THE SHOOTER – Gaming Monitor 27″ Essentialは買いか|36,980円のWQHD 240Hzを解説
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27インチ・WQHD・240Hzの新モデル、36,980円は妥当な価格か
出典(確認日2026年9月15日):MSY株式会社プレスリリース「THE SHOOTER Gaming Monitor 27″ Essential」、GRAPHT公式ストア「THE SHOOTER 27″」商品ページ・「24″ Essential」商品ページ・「GR2724ML-BK」商品ページ、24″ Essentialプレスリリース、KTC公式「M27T6」商品ページ・「27M1 Pro」商品ページにもとづきます。Amazon.co.jpの実勢価格は2026年9月15日時点で確認しています。
GRAPHTから27インチのゲーミングモニターがまた出た、と調べてみると同じ「THE SHOOTER」の名前で24.5型・27型、無印・Essentialグレードが並んでいて型番迷子になりやすい状況です。しかも今回の27インチEssentialは240Hz止まりで、既存の27インチ上位モデルは320Hz。数字だけ見ると劣化版に見えますが、実際に削られたのはリフレッシュレートだけで、1,152ゾーンのQD-Mini LEDとHDR1000はそのまま残っています。
THE SHOOTER – Gaming Monitor 27″ Essentialは2026年9月17日に予約が始まり、10月16日に発売されるWQHD・240HzのFast IPSモニターです。価格はスタンドレス36,980円、スタンド付き39,980円(いずれも税込)。同シリーズ27インチ上位モデル(320Hz・56,980円〜)との価格差は2万円前後ありながら、Mini LEDのゾーン数・輝度・色域は共通という構成になっています。
公式仕様を一次情報で確認したうえで、320Hz上位モデルとの実質的な違い、価格差7,000円しかない24.5インチEssentialとの比較、同価格帯のXiaomi・KTC製品と並べたときの立ち位置まで、数字で判断材料をそろえていきます。

目次
要点まず何が決まっているか
27インチ・Fast IPS・WQHD(2560×1440)・240Hz・応答速度1ms(オーバードライブ時)。バックライトはQD-Mini LED 1,152ゾーンで、SDR時450cd/m²・HDR時最大1,000cd/m²(HDR1000)、色域はsRGB100%・AdobeRGB99%・DCI-P399%。型番はスタンド付きがGRT101-2724DML-BK(39,980円)、スタンドレスがGRT102-2724DML-BK-SL(36,980円)です。予約開始は2026年9月17日、発売は10月16日、販売はGRAPHT公式ECサイトとAmazonブランドストアに限られます。
仕様27インチEssentialの中身
27インチEssentialの仕様は大きく「パネル・画質」と「接続・保証」の2系統に分けて見ると把握しやすくなります。
パネル・画質まわり
- パネル:27型Fast IPS
- 解像度:WQHD(2560×1440)
- リフレッシュレート:240Hz
- 応答速度:1ms(オーバードライブ時)
- バックライト:QD-Mini LED・1,152ゾーンローカルディミング
- 輝度:SDR時450cd/m²・HDR時最大1,000cd/m²(HDR1000)
- コントラスト比:1,000:1
- 色域:sRGB100%・AdobeRGB99%・DCI-P399%
- 表示色数:約10.7億色(8bit+Hi-FRC)
- 残像低減:MPCS TECH搭載
接続・機能・保証
- 同期技術:Adaptive Sync対応
- PIP/PBP:対応
- 映像端子:DisplayPort 1.4×2・HDMI 2.1×2
- VESAマウント:100×100mm
- 保証:本体3年間
- 販売チャネル:GRAPHT公式ECサイト・Amazonブランドストア
比較1320Hz上位モデルとの違いは実質リフレッシュレートだけ
同じ27インチの「THE SHOOTER 27″」には、すでに発売済みの320Hz上位モデル(スタンドレス56,980円・スタンド付き59,980円)があります。両者を並べると、画質面の中核仕様はほぼ共通で、差はリフレッシュレートと価格に集約されることが分かります。
