Mortal Shell II PC版おすすめ設定|重い時のレイトレーシング・DLSS調整とアップデート後の再検証【2026年9月版】

(更新: 2026.9.6)
Mortal Shell II PC版おすすめ設定|重い時のレイトレーシング・DLSS調整とアップデート後の再検証【2026年9月版】

本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。

GAME GUIDE / 2026年9月6日更新
Mortal Shell II PC版が重いときの設定
レイトレーシングGIから調整し、実フレームレートを優先する
『Mortal Shell II』のPC版が重い場合は、すべての画質設定を一括で下げるのではなく、レイトレーシングによるグローバルイルミネーションと反射から調整するのがおすすめです。敵の攻撃を見て回避やパリィを行うアクションRPGだからこそ、表示上のFPSより実フレームレートの安定を優先します。
2026年8月20日発売済み・アップデート2本反映最低動作環境はRTX 2060 SUPER 8GB/RX 6600 8GBへ改訂DLSS・Multi Frame Generation対応
2026/09/06 更新 オープンベータ版時点の情報から、製品版発売後の内容へ全面的に更新しました。2026年8月20日の正式発売を経て、8月29日配信の「Week 1 Update」でMulti Frame Generationの挙動が再設計され、対応するNVIDIA製GPUの範囲が拡大したほか、レイトレーシング設定が意図どおり動作しない不具合の修正、新しいグラフィック設定「Increased Geometry Budgets」の追加が行われました。また発売後にSteamの最低動作環境自体もRTX 2060 SUPER/RX 6600へ改訂されました(改訂時期はパッチノートに明記されていません)。9月5日にも追加のアップデートが配信されています。

『Mortal Shell II』のPC版が重い場合は、すべての画質設定を一括で下げるのではなく、レイトレーシングによるグローバルイルミネーションと反射から調整するのがおすすめです。本作はDLSS Super ResolutionとMulti Frame Generationに加えて、レイトレーシング反射とレイトレーシングによるグローバルイルミネーションに対応しています。高画質で楽しめる一方、レイトレーシングを有効にするとGPU負荷が大きくなり、探索中やボス戦で60fpsを維持できなくなる可能性があります。

特に『Mortal Shell II』は、敵の攻撃を見て回避やパリィを行うアクションRPGです。表示上のフレームレートだけを増やすのではなく、操作の基礎になる実フレームレートを安定させることが重要になります。

この記事では、PC版『Mortal Shell II』で60fpsを狙うためのおすすめ設定と、レイトレーシング、DLSS、フレーム生成の使い分けを解説します。本作は2026年8月20日に製品版が発売され、その後8月29日と9月5日にパフォーマンス修正を含むアップデートが配信されました。シェーダーコンパイル画面直後の大きなカクつきなど、発売直後に報告されていた負荷の一部は開発元の修正対象になっています。本記事は製品版とこの2本のアップデートを反映した内容です(2026年9月6日更新)。

目次

早見表Mortal Shell IIのおすすめ設定一覧

最初はレイトレーシングを無効にした状態で60fpsを確保し、その後に反射だけを有効にする方法がおすすめです。レイトレーシングを最初からすべて有効にすると、どの項目がフレームレート低下の原因なのか分かりにくくなります。

設定項目60fps重視の推奨値画質重視の推奨値
表示モードフルスクリーンフルスクリーン
解像度モニターのネイティブ解像度モニターのネイティブ解像度
フレームレート上限60fps60fps以上
垂直同期VRR使用時はオフ画面のずれが出る場合はオン
DLSS Super Resolution品質またはバランス品質
Multi Frame Generation基本はオフキャンペーンではオンも可
レイトレーシングGIオフ中相当
レイトレーシング反射オフまたは低中相当
テクスチャ品質
Increased Geometry BudgetsオフVRAMに余裕があればオン
シャドウ品質
エフェクト品質
植生・描画距離
ポストプロセス
モーションブラーオフ好み
被写界深度オフ好み
スプリント時のカメラ揺れ0〜20%好み

※アップデートで一部の設定項目が削除・変更されています。同じ名前の項目が見つからない場合は、レイトレーシング、ライティング、反射、影、エフェクトに近い項目を調整してください。

最優先で下げるまずレイトレーシングGIをオフにする

『Mortal Shell II』で最初に見直したいのは、レイトレーシングによるグローバルイルミネーションです。グローバルイルミネーションは、光が壁や床などで反射し、周囲を間接的に照らす処理です。暗いダンジョンや森の中で自然な陰影を表現できますが、画面内の広い範囲に影響するため、レイトレーシング反射より負荷が大きくなりやすい設定です。

