Edifier HECATE G5 Maxは買いか|305時間はBluetooth時の数字、2.4GHzでは何時間か・装着感・マイクの弱点【2026年11月】
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PCの2.4GHzでは公称227時間。軽さと電池は強み、弱点はマイクと箱出しの音
出典:Edifier公式サイトのG5 Max製品ページ/Edifier Japanのサポートページ/THXに掲載された発売の告知/KitGuruの発売ニュース/PC Gamerのレビュー/The Shortcutのレビュー/Pocket Gamerのレビュー。装着感・音・マイクの評価は海外レビューの記述で、実機での計測ではありません。
ワイヤレスヘッドセットは便利でも、充電の手間が地味に面倒です。Edifier(エディファイア)の「HECATE G5 Max」は公称305時間という桁違いの電池持ちで注目されましたが、この数字はBluetooth接続でライトを消したときのものです。
付属レシーバーで使う2.4GHz接続の公称は227時間、ライトを点灯すると104時間になります。それでも毎日8時間使って約13日から28日は充電しなくて済む計算で、重さ305gの軽さと合わせて、長時間プレイの負担を減らす1台です。弱点はマイクと箱出しの音で、海外レビューでは音の評価が割れ、マイクは2本が厳しい評価でした。
米国の価格は149.99ドルです。2026年11月2日時点で、日本円の価格と国内の購入先は公表されておらず、Amazon.co.jpと楽天市場にも本体の取り扱いは出ていません。ボイスチャットが多い人や国内でそのまま買いたい人は見送り、電池と軽さを最優先する人が、海外から取り寄せるリスクを理解したうえで検討する製品です。
目次
結論先に結論|電池と軽さを取る人向け、通話と箱出しの音を求める人は別の機種
- 充電の頻度を減らしたい(2.4GHzで公称227時間)
- 長時間でも頭の負担が小さい軽いヘッドセットがほしい(305g)
- EQを自分で調整して、足音の位置がつかめる音に仕上げるのが苦にならない
- PCとゲーム機を1台で使い回したい
- ボイスチャットや配信が中心で、マイクの音質を重視する
- 箱から出してそのまま良い音で使いたい
- 動き回りながら使う(側圧が弱くずれやすいという指摘がある)
- 国内の販売窓口と保証を優先する(日本での購入先は未確認)
電池持ち電池持ち|305時間はBluetooth接続・ライト消灯のときだけ
公式の仕様表では、接続方式とライトの点灯有無で、公称の連続使用時間が4通りに分かれます。測定条件は音量50%です。
| 接続方式 | 公称の使用時間(ライト消灯/点灯) | 毎日8時間使ったときの目安(消灯) |
|---|---|---|
| Bluetooth | 約305時間/約119時間 | 約38日 |
| 2.4GHz(付属レシーバー) | 約227時間/約104時間 | 約28日 |
※使用時間はEdifier公式サイトの仕様表の公称値で、目安の日数は公称値を8時間で割った計算です。充電はUSB Type-Cで約6時間です。バッテリー容量2,000mAhは発売時の告知の記載です。
PCでゲームをするなら、レシーバーを挿す2.4GHz接続を使う人が大半です。基準にするのは305時間ではなく、227時間(ライトを点けるなら104時間)です。ライトは各イヤーカップのロゴだけの控えめな発光で、消灯と点灯の差は大きく出ます。

実使用でも電池持ちは高く評価されています。海外レビューの1本は数週間のテストで一度も充電しなかったと書き、もう1本は1回充電しただけで80%が残っていたと報告しています。前者は、これに近いのは初代のHyperX Cloud Alpha Wirelessくらいだとも書いています。充電しながら使うこともできるので、電池が切れて手が止まる心配はほぼありません。
装着感装着感|軽くて快適だが、側圧が弱くずれやすい面もある

重さは305gで、2.4GHzレシーバーは含みません。ヘッドバンドは厚みがあってやわらかく、イヤーカップの支えは金属製です。海外レビューは2本とも、軽くて長時間着けても疲れにくいと評価しています。
一方で、側圧(頭を挟む力)はごく弱めです。1本のレビューは、動いているうちに頭からずれ落ちたことが何度かあったとし、イヤーパッドが少しだぶついて見え、耐久性が気になるとも書いています。もう1本は、蒸れやすく、他のヘッドセットより頭が熱くなったと指摘しています。
どちらも、机の前に座って使う標準的な姿勢なら快適という点は共通です。立ち歩いたり頭を大きく振ったりする使い方より、座って長時間遊ぶ人に向いています。夏場の蒸れが気になる人は、この点を割り引いて考えてください。
音質音質|足音の定位は良好、箱出しの音は評価が割れる
ドライバーは53mmのチタンコートの複合振動板で、Hi-Res AudioとHi-Res Audio Wirelessの認証があります。有線接続(USB)では最大96kHz/24bitで再生できます。空間オーディオはTHX Spatial Audio+に対応しています。
2本のレビューで評価が分かれたのは、調整前の音です。1本は、箱出しの音は箱鳴りしたようにこもり、同梱のEQプリセットもゲーム別のものは中高域を持ち上げて低音をほとんど出さない極端な設定で、自分でスライダーを動かさないと使いにくいと書いています。もう1本は、閉じた形でも音場が広く、バランスと解像感に優れた音で、低音を少し足すだけで普段使いのヘッドセットに選んだと書いています。ただしサブベース(最低域)は物足りないとしています。
共通しているのは、細かな音の描写と方向感の良さです。足音や銃声の位置がつかみやすく、THX Spatial Audio+をオンにするとさらに分かりやすくなるという評価です。調整はEdifierの専用アプリで行い、パラメトリックEQ・低音ブースト・音量の平準化・マイク用のEQ・ライトの設定・プロファイル保存が使えます。1本は、初回のインストールでアプリが更新を繰り返す状態になったと報告しています。
EQを触る前提なら、競技系のゲームで武器になる音です。調整が面倒な人や、箱出しの音で判断したい人は、評価が割れている点を理解したうえで選んでください。
マイクマイク|厳しい評価が2本、好意的な声も1本