| 項目 | 27″ Essential | 27″(320Hz上位) |
|---|---|---|
| 価格(スタンドレス/スタンド付) | 36,980円/39,980円 | 56,980円/59,980円 |
| リフレッシュレート | 240Hz | 320Hz |
| 応答速度 | 1ms(OD時) | 1ms(OD時)/5ms(GtG) |
| バックライト | QD-Mini LED 1,152ゾーン | QD-Mini LED 1,152ゾーン(共通) |
| 輝度 | SDR450/HDR1000 | SDR450/HDR1000(共通) |
| 色域 | sRGB100/AdobeRGB99/DCI-P399 | sRGB100/AdobeRGB99/DCI-P399(共通) |
| 映像端子 | DP1.4×2・HDMI2.1×2 | DP1.4×1・HDMI2.1×2 |
| 入手性 | 10月16日発売(予約中) | 発売済み・購入可 |
意外な点として、DisplayPortの本数はEssentialの方が2系統と、上位モデルの1系統より多くなっています。安価なグレードのほうが接続の自由度で勝る珍しいケースです。一方で肝心のリフレッシュレートは240Hzと320Hzで確かに差があり、金額差は約2万円に達します。
更新間隔を計算すると、240Hzは1000ms÷240で約4.17ms、320Hzは1000ms÷320で約3.13ms。その差はおよそ1.04msです。大会レベルの競技で反応速度を突き詰める層には意味のある差ですが、WQHDで320fpsを安定して出せるGPU・CPUを組んでいることが前提になります。出せるfpsがそもそも240を下回るなら、240Hzパネルでも上限に届いていない状態です。
比較224.5インチEssentialとの価格差はスタンドレスで7,000円
もう一つの比較対象が、同じEssentialグレードの24.5インチモデル(2026年9月30日発売、スタンドレス29,980円・スタンド付き34,980円)です。画面サイズと解像度が変わる分、価格差以上に仕様差が広がっています。
| 項目 | 27″ Essential | 24.5″ Essential |
|---|---|---|
| 価格(スタンドレス/スタンド付) | 36,980円/39,980円 | 29,980円/34,980円 |
| 画面サイズ | 27型 | 24.5型 |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) | フルHD(1920×1080) |
| リフレッシュレート | 240Hz | 280Hz |
| Mini LEDゾーン数 | 1,152ゾーン | 180ゾーン |
| 色域 | sRGB100/AdobeRGB99/DCI-P399 | sRGB100/AdobeRGB88/DCI-P393 |
| 表示色数 | 約10.7億色(8bit+Hi-FRC) | 1,677万色(8bit) |
| 発売日 | 2026年10月16日 | 2026年9月30日 |
スタンドレス同士の価格差はわずか7,000円です。この7,000円で得られるのは、WQHD化・Mini LEDゾーン数が6.4倍(180→1,152)・色域の拡大の3点。逆に24.5インチEssentialが上回るのはリフレッシュレート(280Hz)だけで、価格重視かつフルHDで十分な人には24.5インチEssentialの方が費用対効果は高くなります。
GRAPHTは2024年10月に27インチ・WQHD・240Hz・Mini LEDの「GR2724ML-BK」(576ゾーン、発売時54,980円)をすでに販売していました。今回の27インチEssentialは同じ240Hzのまま、ゾーン数を576から1,152へ2倍に増やし、価格は4万円以下まで下がっています。旧モデルからの買い替えというより、当時この価格帯で妥協した人にとっての選択肢が広がったと捉えるのが実態に近いところです。
機能MPCS TECHは240Hzを320Hzにする機能ではない
GRAPHTは残像低減機能「MPCS TECH」について、公式に次のように説明しています。「残像感やブレを大幅に低減する機能です。動きの速いシーンでは、映像内のブレを感じやすいフレーム間を自動で検知・補正し、最も明るく美しい映像を鮮明に表示します」。
