ゲーミングモニターの画面中央の照準が消えない原因|GamePlus・GameAssist・OSDクロスヘアを解除する方法
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GamePlus・GameAssist・OSDクロスヘアの解除方法
ゲームを閉じてもWindowsのデスクトップを開いても、画面中央に赤い十字や緑の点が居座っている。故障を疑いたくなる症状ですが、多くのゲーミングモニターには、画面中央に照準を重ねて表示する機能が入っています。
多くの場合、その照準はゲームやWindowsではなく、モニター本体のOSD(モニターの設定メニューを出す仕組み)が描いています。この場合は、ゲームを終了しても、PCを再起動しても、GPUドライバーを入れ直しても消えません。消す場所は、モニター本体の設定メニューです。PC上のクロスヘア表示ソフトが原因のこともあります。
機能名はメーカーごとに違い、ASUSはGamePlus、GIGABYTEはGameAssist、MSIはScreen Assistance、AcerはAim point、LGはCrosshairです。まずスクリーンショットに照準が写るかで、モニター側かPC側かを分けましょう。
目次
原因モニターの照準表示とPC側の表示を見分ける
モニターのクロスヘアは、PCから届いた映像にモニターが後から重ねる表示です。Windowsが保存するスクリーンショットには含まれません。ただしPC側のオーバーレイソフトはキャプチャ方法によって写らないこともあるので、これは決め手ではなく手がかりとして使います。
スマートフォンの写真と見比べる
Windows 11では「Windows+Shift+S」で画面の切り取りを使えます。照準が見えている状態でスクリーンショットを撮り、同じ画面をスマートフォンのカメラでも撮ってください。スマートフォンの写真にだけ照準があれば、モニターが映像を加工している可能性が高くなります。
モニターにPS5や別のPCをつなげるなら、入力を切り替えて同じ位置に同じ照準が出るかも見ます。ただし機種によっては、入力切り替えで照準が一時的に消えることがあります。消えたからといってOSD機能ではないとは言えません。
手順メーカー別に照準を消す場所
メニューの名前と階層は機種ごとに違います。下の表は、メーカーの公式資料で確認できた例です。お使いの型番の説明書で、同じ名前の項目を探してください。
| メーカー | 機能名と場所 | 注意点 |
|---|---|---|
| ASUS | GamePlus(OSDの「システム設定」→「GamePlus」)。クロスヘアは4種類から選べる | ホットキーの組み合わせとメニューの並びは機種で違う。別項目のAI Crosshairも確認する |
| GIGABYTE | GameAssist内のCrosshair | G34WQC Aではメインメニューでジョイスティックを右に倒すとGameAssistが開く |
| MSI | Screen Assistance。MPG341CQRVの設定項目にNoneがある | MPG341CQRVでは、Navi Keyの下方向の既定機能がScreen Assistance |
| Acer | Gamingメニューの「Aim point」 | XB273Kでは、メニューを開いている間は照準が一時的に消える |
| LG | Game Adjust内のCrosshair。説明書にはOffの選択肢がある | FPS Counterとは同時に使えない |
ASUS(ROG・TUF Gaming)
ASUSの公式FAQでは、OSDの「システム設定」から「GamePlus」を開いてオンにし、ホットキーで機能を選ぶ流れが案内されています。クロスヘアは4種類から選べ、位置も微調整できます。照準を消す操作は、お使いの型番の説明書でGamePlusの項目を確かめてください。メニューの並びとホットキーの組み合わせは機種ごとに異なります。
ROGの一部モデルには、GamePlusとは別に「AI Crosshair」があります。背景に合わせて照準の色を自動で変える機能で、操作する場所は「AI Assistant」です。GamePlusのクロスヘアを外しても照準が残るときは、こちらも見てください。
GIGABYTE・AORUS
G34WQC Aの公式説明書では、Controlボタンを押してメインメニューを出し、ジョイスティックを右に倒すとGameAssistが開きます。その中の「Crosshair」で照準の種類を選びます。G27Q26の公式説明書では、メインメニューでジョイスティックを左に倒すとCrosshairのメニューが開き、一覧の先頭に「OFF」があります。続けてStyle 1〜4、Tactical Crosshair(画面中央の色に合わせて照準の色を自動で変える)、Offsetが並びます。G34WQC Aとは開く方向が逆なので、左右どちらでCrosshairが開くかは機種ごとに確認してください。同じGameAssistにあるGaming TimerはOFFにでき、タイマーが出ていればここで消せます。
同じ説明書の「Aim Stabilizer」は、動きの速いゲームでモーションブラーを減らす設定です。名前に「Aim」と付きますが照準は表示しません。Crosshairと取り違えないようにしましょう。
MSI
