原神(PC版)おすすめ設定ガイド【Ver.7.0対応 / 2026年版】|120fps化の落とし穴・スネージナヤ/ナタ重い対策・全設定の最適値
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120fps化の前にGPU使用率を見る。重い地域は反射とフォグから切る
原神はスマートフォンとのクロスプレイを前提に設計された軽量ゲームですが、2つの点で注意が必要です。ひとつはDLSSとXeSSに非対応なこと——FSR 2はVer 3.3からアンチエイリアス設定として利用できますが、DLSS・XeSS相当の独立したアップスケーリングメニューはなく、解像度を自由に調整できる主要な手段はゲーム内の「レンダリング解像度」スライダーです。もうひとつは60fps→120fps化でGPU負荷が大幅に増加すること——GPUが追いつかない状態で120fps上限にすると、安定した60fpsより体感が悪くなることがあります。
Ver.4のフォンテーヌ、Ver.5のナタと、水面反射や溶岩・炎のエフェクトを多用するエリアが増え、旧世代GPUではフレームレートが落ちやすくなってきました。2026年8月12日に配信されたVer.7.0「神に愛されぬ雪国」では、極寒と吹雪に覆われた新地域スネージナヤが加わり、雪と氷の表現が探索中つねに画面に入るようになっています。ただし、設定の組み合わせ次第でこの負荷は大幅に軽減できます。
結論から言うと、最初にやるのはレンダリング解像度を0.85〜0.9に下げることと、シャドウ品質を「最高」から「中」か「高」に落とすことです。120fps化は、60fps上限でGPU使用率が70%以下に収まっているかを確かめてから試してください。スネージナヤ・ナタ・フォンテーヌで重いときは、反射とボリュメトリックフォグをOffにするのが最も効きます。2026年9月23日にVer.7.1が配信されましたが、公式のプレスリリースにPC版の動作環境やグラフィック設定の変更に関する記載はありません(9月23日時点)。
出典:『原神』Ver.7.1アップデート実施のお知らせ(プレスリリース)
目次
効果設定最適化だけでFPSはここまで変わる
デフォルト(最高設定)から最適設定に変えた場合のFPS改善目安です。RTX 3060・フルHD環境を基準にしています。
| 変更内容 | FPS改善の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| レンダリング解像度: 1.0 → 0.8 80% | +20〜30% | DLSSとXeSSが使えない原神において、解像度を細かく調整できる最も直接的な手段 |
| Shadow Quality: 最高 → 低 | +20〜25% | GPU設定の中で単体の影響が最も大きい。中でも十分な見た目を維持できる |
| エフェクト + 環境詳細度 + SFX 全項目 Low | +25〜35% | 3項目を合わせて下げると相乗効果。見た目への影響はキャラクターより背景に出る |
| 反射 Off + ボリュメトリックフォグ Off | ナタ/フォンテーヌで +10〜15% | 水面・溶岩反射の多いエリアで特に効果大。他エリアでは影響が小さい |
※RTX 3060・フルHDでの目安です。環境により変わります。
① 120fps上限にしてもGPUが追いつかなければ安定しません。60fps上限→120fps上限に変更すると、GPUは2倍の描画を求められます。RTX 3060クラスのGPUは最高設定1080pで90fps前後が上限のため、120fps設定にしても90fps前後のまま変わりません。「120fps設定にしたのにカクつく」という場合、GPUが120fpsに届いていないのが原因です。まず自分のGPUが最高設定で何fpsを出せるか確認してから上限を設定してください。
② 原神はDLSSとXeSSに非対応です。FSR 2はVer 3.3から「アンチエイリアス」設定のオプションとして利用でき、内部解像度を下げてアップスケーリングする効果があります。ただし独立したアップスケーリングメニューはなく、解像度を細かく管理する主要な手段は「レンダリング解像度」スライダーです。スライダーを1.0(ネイティブ解像度)から0.8(80%)に変更すると内部描画解像度が下がりGPU負荷が20〜30%減少します。0.75〜0.8が画質と性能のバランスが取れる下限の目安です。
優先設定FPSを最も改善する優先変更の設定5選
効果が大きい順に並べています。上から確認してください。
一覧全グラフィック設定 おすすめ値一覧
全グラフィック設定を「60fps快適」「120fps目標」の2パターンで掲載します。内蔵GPU向けの推奨値は後述のプリセットを参照してください。
基本・表示設定
| 設定名 | 60fps 快適 | 120fps 目標 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 表示モード | 全画面 | 全画面 | スタッター軽減|ウィンドウモードよりフレームタイムが安定する |
