AOC AGP277QKMの発売日は?27型WQHD・425Hz Mini LEDの日本価格は未発表、仕様と向く人【2026年10月】
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27型WQHD・425Hz・Mini LEDの日本発売は未発表
リフレッシュレート425Hzの27型WQHDモニター「AOC AGP277QKM」が、中国で販売を始めました。日本で買えるのか、いつ、いくらなのかが、気になるところです。
結論から言うと、2026年10月17日時点で、日本の発売日・価格は公表されていません。中国の掲載価格は3,254元ですが、日本円の価格や国内販売の予告ではないので、日本での値段の目安にはなりません。
この機種を待つ価値があるのは、WQHDで400fps前後を出せる競技FPS向けのPCを持ち、画質もMini LEDで妥協したくない人です。それ以外の人は、国内で買える320Hz前後のMini LED機が現実的な代わりになります。

目次
要点待つ価値があるのは、400fps級の対戦用PCを持つ人
仕様表の2560×1440・425Hzには、オーバークロック動作で、表示にエラーが出たら400Hzへ下げる、という注記が付いています。エラーが出る場合があることを前提にした仕様なので、購入後は425Hzで問題なく表示できるか、自分の環境で確かめてください。
1フレームの表示間隔は、360Hzで約2.78ms、400Hzで2.50ms、425Hzで約2.35msです。360Hzから425Hzへの差は約0.43msで、240Hz(約4.17ms)から360Hzに上げたときの差(約1.39ms)の三分の一以下です。表示間隔の計算上の差で、体感や入力遅延の差をそのまま表す値ではありません。
リフレッシュレートを活かせるかは、ゲーム側のfpsしだいです。モニターを替えても、fpsは上がりません。
仕様AGP277QKMの画面と端子
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面 | 27型・Fast IPS・2,560×1,440(WQHD) |
| リフレッシュレート | 最大425Hz(オーバークロック。エラー時は400Hz) |
| バックライト | QD-Mini LED・1,152ゾーン |
| HDR・明るさ | DisplayHDR 1000(メーカー掲示) SDR 450・HDR 700・ピーク1,200cd/m² |
| 色域・コントラスト | sRGB 100%・DCI-P3 98% コントラスト比1,300対1 |
| 応答速度 | GtG 0.5ms(最小)/1ms(平均) MPRT 0.3ms(最小) |
| 映像入力 | HDMI 2.1×2(48Gbps) DisplayPort 2.1×1(UHBR13.5・54Gbps) |
| USB・音声 | USB 3.2 Gen1 Type-A×3・上り1 音声出力あり |
| 機能 | Adaptive-Sync(FreeSync)・PIP/PBP |
| 設置 | 高さ150mm・傾き-5〜23°・縦回転・左右回転±20° VESA 100×100mm |
| 重量 | スタンド込み7.50kg |
HDR 700cd/m²は画面全体を白にしたときの値で、1,200cd/m²は画面の10%だけを光らせたときのピーク値です。測定条件が違う典型値なので、実際の映像で出る明るさとは別に見てください。応答速度の0.3msはMPRT(動きのぼやけ幅の指標)で、画素が色を変える速度のGtGは最小0.5msです。0.3msをGtGと読まないでください。
測定条件も付いています。MPRT 0.3msは最大解像度・最大リフレッシュレート、Adaptive-Syncオフ、オーバードライブ最大の設定です。GtG 0.5msは最大解像度・最大リフレッシュレートで、オーバードライブ「20」の設定です。いずれもAOCの実験室での測定値です。

日本発売日と価格、日本は未公表
AGP277QKMは、AOC中国の公式サイトに製品ページがあります。中国での価格は、京東(JD)の掲載価格として3,254元と報じられています(2026年10月16日)。日本円の価格ではないので、国内価格の目安にはなりません。
日本については、AOC日本公式サイトのニュースとゲーミングモニターの一覧に、2026年10月17日時点で本機の掲載がありません。西側での発売の有無・時期・価格も、AOCは発表していません。
AOCは、日本向けに同じ系列のモニターを出してきたメーカーです。ただ、先行する中国発表の機種がそのまま日本で売られるとは限りません。AOC U27G4Zも、中国で掲載されたあと、日本では未発表のままです。国内の購入を前提にした予定は、立てられません。
接続使い切るには、GPUとケーブルの条件がある
HDMIでは、DSC対応のGPUが必要になる
仕様表の最大解像度欄は、2560×1440・425Hzの入力を「HDMI 2.1(DSC)」と「DisplayPort 2.1」としています。HDMIでWQHD・360Hz・約10.7億色(10bit相当)以上を使うには、DSC(映像を圧縮して送る仕組み)に対応したGPUが必要です。DisplayPort接続は、この制限の対象外とされています(DisplayPort 2.1の名称だけで、GPU側の対応や色深度の条件が決まるわけではありません)。GPUによっては、対応していてもDSCのオプションが表示されない場合がある、とも書かれています。
DisplayPort 2.1の帯域は54Gbps(UHBR13.5)、HDMI 2.1は48Gbps(FRL6)です。DSC対応が分からないGPUなら、メーカーが制限を書いていないDisplayPortのほうが条件は少なくなります。ただし、GPUのDisplayPort出力がこの帯域に対応しているかは、GPU側の仕様で確認が必要です。手持ちのGPUの出力端子と、DSC・DisplayPortの規格を、購入前に確認してください。
