Thermaltake Arcus 380 TG ARGBは買いか|24,980円・GPU430mmと上面360mm水冷の条件【2026年10月】
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24,980円、GPU430mmと上面360mm水冷までの条件
出典(確認日2026年10月28日):アスク「Arcus 380 TG ARGB」製品ページ、アスク公式ニュースリリース、TechPowerUp掲載のThermaltakeプレスリリース(10月27日)ほか。
曲面ガラスで内部を見せるピラーレスケースは1万円台から3万円台まで選択肢が増え、「Arcus 380は2万円台半ばを出す価値があるのか」が分かりにくくなっています。
結論は、ATXマザーボードで背面コネクタ対応の配線隠しをやりたく、GPUが430mm以内、CPUクーラーが160mm以内、水冷は上面360mmまでという人なら買いです。ファン5基付きで、Black 24,980円は同系統のView 590より2,000円安く収まります。
判断が分かれるのは、側面にラジエーターを付けたい人(360mmならView 590、240mmまでなら290)と、450mmのGPUや180mmのCPUクーラーを使う人(Arcus 290向き)です。この2条件のどちらにも当たらなければ、Arcus 380を選んで困る場面は多くありません。
目次
要点買う条件は4つ、外れるなら別モデル
Arcus 380 TG ARGBは、ATX対応・デュアルチャンバー・標準ARGBファン5基・背面コネクタ対応を、Black 24,980円で揃えたミドルタワーです。GPUは最大430mm、CPUクーラーは全高160mm、ラジエーターは上面最大360mmとリア120mmまでで、側面ラジエーターには対応しません。この範囲に収まるなら買い、収まらないなら290(GPU450mm・クーラー180mm)かView 590(側面360mm)が候補です。
仕様Arcus 380 TG ARGBで何が付いてくるか

フロントから左側面までを1枚の曲面強化ガラスでつないだピラーレスケースで、外形寸法は幅285×高さ469×奥行477mm、重量は約9.57kgです。マザーボードトレイの裏に電源とドライブを置くデュアルチャンバー構造で、MSI・GIGABYTE・ASUSの背面コネクタ設計のATX/microATXマザーボードにも対応します。
ファンは右側面に120mmのARGBリバースファン3基(吸気)、リアに120mmのARGBファン2基(排気)を標準搭載します。ファンはPWM制御で、ケース内部のライティングはこの5基で完結します。VGAサポートブラケットも付属するので、重いGPUを支える金具を別に買う必要はありません。
国内の想定価格はBlackが24,980円前後、Snow(ホワイト)が25,980円前後(いずれも税込)です。フロントI/OはUSB Type-C×1、USB 3.0 Type-A×2、ヘッドホン/マイク端子です。
搭載条件GPU430mm、CPUクーラー160mm、電源180〜260mm
対応するグラフィックボードは最大430mm、CPUクーラーは全高160mmまでです。電源はATXで、奥行きは180〜260mmです。ドライブの搭載位置で変わるため、長い電源を使うときはドライブの位置を先に決めます。
GPUの長さは余裕があります。例えばRTX 5090のFounders Editionは全長304mm、ASUS「ROG Astral GeForce RTX 5090」は357.6mmで、いずれも430mm以内に収まります。ただし、これは側面ラジエーターを使わない前提の話で、Arcus 380は側面に水冷を付けられないため制約になりません。
見落としやすいのはCPUクーラーの160mmです。大型の空冷クーラーには全高165〜170mmのモデルがあるので、買う前に高さを確認します。160mmを超えるクーラーを使うなら、全高180mmまで入るArcus 290か、165mmのView 590を検討します。
冷却標準は側面吸気3基・リア排気2基、上面は空いている
標準のファンは側面3基の吸気とリア2基の排気で、上面と底面は空いています。取り付け可能なファンは最大120mm×11基で、上面に120mm×3または140mm×2、右側面と底面にそれぞれ120mm×3、リアに120mm×2です。
ラジエーターは上面に360/280/240/140/120mm、リアに120mmが付きます。360mm簡易水冷を上面に付ければ、標準の側面吸気3基とあわせて吸気と排気の流れを作れます。側面にラジエーターを置く構成は選べないので、側面水冷が前提の人はここで候補から外れます(側面は、Arcus 290が240mmまで、View 590が360mmまで対応します)。
公称値はサイド3基が1500rpm・24.9dBA、リア2基が1500rpm・21.8dBAです。PWM対応なので、静かさを重視するなら回転数をマザーボード側で調整できます。
拡張性ドライブは3つまで、ストレージはM.2前提
ドライブベイは3.5/2.5インチ共用が1基と2.5インチが2基で、3.5インチHDDを付けるなら1台までです。ゲーム用PCならM.2 SSD中心で足ります。録画データや素材をHDDに複数台ためるなら、3.5インチ2基を持つView 590のほうが向きます。
兄弟機との違い380・290・280・View 590の選び分け
同時に発売されたArcusシリーズとView 590は、価格もできることもかなり違います。Arcus 380は「ATXで、デュアルチャンバーで、ファンが5基付く」を一番安く満たす位置です。
