原神(PC版)の推奨スペックとおすすめ構成|内蔵GPUから最高設定120fpsまで設定別GPUガイド【2026年版】

(更新: 2026.6.12)
原神(PC版)の推奨スペックとおすすめ構成|内蔵GPUから最高設定120fpsまで設定別GPUガイド【2026年版】

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原神はスマートフォンとのクロスプレイを前提に設計された軽量寄りのオープンワールドRPGで、公式最低スペックは非常に低く設定されています。しかし最高品質設定・120fps動作を目指すと要求水準は思いのほか上がり、GTX 1060クラスでは余裕がありません。また内蔵GPU(APU)でも設定を絞れば動作しますが、快適ラインには条件があります。この記事では内蔵GPUから最高設定・120fpsまで、設定別おすすめGPUと快適PC構成の選び方をまとめます。

目次

公式の推奨スペックを確認する

開発元HoYoverseが公表している動作スペックは2段階です。最低スペックはゲームが起動する下限であり、快適なプレイには推奨スペック以上が実質的に必要です。

項目最低スペック推奨スペック(公式)
GPUNVIDIA GeForce GT 1030 / AMD RX 570NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB / AMD RX 5700 XT
CPUIntel Core i5 相当Intel Core i7 相当 / Ryzen 7 相当
メモリ8GB16GB
ストレージSSD 30GB以上SSD 30GB以上(高速推奨)
OSWindows 10/11 64bitWindows 10/11 64bit
想定環境1080p / 低設定 / 30fps1080p / 最高設定 / 60fps

公式推奨のGTX 1060は2016年発売の旧世代GPUです。最高設定・安定60fps動作は可能ですが、120fpsを目標にすると現行世代のGPUが必要になります。また原神はDLSS・FSR・XeSSなどのアップスケーリングに非対応のため、解像度を上げるほど純粋にGPU性能が必要になります。

GPU性能比較——設定別おすすめ一覧

以下は最高品質設定・ネイティブ解像度での自サイト編集部による推定フレームレートです。原神のPC版はゲーム内設定で最大120fpsまで上限を設定できます。内蔵GPUのみ最高設定での動作が難しいため、中品質設定での推定値を記載しています。

GENSHIN IMPACT — RECOMMENDED SPECS

解像度別 おすすめスペック早見表

フルHD / 1080pRTX 4060最高設定で120fps達成
WQHD / 1440pRTX 4060 Ti最高設定で120fps達成
4K / 2160pRTX 4070 Super最高設定で120fps達成
CPUCore i5 / Ryzen 5CPUの影響は小さい
MEMORY16GB8GBは最低限
STORAGENVMe SSD本体約30GB
GPU(VRAM) フルHD WQHD 4K 相対性能
RTX 5060 Ti(16GB) 120 fps 上限 120 fps 上限 120 fps 上限
100%
RTX 4070 Super(12GB) 120 fps 上限 120 fps 上限 120 fps 上限
95%
RX 9070 XT(16GB) 120 fps 上限 120 fps 上限 90 fps
90%
RTX 4060 Ti(16GB) 120 fps 上限 120 fps 上限 85 fps
88%
RTX 4060(8GB) 120 fps 上限 105 fps 62 fps
78%
RTX 3060(12GB) 90 fps 70 fps 42 fps
65%
GTX 1660 Super(6GB) 65 fps 45 fps
45%
Radeon 780M ※内蔵GPU 55 fps ※中設定
15%

※ 最高品質設定・ネイティブ解像度での推定値。Radeon 780Mのみ中品質設定での推定値。実際の値はPCの状態・ゲームバージョン・シーン負荷によって変動します。

フルHD(1080p)で遊ぶ場合

フルHDで最高設定・120fps上限を達成するにはRTX 4060以上が最もコスパの高い選択肢です。ほぼすべてのシーンで120fps上限に張り付き、重いエリアへの移動やマルチプレイ中でも安定した動作が期待できます。RTX 3060では90fps前後と60fps目標なら十分余裕がありますが、120fpsには届きません。GTX 1660 Superは65fps前後で、60fps目標ならギリギリ許容範囲です。

