GMKtec M3Sは買いか|Core 3 304・メモリ12GB固定で日本価格62,999円から、ゲームは厳しいが用途は絞れる
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Core 3 304・メモリ12GB固定、日本価格は62,999円から
GMKtecが小型ミニPC「NucBox M3S」を発売しました。Intelの新しいエントリー向けCPU「Core 3 304」(開発コードネームWildcat Lake)を積んでいますが、メモリは基板に直付けの12GBで、後から増設できません。
日本の公式ストアでは、12GB+256GB SSDが62,999円、12GB+512GB SSDが67,999円です(2026年10月26日時点、新発売記念7日間特価の表示)。内蔵GPUのXe-coreは1基しかなく、ゲームを遊ぶ前提で選ぶ製品ではありません。向いているのは、事務作業・ブラウザ・動画視聴・常用のサブ機です。
判断の分かれ目は2つあります。USB4と新世代CPUが要るか、メモリを自分で足したいかです。同じ公式ストアのM5S(Ryzen 3 5400U)は16GB+256GBで54,148円、メモリも増設できるので、USB4が不要ならそちらのほうが安く済みます。
目次
スペックGMKtec M3Sの主要スペックと買う前の注意

| 項目 | GMKtec M3S | 注意点 |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core 3 304(Pコア1基+低消費電力Eコア4基・5コア5スレッド・最大4.3GHz・キャッシュ6MB) | スレッド数は5。電力は15W・20W・25Wの3モードを切り替えられます |
| GPU・NPU | Intel Graphics(Xe-core 1基・ピーク9 TOPS)/NPU最大15 TOPS | ゲーム向けの規模ではありません |
| メモリ | 12GB LPDDR5-5600(基板直付け) | 交換・増設は不可です |
| ストレージ | 256GBまたは512GB(M.2 2280スロット×2・最大16TB) | 標準SSDはPCIe 3.0です。SSDだけは後から足せます |
| 映像出力 | HDMI 2.0×2+USB4×1で最大3画面(各4K・60Hz) | 内蔵ディスプレイはありません |
| 端子・通信 | USB4×1(40Gbps)、USB 3.2 Gen2 Type-A×3、USB 2.0×1、2.5GbE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 | Wi-Fiは6Eではなく6です |
| 本体 | 114×106×42.5mm・約430g、ヒートパイプ+ファン1基、Windows 11 Pro | OSは導入済みで届きます |
出典:GMKtec JP公式「M3S」製品ページ、Intel ARK「Core 3 processor 304」、Notebookcheck「Intel Graphics 2 Core Xe3」(GPU規模の比較)、Notebookcheck(M3S発売の報道)
日本価格日本の価格は公式ストアで62,999円から、Amazonはそれより高い
日本ではGMKtec公式ストア(jp.gmktec.com)とAmazon.co.jpの両方で買えます。公式ストアの製品ページには「新発売」「新発売記念7日間特価」の表示があり、全国送料無料です。米国では12GB+256GBが389.99ドルで販売されています。
| 構成 | 公式ストア(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 12GB+256GB | 62,999円 | 新発売記念7日間特価の表示 |
| 12GB+512GB | 67,999円 | 256GB版との差は5,000円 |
2026年10月26日時点で、Amazon.co.jpの12GB+256GB構成は公式ストアより1万円以上高い表示です。特価の期間が終わったあとの価格は公式に示されていないため、公式ストアの価格は購入直前に確認してください。
公式ストアの製品ページに発売日の記載はありません。2026年10月26日時点で販売中、という扱いになります。
メモリメモリ12GB固定は許容できるか
Intel公式の仕様では、Core 3 304は最大64GBのメモリに対応します。M3Sの12GBはCPUの上限ではなく、GMKtecがLPDDR5を基板に直付けした構成上の制限です。買った時点の12GBが、その機体の寿命まで続きます。
ブラウザ・Office・動画視聴・リモート会議が中心なら、12GBは8GB機より余裕があります。一方で、仮想マシン、画像・動画の編集、ローカルLLMの実行、ブラウザのタブを大量に開く使い方では、足りなくなっても増設の逃げ道がありません。内蔵GPUは専用のVRAMを持たず、システムメモリを共有します。12GBの一部はグラフィックスにも回ります。