425fpsを維持できるゲームは限られる
425Hzの上限を活かしやすいのは、設定を下げたCS2やVALORANTなど、WQHDでも高いfpsを出しやすい軽いeスポーツ系のゲームです。重いゲームでは、PCの性能と設定しだいで、fpsが上限に届かないことが多くなります。
AGP277QKMは、2026年10月17日時点で測定付きのレビューが出ていません。「このGPUなら425Hzを使い切れる」と言える材料は、まだありません。手持ちのPCで、遊ぶゲームのWQHDの平均fpsと、落ち込んだときのfpsを見てください。平均fpsが上限のHzを大きく下回るなら、高Hzの差は活かしにくくなります。fpsの確認方法は、fpsとGPU使用率を表示する方法にまとめています。
0.3ms(MPRT)と0.5ms(GtG)は、オーバードライブを強めた条件の最小値です。残像やオーバーシュート(逆残像)の出方は、実機のレビューが出るまで確かめられません。オーバードライブの考え方は、残像・ゴーストの原因と対処法で説明しています。
向く人どんな人に向くか
- WQHDで400fps前後が出る対戦ゲームを、主に遊ぶ
- 最新のGPUとDisplayPort 2.1・DSCの環境がある
- 対戦ゲームと、HDRのゲームや映像を1台で済ませたい
- 普段のfpsが300にも届かず、425Hzを使い切れない
- HDMI接続のみで、GPUのDSC対応が分からない
- 国内の保証や販売店のサポートを重視する
HDRも重視するなら、Mini LED 1,152ゾーンとDisplayHDR 1000は魅力です。ただし、HDRに明るい画面と深い黒を両立する点では有機ELが得意で、液晶のMini LEDはゾーンの境目で光のにじみ(ハロー)が出ることがあります。この見え方も実機を待つ項目です。
比較国内で買える、近い構成のMini LED機との違い
| 製品 | 画面と最大Hz | 国内の状況 |
|---|---|---|
| AOC AGP277QKM | 27型 WQHD・Mini LED 1,152ゾーン 425Hz(OC) | 発売日・価格は未発表 |
| GRAPHT THE SHOOTER 27型 | 27型 WQHD・QD-Mini LED 1,152ゾーン 320Hz・HDR1000 | 販売中 購入カードは下に掲載 |
| GRAPHT THE SHOOTER 24.5型 | 24.5型 WQHD・QD-Mini LED 1,152ゾーン 360Hz | 販売中 購入カードは下に掲載 |
| I-O DATA LCD-GDQ271ULAQ | 27型 WQHD・Mini LED 2,304ゾーン 320Hz・DisplayHDR 1400 | 10月末出荷予定 予約価格78,980円(ソフマップ) |
| KTC M27T6 | 27型 WQHD・Mini LED 1,152ゾーン 180Hz(DisplayPort)・HDR1400 | 販売中 購入カードは下に掲載 |
画面サイズと解像度・ゾーン数が近い国内機は、27型で320HzのGRAPHT THE SHOOTERです。425Hzとの差は105Hzで、1フレームの表示間隔にすると約0.77msの理論上の差です。この差のために海外機を待つか、国内保証つきの機種を選ぶかが、実質的な判断になります。価格を抑えた240Hz版のTHE SHOOTER 27″ Essentialもあります。GRAPHT THE SHOOTERシリーズは、24.5型360Hz機の記事で詳しく扱っています。
HDRの明るさやゾーン数を優先するなら、国内で予約が始まったI-O DATAのLCD-GDQ271ULAQW(ホワイト・ソフマップの予約ページ)が比較対象です。2,304ゾーンとDisplayHDR 1400で、AGP277QKMの1,152ゾーン・DisplayHDR 1000より上位の構成です。一方で最大は320Hzなので、425Hzを求める人とは目的が分かれます。
有機ELの高Hz機も選択肢です。黒の締まりと応答の速さが違う点は、480Hz有機ELモニターのガイドで比べています。
購入候補待たずに選ぶなら、国内で買える320〜360HzのMini LED機
425Hzを待つほどではないなら、国内で買えるMini LEDモニターが候補です。対戦の速さを優先するなら、GRAPHT THE SHOOTERの27型320Hzか24.5型360Hz。画質を残しつつ予算を抑えるなら、KTC M27T6が比較対象になります。HDRの映像も重視するなら、有機ELのLG 27GX700A-Bも選べます。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQ購入前によくある疑問
まとめ400fps級の対戦用PCがあるなら待つ、それ以外は国内機でよい
AGP277QKMは、27型WQHDのMini LEDで425Hzを狙う機種です。ただし425Hzはオーバークロックで、日本の発売日・価格はまだ分かりません。待つ価値があるのは、WQHDで400fps前後を出せる対戦用のPCを持つ人です。
普段のfpsが320にも届かないなら、425Hzとの差は活かしにくく、国内で買える27型320HzのMini LED機も候補になります。国内の発売発表と実機レビューが出てから、これらと並べて決めてください。
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出典(2026年10月17日確認) AGON AGP277QKM製品ページ・仕様脚注 / AOC中国 AGP277QKM製品ページ / IT之家(中国での価格・販売) / PRAD(AGP277QKMの仕様) / AOC日本公式ニュース・ゲーミングモニター一覧