オープンワールドの探索中は快適でも、複数の光源、敵、エフェクトが重なる場所で急にFPSが下がる場合は、レイトレーシングGIをオフにして変化を確認してください。画質を残したい場合も、最初から最高設定にするのではなく、中相当の設定から試すのが安全です。レイトレーシングGIをオフにして60fpsを維持できるようになった場合は、ほかの画質設定を下げる必要はありません。

レイトレーシング設定が効いていないと感じた人は、まずアップデートを適用してください

8月29日のアップデートで、レイトレーシングの選択肢が意図どおりに動作しない不具合が修正されました。設定を切り替えても見た目や負荷が変わらないという状態だった場合、それは設定の理解不足ではなく不具合だった可能性があります。適用後にあらためて効果を確認してください。

次に検討レイトレーシング反射はGIより後に調整する

レイトレーシング反射は、水面、金属、濡れた地面などの反射を自然に見せる機能です。反射の品質を下げると特定の場所では違いが分かりますが、通常の戦闘中はグローバルイルミネーションほど目立たないことがあります。

そのため、レイトレーシングGIをオフにしても60fpsを下回る場合に、反射をオフまたは低相当へ変更してください。反対に、レイトレーシングGIをオフにした時点で十分なフレームレートが出る場合は、反射だけを有効にする構成も選べます。『Mortal Shell II』はレイトレーシング反射とグローバルイルミネーションの両方に対応しています。GeForce RTXを使用している場合は、DLSSと組み合わせて負荷を軽減できます。

アップスケーリングDLSSは品質モードから試す

GeForce RTXを使用している場合は、DLSS Super Resolutionを品質モードから試してください。フルHDでパフォーマンスモードまで下げると、内部解像度が低くなり、草木、髪、細い武器、遠くの敵などがぼやけたり、動いたときにちらついたりする可能性があります。フルHDでは品質モードを基本とし、重い場面で60fpsを下回る場合にバランスモードへ変更するのがおすすめです。

WQHDでも品質モードから始められます。レイトレーシングを使用する場合や、ボス戦でGPU使用率が常に高くなる場合は、バランスモードを試してください。4Kでは品質モードでも内部解像度を大きく下げられるため、最初からパフォーマンスモードを使う必要はありません。レイトレーシングGIを有効にしても60fpsに届かない場合に、バランスまたはパフォーマンスへ変更します。

DLSSでFPSが上がらない場合はCPU負荷を確認する

DLSSは主にGPUのレンダリング負荷を軽くする機能です。品質からバランスへ変更してもFPSがほとんど変わらない場合は、GPU以外がボトルネックになっている可能性があります。敵が少ない場所では60fps以上出るのに、複数の敵が出現した瞬間だけFPSが下がる場合は、CPUによる敵の挙動・物理演算・オブジェクト処理などが影響している可能性があります。この場合、解像度やDLSSを変更するだけでは大きく改善しません。描画距離・植生・オブジェクト・影・エフェクトに相当する設定を一段階下げ、バックグラウンドで動作しているブラウザや録画ソフトも終了してください。CPU負荷が原因で60fpsを維持できない場合は、フレームレート上限を50fpsや45fpsへ設定したほうが、上限なしで40〜60fpsを行き来するよりも滑らかに感じられることがあります。

