サンコーTMMS26CBK「USB1本で4画面にできる縦横回転モニター」はゲームPCで使える?別電源必須・60Hzの接続条件
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
78,980円。USB-C1本で映るのは映像だけ。65Wの電源と専用ドライバーが前提で、画面は60Hz
出典:サンコー プレスリリース、サンコー公式 製品ページ、Silicon Motion ドライバー配布ページ
ゲームをしながら、Discordや攻略情報を別の画面に出しておきたい。そんな用途に、15.6型のフルHD画面を縦に3枚つなげたモニターが発売されました。名前に「USB1本」とありますが、ゲーム用のデスクトップPCにつないだとき、本当にケーブル1本で済むのかは、名前だけでは分かりません。
結論は、「USB1本」で届くのは映像だけで、コンセントからの給電と専用ドライバーは必須です。USB-Cから映像を出せるPCならType-C1本、出せなければUSB 3.0以上のポートとHDMIの2本を使います。画面は60Hzなので、ゲーム本体は今のメインモニターに任せ、補助の情報を置く追加3画面として考えるのが現実的です。
分かれ目は、3枚の画面が必要かどうかです。税込78,980円は、1画面あたり約26,300円。Discordと攻略ページの2つを置くだけなら、15.6型のモバイルモニター1枚のほうが安く、設置も楽です。配信の管理画面、チャット、資料を常時並べたい人にだけ、3枚の価値が出てきます。

目次
仕様15.6型×3枚で税込78,980円。画面はすべて60Hz
サンコーは2026年10月14日に、「USB1本で4画面にできる縦横回転モニター」(型番TMMS26CBK)を発売しました。「4画面」は、PC本体につないでいる画面に、この製品の3枚を足した数です。つまり、増えるのは3枚です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格(税込) | 78,980円 |
| 発売日 | 2026年10月14日 |
| パネル | 15.6型 IPS・ノングレア×3枚、16:9、sRGB 100%、標準輝度300cd/㎡ |
| リフレッシュレート・応答時間 | 60Hz・20ms(メーカー公称) |
| 解像度 | マルチディスプレイ/ミラーモード:1920×1080、フルスクリーンモード:1280×2160 |
| 電源 | 付属のPD65W ACアダプター(外部給電が必須) |
| 対応OS | Windows 10/11、macOS(M1/M2/M3搭載Macの記載あり) |
| サイズ・重量 | 展開時 幅360×奥行340×高さ680mm、収納時 幅245×奥行30×高さ450mm、約3.8kg |
| 設置 | 360度回転するケース型スタンド(縦置き/横置き)、VESA 75×75mm(M4) |
| 保証 | 購入日から12か月 |
※サンコーのプレスリリースと公式製品ページにもとづきます。応答時間・リフレッシュレートはメーカーの公称値で、実測ではありません。
接続「USB1本」は映像だけ。電源は別、PCによってはHDMIも要る
公式の説明では、接続方法は2通りです。1つはType-Cだけでつなぐ方法、もう1つはType-CまたはType-AのUSBに、HDMIを加えてつなぐ方法です。どちらも、付属のPD65W ACアダプターをコンセントにつなぐ必要があります。サンコーは、3画面の駆動に大きな電力が要るため、外部給電は必須としています。
| PC側の端子 | つなぎ方 | 確認すること |
|---|---|---|
| 映像出力に対応したUSB-C DisplayPort Alt Mode | Type-Cケーブル1本+ACアダプター | PCやマザーボード、グラフィックボードのUSB-Cが映像出力に対応しているか |
| 映像出力のないUSBポート | USB Type-C/Type-A+HDMI+ACアダプター | Type-AはUSB 3.0以上。HDMI出力の空きが1つ必要 |
※サンコー公式製品ページのQ&Aにもとづきます。公式は、PCの仕様によってはType-C1本だけでは4画面にできない場合があるとも記載しています。
ゲーミングPCの場合、気をつけたいのは映像出力の空きです。USB-Cが映像出力に対応しているかどうかは、PCやマザーボード、グラフィックボードのマニュアルで確かめてください。対応していなければ、USBポートに加えてHDMI出力が1つ必要です。すでにメインモニターで出力を使っていると、空きがなくなることがあります。