WQHD(1440p)で遊ぶ場合

1440pで最高設定・120fps上限達成にはRTX 4060 Ti以上が必要です。RTX 4060は105fps前後と惜しい水準で、重いシーンでは90fps台まで下がることがあります。60fpsを目標にするならRTX 3060の70fps前後で安定しており、コストを抑えたい場合の現実的な選択肢です。

4K(2160p)で遊ぶ場合

4K最高設定・120fps上限の達成にはRTX 4070 Super以上が必要です。RTX 4060 Tiでも85fps前後と60fpsは十分超えていますが、120fps上限には届きません。なお原神はアップスケーリング非対応のため、4K解像度では純粋なGPU性能がそのまま結果に出ます。4Kでの快適プレイを優先するなら、RTX 5060 Ti以上のGPUが今後も余裕のある選択肢です。

内蔵GPU・APUでの動作——グラボなしで原神は遊べるか

原神の大きな特徴のひとつが、内蔵GPU(APU)でも一定の動作が可能な点です。グラフィックボードなしで組む省スペースPCや低予算ビルドで原神を遊びたい場合の参考にしてください。

Ryzen 7 8700G(Radeon 780M内蔵)|APU最強クラス 中品質設定・1080pで50〜60fps前後が期待できます。原神をメインタイトルとするなら、グラボなし構成として現実的な選択肢です。ただし最高設定では30〜40fps台まで落ちるため、エフェクト品質と影品質を「中」以下に下げる設定の最適化が必要です。
Ryzen 5 8600G(Radeon 760M内蔵)|コスパ重視の入門構成 中品質設定・1080pで40〜50fps程度です。原神ならギリギリ快適ラインですが、新エリアへの移動時や複数エフェクトが重なる場面では落ち込みが見られます。将来的にグラボを追加するつもりなら足がかりとして有効な選択です。
Intel Core Ultra 内蔵Arc / 旧世代内蔵GPU|動作するが快適ではない Core Ultra 200シリーズのIntel Arc内蔵は低品質設定で30〜40fps程度です。ゲーム自体は起動しますが、快適なプレイ環境とは言えません。原神目的で新規購入するなら、Radeon 780M搭載のRyzen 7 8700Gが圧倒的に有利です。

内蔵GPUで原神を遊ぶ場合、「エフェクト品質」「シャドウ品質」「環境詳細度」の3項目を下げるだけでfpsが大幅に改善します。すべての設定を最低にする必要はなく、まずこの3項目を「中」か「低」に変更してみてください。キャラクターと背景の画質は維持しつつ、負荷を下げる効率的な方法です。

60fpsと120fps——どちらを目標にすべきか

原神はゲーム内設定でフレームレート上限を30・60・120fpsから選択できます。目標に応じてGPU選びの基準も変わります。

60fps設定|快適プレイの標準 原神は反応速度が勝敗を左右する競技ゲームではないため、60fpsで十分快適なプレイが可能です。戦闘中の入力応答も60fpsで実用上の問題はほぼありません。GTX 1660 Super〜RTX 3060クラスのGPUには60fps目標が最も現実的です。
120fps設定|映像の滑らかさを最大化 120fpsに設定すると動作が明らかに滑らかになり、高速移動・ダッシュ・カメラ回転時の体験が向上します。対戦ゲームのような「fps=有利」という関係は薄いですが、長時間プレイ時の疲労軽減にも効果があります。RTX 4060以上のGPUを持っているなら積極的に設定する価値があります。

その他のスペック——メモリ・SSD・CPU

メモリ|16GB推奨 公式最低要件は8GBですが、Windowsと原神を同時起動するとメモリ消費が8GBに迫ります。ブラウザやDiscordも立ち上げるなら16GBが安全圏です。原神自体は2〜3GB程度消費するため、8GB構成ではバックグラウンドアプリを絞る必要があります。
SSD|NVMe推奨、本体約30GB インストール容量は約30GBとコンパクトです。アップデートのたびに数百MB〜数GBが追加されますが、長期間プレイ後も60〜70GB程度に収まります。ロード時間はNVMeとSATAで大差ありませんが、システムドライブがHDDだとエリア遷移のロードが長くなります。
CPU|ゲーム性能への影響は小さい 原神はGPU負荷が主で、CPUのボトルネックはほとんど発生しません。Intel Core i5 / Ryzen 5の現行世代で十分対応できます。ただし配信・録画と同時プレイする場合は、8コア以上のCPUがあると快適です。