滑らかさMulti Frame Generationは実FPSを確保してから使う

実フレームレートを確保してから有効にするMulti Frame Generationは、通常レンダリングされたフレームの間にAIで生成したフレームを追加し、画面上のFPSを増やす機能です。4Kや高リフレッシュレートモニターでは効果を感じやすい一方、ゲーム内部の処理速度そのものを同じ割合で高速化する機能ではありません。通常レンダリングが30fps前後しか出ていない状態でフレーム生成を有効にすると、表示上は滑らかになっても、回避やパリィの操作が重く感じられる可能性があります。まずフレーム生成をオフにして50〜60fps程度を確保し、その後に画面の滑らかさを高める目的で有効にするのがおすすめです。ボス戦で反応速度を重視する場合はオフ、探索時の映像を滑らかにしたい場合はオンという使い分けもできます。
フレーム生成を使ってもカクつく場合フレーム生成を有効にすると平均FPSは上がりますが、元になるフレームの間隔が不安定な場合は、カクつきが残ることがあります。例えば、通常レンダリングが50fpsから30fpsへ急落する場面では、生成後のFPSが高く表示されていても、フレームタイムの乱れを感じる可能性があります。この場合は、フレーム生成を切る必要はありません。先にレイトレーシングGI、反射、影、エフェクトを下げ、フレーム生成前のFPSを安定させてください。フレーム生成は重い設定をすべて解決する機能ではなく、安定した映像をさらに滑らかにするための機能と考えたほうがよいでしょう。
8月29日のアップデートで対応GPUと動作が変わった8月29日配信のWeek 1 Updateでは、フレーム生成の設定を切り替えた際にリアルタイムで処理が競合していた問題が解消され、変更内容はエリアのリロード後に適用される仕様になりました。ワールドの読み込み中に誤って有効化される不具合も修正されています。あわせて、NVIDIA製GPUでMulti Frame Generationを選択できる対応範囲が大幅に広がりました。発売直後の時点で選べなかった場合は、アップデート後にあらためて設定画面を確認してください。
フレーム生成の挙動は8月29日のアップデートで作り直されました

開発元の説明によると、フレーム生成は設定を変更した直後ではなくリロード後に適用される方式へ変わり、ワールドの読み込みが終わる前に有効化されることもなくなりました。設定を切り替えてすぐ効果が出ない場合は、いったん読み込み直してから確認してください。あわせてNVIDIAのフレーム生成を選べるグラフィックボードの範囲が大きく広がっています。以前は項目が出てこなかった環境でも、もう一度確認する価値があります。

優先度は低いテクスチャ品質はすぐに下げなくてよい

テクスチャ品質は、GPUの計算性能よりもVRAM容量へ影響しやすい設定です。テクスチャを高から中へ変更しても、VRAMに余裕がある環境では平均FPSがほとんど変わらないことがあります。通常の戦闘でFPSが低い場合は、テクスチャより先にレイトレーシング、影、エフェクトを調整してください。

テクスチャ品質を下げるべきなのは、マップを移動した際に一瞬止まる、カメラを回した際に遅れて地面や壁が鮮明になる、プレイ時間が長くなるほどカクつきが増えるといった症状が出る場合です。2026年9月6日時点でSteamに掲載されている最低動作環境は、GeForce RTX 2060 SUPER(8GB)またはRadeon RX 6600(8GB)です。最低ラインの時点で8GBのVRAMを搭載したGPUが求められているため、それを下回る環境ではテクスチャ設定に注意が必要です。

戦闘負荷影とエフェクトは戦闘中のFPS低下に影響しやすい

敵が少ない探索中は快適なのに、ボス戦や複数の敵との戦闘だけ重くなる場合は、影とエフェクトを調整します。影品質を高くすると、光源やキャラクターが増えるほど処理量が増えやすくなります。エフェクト品質も、攻撃・煙・炎・血しぶき・破片などが同時に表示される場面で負荷が上がります。

画質への影響を抑えながら軽量化する場合は、影を中、エフェクトを中に設定してください。低設定まで下げるのは、中設定でも60fpsを維持できない場合で構いません。レイトレーシングGIと影品質は、どちらもライティングや陰影へ影響します。レイトレーシングGIを有効にする場合は、通常の影品質を一段階下げることで負荷のバランスを取りやすくなります。

探索時植生と描画距離はオープンワールド探索で調整する

『Mortal Shell II』は、複数の地域やダンジョンをつないだオープンワールドを採用しています。Steamの製品ページでは、80以上のダンジョンが用意され、森林や遺跡などを自由に探索できると案内されています。屋内では快適なのに、森林や開けた場所へ出るとFPSが下がる場合は、植生や描画距離に近い設定を確認してください。

植生品質を下げると、遠くの草木や細かなオブジェクトが簡略化され、広い場所でのGPU負荷やCPU負荷を抑えられる可能性があります。描画距離を最低まで下げると、近づいたときにオブジェクトが突然表示される現象が目立ちます。まず中設定にし、改善しない場合に低設定を試してください。

