FortniteのLinux対応はいつ?EAC Linux v2の8条件とSteam Deck・今遊べる環境【2026年10月】
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EAC Linux v2の8条件と現在の選択肢
Epic Games LauncherのLinux版が公開されても、FortniteをすぐにLinuxへインストールして対戦できるわけではありません。ゲームを動かす仕組みと、不正行為を防ぐアンチチートの対応は別です。
Epicは2026年10月14日、Easy Anti-CheatのLinux実装を「EAC Linux v2」へ作り直し、Fortniteで先行試験する計画を発表しました。Linux版Fortniteの提供日は未発表で、ディストリビューションの開発・保守者とセキュリティ要件を整えることが前提です。
今すぐ遊びたいなら、Windowsでの通常プレイか、対応端末からのクラウド配信が選択肢です。Linux対応を見込んでSteam Deckを買う判断は待つほうがよく、同機種はEAC Linux v2に必要な機能を現状サポートしていません。
目次
時期FortniteのLinux対応日は未定、先行試験を計画
EpicはLinux側の要件整備を進め、FortniteでEAC Linux v2を先行試験する計画です。効果を検証した後、ほかの開発者にも提供する方針です。EACの保護水準を近い時期にWindowsへ近づけるという説明は、Fortniteの配信日を示すものではありません。
Epicは、十分な数のディストリビューションの保守者との調整が機能する段階になったら、Epic Games Launcher経由でFortniteをLinuxへ提供する計画です。2026年10月15日時点で、公開日や一般向けテストの参加方法は発表されていません。
プレビュー版を入れるだけではFortniteのLinux対応は完了しません。対応開始の告知と、利用するOS・機種の要件を待つ必要があります。
条件EAC Linux v2が求める8項目
発表時の要件は、ハードウェアの機能だけでなく、起動経路・カーネル・ドライバーの署名や設定にも及びます。Epicは今後の調整で要件を変えていく可能性も示しています。
- 署名済みカーネルとカーネルモジュール
プレイ中のカーネルは既知の鍵で署名されている必要があります。読み込むモジュールも組織がビルドし、既知の鍵で署名したものが条件です。NVIDIA GPUドライバーなど、カーネル本体とは別に配布されるモジュールも対象になります。
- TPM 2.0
起動時のコードや構成を検証するために使います。対応ハードウェアを備え、BIOSで有効にする必要があります。
- Secure Boot
BIOSで有効にし、起動経路で使う鍵は既知のものにする必要があります。手元で作った鍵で署名すれば、同じ条件を満たせるという意味ではありません。
- Measured Boot
起動時に実行するコードなどの情報を記録する仕組みです。署名の正当性を確認するSecure Bootとは役割が異なり、起動の測定結果が必要です。
- IOMMU
DMAを使う機器からメモリへのアクセスを制御します。携帯機以外ではBIOSとLinuxカーネルで有効にし、パススルーを無効にする要件です。この例外だけで携帯機全体の対応が保証されるわけではありません。
- Kernel LockdownのIntegrityモード
管理者権限によるカーネルの改変などを制限する機能です。起動時に明示的に有効にする必要があります。
- Kexecの無効化
通常の再起動を経ずに別のカーネルを読み込む機能を、起動時に明示的に無効にします。起動時の測定結果と、実際に動いているカーネルが食い違うことを防ぎます。
- BPF LSMの有効化
Linux Security ModuleのフックをeBPFから使う機能です。読み込み済みで有効な状態が必要です。
既知の鍵の例にはCanonical、Fedora、Universal Blue、Debian、openSUSEなどが挙げられています。ただし、鍵が一覧にあることは、その系統のOSやすべてのPCがFortnite対応済みという意味ではありません。ほかの要件も満たす必要があります。
自己署名の鍵を使う別の起動経路は維持できますが、shim経由の場合、登録されたMOKはすべて既知の鍵であることが条件です。ゲーム用の起動エントリーを分ける考え方は公式FAQにも示されています。実際の変更は、Fortniteの提供開始と利用OSの案内を待って判断するのが妥当です。
違い従来のEACのProton対応とは何が変わるか
EACは2014年からLinuxのゲームクライアントに対応し、2021年にはWine・Proton経由のWindows版ゲームにも対応しました。ただし、ゲームごとに開発者が有効化する方式で、EAC対応というだけでFortniteのLinuxプレイが可能になるわけではありませんでした。
EAC Linux v2は、Windows版との保護水準の差を縮めるため、Linuxの既存のセキュリティ機能を使います。独自のアンチチート用カーネルモジュールはインストール・読み込みせず、systemdサービスとeBPFプログラムを組み合わせます。
初回起動時にはアンチチートのsystemdサービスのインストールを求められます。サービスは保護対象のゲームの起動時に開始し、終了時に停止します。既存のLinux対応を有効にしているゲームでは、開発者が従来方式を継続するかv2へ移るかを選べます。
携帯機Steam Deckは現状のEAC Linux v2要件に非対応
EpicはSteam DeckがEAC Linux v2に必要な機能をサポートしていないと明記しています。Valveと協議を続け、将来の対応を望む方針ですが、今回の発表をSteamOSでFortniteが動く保証にはできません。
Steam Deckで今遊ぶ方法としては、GeForce NOWの対応アプリを使ったクラウド配信があります。ゲーム本体を手元のSteamOSで実行する方式とは異なり、EAC Linux v2によるローカル実行の対応を待つ必要がありません。
選択肢今遊ぶならWindowsか、対応環境からクラウド配信
手元のPCで動かすならWindowsを維持
すでにWindowsでFortniteを遊べているなら、Linux対応の見通しだけを理由にOSを移す必要はありません。Epicの現行サポートは、仮想マシンや非ネイティブに導入したOSでのプレイをサポートしていません。Linux上の仮想Windowsを通常のWindows環境と同じ扱いにはできません。
Linuxを維持するならGeForce NOWの対応環境を確認
FortniteはGeForce NOWの配信対象です。NVIDIAのLinuxアプリのOS要件はUbuntu 24.04 LTSで、Steam Deck向けアプリも提供されています。デスクトップLinuxのブラウザーなら何でも正式対応という案内ではないため、使うアプリと端末の要件を先に確認してください。
Linuxアプリでは、NVIDIA GPUはXorg、AMD・Intel GPUはWaylandを使う案内です。GPUの動画デコード対応やドライバーにも要件があります。通信は1080p・60fpsで25Mbps、データセンターとの遅延は80ms未満が必要とされ、有線LANまたは5GHz帯のWi-Fiが推奨されています。
クラウド配信では通信状態が操作感に影響します。対戦時の反応を重視するなら、無料枠などで回線との相性を試してから利用を続けるか判断してください。Linux版Fortniteを手元で動かす場合の性能を、クラウド配信のfpsで見積もることはできません。
Xbox Cloud GamingもFortnite公式が案内する配信先です。ただし、利用する端末・ブラウザーの対応確認が必要で、デスクトップLinux全般での動作保証として扱わないでください。
FAQFortniteのLinux対応でよくある疑問
まとめLinux対応の計画は前進、プレイ開始日は未定
FortniteはEAC Linux v2の先行試験対象になる計画です。対応日は未発表で、8項目の要件とディストリビューション側の調整が前提になります。Steam Deckでのローカル実行を期待する場合は、機種対応の続報を待ってください。今遊びたい場合はWindowsか、端末の要件を満たしたクラウド配信が選択肢です。
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出典 Epic EAC Linux v2 / Epic Games Launcher Preview / Fortnite OS Support / Fortnite Cloud Support / NVIDIA GeForce NOW Requirements / Fortnite GeForce NOW