マイクは着脱式の単一指向ブームマイクと、本体内蔵の2基です。内蔵マイクはBluetooth接続の通話用です。
レビューの評価は、低めが中心です。1本は、ブームマイクの音がこもって鈍く、ソフト側のノイズ低減を強めるとデジタルっぽい歪みが出て、明瞭度の設定を上げると歯擦音(サ行の刺さる音)が増えて深みが減ると書いています。もう1本は、内蔵とブームのどちらも自然な録音にならず、ノイズゲートが強く効きすぎて、語頭が途切れると指摘しています。一方、3本目のレビューは、着脱できるマイクで通話すると友人にはっきり聞こえたと書いており、評価は完全には一致しません。
ゲーム中のボイスチャットが中心の人や配信者は、別のマイクを併用するか、マイクの評価が高い機種を選ぶほうが安全です。通話が少なくても、音がこもる前提で選ぶ必要があります。重視する人は別のマイクを併用してください。
接続接続と使い方の注意|遅延の数値は公表されていない
| 接続 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 2.4GHz | 付属レシーバー(USB-AとUSB-Cを切り替えられるプラグ) | PCやゲーム機でのメインの接続。公称使用時間は227時間 |
| Bluetooth 6.0 | SBCとLHDC 5.0に対応 | LHDC 5.0を使うには、送信側の機器も対応している必要があります |
| 有線(USB Type-C) | 有線接続で最大96kHz/24bit | 電池切れのときの予備にもなります |
※接続の仕様はEdifier公式サイトの仕様表と海外のレビューの記載です。
公式は2.4GHz接続の遅延を「体感できないレベル」とうたうだけで、ミリ秒の数値は示していません。FPSなど入力の遅れに敏感なゲームで使う人は、数値が出るまで様子を見るか、返品しやすい店で買うのが無難です。1本のレビューは、2.4GHzとBluetoothの同時再生ができない点も惜しいとしています。
日本での購入日本で買えるか|2026年11月2日時点では購入先が見つからない
Edifier JapanのサイトにはG5 Maxのサポートページ(ドキュメント・保証情報・お問い合わせ)があります。ただし購入ページや日本円の価格は掲載されておらず、Amazon.co.jpと楽天市場にもG5 Max本体の取り扱いは出ていません。
価格は米国で149.99ドル(2026年7月1日発売)です。日本円の価格や発売日が公式に発表されるまでは、国内で買う方法が決まりません。国内の発売を待つか、海外通販で取り寄せるかを選ぶことになります。
海外から取り寄せる場合は、日本での保証の窓口がないこと、輸入時の税や送料が別にかかること、無線機器として日本で使うための認証(技適)の表示があるかどうかを、購入前に販売元へ確認してください。国内の正規販売が始まるまで、急いで買う理由は薄いと考えます。
比較同価格帯の定番との違い|音とマイクを重視するなら別の機種
海外レビューの1本は、同じ149.99ドル前後の競合としてRazer BlackShark V3を挙げています。BlackShark V3は電池が約70時間とG5 Maxより短いものの、重さは270gとさらに軽く、箱出しの音とマイクはG5 Maxより良いという評価です。両者はあまり競争にならないというのが、レビューの見立てです。
電池持ちを最優先するなら、同じレビューが挙げる初代HyperX Cloud Alpha Wirelessのように、長時間駆動で割引も出やすい機種が比較対象です。G5 Maxは電池と軽さ、BlackShark系は完成度、というのが大まかな住み分けです。
おすすめ国内で今すぐ買える無線ヘッドセット
G5 Maxの国内発売を待つあいだに使う1台や、日本の販売窓口で選びたい人向けに、Amazon.co.jpで買える2機種を挙げます。
まとめまとめ|電池と軽さだけで選ぶなら強い。国内発売を待つ価値は、マイクを重視しない人にある
HECATE G5 Maxの公称305時間はBluetooth接続・ライト消灯の数字で、PCの2.4GHzでは227時間、ライト点灯なら104時間です。それでも充電の頻度を大きく減らせる点と、305gの軽さは、海外レビューが揃って評価しています。
弱点は、ボイスチャットに向かないマイクと、評価が割れる箱出しの音、ずれやすい側圧です。マイクを重視しない人が、EQを調整しながら使う前提で、国内での発売や価格の発表を待って選ぶのが現実的です。通話が多い人は、BlackShark系のようにマイクの評価が高い機種を選んでください。