| フレームレート上限 | 60 | 120 | 要GPU確認|GPUが追いつかなければ120設定でも60fps前後になる |
| 垂直同期 | Off | Off | 遅延軽減|G-Sync/FreeSync使用時も In-game V-SyncはOff推奨 |
| レンダリング解像度 | 0.85 | 1.0 | FPS +20〜30%|唯一のスケーリング手段。0.75未満は遠景がぼやける |
グラフィック品質
| 設定名 | 60fps 快適 | 120fps 目標 | 補足 |
|---|---|---|---|
| シャドウ品質 | 中 | 高 | FPS +20〜25%|最高→低で最大変化。中が画質とFPSのバランス最適解 |
| グローバルイルミネーション | Off | On | FPS +5〜10%(Off時)|Ver 4.0(フォンテーヌ)追加。GTX 1050 Ti以上で有効化可能。フォンテーヌ/ナタの光演出で差が出る |
| エフェクト品質 | 中 | 高 | FPS +8〜12%|戦闘中のスキルエフェクト精細さ |
| SFX品質 | 中 | 高 | FPS +8〜10%|炎・水・雷などの特殊エフェクト品質 |
| 環境詳細度 | 中 | 高 | FPS +8〜12%|フィールドの草・岩・木の遠景クオリティ |
| シェーダー品質 | 低 | 高 | FPS +8〜12%|低でも視覚的な劣化が少ない。高と低の中間はない |
| アンチエイリアス | TAA | TAA | FPS差 3〜5%|TAAが品質・コストのバランス最良。FSR 2(Ver 3.3〜)はAAとして内部解像度を下げてアップスケーリングする。SMAAは軽量だが輪郭が粗い |
| 異方性フィルタリング | 4x | 16x | 影響極小|テクスチャのシャープさ。FPS影響は1%未満 |
エフェクト・雰囲気設定
| 設定名 | 60fps 快適 | 120fps 目標 | 補足 |
|---|---|---|---|
| ボリュメトリックフォグ | Off | On | FPS +5〜10%|スネージナヤの吹雪・ナタの熱気で特に効果大。他エリアは見た目への影響大 |
| 反射(Reflections) | Off | On | FPS +5〜8%|水面・溶岩・氷雪エリアで重要。オフでも大半のシーンに影響は少ない |
| モーションブラー | Off | 低 | 影響極小|FPSよりも視認性の観点でOffが好まれる |
| ブルーム | Off | On | 影響極小|光源の滲み効果。Offでも視覚的な劣化は最小限 |
| サブサーフェス散乱 | Off | 中 | FPS +2〜3%|キャラクターの肌の透過光表現。Offでも差は気づきにくい |
プレイスタイル別設定
| 設定名 | 60fps 快適 | 120fps 目標 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 群衆密度 | なし | 少ない | 都市で FPS +5〜8%|フォンテーヌ廷都・ナタの村のNPC密度をコントロール |
| Co-opチームメンバーエフェクト | ライフラインのみ | 設定に合わせる | マルチで FPS +5〜12%|協力プレイ中のエフェクト負荷を大幅に削減できる |
| 天候エフェクト | On | On | 影響極小|雨・雪などの天候。吹雪が続くスネージナヤでは下げる価値がある |
ナタは溶岩・炎エフェクト・熱気のゆらぎ(ボリュメトリックフォグ)が大量に使われており、旧世代GPUでは他エリアより10〜20%FPSが落ちます。特に溶岩が流れるフィールドエリアは、反射計算とエフェクト処理が重なるため負荷が高くなります。フォンテーヌは広大な水中エリアと水面反射が特徴で、「Reflections: Off」が最も効果的な対策です。Ver.7.0のスネージナヤも、吹雪と雪原の映り込みが同じ2項目に効いてくる構成のため、対策の考え方は共通です。GPU別の詳しいフレームレート目安は原神 PC必要スペックとおすすめ構成ガイドを参照してください。
スネージナヤスネージナヤと闇域TPSで見直したい設定
Ver.7.0で開放されたスネージナヤは、絶え間ない極寒と吹雪に覆われた凍土です。これまでのエリアと違い、吹雪と雪面が探索中つねに画面を占めるため、負荷のかかり方も変わります。さらに「グライアイの眼」で解放される三人称視点のシューティングが加わり、設定の優先順位が探索時と戦闘時で分かれるようになりました。原神に限らずフレームレートが落ちる場合は、PCゲームが重い・カクつく原因と対処法もあわせて確認してください。
闇域そのものの進め方や、銃と晶榴弾の使い分け、照準アシストなどゲーム内の設定項目については闇域(TPS)攻略ガイドで詳しく解説しています。パッドで遊ぶ場合の対応機種やキーコンフィグはコントローラー設定ガイドで確認できます。
HoYoverseは2026年7月9日に、Ver.7.0以降も新キャラクターのビジュアル品質と背景の質感表現を引き上げる一方で、PC・iOS・コンソールの対応可能スペックと推奨スペックは変更しないと公表しました。要件表の数字が据え置きでも、描画そのものは重くなっているため、旧世代GPUほど設定側の調整で吸収する必要があります。手持ちのGPUで何fpsを狙えるかは原神(PC版)の推奨スペックガイドで確認してください。
