PCゲームを別のPCに引っ越す方法|Steam・Epic・Xbox・GOGの移行手順とデータ完全移行ガイド【2026年版】

(更新: 2026.6.6)
PCゲームを別のPCに引っ越す方法|Steam・Epic・Xbox・GOGの移行手順とデータ完全移行ガイド【2026年版】

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PCを買い替えたはいいものの、ゲームの移行をどうすればいいかわからない。Steamのゲームは再ダウンロードするしかないのか、セーブデータはちゃんと引き継げるのか――新しいPCを手に入れたときに誰もが直面する悩みです。

結論から言うと、ほとんどのゲームは正しい手順を踏めばセーブデータもMODも含めて完全に移行できます。Steam・Epic・Xbox Game Pass・GOGなど主要ランチャーにはそれぞれ移行の仕組みが用意されていて、クラウドセーブ対応タイトルならログインするだけで終わるケースも多いです。

この記事では、6つのランチャー別の具体的な移行手順に加え、100GB超の大型タイトルを効率よく転送する方法、MODの移行、旧PCのデータ消去まで丸ごと解説します。「同じPC内でドライブ間移動したい」場合はSteamゲームの別ドライブ移動ガイドをご覧ください。

PC MIGRATION GUIDE
PCゲームを
別のPCに引っ越す方法
Steam・Epic・Xbox・GOG|セーブもMODも完全移行
6大ランチャー対応LAN転送データ消去
目次

移行チェックリスト ― 何をコピーする必要があるか

まず「何を移行すればいいのか」を整理しておきます。ゲーム本体だけコピーして満足していたら、セーブデータが消えていた――という事故は意外と多いです。

セーブデータ最優先
場所クラウド or ローカル
方法クラウド対応なら自動同期、ローカルのみなら手動コピー
ゲーム本体
場所各ランチャーのインストール先
方法再DL / 手動コピー / LAN転送
ゲーム設定
場所ゲームフォルダ or Documents
方法設定ファイル(.ini / .cfg等)をコピー
MODデータ
場所ゲームフォルダ or MODマネージャー
方法MODマネージャーのプロファイルごとコピー
スクリーンショット・録画
場所Steam userdata / 各アプリ固有
方法手動コピー
セーブデータの詳しい場所・バックアップ方法は別記事で解説しています

ゲームごとのセーブデータの保存先やLudusaviを使った自動バックアップの設定方法はPCゲームのセーブデータ管理ガイドにまとめています。移行作業の前に目を通しておくと安心です。

Steamの移行手順

SteamはPCゲーマーにとってメインのプラットフォームです。移行方法は大きく3つあり、状況によって使い分けるのがベストです。

方法1|再ダウンロード(最もかんたん)

新PCにSteamをインストールしてログインし、ライブラリからゲームをインストールするだけです。クラウドセーブ対応タイトルならセーブデータも自動で降ってきます。

1

新PCにSteamクライアントをインストールし、同じアカウントでログインします。

2

ライブラリからプレイしたいゲームを選んで「インストール」を押します。回線速度次第ですが、100GBのゲームでも1Gbps回線なら15〜20分程度で完了します。

再ダウンロードが向いているケース
  • 移行するゲームが5本以下で、回線速度が十分(100Mbps以上)
  • MODを使っていない or Steam Workshop経由のMODのみ
  • 手間をかけたくない

方法2|steamappsフォルダの手動コピー

ゲーム数が多い場合や回線速度が遅い場合は、旧PCのゲームファイルを丸ごとコピーする方法が有効です。

1

旧PCのC:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\から、移行したいゲームフォルダを外付けSSD等にコピーします。

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あわせてsteamapps\直下にあるappmanifest_[AppID].acfファイルもコピーしてください。このファイルがないとSteamがゲームを認識しません。

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新PCのSteamライブラリフォルダ(例: C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\)に、コピーしたゲームフォルダと.acfファイルを配置します。

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Steamを再起動すると、ゲームが「インストール済み」として認識されます。初回起動時にファイル検証が走ることがありますが、数分で完了します。

方法3|Steam LAN転送(おすすめ)

旧PCと新PCが同じネットワーク(同一LAN)につながっているなら、Steam LAN転送が最も効率的です。外付けストレージもインターネット接続も不要で、LAN経由で直接ゲームファイルを転送します。

1

旧PC・新PCの両方でSteamを起動し、同じアカウントでログインします(同時ログインOK)。

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両方のSteamで設定 → ダウンロードを開き、「同一ローカルネットワーク上の他のSteamクライアントからの転送」をオンにします。

3

新PCのSteamライブラリでゲームの「インストール」を押します。Steamがまず旧PCからのLAN転送を試み、見つからないファイルだけインターネットからダウンロードします。

LAN転送の実測速度について

有線LAN(1GbE)接続なら実測800〜950Mbps程度出るため、100GBのゲームも10〜15分で転送できます。Wi-Fi接続でも可能ですが、速度は大きく落ちます。できれば有線での接続を推奨します。

