RadeonでDLSS 5は使える?RX 9000・7000・6000の機能別対応と導入手順・注意点【2026年10月】
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RX 9000・7000とRX 6000の機能差
AMD Radeonは公式にはNVIDIA DLSSに対応していませんが、非公式プロジェクト「DLSS-NR-on-AMD」のv0.8.0を使うと一部機能を動かせます。RX 9000・7000ではSuper Resolution、Frame Generation、Ray Reconstruction、Neural Renderingが利用対象で、RX 6000はNeural Renderingのみテスト中です。いずれもゲームや設定を選ぶ実験的な導入です。
RadeonでDLSSを使いたい場合、通常のドライバー設定だけでは有効にできません。NVIDIA向け機能をAMD GPU上で動かす非公式MODが必要です。
v0.8.0ではRX 9000(RDNA 4)とRX 7000(RDNA 3)がDLSS Super Resolution・Frame Generation・Ray Reconstruction・Neural Renderingに対応します。RX 6000(RDNA 2)はNeural Renderingがテスト中で、他のDLSS機能は今後の更新予定です。
MODはWindows 11とDirectX 12ゲームが対象で、Adrenalin 26.1.1以降が必要です。アンチチート対応ゲームではDLLがブロックされるため、オンライン対戦には使わず、導入するゲームのローカル環境で試してください。
目次
対応範囲v0.8.0のRadeon世代別DLSS機能一覧
DLSS-NR-on-AMDは、ゲーム側のアップスケーラー処理へMODを組み込み、Radeon上でDLSS系機能を動かす個人開発プロジェクトです。v0.8.0のREADMEが示す世代別の状態は次のとおりです。
| GPU世代 | Neural Rendering | SR・FG・RR |
|---|---|---|
| RX 9000 RDNA 4 | 対応 | 対応 |
| RX 7000 RDNA 3 | 対応 | 対応 |
| RX 6000 RDNA 2 | テスト中 | 未対応・今後の予定 |
SRはSuper Resolution(超解像)、FGはFrame Generation(フレーム生成)、RRはRay Reconstruction(レイ再構成)、NRはNeural Renderingを指します。DLSSの各機能をRadeon上で使う非公式プロジェクトであり、NVIDIA公式のRadeon向け機能ではありません。AMDのFSR Super Resolutionもツールに含まれます。
README上、RDNA 2はNeural Renderingがテスト中です。不足機能の大半は次の大きな更新で追加予定とされていますが、DLSS SR・FG・RRの個別の追加予定までは示されていません。RX 6000で使える機能をRX 7000・9000と同じに扱わないでください。
導入条件始める前に確認する環境とDLL
- OS:Windows 11
- GPU:Radeon RX 9000・7000・6000シリーズ
- ゲーム:DLSS、FSR、XeSSのいずれかを使うDirectX 12ゲーム
- ドライバー:AMD Software: Adrenalin Edition 26.1.1以降
- RX 6000(RDNA 2):v0.6.0のリリースノートではAMD HIP 7.2ランタイムが必要
- Neural Rendering用DLL:自分が正規に入手した
nvngx_dlssnr.dll(310.8.0.0以降) - DLSSの追加機能:必要に応じ、自分が正規に入手した
nvngx_dlss.dll、nvngx_dlssg.dll、nvngx_dlssd.dll
プロジェクトのREADMEはVulkanとLinuxを今後の対応予定としており、現時点の要件には含めていません。ゲーム側のアップスケーラーにMODを差し込む仕組みのため、DirectX 12でも全タイトルで動く保証はありません。
導入手順NeuralHubからゲームへ適用する方法
- 公式リポジトリのReleasesから最新版の
NeuralHub_vX.X.X_setup.exeを入手し、インストールします。 - NeuralHubを開き、Neural Renderingを使う場合は自分が正規に入手した
nvngx_dlssnr.dllを読み込みます。 - SR・FG・RRも使う場合は、対応する正規入手済みのDLLをそれぞれ読み込みます。FSRはツールに同梱されています。
- ゲーム一覧をスキャンし、対象ゲームごとにMOD loaderをインストールして機能を設定します。
- ゲームを起動し、ゲーム内でDLSS・FSR・XeSSのいずれかを選びます。ゲームに項目がない場合は、このMODだけで新しいメニューが追加されるとは限りません。
- 必要に応じてEndキーでゲーム内オーバーレイを開き、設定を調整します。
DLSS Frame GenerationはREADME上、入力情報を用意するためのspoof設定が必要です。設定名や手順はゲームとビルドで変わる可能性があるため、最新版のREADMEとリリースノートを確認してから適用してください。
MODを外すときはNeuralHubから対象ゲームのloaderをアンインストールします。ゲームのファイルを手動で差し替えた場合は、先に元ファイルを戻してください。
性能と品質公称90〜100fpsはRX 9070 XTの開発者測定
開発者はRX 9070 XTで1080p・フルHTモデルを使い、90〜100fpsでプレイ可能とREADMEに記載しています。ただし、対象ゲーム、画質設定、計測手順の詳細がREADMEに揃っていないため、他のゲームやGPUでも同じfpsになるとはいえません。RX 5070 Ti相当の速度を目標としているという記述も、達成済みの比較結果ではなく開発目標です。
画質についても、開発者はNVIDIA GPU上のDLSSにかなり近い一方、一部の効果は完全に動作しない可能性があるとしています。正式ドライバーに統合された機能や、メーカー保証のある互換性と同じ扱いにはできません。
FSR使用時と比べたユーザー報告には、性能低下が見られない例から、複数のゲームで最大25%低下した例まであります。個別環境の報告でゲームやGPU設定を統一した比較ではないため、90〜100fpsという開発者測定も含め、ほかの環境の目安としてそのまま当てはめないでください。
注意点アンチチートと非公式DLLの扱い
開発者は、アンチチートを使うゲームではDLLがブロックされると案内しています。オンライン対戦では起動拒否や制裁の可能性を避けるため導入せず、オフラインでMOD利用が許されるゲームに限ってください。
このプロジェクトはNVIDIA・AMD・ゲーム会社の承認を受けていません。READMEは実装を独自に書き直したものと説明する一方、動作には利用者自身が正規に入手したDLSS DLLが必要としています。配布元が不明なDLLや実行ファイルを追加でダウンロードせず、公式リポジトリの配布物と自分の所有する正規ファイルだけを使ってください。
Q&Aよくある質問
まとめRadeonは非公式MODで一部DLSS機能を試せる
公開版v0.8.0ではRX 9000・7000がDLSS SR・FG・RR・NRの対象で、RX 6000はNRをテスト中です。導入にはWindows 11、DirectX 12対応ゲーム、Adrenalin 26.1.1以降と、利用する機能に応じた正規入手済みDLLが必要です。RX 6000ではAMD HIP 7.2ランタイムも確認してください。
90〜100fpsという値はRX 9070 XTでの開発者測定であり、全ゲーム共通の性能ではありません。アンチチート対応ゲームには入れず、機能や品質に不具合があればMODを外してゲームを標準状態に戻してください。
出典:DLSS-NR-on-AMD公式README、公式リリース一覧、NVIDIA DLSS公式情報、複数の利用者による性能報告を参照(2026年10月20日確認)。