プリセット環境別おすすめプリセット
GPU環境と目標フレームレートで変えるべき設定は、次の3パターンです。GPU別のフレームレート目安は原神 必要スペックガイドを参照してください。
Tips原神特有のパフォーマンスTips
- ゲーム起動後にHoYoPlayランチャーを閉じてRAMを解放する。原神を起動するHoYoPlay(旧HoYoverse Launcher)はゲーム起動後もバックグラウンドで常駐し、200〜400MBのRAMを消費します。原神自体も2〜4GB程度消費するため、RAM 8GB環境では余裕がなくなりパフォーマンスへの影響が出ることがあります。タスクバーのHoYoPlayアイコンを右クリック→「終了」で閉じてください。RAM 16GB以上の環境では気にしなくて問題ありません。
- Windowsゲームモードをオフにしてフレームタイムを安定させる。Windows 11のゲームモード(設定 → ゲーム → Xboxゲームバー → ゲームモード)は原神との相性が悪く、フレームタイムのスパイクやFPS低下を引き起こすケースが報告されています。設定→ゲーム→ゲームモードをオフにしてみてください。また、Xbox Game Bar(Win+G)もゲーム中のオーバーレイがFPSに影響することがあるため、必要なければ無効化をおすすめします。
- V-Syncとフレームレート上限を正しく組み合わせる。原神のV-Syncをオンにするとフレームレートがモニターのリフレッシュレートに同期され、60Hzモニターでは60fps固定になります。G-Sync / FreeSync対応モニターを使っている場合は、原神のV-SyncをOffにしてドライバーのG-Sync/FreeSync設定をオンにすると、ティアリングなしで可変fpsが得られます。144Hzモニターに60fps上限を設定している場合は原神側のV-Syncを必ずOffにしてください(OnにするとモニターHz=144fpsを目標にしようとして負荷が増します)。
- レンダリング解像度とフレームレート上限は品質プリセット変更でリセットされることがある。原神にはグラフィック品質のプリセット(最低/低/中/高/最高/カスタム)があります。このプリセットを変更すると、レンダリング解像度が1.0にリセットされる場合があります。「カスタム」プリセットを選択した上で個別設定を変更すると、プリセット変更の影響を受けにくくなります。設定を変えた後は実際に反映されているか確認してください。
- GPU使用率をモニタリングして120fps化の判断材料にする。MSI Afterburner(無料)またはRTX系GPUのNVIDIA Overlay(Alt+R)でGPU使用率を確認してください。60fps上限でGPU使用率が70〜80%以下の場合、120fps上限に変えても安定して動作する可能性が高いです。逆にGPU使用率が90%以上の場合は120fps上限にすると不安定になりやすく、まずレンダリング解像度や品質設定を下げてGPU使用率に余裕を作ってから120fps化を試みてください。
パーツ原神におすすめのパーツ
原神はDLSS・XeSSに非対応なので、GPUの素の性能がそのまま体感に直結します。専用GPUで120fpsを狙う場合と、内蔵GPU(Radeon 780M)で済ませる場合の2通りを挙げます。
原神向けおすすめゲーミングPC(BTO構成)
自作せず、保証つきの完成品で揃えたい場合の2台です。どちらもRTX 5060 Ti 16GBを積んでいます。
BTOパソコンの価格や構成は、セールなどで短期間に入れ替わることがあります。購入前に販売ページで、CPU・GPU・メモリ容量が上の内容と一致しているかを確認してください。
まとめ解像度と影を先に下げ、120fps化はGPU使用率を見てから
原神の設定は、まずレンダリング解像度を0.85〜0.9にし、シャドウ品質を「中」か「高」にすると、この2点だけで最大40〜50%のFPS向上が見込めます。アップスケーリングに頼れない原神では、レンダリング解像度スライダーが最も細かく負荷を調整できる手段です。
60fpsから120fpsへ上げるのは、GPU使用率が70%以下の環境だけにしてください。スネージナヤ・ナタ・フォンテーヌで重いときは、反射とボリュメトリックフォグのOffが最も効きます。闇域のシューティングでは、平均fpsよりフレームタイムの安定を優先してエフェクト品質を1段下げ、マルチプレイで落ちるときはCo-opチームメンバーエフェクトを「ライフラインのみ」にします。
解像度0.85〜0.9とシャドウ「中」が出発点。スネージナヤ・ナタ・フォンテーヌの重さは反射とボリュメトリックフォグをOffにして対処し、120fps化はGPU使用率70%以下を確かめてから。
設定の土台になる必要スペックは原神 PC必要スペックとおすすめ構成、グラフィック設定全般の考え方はPCゲームのグラフィック設定 完全ガイドにまとめています。








