DLSS 5の10月モデルは使うべき?RTX 50シリーズ7モデルの解像度別fps・1%Lowと画質、オン・オフ設定の選び方
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
RTX 50の7モデルで選ぶ解像度と目標fps
DLSS 5の10月モデルが軽くなっても、ニューラルレンダリングをオンにすれば、オフ時よりゲームのfpsは下がります。「処理速度が2倍」は、ゲーム全体のfpsが2倍になるという意味ではありません。
画質を見比べたいなら新モデルを試し、対戦中の応答性や高fpsを優先するならオフを基準にするのが選び方です。『NBA 2K27』の4KではRTX 5080が旧53→新78fpsに改善した一方、オフなら185fpsでした。
60fpsを目標にする場合も、平均値だけでは判断できません。RTX 5050の1080pは新モデルで平均82fpsですが、重い場面の滑らかさを示す1%Lowは33fpsです。GPUの型番に加えて、出力解像度とフレーム生成を切った状態の動きを確かめる必要があります。

目次
選び方DLSS 5をオンにするかは解像度と目標fpsで決める
10月モデルへの更新と、ニューラルレンダリングの有効化は分けて考えられます。正式対応ゲームを更新したうえで、オン・オフを同じ場面で比べ、目標fpsと好みの画質を両立できる場合にオンを選びます。
| GPU | 試し始める解像度 | オンにする条件 |
|---|---|---|
| RTX 5090 | 4Kまで候補 | 4Kの平均110fps・1%Low 58fpsを許容できる |
| RTX 5080 / 5070 Ti | 1440pを基準 | 4Kは平均60fps超でも1%Lowが35 / 28fpsになる点を確認 |
| RTX 5070 | 1440pまたは1080p | 1440pの平均100fps・1%Low 49fpsで操作感が合う |
| RTX 5060 Ti 16GB / 5060 | 1080pを基準 | 1440pは平均74 / 71fpsでも1%Lowが31 / 35fpsになる点を確認 |
| RTX 5050 | 1080pで比較 | 平均82fpsよりも1%Low 33fpsの落ち込みを優先して判断 |
上の判断は『NBA 2K27』の正式実装の測定値を踏まえた提案です。他のゲームやノート用GPU、RTX 5060 Ti 8GB版の性能を保証するものではありません。オンライン対戦では、映像の変化よりボールや選手を追いやすいこと、入力に対する反応を優先してください。
更新内容モデル処理の2倍速とゲームfpsの改善は別の数字
10月16日配信のモデルは、9月版よりパラメータ規模を24%縮小し、4KでのVRAM使用量を20%削減する設計です。NVIDIAが案内する「処理速度2倍」はニューラルレンダリング部分の高速化で、『NBA 2K27』のゲームfpsの案内は最大1.4倍です。
ゲームは、通常の描画に加えてニューラルレンダリングを処理します。その追加部分が速くなっても、残りの描画時間は消えません。4KのRTX 5080では53→78fpsで約47%増ですが、オフの185fpsから見ると約58%低い結果です。
超解像は低い内部解像度から画像を再構成し、フレーム生成は中間フレームを追加します。DLSS 5のニューラルレンダリングは照明や材質の表現を加える処理です。フレーム生成向けの「Preset C」を選ぶことは、10月のニューラルレンダリングモデルへの更新とは別の操作です。
実測4Kの平均fpsと1%Lowを比較
測定対象は『NBA 2K27』の正式実装です。RTX 5090は最高設定+DLAA、RTX 5080・5070 Ti・5070・5060 Ti 16GBは最高設定+DLSS Quality、RTX 5060・5050はVRAM不足を避けるためLow設定+DLSS Qualityです。GPU間では画質条件が異なり、同一設定でのGPU性能順位を示す比較ではありません。
表の矢印はニューラルレンダリングのオフ → 9月の旧モデル → 10月の新モデル、単位はすべてfpsです。DLSS QualityやDLAAを含む条件なので、「オフ」はDLSS全機能の無効化を意味しません。1%Lowは平均fpsとは別に、遅いフレームが集まる場面の滑らかさを見る指標です。
| GPU | 平均fps オフ→旧→新 | 新モデルの1%Low |
|---|---|---|
| RTX 5090 | 192 → 76 → 110 | 58 |
| RTX 5080 | 185 → 53 → 78 | 35 |
| RTX 5070 Ti | 166 → 44 → 65 | 28 |