解像度別おすすめゲーミングPC

原神はマルチプラットフォーム対応の軽量タイトルのため、重量級ゲームほど高スペックのPCは必要ありません。ただし原神以外のゲームも視野に入れるなら、余裕のある構成を選ぶと長く使えます。

原神メイン・予算重視|APU構成(目安9〜12万円) Ryzen 7 8700G / 16GB DDR5 / 500GB NVMe SSDのグラボなし構成が最安の選択肢です。中品質設定・1080pで60fps前後を達成でき、原神専用機として実用的です。将来グラボを追加することで他の重量級タイトルにも対応できます。
原神+他ゲーム兼用|RTX 4060 搭載(目安13〜17万円) RTX 4060 8GB / Ryzen 5 9600 / 16GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成が最もコスパに優れます。原神では最高設定・120fps上限を達成し、他の中量級タイトルも1080pで快適にプレイできます。長く使えるバランスの良い構成です。
将来性重視・高解像度対応|RTX 5060 Ti 搭載(目安17〜22万円) RTX 5060 Ti 16GB / Ryzen 5 9600 / 16GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成なら、原神は全解像度・最高設定で120fps上限を達成できます。他の重量級タイトルにも長期間対応できる余裕のある構成で、次の買い替えまでの期間を延ばしたい方に最適です。

原神専用に高性能GPUを購入する必要はありません。RTX 4060以上であれば原神は実質「制限なし」で動作します。原神以外のゲームも将来的に遊ぶ予定があるなら、その重さを基準にGPUを選ぶのが賢い判断です。BTOの選び方が分からない方はBTOパソコンの選び方ガイドもどうぞ。

用途別おすすめパーツ 4機種

BTOではなくパーツ単体で買う・換装する場合の現実解を、原神メイン用途で4段階紹介します。APU入門・APU最強・原神+他ゲーム兼用GPU・高解像度対応GPUの4階層です。

AMD Ryzen 5 8600G
APU入門・最安
AMD Ryzen 5 8600G BOX(Radeon 760M内蔵)
6C/12TRadeon 760M内蔵Wraith Stealth付属Socket AM5
記事内で「コスパ重視の入門構成」として紹介したRyzen 5 8600G。Radeon 760M内蔵GPUで原神を中品質1080p 40〜50fps圏で動作させられます。「とりあえず原神を始めたい」「将来グラボ追加を視野に入れた足がかり」用途に最適なAM5プラットフォームの最安エントリーAPUです。
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AMD Ryzen 7 8700G
グラボなしの最強APU
AMD Ryzen 7 8700G BOX(Radeon 780M内蔵)
8C/16TRadeon 780M内蔵Wraith Spire付属Socket AM5
記事内で「APU最強クラス」として推奨したRyzen 7 8700G。Radeon 780M内蔵GPUで原神を中品質1080p 50〜60fps圏に持ち込めるため、グラボなし構成の現実解。後からグラボを追加すれば他の重量級タイトルにも対応できる長期投資です。
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将来性重視・WQHD/4K対応
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BlackwellVRAM 12GB GDDR7第5世代Tensor250W TDP
原神では完全に持て余すスペックですが、4K最高設定 + 他の重量級タイトル(黒神話:悟空・サイバーパンク等)まで視野に入れた長期投資向け。次の買い替えまでの期間を延ばしたい人や、将来的にWQHD・4Kモニター環境を考えている人に最適です。
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まとめ|原神を快適に遊ぶための結論

Conclusion 2026

軽量設計だが120fps目標なら現行GPUを
内蔵GPUでも設定次第で十分快適に遊べる

原神は軽量なオープンワールドRPGですが、最高設定で120fpsを目指すならRTX 4060以上(1080p)、RTX 4060 Ti以上(1440p)、RTX 4070 Super以上(4K)が目安になります。グラフィックボードなしのAPU構成でも、Ryzen 7 8700G搭載PCなら中品質設定で十分な快適さが得られます。

アップスケーリング非対応のため、解像度を上げるほど純粋にGPU性能が必要になる点には注意が必要です。原神以外の重量級タイトルも遊ぶ予定があるなら、RTX 4060〜RTX 5060 Tiの範囲でそちらのスペック要件も合わせて判断するのがおすすめです。

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自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。