快適さ調整視認性と操作感を高める設定

モーションブラーはオフがおすすめ敵の攻撃を見切りやすくするなら、モーションブラーはオフがおすすめです。有効にすると、カメラを素早く動かした際や回避中に敵の輪郭がぼやけます。映画的な見た目にはなりますが、攻撃の予備動作や敵との距離を確認しにくくなる場合があります。切ってもGPU負荷が劇的に下がるとは限りませんが、画面の視認性が上がり、長時間プレイした際の目の疲れや画面酔いを抑えられる可能性があります。被写界深度やフィルムグレインに相当する設定も、敵の見やすさを優先する場合はオフにして問題ありません。
スプリント時のカメラ揺れを下げるスプリント時のカメラ揺れは、スライダーで調整できます。グラフィック負荷を大きく下げる設定ではありませんが、探索中の見やすさや画面酔いに影響します。カメラの動きが激しいと感じる場合は、0〜20%程度まで下げてください。映像の迫力を残したい場合は、完全にオフにせず低い値へ設定する方法もあります。
ターゲットを狙う補正はライト寄りが扱いやすい攻撃時にキャラクターの向きを敵へ補正する機能は、デフォルト・ライト・オフの段階を選べます。デフォルトは補正範囲が広く、ライトは狭い角度だけ補正し、オフでは補正が無効になります。操作の自由度と攻撃の当てやすさを両立したい場合は、ライト寄りの設定がおすすめです。デフォルトで意図していない敵の方向へ向いてしまう場合はライトへ、オフにすると自分で向きを細かく調整できますが、振り向くアニメーションの間に攻撃が外れる可能性もあります。まずライト寄りを試し、それでも補正が気になる場合にオフへ変更するのがよいでしょう。
コントローラーでは素早い回避の設定を確認するコントローラー向けに、回避の発動タイミングを変更できる設定が用意されています。通常の操作では回避ボタンを離した時点で発動しますが、この設定を有効にするとボタンを押した時点で回避が発動します。回避とダッシュが同じボタンに割り当てられているゲームでは、長押しか短押しかを判定するため、回避がボタンを離した瞬間に発動することがあります。回避が遅い、ボタンを押したのに攻撃を受けると感じる場合はオンにしてください。グラフィック設定ではありませんが、60fpsを維持することと同じくらい操作感へ影響する項目です。

解像度別フルHD・WQHD・4Kで60fpsを狙う設定

フルHDDLSS品質モードとレイトレーシングオフを基本にします。RTX 2060 SUPERやRX 6600など最低動作環境に近いGPUでは、テクスチャを中、影を中、エフェクトを中、植生や描画距離を中に設定してください。最初からDLSSパフォーマンスを使うと画質が崩れやすいため、品質、バランスの順に試します。レイトレーシングを使いたい場合は、反射だけを有効にし、グローバルイルミネーションはオフにする構成が適しています。最低動作環境はゲームを起動するための目安であり、最高設定やレイトレーシング有効時の60fpsを保証するものではありません。
WQHDDLSS品質モード、レイトレーシングGIオフ、レイトレーシング反射オフまたは低相当から始めます。テクスチャはVRAMに余裕があれば高設定を維持できます。影、エフェクト、植生は中に設定し、60fpsを維持できる場合に一つずつ高へ戻してください。画質を優先する場合は、レイトレーシング反射より先にテクスチャや描画距離を高くするのがおすすめです。反射は特定の場所で効果が分かりやすい一方、テクスチャや描画距離は探索中の画面全体へ影響します。
4KDLSS品質またはバランスモードが基本です。レイトレーシングGIと反射を同時に有効にすると負荷が大きくなるため、最初は両方をオフにしてください。通常レンダリングで50〜60fpsを確保できた後に、反射、GIの順で有効にします。Multi Frame Generationを利用できるGPUでは、通常レンダリングのFPSを安定させた後に有効にすると、高リフレッシュレートモニターを活用しやすくなります。4Kでレイトレーシングをすべて有効にしたい場合は、GPU性能だけでなくVRAM容量にも余裕が必要です。設定を下げても60fpsを維持できない場合は、WQHDへ解像度を下げることも検討してください。

アップデート発売後の2本のアップデートで直った負荷ポイント

製品版の発売後、開発元は2026年8月29日と9月5日にアップデートを配信しました。どちらもパフォーマンス面の修正を含んでいます。発売直後に重さを感じて画質を落とした人は、ここを読んでから設定を測り直してください。

シェーダーコンパイル画面の直後に出ていた大きなカクつき

もっとも影響が大きいのはここです。開発元は8月29日のアップデートで、シェーダーコンパイル画面が終わった直後に発生していた大きなヒッチを修正したと説明しています。従来この画面のあとに行われていた処理を、プレイヤーがメニュー画面にいる間へ移したという内容です。

