Steam実績セットのベータ開始|DLC別の進捗とフレンド比較は何が変わる【2026年10月】
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DLCは紫で別集計、フレンド比較は最大3人
出典:Steam「Steam Achievement Sets Now in Beta」(画像も同告知より)にもとづきます。情報は2026年10月16日時点のものです。
DLCを買い足した後に実績が増えて、クリア済みだったはずのゲームが未完了に戻る。Steamの実績にはそんな不満がありました。10月15日に始まった実績セット(Achievement Sets)は、この問題への答えです。
開発者が実績を「本編」「DLC」などのセットに分けられるようになり、セットごとに進捗バーが出ます。DLCの実績は、そのコンテンツを使えるようになるまで全体の進捗に含まれません。フレンドとの比較は最大3人で、人によって「取れる実績の総数」が違っても比べられるようになりました。
ただし、今は誰でも使えるわけではありません。Steamクライアントのベータに参加していて、しかも開発者がセットを設定したゲームだけが対象です。実績を取る方法そのものは変わりません。
目次
要点変わるのは「見せ方」と「数え方」
実績が開発者の決めたセットに分かれ、セットごとに進捗が出ます。DLC分は紫、本編は青で表示され、DLCを使えるようになるまで全体の進捗には入りません。実績ページも新しくなり、最大3人のフレンドと比べられます。
DLC別本編は青、DLCは紫で数え方が分かれる
セットには2種類あります。本編のセットは、そのゲームを遊ぶ全員が取れる実績をまとめたもので、進捗とトロフィーが青で表示されます。DLCのセットは、追加コンテンツを入手しないと取れない実績をまとめたもので、紫で表示されます。
数え方で効いてくるのは、DLCの実績が全体の進捗に入るタイミングです。DLCの実績は、そのコンテンツを使えるようになるまで全体の進捗に含まれません。使えるようになった時点で、紫の進捗とトロフィーとして実績ページに現れます。DLCを持っていなくても、新しい実績ページでそのゲームに追加された実績を一覧で眺められます。

DLCの追加で完了状態が崩れる問題への対策でもあります。セットに実績が後から足されても完了の記録は保たれ、開発者が新しいセットを作れば、戻ってきたプレイヤーは追加分を確認できます。
DLCの実績が全体の進捗に入る条件は「コンテンツへのアクセス権」です。購入以外のケースでの扱いは、公式告知に記載がありません。
比較フレンド比較は最大3人、分母は人によって違う
新しい実績ページでは、そのゲームを遊んでいるフレンドを最大3人まで選んで、進捗を並べられます。比べられるのは、レア実績、完了したセット、DLCセットの進捗です。完了したセットの数と、新しい「実績の総数」の両方が表示されます。

この画面では、本編が40/40、DLCの「Adventure Time Pack」が3/10、「STAR WARS Pack」が0/10で、合計43/60(72%)と表示されています。ページ上部には「6 friends play this game」と出ていて、その中から比較する相手を選ぶ形です。
注意したいのは、総数が全員同じとは限らない点です。この総数は「各プレイヤーが実際に取れる実績」で数えます。持っているDLCや、期間限定・アーカイブ済みの実績の有無によって、フレンドごとに総数が変わります。DLCの有無が違う相手とは、獲得数の差より、進捗率と完了したセットの数を見たほうが実態に近くなります。
ファミリーシェアリングも対象です。ファミリーシェアリングで遊んだゲームがゲームリストに表示されるようになり、ファミリーシェアリングでプレイ時間があるフレンドも比較の対象に入ります。
期間限定取れなくなった実績は、完了を邪魔しない
開発者は、個別の実績やセットごと「アーカイブ」できます。シーズン制のゲームや、期間限定の季節イベントの実績での利用が想定されています。
アーカイブされた実績を取っていた人には、プロフィールにそのまま残ります。取り逃した人のプロフィールには表示されず、セットやゲームの完了を妨げることもありません。取れなくなった実績のせいで、完了率が永久に100%にならない状況は減ります。
画面実績ページ以外に変わる場所
実績ページは、Webのゲームリストと、Steamライブラリのゲームから開けます。全体の進捗、セットごとの進捗、個別の実績の詳細が1ページにまとまり、実績ごとの達成率(グローバル統計)は同じページのトグルで切り替えます。ほかにも、次の場所が変わります。
- 検索に、セットごとの絞り込みと、解除済み・未解除の絞り込みが加わった
- 完了したセットが、プロフィールの「最近プレイしたゲーム」、ゲームリスト、ライブラリなどに表示される
- 「パーフェクトゲーム」タブが「完了」に変わり、完了したゲームと、完了したセットのあるゲームの両方が並ぶ
- 完了したセットのあるゲームを、「コンプリート展示」に載せられる
- ストアとライブラリのゲームページに、実績セットがあるかが表示される
対応対応ゲームと使い始め方
セットを作るのは開発者です。対応していないゲームでは、これまでどおりの実績表示になります。公式告知が、すでにセットを追加したゲームとして挙げているのは次の17本です。
- Against the Storm
- Age of Wonders 4
- American Truck Simulator
- Call of Duty: Modern Warfare 4
- Crusader Kings III
- DREDGE
- Euro Truck Simulator 2
- Forza Horizon 5
- Flock Around
- He is Coming
- LEGO Batman: Legacy of the Dark Knight
- Left 4 Dead 2
- Portal 2
- PowerWash Simulator
- PowerWash Simulator 2
- Team Fortress 2
- Victoria 3
開発者の対応が進むにつれて、対応ゲームは増えていきます。リストにない場合は、ストアやライブラリのゲームページに実績セットの表示があるかで確かめられます。
今すぐ使うには、Steamクライアントのベータへの参加が必要です。デスクトップ版では、Steamの「設定」から「インターフェース」を開き、「クライアントベータ参加」のプルダウンで「Steam Beta Update」を選んで再起動します。メニュー名はクライアントの言語設定やバージョンで変わることがあります。
- 上の対応ゲームを遊んでいて、DLC別の進捗を確かめたい人
- フレンドと実績の進み具合を並べて見たい人
- ベータ特有の不具合が出ても、通常版へ戻せる人
- 遊んでいるゲームが対応リストにない人
- Steamが起動しなくなると困る環境の人
- 実績表示だけが目的で、急ぎでない人
通常版への反映日は、公式告知に書かれていません。表示が変わらないときは、クライアントがベータになっているかと、そのゲームが対応しているかの2点を順に確認してください。ベータの期間中は改善が続き、意見は公式のSteamクライアントベータのディスカッションで受け付けています。
まとめまとめ|DLC別の進捗とフレンド比較は、ベータと対応ゲームがそろえば使える
実績セットで、実績はDLCごとに分かれ、DLCを使えるようになるまで全体の進捗に入らなくなりました。フレンド比較は最大3人で、持っているDLCの違いで総数が変わる前提です。使うには、ベータ参加と、開発者によるセット設定の両方が要ります。通常版への反映日は、公式告知では示されていません。