| RTX 5070 | 124 → 33 → 50 | 20 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 95 → 24 → 35 | 14 |
| RTX 5060 | 112 → 21 → 33 | 12 |
| RTX 5050 | 82 → 15 → 23 | 8 |
平均60fpsを超えたのはRTX 5090・5080・5070 Tiです。ただしRTX 5080の1%Lowは35fps、RTX 5070 Tiは28fpsで、常に60fps相当の滑らかさが続く結果ではありません。RTX 5060 Ti 16GB以下は新モデルでも平均35fps以下となり、60fps狙いなら出力解像度を下げる判断が先です。
実測1440pの平均fpsと1%Lowを比較
| GPU | 平均fps オフ→旧→新 | 新モデルの1%Low |
|---|---|---|
| RTX 5090 | 220 → 134 → 181 | 106 |
| RTX 5080 | 221 → 102 → 145 | 82 |
| RTX 5070 Ti | 224 → 86 → 126 | 70 |
| RTX 5070 | 217 → 67 → 100 | 49 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 165 → 50 → 74 | 31 |
| RTX 5060 | 202 → 46 → 71 | 35 |
| RTX 5050 | 152 → 33 → 51 | 19 |
RTX 5070 Tiは平均126fps、RTX 5070は100fpsに改善しました。RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5060も平均60fpsを超えていますが、1%Lowは30fps台です。オフならそれぞれ平均165 / 202fpsであり、144Hz以上の表示を活用したい場合はニューラルレンダリングを切る余地が大きく残ります。
実測1080pの平均fpsと1%Lowを比較
| GPU | 平均fps オフ→旧→新 | 新モデルの1%Low |
|---|---|---|
| RTX 5090 | 223 → 182 → 207 | 123 |
| RTX 5080 | 238 → 142 → 193 | 108 |
| RTX 5070 Ti | 231 → 126 → 173 | 100 |
| RTX 5070 | 236 → 102 → 145 | 82 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 222 → 78 → 111 | 59 |
| RTX 5060 | 240 → 73 → 112 | 67 |
| RTX 5050 | 216 → 53 → 82 | 33 |
RTX 5050は旧モデルの平均53fpsから82fpsへ改善しましたが、1%Lowは旧36fpsから新33fpsへ下がっています。この低下の原因は確定していません。平均fpsの伸びだけで、カクつきまで解消したと判断しないでください。
目安他ゲームで60fpsを狙うためのオフ時fpsは計算上の目安
他のゲームでは、ニューラルレンダリングをオフにしたときの余裕が判断材料になります。10月モデルの処理時間から逆算すると、RTX 5080で4K・60fpsを目指すには、オフ時に約108fpsが必要という計算になります。
次の表は別ゲームの実測値ではなく、NBA 2K27の処理コストを当てはめた推定です。処理時間が加算される単純化したモデルを使い、オン時fps=1000÷(1000÷オフ時fps+追加処理時間ms)で求めています。ゲーム側の負荷、CPUの頭打ち、VRAM不足や実装の違いで結果は変わります。
| GPU | 4Kで60fpsに必要なオフ時fps | 1440pで60fpsに必要なオフ時fps |
|---|---|---|
| RTX 5090 | 約78 | 約66 |
| RTX 5080 | 約108 | 約74 |
| RTX 5070 Ti | 約136 | 約79 |
| RTX 5070 | 約216 | 約89 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 計算上は到達不可 | 約109 |
| RTX 5060 | 計算上は到達不可 | 約134 |
| RTX 5050 | 計算上は到達不可 | 約277 |
例えばRTX 5070 Tiの1440pで、オフ時80fpsのゲームならオン時は約60fpsと推定できます。一方、RTX 5070の同じ1440pでも、オフ時80fpsなら約56fpsの推定です。「1440pなら使える」と一括りにせず、自分のゲームのオフ時fpsと照らしてください。