Epic Games Storeの移行手順

Epic Games Storeには「ゲームの移動」機能がないため、少しだけ手間がかかります。ただし、以下の手順で再ダウンロードの大部分をスキップできます。

1

旧PCのEpicゲームフォルダ(デフォルト: C:\Program Files\Epic Games\[ゲーム名])を外付けSSD等にコピーします。

2

新PCにEpic Games Launcherをインストールし、ログインします。ライブラリから対象ゲームの「インストール」を押してください。

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ダウンロードが2〜3%進んだらキャンセルします。これでEpicがインストール先にフォルダ構造を作成します。

4

作成されたフォルダの中身を、旧PCからコピーしたファイルで上書きします。

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Epic Games Launcherに戻り、ダウンロードを「再開」します。既存ファイルの検証だけが走り、大部分のダウンロードがスキップされます。

Epicのクラウドセーブについて
  • 対応タイトルは新PCでログインするだけでセーブが同期されます
  • クラウドセーブ非対応のゲームも一部あるため、ライブラリの各ゲーム詳細で「クラウドセーブ」の表示を確認してください
  • 非対応の場合は%LOCALAPPDATA%等のセーブフォルダを手動コピーする必要があります

Xbox Game Pass(PC版)の移行手順

Xbox Game Passのゲームは再ダウンロードが基本です。インストール先のWindowsAppsフォルダはOS管理下にあり、手動コピーが極めて困難なためです。

1

新PCにXboxアプリをインストールし、同じMicrosoftアカウントでログインします。

2

ライブラリからゲームを再インストールします。セーブデータはXbox Cloud経由で自動同期されるため、手動コピーは不要です。

Game Passから外れたゲームのセーブに注意
  • Game Passのラインナップから外れたゲームでも、セーブデータ自体はXbox Cloudに残っています
  • ただし、ゲームを再インストールできないとセーブにアクセスできません。対象タイトルを個別購入すればセーブは復元されます

GOG / EA App / Battle.netの移行手順

GOG ― フォルダコピーだけで動く

GOGはDRMフリーのため、移行が最もかんたんです。ゲームフォルダ(デフォルト: C:\Program Files (x86)\GOG Galaxy\Games\)を新PCにコピーし、GOG Galaxyの「インストール済みゲームをスキャン」で認識させるだけで完了します。ゲーム本体の.exeをそのまま実行しても起動します。

EA App ― フォルダコピー+再インストール

1

旧PCのC:\Program Files\EA Games\から対象ゲームのフォルダをコピーします。

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新PCでEA Appからゲームのインストールを開始し、インストール先をコピー済みフォルダの場所に指定します。既存ファイルを検出してダウンロードをスキップします。

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セーブデータはDocuments\Electronic Arts\に保存されていることが多いです。このフォルダも忘れずにコピーしてください。

Battle.net ― 「別のフォルダを使用」で認識

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旧PCのゲームフォルダをコピーし、新PCの任意の場所に配置します。

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Battle.netクライアントでゲーム横の歯車アイコンをクリックし、「ゲームの場所を表示」を選択。表示されたフォルダにコピーしたファイルを移動するか、「別のフォルダを使用」でコピー先を直接指定します。

Battle.net Authenticatorの移行を忘れずに
  • 認証アプリ(Battle.net Authenticator)を使っている場合、新PCやスマホの機種変更時に移行が必要です
  • Blizzardのアカウント設定から「認証コードの解除 → 再設定」の手順で移行できます

MODの移行方法

MODを使い込んでいるなら、ゲーム本体よりもMOD環境の移行のほうが重要かもしれません。MODマネージャーを使っていれば比較的スムーズに移行できます。

Vortex(Nexus Mods公式)の場合

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Vortexの設定 → MODで「MODのステージングフォルダ」と「MODのダウンロードフォルダ」のパスを確認し、両方のフォルダをコピーします。

2

新PCにVortexをインストール後、同じパス構成でフォルダを配置します。Vortexを起動してゲームを検出させると、MODのデプロイ(展開)が自動で走ります。

Mod Organizer 2(MO2)の場合

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MO2はポータブルインストールに対応しています。MO2のインストールフォルダをまるごとコピーすれば、プロファイル・MODリスト・ロードオーダーがすべて引き継がれます。

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新PCでMO2を起動し、ゲームのパスを新しいインストール先に合わせて修正してください。プロファイル内のModOrganizer.iniでパスを変更できます。

Steam WorkshopのMODは自動で復元されます

Steam Workshopで「サブスクライブ」したMODは、ゲームの再インストール時に自動でダウンロードされます。手動でコピーする必要はありません。ただしWorkshop以外から導入したMODは別途コピーが必要です。