MPG341CQRVのScreen Assistanceには、Noneの選択肢があり、既定値もNoneです。照準が出ているなら、この項目をNoneに戻します。Navi Keyの下方向が既定でScreen Assistanceに割り当てられているため、OSDを開かなくても下に倒すだけで設定に入れます。メニュー名や割り当ては型番ごとに違うので、お使いの機種の説明書でも同じ項目を確かめてください。
背景色に応じて照準の色を変える「Smart Crosshair」を搭載したモデルは、OSDの「G.I.」の中に設定があります。
Acer(Predator・Nitro)
XB273KのGamingメニューには「Aim point」があり、射撃ゲーム向けの照準を画面に表示します。ここをOffにします。ホットキーメニューやメインメニューを出すと照準は一時的に消える仕様です。設定を変えたら必ずOSDを閉じてから、照準が残っていないかを見てください。メニューを開いたままだと、消えたのか一時的に隠れているだけなのか区別できません。
LG UltraGear
LGのUltraGear向け説明書では、Game Adjustの中に「Crosshair」があり、赤い十字、緑の十字、赤い点、緑の点の4種類とOffを選べます。照準を消すにはOffを選びます。FPS CounterとCrosshairは同時に使えない仕様なので、片方をオンにするともう片方は使えません。照準を消したいだけなら、FPS Counterをオンにせず、Crosshair自体をOffにします。
SamsungなどASUS・GIGABYTE・MSI・Acer・LG以外のメーカー
Samsung Odyssey G30Dの公式製品ページには、Virtual Aim Pointという照準表示機能が載っています。ほかのメーカーも名称が違うだけで同種の機能を持つ機種があるので、説明書やOSDメニューで「Crosshair」「Aim」「Point」を含む項目を探してください。ゲーム関連のメニュー(Gaming、Game Settingなど)の中にあることが多いです。
OFFにしても照準が残るとき
- 同じOSD内に、別の照準項目(AI Crosshair、Smart Crosshairなど)が無いか確かめる
- モニターの設定を操作できるアプリ(GIGABYTEのOSD Sidekick、ASUSのDisplayWidget Centerなど)を使っているなら、アプリ側の設定も開く。アプリを閉じただけでは、モニターに適用済みの設定は戻らないことがある
- スクリーンショットにも写るなら、タスクバー右の通知領域でCrosshair Xのようなクロスヘアソフトが動いていないか見て、表示を切るか終了する
- 設定の場所が見つからないときは、OSDの「Reset」「Reset All」「Factory Reset」で初期化する。明るさや色温度、ゲーム用の画質設定も戻るので、先に設定画面をスマートフォンで撮影しておく
モニターのクロスヘアとゲーム内の照準は別のものです。二重に見えるなら、残したい側を決めて、もう一方をオフにします。ゲームに照準が無い作品でモニター側をオフにすると、照準そのものが無くなります。
予防ドット抜けや焼き付きとの見分けと、再発を防ぐ設定
クロスヘアをオフにしても画面中央に小さな点だけが残るなら、ドット抜けや輝点の可能性があります。クロスヘアには点だけのデザインもあるので、まずOSDを閉じた状態で残るかを確認し、白・黒・赤・青の単色画面に切り替えて、同じ位置の画素だけがおかしくないかを見てください。薄い十字の跡が残るなら、別の表示設定が生きていないか、入力を変えても残るか、OSDメニューを開いても同じ位置にあるかを確かめます。OLEDモニターでは固定画像の長時間表示が影響する可能性もあります。設定を初期化しても入力を変えても残る場合は、メーカーのサポートに相談してください。
再発を防ぐには、モニターのジョイスティックやボタンに割り当てられたショートカットを確認しておきます。MSI MPG341CQRVのように、ボタンの方向にScreen Assistanceが割り当てられた機種があります。明るさや入力を変えるつもりで倒した方向が照準の設定だった、ということが起こり得ます。使わないなら、ホットキーの割り当てを別の機能に変えておくと誤操作を減らせます。
照準が出ているだけの症状なら、Windowsの再インストールやGPUドライバーの削除は要りません。OSDが原因なら、それらを行っても設定は変わらないためです。
出典:ASUS公式FAQ「ASUS GamePlusとは」、ASUS公式FAQ「ROG A.I. Assistant」、GIGABYTE G34WQC A公式説明書、GIGABYTE G27Q26 ユーザーマニュアル、MSI Optix MPG341CQRV公式説明書、Acer XB273K公式説明書、LG UltraGear公式説明書、Samsung Odyssey G30D公式製品ページ、Microsoft公式サポート「Snipping Tool」
まとめまとめ|まずモニター本体のクロスヘア設定を開く
ゲームを閉じても消えない画面中央の照準は、モニター本体のOSD機能であることが多く、ゲームやWindowsを触っても消えません。スクリーンショットに写らずスマートフォンの写真にだけ写るなら、その可能性が高くなります。
メーカーごとの機能名(GamePlus、GameAssist、Screen Assistance、Aim point、Crosshair)を目印に、モニターのOSDでクロスヘアをオフにします。消えなければ、モニター側のAI Crosshairなど別の照準項目と、PC側のCrosshair Xのようなソフトを分けて確認し、最後に設定の初期化を検討します。


