Steamハードウェア調査 2026年10月のストレージ容量|1TB超は50.94%で前月比4.36pt減、8月並み。ゲーム用SSDは1TBか2TBか
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1TB超は50.94%で前月比4.36pt減、8月の水準に戻っただけ
11月初めに公開されたSteamハードウェア&ソフトウェア調査の2026年10月分で、Windows PCの総ストレージ容量は「1TB超」が50.94%でした。9月分から4.36ポイント下がり、「750〜999GB」が25.03%(+2.49ポイント)、「250〜499GB」が17.16%(+2.15ポイント)に増えています。メモリが16GB最多に戻った同じ月の動きで、大容量のSSDが減ったのかが気になるところです。
8月分と並べると見え方が変わります。1TB超は8月が51.77%、9月が55.30%、10月が50.94%で、10月は8月とほぼ同じです。空き容量が4TBを超えるPCも8月の3.41%から9月に7.64%へ跳ね、10月は3.08%に戻りました。ストレージの構成が数か月で小さくなったのではなく、9月だけ大容量側に偏っていたと読めます。
分かれ目は、いまのSSDの空きです。1TBのSSDで空きに余裕があるなら、この調査を理由に買い替える必要はありません。大作を3本以上同時に入れたいなら、統計ではなくゲームの必要容量で2TBを選びます。
目次
要点10月分の総容量は8月の水準に戻った
Steamの区分名は「Above 1 TB」で、1TB超を指します。Windowsは1TBのSSDを約931GBと表示するため、1TB SSD 1台のPCは「750〜999GB」に入り、「1TB超」には入りません。9月から減ったのは2TB級以上の側で、1TB級と500GB級が増えています。
総容量総容量の分布、8月・9月・10月を並べる
Steamの調査トップページ(Windows)にある「Total Hard Drive Space」の値です。9月分は10月分に表示される前月比から逆算しました。
| 総容量(Windows) | 8月分 | 9月分 | 10月分 | 9月→10月 |
|---|---|---|---|---|
| 1TB超 | 51.77% | 55.30% | 50.94% | -4.36pt |
| 750〜999GB(1TB SSD級) | 24.58% | 22.54% | 25.03% | +2.49pt |
| 500〜749GB | 2.46% | 2.19% | 2.44% | +0.25pt |
| 250〜499GB(500GB SSD級) | 16.75% | 15.01% | 17.16% | +2.15pt |
| 100〜249GB | 4.28% | 3.68% | 4.34% | +0.66pt |
| 100GB未満・不明 | 0.16% | 1.29% | 0.09% | -1.20pt |
10月分を8月分と比べると、1TB超は0.83ポイント低く、750〜999GBは0.45ポイント、250〜499GBは0.41ポイント高いだけです。9月は1TB超が3.53ポイント増えて55.30%に達しており、10月の4.36ポイント減の大半は、この9月の上振れが抜けた分です。
Windows PCの半分近く(49.06%)は、総容量が1TB以下です。総容量が1TB SSD 1台のPCは約4台に1台と同じ構成で、2TB以上なら上位の半分に入ります。500GB級のSSDも17.16%で、Steamで遊ぶ人の約6人に1人はまだ500GB級です。
空き容量空きが100GB未満のPCは約16%、4TB超の空きは9月だけ跳ねた
同じ調査には、空き容量の区分(Free Hard Drive Space)もあります。ゲームを入れる余裕を見るなら、総容量より空きのほうが直接の目安になります。
| 空き容量(Windows) | 8月分 | 9月分 | 10月分 | 9月→10月 |
|---|---|---|---|---|
| 100GB未満 | 15.99% | 14.40% | 15.98% | +1.58pt |
| 100〜249GB | 23.96% | 21.92% | 23.83% | +1.91pt |
| 250〜499GB | 23.08% | 21.93% | 23.33% | +1.40pt |
| 500〜999GB | 19.99% | 19.23% | 20.33% | +1.10pt |
| 1〜4TB | 13.56% | 14.87% | 13.45% | -1.42pt |