大容量ゲームの効率的な転送方法比較

最近のゲームは1本100〜200GBが珍しくありません。移行するゲーム数と環境に応じて最適な方法を選んでください。

外付けSSD約2分
必要なもの外付けSSD(USB 3.2 Gen2)
おすすめ状況最も確実。ゲーム数が多い場合に
Steam LAN転送約10〜15分
必要なもの同一LAN+有線接続
おすすめ状況Steamゲーム限定だが追加機器不要
再ダウンロード約15〜20分
必要なもの高速インターネット回線(1Gbps)
おすすめ状況5本以下で手間をかけたくない場合
Steamバックアップ30分以上
必要なもの保存先ストレージ
おすすめ状況圧縮したい場合のみ(速度は遅め)

大量のゲームを移行するなら外付けSSDが最速です。USB 3.2 Gen2(10Gbps)対応のポータブルSSDなら、1TBのゲームデータでも20分程度で転送できます。1つ持っておくとPC移行だけでなくバックアップ用途にも使えるので、投資する価値があります。

Steamのゲームだけ移行するならLAN転送がベストです。外付けストレージを購入する必要がなく、旧PCと新PCを同じルーターにつなぐだけで使えます。

PC移行で実際に使う本命ストレージ|外付けSSD+内蔵NVMe

大容量ゲームを最速で移行するなら、上の比較表で最速だった外付けSSD(USB 3.2 Gen2)が本命。さらに新PCの内蔵ストレージも余裕があれば、移行後のゲームライブラリを内蔵NVMe SSDに展開しておくと、起動・ロード速度が段違いに上がります。移行の物理ツールと、移行後の常設ストレージを両方押さえておきましょう。

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旧PCの処分・データ消去

移行が終わったら旧PCのデータを適切に消去しましょう。特に売却・譲渡する場合は、個人情報の流出を防ぐためにストレージのデータ消去が必須です。

ランチャーのアカウント認証について

Steamは新PCでログインすると旧PCが自動的にログアウトされるため、手動での認証解除は不要です。EpicGOGも同様に、他デバイスからのログアウトが可能です。心配な場合は各プラットフォームのWebサイトから「すべてのデバイスからログアウト」を実行してください。

ストレージのデータ消去方法

SSD(SATA / NVMe)
Windowsの「PCをリセット」→「すべて削除する」→「ドライブのクリーニングを実行する」が基本。メーカー提供のSecure Eraseツール(Samsung Magician、WD Dashboard等)を使うとより確実です
HDD
コマンドプロンプトでcipher /w:C:\を実行すると空き領域を上書きできます。完全消去が必要な場合はDBANなどの専用ツールを使用してください
売却・譲渡前の最低限のチェック
  • ブラウザに保存されたパスワード・クレジットカード情報
  • Windowsのローカルアカウント・Microsoftアカウントの紐づけ解除
  • クラウドストレージ(OneDrive等)の同期解除

よくある質問(FAQ)

旧PCと新PCで同時にSteamにログインできますか?
はい、できます。LAN転送を使う場合は両方のPCで同時にログインする必要があります。ただし、同じアカウントで同時にゲームをプレイすることはできません。
クラウドセーブに対応しているか確認する方法は?
Steamの場合はストアページの右側に「Steamクラウド」のアイコンが表示されています。Epicはライブラリの各ゲーム詳細で確認できます。Xbox Game Passはほぼすべてのタイトルがクラウドセーブに対応しています。
グラフィック設定やキーバインドは引き継がれますか?
ゲームによります。設定をクラウドセーブに含めているタイトルなら自動で引き継がれます。ローカル保存の場合は、ゲームフォルダやDocuments内の設定ファイル(.ini / .cfg等)を手動コピーすれば引き継げます。ただし新PCのスペックが異なる場合、グラフィック設定は新環境に合わせて調整し直すのがおすすめです。
外付けHDDでもゲームの移行はできますか?
もちろんできます。ただしUSB 3.0接続のHDDはSSDと比べて転送速度が大幅に遅く、100GBの転送に20〜30分ほどかかります。手持ちのHDDがあるならそれで十分ですが、新たに購入するなら外付けSSDをおすすめします。
WindowsのライセンスはPC間で移行できますか?
リテール版(パッケージ購入またはMicrosoft Store購入)のライセンスは新PCに移行できます。旧PCでライセンス認証を解除してから、新PCで同じプロダクトキーを使って認証してください。OEM版(PC購入時にプリインストール)は元のPCに紐づいているため移行できません。

まとめ

PCゲームの引っ越しは、ランチャーごとの仕組みを知っていれば決して難しくありません。Steamならクラウドセーブ+LAN転送でほぼ自動、GOGならフォルダのコピーだけ。Epicはひと手間かかりますが、手順を踏めば再ダウンロードの大部分をスキップできます。

移行で最も見落としやすいのが、ローカル保存のセーブデータとMOD環境です。ゲーム本体よりも先にセーブデータのバックアップを取ることを強くおすすめします。大切なセーブデータが消えてしまったら、どんなに速い新PCも台無しです。

移行が終わったら、旧PCのデータ消去も忘れずに。ここまでやって、PC引っ越しは完了です。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。