M.2 2280スロットは2基あり、最大16TBまで広げられます。ストレージの不足は後から解決できますが、メモリの不足は買い替えでしか解決できません。
ゲームゲーム性能は期待できない
同じWildcat Lakeの上位モデルでは、実ゲームの測定が出ています。Core 7 350(Xe-core 2基)を積むノートPCは、Cyberpunk 2077のフルHD・低設定で約20.6fpsでした(海外の実測レビュー)。詳しくはWildcat Lakeの実ゲーム性能を扱った記事にまとめています。
出典:Notebookcheck「Intel Graphics 2 Core Xe3」ベンチマーク一覧
M3Sの公式仕様にある最大2.3GHzは、出典の一覧でXe-core 1基とされるIntel Graphics 1(最大2.3GHz)と一致します。Core 7 350のIntel Graphics(Xe-core 2基・最大2.6GHz)の半分の規模で、同じ条件で動かせば約20fpsを下回る可能性が高く、3Dの最新ゲームを遊ぶ用途には向きません。
現実的な使い道は、軽い2Dゲーム、古いタイトル、クラウドゲーミングやリモートプレイの受信端末です。映像のデコードや表示が中心で、ゲームの描画をPC側で行わない使い方なら、2.5GbEと3画面出力が活きます。ゲームを遊ぶ前提なら、次の比較に挙げたRadeon 760M搭載機のほうが現実的です。
比較同じ公式ストアのM5S・M6 Ultraとの違い
| モデル | CPU・GPU・メモリ | 公式ストア価格(構成) |
|---|---|---|
| M3S | Core 3 304(5コア5スレッド)/Xe-core 1基 12GB LPDDR5-5600・増設不可 | 62,999円(12GB+256GB) |
| M5S | Ryzen 3 5400U(4コア8スレッド)/Radeon 6コア 16GB DDR4-3200・SO-DIMM×2・最大64GB | 54,148円(16GB+256GB) |
| M6 Ultra | Ryzen 5 7640HS(6コア12スレッド)/Radeon 760M(8コア) 16GB DDR5-4800・SO-DIMM×2・最大128GB | 77,999円(16GB+512GB) |
※価格はいずれもGMKtec JP公式ストアの2026年10月26日時点の表示です。M3Sは新発売記念7日間特価を含みます。
M5Sは、M3Sより8,851円安い54,148円で、メモリが4GB多く、しかも増設できます。スレッド数も8対5でM5Sが上です。M3Sが勝つのは、USB4×1を備える点と、新世代のIntel 18AプロセスのCPUを選べる点です。USB4で外付けSSDやドックを使う予定がなければ、M5Sのほうが得です。
ゲームも視野に入れるなら、M6 Ultraです。Radeon 760MとDDR5のSO-DIMMを備え、価格はM3Sより15,000円高い77,999円です。同じ小型ミニPCでも、グラフィックス性能の桁が変わります。
結論GMKtec M3Sは買いか|向いている人・向かない人
- 事務作業・ブラウザ・動画視聴用のサブ機を探している人
- USB4で外付けSSDやドックをつなぎたい人
- HDMI 2台とUSB4で3画面にしたい人
- 12GBで足りる使い方と割り切れる人
- 3Dゲームを遊びたい人
- メモリを後から16GB・32GBに増やしたい人
- 仮想マシンや動画編集を使う人
- とにかく安く済ませたい人(M5Sのほうが安いです)
購入先M3Sを買うなら、公式ストアが安い
M3Sは公式ストアのほうが1万円以上安い表示です。特価の期間中に買うなら、公式ストアが有利です。Amazonで買う場合は、購入前に価格と在庫を確認してください。
M3Sの条件が合わない場合は、同じ公式ストアの次の2機種が候補です。メモリを増設できる安い機種か、ゲームも視野に入るRadeon 760M搭載機かで選びます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|M3Sはゲーム用ではなく、12GBで足りるサブ機向け
GMKtec M3Sは、公式ストアで62,999円(新発売記念7日間特価の表示)の小型ミニPCです。USB4と3画面出力を備えますが、メモリは12GB固定で、Xe-core 1基の内蔵GPUではゲームに向きません。
事務・ブラウザ・サブ機用で、USB4が必要ならM3Sを選べます。メモリを増やしたい、またはもっと安く済ませたいなら、M5Sのほうが合います。ゲームも遊ぶなら、M6 UltraのようなRadeon 760M搭載機を選んでください。