起動してすぐの数分だけ極端にカクついていた場合、その症状は設定の問題ではなかった可能性があります。画質を落とす前に、まずアップデートを適用した状態で改めて確認してください。

タールゲート浄化時のフレームレート低下と、混雑エリアの敵の数

タールゲートを浄化する際のフレームレート低下も、同じアップデートで修正対象になりました。あわせて一部の混雑したエリアで敵の数が減らされています。開発元は、この密度が難易度に寄与せずフレームレートを削っていたためと説明しており、牢獄エリアのスポナーは作り直されています。

特定の場所だけ重かったという人は、設定ではなくその場所の作りが原因だった可能性があります。テクスチャのちらつきも修正され、ダンジョンのライティングは複数回の最適化が入りました。最終ボスのアリーナ、雷の表現、村の建物、階段、書物、図書館の内部にも最適化が適用されています。

Multi Frame Generationの適用方法が変わりました

フレーム生成についても、8月29日のアップデートで挙動が見直されています。開発元は、設定を切り替えた際にリアルタイムで処理が競合していた問題を解消し、変更内容はエリアのリロード後に適用される仕様にしたと説明しています。あわせて、ワールドの読み込みが完了する前にフレーム生成が誤って有効化されてしまう不具合も修正されました。

対応するGPUの範囲も広がっています。開発元はNVIDIA製GPUでMulti Frame Generationを選択できる範囲を大幅に拡大したと案内しており、以前は設定がグレーアウトしていた環境でも選べるようになっている可能性があります。フレーム生成を試したことがない場合は、アップデート後に一度設定画面を確認してください。

レイトレーシング設定の不具合修正と新しいグラフィック設定

レイトレーシング関連では、レイトレーシングのオプションが意図どおりに動作しない不具合も8月29日のアップデートで修正されています。発売直後にレイトレーシングGIや反射を有効にしても効果が薄いと感じていた場合、この不具合が影響していた可能性があります。設定を諦めて画質を落としていた場合は、アップデート後にもう一度有効にして変化を確認する価値があります。

同じアップデートでは、「Increased Geometry Budgets」という新しいグラフィック設定も追加されました。地形やオブジェクトの描画に使うジオメトリ(頂点・ポリゴン)の密度を引き上げる設定で、初期状態はオフになっており、VRAM使用量を抑える設計です。開発元はVRAMに余裕がある場合にオンにする項目だと説明しています。フルHDでVRAM8GB前後のGPUを使っている場合はオフのままが無難で、VRAM12GB以上のGPUでレイトレーシングも有効にしたい場合の仕上げとして試す設定と考えてください。

グローバルイルミネーションを下げたときの霧の見え方も改善しました

9月5日のアップデートで、グローバルイルミネーションを低い設定にしたときにボリュメトリックフォグが濃くなりすぎる問題が修正されています。本記事はレイトレーシングGIを最初に下げる手順をおすすめしていますが、これまではGIを下げると霧の見え方が不自然になる場合がありました。現在はその副作用が小さくなっているため、GIを下げる判断はしやすくなっています。あわせて雷雲とスタン時のライティング、Droegの爆発エフェクトにも最適化が入りました。

グラフィックドライバーのクラッシュに関係する設定が削除されました

設定画面から項目が消えていても不具合ではありません

8月29日のアップデートで、開発元はグラフィックドライバーのクラッシュに関係しているとみられた一部の設定を削除したと説明しています。以前この記事や他の解説を見て設定した項目が見当たらない場合は、その項目自体が無くなっている可能性があります。同時にクラッシュ診断用のオプションが追加され、クラッシュレポートに含まれる情報も増やされました。

クラッシュ修正の範囲は、敵のスポーン処理、オーディオ、属性の変更、インターフェースの読み込み、セーブデータの読み込み、終了処理と広範囲にわたります。9月5日のアップデートにもクラッシュ修正と最適化が追加で入っているため、発売直後に落ちて中断した人は、両方を適用した状態で再確認する価値があります。

新しいグラフィック設定「Increased Geometry Budgets」が追加されました

8月29日のアップデートで、Increased Geometry Budgetsというグラフィック設定が追加されています。既定はオフで、オフのままのほうがビデオメモリの消費は少なくなります。開発元は「メモリに余裕があるならオンにしてよい」と説明しており、VRAMに余裕がない環境で無理にオンにする設定ではありません。本記事はテクスチャ品質をVRAM次第で判断する方針を採っていますが、この項目も同じ考え方で扱ってください。

