DLSS 5がPortal with RTXとHalf-Life 2 RTX Demoに対応|使える機能・必要なGPU・Alt+Xの設定手順
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使える機能とGPU条件、Alt+Xでの有効化手順
出典(2026年10月25日確認):Steam『Portal with RTX』更新告知、Steam『Half-Life 2 RTX』Update #4、NVIDIA RTX Remix 1.6リリースノート、NVIDIA Technical Blog(2026年9月22日)、Steamストア『Portal with RTX』、Steamストア『Half-Life 2 RTX』
Valveの名作をレイトレーシングで作り直した『Portal with RTX』と『Half-Life 2 RTX Demo』に、DLSS 5が入りました。ただし、更新を当てただけでは何も変わりません。DLSS 5のニューラルレンダリングは初期設定でオフで、ゲーム内のRTX Remixメニューから自分で入れる必要があります。
使えるGPUは機能ごとに違います。DLSS 5本体は、現時点でNVIDIAが対応を案内しているRTX 50シリーズが前提です。5倍・6倍のMulti Frame Generation(MFG)もRTX 50のみで、フレーム生成を軽くするPreset CはRTX 40シリーズとRTX 50シリーズが対象です。
RTX 40以前の人も、更新が無駄になるわけではありません。Preset Cで負荷を下げたり、Sparse RenderingやSHaRCといった描画オプションを試したりできます。どちらの更新にも新しいステージや内容は含まれません。

目次
要点今回の更新で何が変わったか
どちらもRTX Remixの最新ランタイムに載せ替えた技術更新です。ニューラルレンダリング、Preset C、5倍・6倍MFG、Sparse Rendering、SHaRC、影の改善、Windows on ARM対応が入りました。Half-Life 2 RTX Demoの更新タイトルには「DLSS 4.5」の表記もあります。
| 追加された機能 | 内容 | 使えるGPU |
|---|---|---|
| DLSS 5 | DLSS 3D-Guided Neural Renderingのこと。AIで光の当たり方や質感を仕上げ直す任意の機能で、初期設定はオフ | 対応ハードウェア。NVIDIAがDLSS 5の対応として案内しているのはRTX 50シリーズ |
| 5倍・6倍MFG | 1フレームの描画から複数のフレームを生成して、fpsを大きく引き上げる | RTX 50シリーズの対応GPU |
| Frame Generation Preset C | フレーム生成の軽量な「Performance Mode」 | RTX 40・RTX 50、RTX Sparkノート |
| Sparse Rendering | 光のサンプル数を減らし、Ray Reconstructionで画像を復元して負荷を下げる | 告知にGPU条件の記載なし(ゲーム内で選べる範囲に依存) |
| SHaRC | 間接光のキャッシュ方式。NVIDIAのNeural Radiance Cache(NRC)の代わりに選べる | 告知にGPU条件の記載なし |
| Windows on ARM | 対応するWindows on ARM機でも動作 | 対応するARM機 |
Portal with RTXの更新は2026年10月21日、Half-Life 2 RTXのUpdate #4は10月23日に米国時間で公開されました。日本時間では、それぞれ10月22日と10月24日になります。
対応GPURTX 50とRTX 40の違い、使えるものの線引き
ゲームの更新告知は、ニューラルレンダリングを「supported hardware(対応ハードウェア)」としか書いておらず、機種名を挙げていません。NVIDIAの開発者向けブログ(2026年9月22日)は、DLSS 5を「GeForce RTX 50シリーズのデスクトップ・ノートすべて」で使えると案内しています。RTX 40のDLSS 5対応は、NVIDIAが拡大を表明している段階です。詳しくはDLSS 5のRTX 40対応に関するNVIDIAの発表にまとめています。
| GPU | 使える機能 | 使えない機能 |
|---|---|---|