MPCS TECHはバックライトの点灯タイミングと映像フレームを同期させて体感の残像を減らす表示技術で、パネルの駆動周波数そのものを変えるものではありません。240Hzが320Hz相当になるわけではなく、GPUの描画フレーム数が増えるわけでもありません。有効化時に輝度がやや下がる、可変リフレッシュとの相性が出るといった副作用は一般的なバックライト同期型の残像低減機能に共通する傾向で、実機での挙動は評価が出そろってから確認したい部分です。
比較3同価格帯のライバル3機種
27インチ・WQHD・Mini LEDという構成は、GRAPHT以外からもすでに複数出ています。価格と仕様が近い3機種と比べると、27インチEssentialの立ち位置がはっきりします。
3機種を並べると、27インチEssentialは「WQHD・240Hz・1,152ゾーンMini LED・HDR1000」を同時に満たす唯一の選択肢であることが分かります。個別の項目で上回る競合はあっても、全部乗せで4万円を切る組み合わせは今のところ見当たりません。
適性向いている人・不向きな人
- 普段プレイするのがFPSだけでなく、RPGや映像作品も含めて画質重視の1台で済ませたい人
- 予算は4万円前後で、WQHD・Mini LED・HDR1000を同時に満たす製品を探している人
- WQHDで安定して出せるfpsが240前後までで、320fpsまでは狙っていない人
- WQHDで300fps以上を安定して出せるGPU・CPUがあり、競技で反応速度を突き詰めたい人(320Hz上位モデルが候補)
- 予算を最優先し、フルHD・高fpsで十分な人(24.5インチEssentialが候補)
- 単純なWQHD・高fpsのFast IPSだけが目的で、Mini LEDやHDRに価値を感じない人(他社のより安いWQHDモニターが候補)
おすすめ今すぐ買うなら4機種のうちどれか
27インチEssentialは10月16日発売のため、今すぐ手元に置きたい場合は同シリーズの現行モデルか、同じMini LED路線の競合2機種が選択肢になります。競技で余裕を持ちたいなら320Hz上位モデル、予算を抑えつつ同じ画質傾向を試したいなら24.5インチ無印(360Hz)、240HzにこだわらないならXiaomi G Pro 27i、HDR輝度を優先するならKTC M27T6が現実的な代替です。Mini LED非搭載でfps最優先のKTC 27M1 Proは比較3で仕様のみ紹介しています。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
総評WQHD・240Hz・Mini LED・HDR1000を4万円以下でまとめて取る一台
WQHDと240Hzだけを求めるなら、Fast IPSの安いモニターは他にもあります。27インチEssentialの価値は、WQHD・240Hz・1,152ゾーンQD-Mini LED・HDR1000を36,980円からまとめて手に入れられる点に絞られます。競技性能を最優先しWQHDで300fps以上を安定して出せる環境があるなら320Hz上位モデル、フルHDの高fps・予算重視なら24.5インチEssentialの方が向きます。それ以外の、FPSも遊びつつ大型タイトルの画質も楽しみたい人には、27インチEssentialがいちばんバランスの良い選択になりそうです。
THE SHOOTER – Gaming Monitor 27″ Essentialは2026年9月17日予約開始・10月16日発売、価格はスタンドレス36,980円・スタンド付き39,980円。27型Fast IPS・WQHD・240Hz・1ms(OD)に、QD-Mini LED 1,152ゾーン・HDR1000・sRGB100%/AdobeRGB99%/DCI-P399%の広色域を搭載します。既存の27インチ上位モデル(320Hz・56,980円〜)との違いはリフレッシュレートと価格が中心で画質仕様は共通、24.5インチEssential(29,980円〜)とはスタンドレスで7,000円差、Mini LEDゾーン数は6.4倍(180→1,152)です。同価格帯のXiaomi G Pro 27i・KTC M27T6・KTC 27M1 Proと比べても、WQHD・240Hz・1,152ゾーン・HDR1000を同時に満たす組み合わせは他に見当たりません。