あわせて、ゲームの解像度がモニターのネイティブ解像度を既定値として使うように変更され、システムのオーバーレイを開いたときにポーズがかかるようになりました。設定画面を開いたときに解像度が以前と違っていても、不具合ではありません。

設定画面に「Adaptive Difficulty」が増えています

9月5日のアップデートでは、プレイ内容に応じて敵の強さを自動調整するAdaptive Difficulty(実験的機能)が追加されました。既定ではオフで、Game内のGame SettingsからAdaptive Difficultyの項目を切り替えられます。フレームレートには関係しませんが、設定画面の見え方が変わるため、項目を探すときの目印にしてください。

再検証アップデート後に設定を測り直す手順

発売直後にカクつきを理由に画質を落としたり、フレーム生成を切ったりした人は、一度戻して比べる価値があります。ただし一気に戻すと、どれが効いたのか分からなくなります。次の順番で1つずつ確認してください。

まず起動直後の数分を測るアップデートで修正されたのは、シェーダーコンパイル画面の直後に出ていたヒッチです。設定を変える前に、まず現状のまま起動して最初の数分のフレームタイムを確認してください。ここが安定していれば、以前カクついていた原因はすでに解消しています。
次にレイトレーシング反射だけを戻す画質を一括で戻さず、まずレイトレーシング反射を有効にして探索と戦闘を試します。反射はグローバルイルミネーションより負荷が軽く、効果も分かりやすい設定です。ここで60fpsを維持できるなら、次の段階へ進めます。
その後にグローバルイルミネーションを戻す霧の見え方が改善されたことで、GIの設定は以前より判断しやすくなっています。中相当から有効にし、複数の敵とエフェクトが重なる場面で確認してください。ここで下回るなら、GIはオフのままが妥当です。
フレーム生成は最後に判断する実フレームレートが安定したことを確認してから、Multi Frame Generationを有効にします。順番を逆にすると、表示上のFPSに隠れて実フレームレートの改善幅が分からなくなります。回避やパリィの操作感も、オフの状態と比べてから決めてください。

なお、これらのアップデートですべての環境のカクつきが解消したと断定できる段階ではありません。開発元が明記しているのは特定のヒッチ、特定場面のフレームレート低下、各所の最適化、そしてクラッシュ修正までです。修正後も残る症状については、この先のアップデートを待つことになります。

原因の切り分けカクつきの原因別チェック

移動中だけカクつく場合

マップ内を移動した瞬間だけカクつく場合は、平均FPSではなくデータ読み込みやシェーダー処理が影響している可能性があります。『Mortal Shell II』はSteamの最低動作環境で「SSD required」と明記されており、SSDが必須です。HDDへインストールしている場合は、SSDへ移動してください。SSDを使用している場合も、空き容量が極端に少ない状態は避けましょう。なお現在のストア表記には必要容量の数値が記載されていないため、インストール前にSteamのダウンロード画面で実際のサイズを確認し、アップデートや一時ファイルのぶんも余裕を残しておくことをおすすめします。ゲームを起動するたびに同じ場所でカクつく場合は、Steamのライブラリで本作を右クリックし、プロパティからインストール済みファイルを開いてゲームファイルの整合性を確認してください。

長時間遊ぶと重くなる場合

ゲーム開始直後は快適なのに、1時間以上遊ぶと重くなる場合は、VRAM、メモリ、温度を確認します。VRAM使用量が上限に近い場合は、テクスチャ品質を一段階下げてください。メモリ16GBのPCでブラウザ、Discord、録画ソフトなどを同時に起動している場合は、不要なアプリを終了します。現在のSteamのストア表記にはメモリ容量の指定がありませんが、最低動作環境のCPUがCore i7-10700KまたはRyzen 5 3600である点をふまえると、16GBが実質的な下限と考えたほうがよいでしょう。ゲーム配信や録画も行う場合は、32GBへ増設することで余裕を持たせやすくなります。GPUやCPUの温度が上がるにつれてクロックが下がっている場合は、PCケース内のエアフローやファン設定も確認してください。