| RTX 50シリーズ | DLSS 5、5倍・6倍MFG、Preset C、Sparse Rendering、SHaRC | なし |
| RTX 40シリーズ | Preset C、Sparse Rendering、SHaRC(告知にGPU条件の記載はありません) | DLSS 5、5倍・6倍MFG |
| RTX 30以前 | レイトレーシング描画そのもの(要件は後述) | DLSS 5、MFG、Preset C |
両タイトルとも、RTX Remix 1.6の「Day 1 support」の対象に含まれています。同リリースノートでは、最低ドライバーが616.92に引き上げられました。ゲーム側の告知にドライバー要件の記載はないため、GeForceドライバーは最新にそろえておくと確実です。
この更新でフレーム生成の負荷を下げたい人は、Preset Cの伸び幅をDLSSフレーム生成のPreset Cは使うべきかで確認できます。
設定手順DLSS 5をオンにするまでの流れ
- Steamで『Portal with RTX』または『Half-Life 2 RTX』を最新版に更新します。
- ゲームを起動し、プレイ中に「Alt+X」を押してRTX Remixの設定を開きます。表示される項目は、GPUとドライバーによって変わります。
- RTX Remixの設定で「3D-Guided Neural Rendering」をオンにします。選べる項目は、告知のとおりGPUとドライバーによって変わります。
- MFGを使うなら、同じメニューで倍率を選びます。5倍・6倍はRTX 50シリーズのみです。
DLSS 5の効果は画面の雰囲気に直結するため、オンにしたあとは見た目とfpsを自分の画面で比べてから決めてください。fpsの伸びと画質の見え方はDLSS 5の対応GPUと有効化の解説で扱っています。
メニューが開かないときは、まず更新が終わっているかとドライバーのバージョンを確認します。
遊び方2タイトルの入手条件と動作環境の違い
どちらも新作ではありません。Steamのストア説明では、Portal with RTXは『Portal』、Half-Life 2 RTXは『Half-Life 2』を所有している人向けの無料DLCです。Half-Life 2 RTXはデモ版で、今回の更新は既存デモへの技術更新です。
| 項目 | Portal with RTX | Half-Life 2 RTX(デモ) |
|---|---|---|
| 入手条件 | 『Portal』の所有者向けの無料DLC | 『Half-Life 2』の所有者向けの無料DLC |
| 最低GPU(Steam) | GeForce RTX 3060 | GeForce RTX 3060 Ti(DLSSオン前提) |
| 推奨GPU(Steam) | GeForce RTX 3080(最上位のULTRAはRTX 5080) | GeForce RTX 4070(DLSSオン前提) |
| 日本語 | ストアの対応言語に日本語あり | ストアの対応言語は英語のみの表記 |
| ストレージ | 25GB | 50GB |
Half-Life 2 RTXはストア上の対応言語が英語のみです。字幕や表示言語は、導入後に自分の環境で確認してください。
影響どんな人が更新で得をするか
- RTX 50を持っていて、DLSS 5を無料で体験したい人
- RTX 40で、Preset Cによるフレーム生成の軽量化を試したい人
- 元の『Portal』か『Half-Life 2』を持っていて、追加費用なしで遊び直したい人
- 新しいステージやゲーム内容は追加されない
- RTX 40以前ではDLSS 5を使えない
- DLSS 5は初期設定がオフで、自分で有効にする必要がある
おすすめRTX 50でDLSS 5を試すなら
DLSS 5とMFGを両方使えるのはRTX 50シリーズです。手持ちのPCに足すならグラフィックボード、PCごと更新するならRTX 5070搭載の完成品が候補になります。
FAQよくある質問
まとめまとめ|DLSS 5はRTX 50、軽量化はRTX 40でも
Portal with RTXとHalf-Life 2 RTX Demoは、DLSS 5のニューラルレンダリング、5倍・6倍MFG、Preset Cなどを追加しました。DLSS 5と6倍MFGはRTX 50、Preset CはRTX 40でも使えます。
設定はAlt+Xで開くRTX Remixメニューから行います。DLSS 5は初期設定でオフなので、手持ちのGPUで使える項目だけを順に試してください。