| 4TB超 | 3.41% | 7.64% | 3.08% | -4.56pt |
空きが100GB未満のPCは15.98%で、約6人に1人です。空きが250GB未満まで広げると39.81%になり、4割近くのPCは、180GB級の大作を1本入れると残りが70GB以下になります。4TB超の空きは8月3.41%、9月7.64%、10月3.08%で、10月が8月より低いのは、9月の跳ねが戻ったあとの誤差の範囲と見られます。
9月の跳ねはストレージだけではありません。簡体字中国語の回答が32.84%から23.21%へ戻った同じ月に、RTX 5070やメモリ32GBも元の水準へ戻っています。詳しくはSteamハードウェア調査 2026年10月のGPUとメモリで扱いました。Valveは言語ごとのストレージ内訳を公開していないため、ストレージの変化のうち回答者の構成による分を切り分けることはできません。
読み方メモリ・SSDの価格高騰とは、まだ結びつけられない
メモリとSSDの値上がりが続いているため、「高くて大容量が買えず、小さい構成が増えた」と読みたくなります。ただ、8月から10月の3か月で1TB超は51.77%から50.94%へ0.83ポイント動いただけで、価格の影響とするには小さい変化です。影響が出ているなら、9月の跳ねが抜けた後も、8月より明確に低い水準が続くはずです。
1TB超が50%前後を保つか、750〜999GBが25%前後を保つかです。簡体字中国語の回答が23%前後のまま同じ水準なら、8月から10月の構成が今の実態に近いと言えます。
判断ゲーム用SSDは1TBと2TBのどちらか
平均と同じかどうかではなく、遊ぶゲームの必要容量で決めます。Windowsで931GBと表示される1TBのSSDは、OSやアプリの分を引く前の上限です。Steamの必要容量が150GB以上の大作はSteam必要容量ランキングに16本あり、180GB級なら1TBに入るのは上限で5本です。
| 遊び方 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 大作を1〜2本と軽いゲームが中心 | 1TBで足りる | 180GB級が2本で360GB。931GBからの残りは約570GBある |
| 大作を3本以上同時に入れたい | 2TB | 180GB級が3本で540GB。OSとアップデートの分を足すと1TBは詰まる |
| 録画やMODもゲームと同じドライブに置く | 2TB以上 | 保存先が同じだと、録画データの分だけ空きが減る |
| 空きが100GB未満で困っている | 2本目のM.2を追加 | 既存SSDを入れ替えずに増やせる。M.2スロットが空いていない場合は交換 |
価格は、2026年10月24日の秋葉原の店頭でKingston NV3の1TBが29,800円、2TBが57,980円でした。2TBは1TBの約1.9倍で、1TBあたりの価格はほぼ同じです。1年前の同じ型番との比較と買い時の分かれ目はSSD・HDDの値上がりの理由と購入判断にあります。価格の見通しはメモリ・SSDはAIバブルが崩れたら安くなる?で確かめられます。
1TBを買う場合でも、表示が931GBなのは正常です。換算は1TB SSDが931GBと表示される理由にまとめています。タイトル別の実数をもとに、1TB・2TB・4TBで何本入るかを比べたい場合はPCゲームのストレージ容量ガイドが使えます。
おすすめ2TBにするなら選びやすいNVMe SSD
空きが足りず、大作を複数本残したい人向けに、PCIe Gen4の2TBを2つ挙げます。価格を抑えるならWD_BLACK SN7100、国内メーカーの保証と耐久性を重視するならキオクシアです。
FAQよくある質問
まとめ1TB超の減少は9月の跳ねが戻った分、SSDはゲームの必要容量で選ぶ
2026年10月分のSteam調査(Windows)では、総容量が1TB超のPCが50.94%でした。9月の55.30%からは下がっても、8月の51.77%とほぼ同じです。
総容量が1TB超のPCは、8月51.77%、9月55.30%、10月50.94%と推移しました。10月分の減少は9月の上振れが戻った分が大半で、SSDの容量が小さくなってきた証拠にはなりません。
空きに余裕のある1TBは買い替え不要で、180GB級の大作を3本以上同時に入れるなら2TBを選びます。空きが100GB未満で困っているなら、2本目のM.2の追加が手早い方法です。
出典:Steam Hardware & Software Survey(トップページ・Windows、2026年10月分)/Internet Archiveの保存版(Windows、2026年8月分)。9月分は10月分に表示される前月比から逆算しました。