「到達不可」はこの処理時間モデルの範囲を示します。フレーム生成込みの表示fpsや、将来の最適化、別実装の限界を表すものではありません。また、平均60fpsに届く計算でも1%Lowを保証しません。
画質肌の照明・ちらつき・輪郭を動かして比べる
ニューラルレンダリングは、肌に光が回り込む表現や服の接触部分の陰影を豊かにできる一方、元の表現から印象が変わります。好みに合うかは、止めた画面とプレイ中の映像の両方で比べてください。
10月モデルの『NBA 2K27』の画質検証では、面の明るさがフレームごとに揺れるちらつき、カメラから離れた選手の肌が暗く光沢を帯びる変化、人物の周囲に明るい輪が出る問題が指摘されています。軽くなったことと、これらの問題が解消したことは別です。
カメラを引いて選手を追い、人物の前後で背景が見え隠れする場面を見比べます。顔のアップが好みでも、通常のカメラ距離で肌の見え方や輪郭が気になるならオフを選べます。照明の変化を好み、操作中にも違和感がなければ、新モデルを使う理由になります。
入力遅延は、平均fpsや1%Lowの数値だけからミリ秒単位で断定できません。フレーム生成を有効にして表示fpsが増えても、それと同じ割合で入力への反応が改善するわけではありません。操作感はフレーム生成を切った比較から確認するのが確実です。
設定正式実装で新モデルを試す手順とオフへの戻し方
- ゲーム本体とGeForceドライバーを更新する。『NBA 2K27』では10月16日配信の新モデルを含む更新を適用します。任意の非対応ゲームを、ドライバー更新だけで正式対応に変えることはできません。
- 出力解像度と超解像の設定を固定する。普段使う4K・1440p・1080pを選び、DLSS Qualityなどの設定を変えずに比較します。出力後の画像にかかる処理なので、内部解像度を下げるだけではニューラルレンダリングの負荷を十分に減らせない場合があります。
- フレーム生成を切り、ニューラルレンダリングもオフにして測る。同じカメラ・同じ場面で平均fpsと、測れる場合は1%Lowを記録します。GPU間の表を再現するためではなく、自分の環境の基準を作るためです。
- Video Settingsの「DLSS Neural Rendering」をオンにする。同じ場面のfpsと、肌・床・人物の輪郭を見比べます。目標fpsを割る、カメラ移動で引っかかる、見た目が好みでない場合はオフへ戻します。
- 画質と操作感に納得してからフレーム生成を試す。フレーム生成の倍率やReflexの設定は個別に調整し、ニューラルレンダリングのオン・オフ比較と混ぜないようにします。
Video Settingsで「DLSS Neural Rendering」をオフにすれば、10月モデルの効果と追加負荷を外せます。超解像やフレーム生成は別の設定です。旧モデルのDLLへ戻す作業は、このオン・オフ比較には必要ありません。
10月21日時点で、10月モデルの『NBA 2K27』向け正式対応はRTX 50シリーズなどが対象です。RTX 40以前やRadeonで動かす非公式MODの結果は、このRTX 50の正式実装の表とは別条件です。非公式DLLの差し替えや導入を、通常のゲーム更新と同じ手順として扱わないでください。
FAQDLSS 5の10月モデルで迷いやすい点
まとめ新モデルは試す余地が広がったが、オンは目標fpsと好みで選ぶ
10月モデルでDLSS 5の負荷は下がり、『NBA 2K27』ではRTX 5070 Tiの4KやRTX 5060の1440pも平均60fpsを超えました。ただしオフとの差は大きく、1%Lowが低い構成もあります。
正式更新を適用し、フレーム生成を切って同じ場面をオン・オフ比較する。この順序なら、画質の変化のためにどれだけfpsを使っているかを把握できます。目標fpsと操作感を満たし、照明や材質の変化を気に入った場合にオンを選んでください。
あわせて読みたい
出典(2026年10月21日確認):TechSpot 独自測定・各GPUの平均fpsと1%Lowのグラフ・処理時間に基づく推定・画質検証(10月21日) / NVIDIA 10月モデルの高速化・配信日・Preset Cの区別(10月13日) / NVIDIA DLSS 5の正式実装と公式画像(9月1日) / NVIDIA NBA 2K27のVideo Settingsでの有効化手順(9月3日) / 2Kサポート NBA 2K27とRTX 50シリーズの対応条件。fpsはTechSpotによる測定で、独自の実機測定ではありません。処理時間からの計算値は推定として分離しています。