アップデート後に重くなった場合

アップデート後に設定が変わった場合は、画質プリセット、解像度、DLSS、レイトレーシング、フレーム生成を確認してください。グラフィックドライバーを更新した際も、設定が初期化されたり、シェーダーの再構築が発生したりする場合があります。アップデート直後の最初のプレイだけカクつく場合は、しばらくプレイしてシェーダー処理が落ち着くか確認してください。不具合が出るたびにシェーダーキャッシュを削除すると、毎回再構築が必要になります。描画の破損や起動不能など明確な問題がある場合を除いて、頻繁に削除する必要はありません。シェーダー由来のカクつき全般についてはシェーダーコンパイル・スタッタリング対処ガイドも参考にしてください。

GPU買い替えPCを買い替えたほうがよい目安

レイトレーシングをオフ、フルHD、DLSSバランス相当、画質設定を低から中にしても60fpsを大きく下回る場合は、GPUのアップグレードを検討する段階です。現在の最低動作環境はRTX 2060 SUPER(8GB)またはRX 6600(8GB)です。これを下回るGPUでは、正常動作も安定した60fpsも保証されません。

ゲーミングPCを買い替える場合は、平均FPSだけでなくVRAM容量にも注目してください。フルHDでレイトレーシングを使用しないなら8GBでも選択肢になりますが、WQHD、4K、高解像度テクスチャ、レイトレーシングを利用するなら、VRAM 12GB以上のGPUを選ぶと設定の余裕を持たせやすくなります。必要スペックやGPUの選び方については、関連記事「Mortal Shell II必要スペック」で詳しく解説しています。

MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
推奨環境より余裕を|NVIDIAMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS推奨環境(RTX 2060 SUPER)から大きく余裕を持たせたい人向けのVRAM16GBモデルです。レイトレーシングGIと反射を両方有効にしたい場合の候補になります(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)Amazonで価格を見る
GIGABYTE RX 9060 XT Gaming OC 16GB グラフィックボード
コスパ重視で組みたい人へ|AMDGIGABYTE Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16GB(GV-R9060XTGAMING OC-16GD)VRAM16GBを確保しながらコスパを優先したい人向けのモデルです。公式推奨のRX 6600より余裕を持たせたい場合の選択肢です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)Amazonで価格を見る

自作せず完成品で始めたい方には、推奨環境を上回るゲーミングPCを2台紹介します。パリィや回避の反応速度が重要なアクションRPGなので、GPU単体よりCPUとのバランスを軸に選ぶのがコツです。

フロンティア FRXAB850B/B ゲーミングPC(Ryzen 7 9700X + RTX 5070)
バランス重視の完成品|9700X+RTX 5070フロンティア FRXAB850B/B(Ryzen 7 9700X + RTX 5070 / 32GB / 1TB SSD / 850W)自作せず始めたい方の本命です。Ryzen 7 9700XとRTX 5070の組み合わせで、フルHD〜WQHDのレイトレーシング有効時でも安定したフレームレートを狙えます。メモリ32GB・1TB SSDで届いてすぐ遊べる手軽さも魅力です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)409,800円税込/2026-09-12時点・変動ありフロンティア公式で詳細を見る
フロンティア FRXAB850W/A(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)
CPU性能重視の上位構成|9800X3D+RX 9070 XTフロンティア FRXAB850W/A(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)ボス戦での安定した実フレームレートを見据えた上位構成です。Ryzen 7 9800X3DとVRAM16GBのRX 9070 XTを組み合わせ、レイトレーシングGIと反射を両方有効にしても60fpsを維持しやすい一台です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)434,800円税込・2026年9月7日時点/変動ありフロンティア公式で詳細を見る

発売情報Mortal Shell IIの発売日はいつ?

『Mortal Shell II』の正式発売日は2026年8月20日です。PC版はSteamで販売され、Devout Editionでは最大72時間の先行アクセスが付属します。Steamでは先行アクセス開始日が8月17日と案内されています。

発売後は8月29日と9月5日にアップデートが配信され、パフォーマンス面の修正と設定項目の変更が入っています。発売直後に決めた設定をそのまま使い続けている場合は、フレーム生成、レイトレーシング、DLSSの状態を一度確認し直してください。

