Ratchet & Clank: Rift Apart』の2本だけで、それもSATAとPCIeの差でした。ほかのゲームでは、PCIeの世代による差は確認されていません。最上位のSSDでも、ロード時間の改善は小さい範囲にとどまっています。
ロード時間の実測もあります。『Forspoken』の7場面を読み込む時間は、Gen5(Phison E26)が10.483秒、Gen4のSamsung 990 PROが10.872秒で、差は0.4秒です。Gen3は13.838秒でした。これはDirectStorage 1.1での2023年の測定で、当時のGen5を使っています。新しいGen5でも、ロード時間が大きく縮むと期待する根拠はありません。
Gen5の速度が効くのは、数十GBのファイルを連続で書き込む場面です。動画編集や生成AIのモデルの入れ替えなどが当てはまります。ゲーム中の書き込みはわずかで、この速度は使われません。体感差とDirectStorageの対応状況は、Gen5 SSDのゲーム体感ガイドと、11タイトルのFPS比較にまとめています。
冷却発熱とスロットの条件|買う前に確認する3点
おすすめおすすめ|2TBのGen5を4枚と、Gen4で済ませる2枚
ゲーム用には、DRAMなしでもっとも安いNM990が本命です。書き込みが多い人はNM1090 PRO、ヒートシンク付きを選びたい人はSN8100、予算に余裕があるならSamsung 9100 PROが候補になります。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
Gen5スロットがない、または1TBで足りる人は、Gen4の定番を選べば足ります。
買い時買い時|待っても下がる見込みは薄い
TrendForceは2026年第4四半期のNAND Flash契約価格が前四半期比で15〜20%上がると予測しています。価格は上がる予測です。メモリとSSDの価格の見通しはAIバブルが崩れたらSSDは安くなるかの記事で扱っています。
今すぐ必要な人は、2TB以上のGen5を今の価格で買って構いません。1枚の最安値が数千円動く状況なので、候補を決めたら複数の店で価格を見比べてください。容量に困っていない人は、買い増しを急ぐ理由はありません。
まとめまとめ|2TB以上はGen5、1TBはGen4
国内の2TBでは、Gen5のNM990(53,980円)がGen4のSN7100(58,926円)より安くなりました。4TBも同じです。ロード時間はGen4と変わらないので、Gen5のスロットとヒートシンクがあり、2TB以上にする人にだけ向きます。
2TB以上でGen5のスロットとヒートシンクがあるなら、ゲーム用はNM990が本命です。1TBで足りる人や、Gen4のスロットしかないPCでは、SN7100などのGen4を選んでください。
出典:Tom’s Hardware(MP700 Pro SE 4TBの値下げ)、Tom’s Hardware(11タイトルのSSD速度検証)、Notebookcheck(Forspoken DirectStorage 1.1のSSD比較)、旭東エレクトロニクス(Lexar NM990・NM1090 PROの国内発売)、バッファロー(キオクシア EXCERIA G3)、ツクモ(Samsung 9100 PROの仕様表)、TrendForce(2026年第4四半期のメモリ契約価格)