初めてPCとつなぐときは、付属のUSBメモリか、公式ページからたどれる配布元のSilicon Motionのサイトから、専用ドライバーを入れます。サンコーは、このドライバーの導入について「サポート保証の対象外」としています。OSのバージョンアップで正常に動かなくなる可能性にも、注意書きがあります。Windowsは大型アップデートが入るので、ゲーム用のPCに入れる場合は、更新後に動くかを確認してから使うのが無難です。
ゲームゲームを映す画面ではなく、横に置く情報用。60Hzがそのまま上限
表示は3つのモードから選びます。3枚それぞれに別のウィンドウを置くマルチディスプレイモード、3枚に同じ画面を映すミラーモード、3枚を1枚の大きな画面として使うフルスクリーンモードです。解像度は、前の2つが1920×1080、フルスクリーンモードが1280×2160です。
| 表示モード | 解像度 | ゲーム用途での使いどころ |
|---|---|---|
| マルチディスプレイ | 1920×1080(各画面) | Discord、攻略ページ、配信のチャット欄を、別々の画面に置く |
| ミラー | 1920×1080 | 同じ画面を3枚に出す。対面の説明や会議向きで、ゲームの補助表示には使いにくい |
| フルスクリーン | 1280×2160 | 縦長の1画面として使う。画面の間には枠の隙間が出る |
※サンコー公式製品ページにもとづきます。公式は、各表示モードがPCのスペックによっては使用できない場合があるとしています。
この製品のゲーム用途で、確かな数字が出ているのは仕様だけです。リフレッシュレートは60Hz、応答時間は公称20msで、144Hzや240Hzのゲーミングモニターのような画面ではありません。応答時間20msは、パネルの色が切り替わる速さの公称値で、操作から画面に出るまでの入力遅延を表す数字ではありません。公式ページにも、PCの仕様によってはリフレッシュレートの最大表示ができない場合があるとの注意書きがあります。
サンコーは、この製品を作業効率を上げる拡張モニターとして紹介していて、ゲーム用途の動作は示していません。ゲーム中にこの画面へ動きの速い映像を出したときの見え方、fpsへの影響、ほかのドライバーとの相性は、公式の資料からは分かりません。ゲーム中の動作が示されていないので、ゲームの画面はメインモニターで動かし、3枚には動きの少ない情報を置く使い方がいちばん安全です。
ゲーム中のfps低下、入力遅延、ゲーム画面を3枚側へ映したときの動作は、公式の仕様に示されていません。購入後にゲームと同時に使う場合は、自分のPCで動作を確かめてください。
比較1枚のサブモニターとの違い|3枚が活きるのは、常時並べたい画面が多い人
ゲーム画面の横に置きたいものを数えると、判断しやすくなります。Discordと攻略ページの2つなら、文字サイズを標準にしたまま、15.6型1枚に左右で並べて収まることが多いです。3枚ぶんの画面と78,980円の価値が出るのは、置きたいものがそれ以上ある場合です。
| 使い方 | 必要な画面の数 | 向く選択 |
|---|---|---|
| Discordか攻略ページのどちらか | 1枚 | 15.6型のモバイルモニターか、縦長のサブモニター1枚 |
| Discordと攻略ページ | 1枚(左右に分割) | 15.6型モバイルモニター1枚で足りる |
| Discord、攻略ページ、配信のチャットや管理画面を同時に | 3枚 | この製品を検討する価値がある |
| ゲームの画面そのものを広げたい | ― | 高リフレッシュレートの大きなメインモニターのほうが向く |
※用途ごとの目安です。置く画面の数は、遊ぶゲームと使う配信ソフトによって変わります。
卓上の置き方も確かめておきたい点です。展開時の高さは680mmで、幅は360mmに収まります。横に3枚並べるより場所は取りませんが、メインモニターの横に高さ68cmのスタンドを置けるだけの余裕が、机に要ります。ケース型のスタンドは360度回転して縦置き・横置きを切り替えられ、背面はVESA 75×75mmに対応するのでモニターアームにもつけられます。ただし、アームへの取り付けは公式のサポート対象外です。
サブモニターの使い道はゲーミングPC用サブモニターの使い道で、ゲームを動かしながら2枚目の画面を使うときの設定とfpsへの影響はデュアルモニターでゲームをする設定と配置で扱っています。1枚のモバイルモニターで足りるかどうかはMSI PRO MP161E6の記事、縦長に特化した画面はJN-MD-IPS7843の記事で比べています。
判断この製品が向く人、1枚のサブモニターで足りる人
- 配信やチャット、資料など、常時並べたい画面が多く、1枚では窮屈になる
- 机の幅は取れないが、高さ680mmは置ける
- USB-Cの映像出力か、HDMI出力の空きがあり、コンセントも1口確保できる
- ドライバーの導入がサポート対象外でも、自分で試せる
- DiscordやWebページを1つ出せれば足りる
- ゲームの画面そのものをこの画面で動かしたい
- メインモニターでHDMIやDisplayPortの出力を使い切っている
- OSの更新で動かなくなるリスクを避けたい
要するに、78,980円は、3枚の画面を縦に積んで置く場所と、PD65Wの電源を用意できる人が、補助の画面を増やすための金額です。ゲーム用のPCに足す画面としては、ゲーム中の動作が示されていない分、1枚のサブモニターより試すハードルが高い製品です。まずは何を並べたいのかを書き出し、1枚で足りるなら下の候補を先に見てください。
購入1枚で足りる人の比較候補
TMMS26CBKはAmazon.co.jpで購入できます。価格と在庫、配送は注文時に確かめてください。置きたい画面が1〜2つの人は、あわせて並べた3製品も比較先になります。
TMMS26CBKと1枚で足りる人のサブモニター候補


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|追加3画面が必要な人だけ検討する、78,980円の縦3連モニター
TMMS26CBKは、ゲーム画面の横に複数の情報画面を常時置きたい人向けの製品です。映像はType-C1本でつなげますが、PD65Wの給電と専用ドライバーが必須で、映像出力に対応しないUSBではHDMIも使います。画面は60Hzで、ゲーム中の動作はメーカーの資料にも示されていません。
DiscordとWebページを1つずつ出す程度なら、15.6型のモバイルモニター1枚で足ります。購入前に、置きたい画面の数、PCの映像出力の空き、コンセントと設置場所の3つを確かめてください。