FAQよくある質問

レイトレーシングはオフにしたほうがよいですか
60fpsを優先する場合は、最初にレイトレーシングGIをオフにするのがおすすめです。余裕がある場合は反射だけを有効にし、さらに余裕があればGIを有効にします。すべてを一度にオンにするのではなく、反射とGIを分けて負荷を確認してください。
DLSSは品質とバランスのどちらがおすすめですか
フルHDとWQHDでは品質モードがおすすめです。品質モードで60fpsを下回る場合にバランスモードへ変更してください。4Kでは品質またはバランスから選び、レイトレーシングを有効にする場合はバランスが有効です。
フレーム生成はオンにしたほうがよいですか
通常レンダリングだけで50〜60fps程度を確保できる場合はオンにしてもよいでしょう。通常レンダリングが30fps前後しか出ていない場合は、先にレイトレーシングや影を下げてください。8月29日のアップデートで設定変更がリロード後に適用される仕様になり、NVIDIA製GPUの対応範囲も広がっているため、発売直後に選べなかった場合はあらためて確認してください。回避やパリィの反応を優先する場合は、フレーム生成をオフにした状態の操作感とも比較することをおすすめします。
Increased Geometry Budgetsはオンにすべきですか
8月29日のアップデートで追加された新しいグラフィック設定で、初期値はオフです。オフの状態はVRAM使用量を抑える設計になっているため、VRAM8GB前後のGPUではオフのままで問題ありません。VRAM12GB以上のGPUでレイトレーシングも有効にしたい場合は、他の設定を決めたあとの仕上げとしてオンを試してください。
GTX 1060でも動きますか
現在のSteamの最低動作環境から外れています。2026年9月6日時点の掲載内容はRTX 2060 SUPER(8GB)またはRX 6600(8GB)で、GTX 1060やRX 580の記載はありません。最低ラインを満たす場合も、フルHD・レイトレーシングオフ・DLSS品質またはバランス・画質中設定を基準に調整してください。
メモリ16GBで足りますか
現在のSteamのストア表記にはメモリ容量の指定がありません。ただし最低動作環境のCPUがCore i7-10700KまたはRyzen 5 3600であることをふまえると、16GBが実質的な下限と考えるのが妥当です。ブラウザ、Discord、録画ソフトなどを同時に使用すると余裕が少なくなるため、配信や録画も行う場合は32GBを検討してください。
回避ボタンの反応が遅く感じます
コントローラーを使用している場合は、回避の発動タイミングを変更できる設定をオンにしてください。有効にすると、回避ボタンを離した瞬間ではなく押した瞬間に回避が発動します。FPSが安定しているのに回避だけ遅く感じる場合は、グラフィック設定より先にこの項目を確認しましょう。
まとめ

『Mortal Shell II』で60fpsを安定させるには、レイトレーシングGI、レイトレーシング反射、影、エフェクトの順に設定を下げるのがおすすめです。GeForce RTXではDLSS品質モードから始め、60fpsを下回る場合にバランスへ変更してください。

Multi Frame Generationは、通常レンダリングのFPSを安定させた後に有効にします。生成後のFPSだけを見て判断せず、回避やパリィの操作感も確認することが重要です。スプリント時のカメラ揺れを下げ、ターゲットを狙う補正をライト寄りにし、コントローラーでは回避の発動タイミングを見直すと、映像の見やすさと操作性を改善できます。

レイトレーシングをオフにしても重い場合は、影、エフェクト、植生、テクスチャを調整し、SSDの空き容量、メモリ使用量、GPU温度も確認してください。発売後のアップデートでシェーダーコンパイル画面直後のカクつきやタールゲート通過時のフレームレート低下が修正されているため、発売直後に画質を落として様子を見ていた人は、一度設定を戻して測り直す価値があります。

2026 BEST BUY — GPU 部門
GIGABYTE Radeon RX 9060 XT 16GB GDDR6 グラフィックボード
16GB最安

RX 9060 XT 16GB

Amazon
ASRock RX 9070 XT Steel Legend Dark 16GB GDDR6
コスパ最強

RX 9070 XT 16GB

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC
WQHD定番

RTX 5070 12GB

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

Amazon
Amazon PICK UP — ゲーマー必携アイテム
CORSAIR RS120-R ARGB 120mm PWMファン 3個スターターキット
ARGB定番

CORSAIR RS120-R ARGB

Amazon
TP-Link Archer GE550 WiFi 7 ゲーミングルーター
ゲーミング無線

TP-Link Archer GE550

Amazon
HyperX Cloud III ゲーミングヘッドセット 有線 53mmドライバー DTS空間オーディオ
定番ヘッドセット

HyperX Cloud III

Amazon
AOC AGON AG276QSG2 ゲーミングモニター
AGON OLED

AOC AGON AG276QSG2

Amazon
SteelSeries QcK Lサイズ 大型ゲーミングマウスパッド
コスパ布パッド

SteelSeries QcK L

Amazon
Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。