| 項目 | Arcus 380 | Arcus 290 | Arcus 280 | View 590 |
|---|---|---|---|---|
| 価格(Black) | 24,980円前後 | 17,980円前後 | 19,980円前後 | 26,980円前後 |
| マザーボード | ATX/microATX/Mini-ITX | ATX/microATX/Mini-ITX | microATX/Mini-ITX | SSI-CEB/ATX/microATX/Mini-ITX |
| GPU長 | 430mm | 450mm | 430mm | 435mm(側面水冷時350mm) |
| CPUクーラー | 160mm | 180mm | 160mm | 165mm |
| 標準ファン | 5基 | 3基 | 3基 | 5基 |
| 側面ラジエーター | 非対応 | 最大240mm | 非対応 | 最大360mm |
| 外形・重量 | 285×469×477mm/約9.57kg | 242×497×477mm/約8.45kg | 285×387×478mm/約7.82kg | 290×473×477mm/約8.8kg |
290は17,980円で、ATX・背面コネクタ対応・GPU450mm・クーラー180mmと、数字の上ではArcus 380より入る範囲が広いケースです。代わりに標準ファンは3基で、デュアルチャンバー構造の記載もありません。7,000円の差は、ファン2基とデュアルチャンバーの見た目に払う金額と考えると判断しやすくなります。
280はmicroATX専用なので、ATXマザーボードを使う人の候補にはなりません。View 590は2,000円高い分、側面360mm水冷とSSI-CEB、3.5インチ2基の拡張が増えます。差の詳細はView 590との比較記事、190/290についてはArcus 190/290の記事にまとめています。
他社比較CORSAIR 2800X RS-R・ASUS PRIME AP304 TGとの違い
曲面ガラスのピラーレスケースは他社にもあります。国内で買える近い価格帯の2製品と並べると、Arcus 380の立ち位置が見えます。
| 項目 | Arcus 380 TG ARGB | CORSAIR 2800X RS-R ARGB | ASUS PRIME AP304 TG |
|---|---|---|---|
| マザーボード | ATX/microATX/Mini-ITX | microATX/Mini-ITX | ATX/microATX/Mini-ITX |
| GPU長 | 430mm | 410mm | 420mm |
| CPUクーラー | 160mm | 170mm | 175mm |
| 上面ラジエーター | 最大360mm | 最大360mm | 最大360mm |
| 外形寸法 | 285×469×477mm | 232×447×436mm | 240×535×450mm |
| 特徴 | デュアルチャンバー、標準ファン5基 | 幅232mmの小型筐体、標準ファン3基 | 下部のスロットベントでGPU吸気を確保 |
CORSAIR 2800X RS-Rは幅232mmとかなり細く、置き場所が狭い人向けです。microATX専用で、GPUは410mmまでです。ASUS PRIME AP304 TGはATX対応でGPU420mm、CPUクーラー175mmと、数字の上では空冷クーラーに余裕があります。標準でファンを5基そろえて配線をまとめたいならArcus 380、クーラーの高さに余裕がほしいならAP304、省スペースならCORSAIRと分けると選びやすくなります。
結論Arcus 380を選ぶ人、選ばない人
- ATXの背面コネクタ対応マザーボードで、配線を見せないPCを組みたい人
- ファンを買い足さず、最初からARGBファン5基でそろえたい人
- GPUが430mm以内、空冷クーラーが160mm以内、水冷は上面360mmまでで足りる人
- 側面にラジエーターを付けたい人(360mmはView 590、240mmまでならArcus 290)
- 450mmのGPUや全高170〜180mmの空冷クーラーを使う人(Arcus 290)
- 3.5インチHDDを複数台載せたい人(View 590)
購入先Arcus 380と、条件が外れたときの候補
Arcus 380はBlackとSnowの2色で、条件が外れた場合の候補として290、View 590、他社2製品のカードも置いています。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|430mmと160mmに収まるなら買い
Arcus 380 TG ARGBは、ATXの背面コネクタ構成で配線を隠した見せるPCを、ファン5基付きの24,980円で組めるケースです。GPU430mm、CPUクーラー160mm、上面360mmまでの水冷に収まる構成なら、選んで困る場面は多くありません。
側面360mm水冷を使うならView 590、450mm級のGPUや180mmのクーラーを使うならArcus 290が合います。まず使うGPUとCPUクーラーの寸法を確かめてから選びます。
Thermaltake Arcus 380 TG ARGBは2026年9月18日発売、アスク想定価格はBlack 24,980円・Snow 25,980円。曲面ガラス、デュアルチャンバー、背面コネクタ対応、ARGBファン5基を備え、GPU最大430mm、CPUクーラー160mm、ラジエーターは上面最大360mmまで。側面水冷は非対応で、必要なら360mmまでのView 590(26,980円)、GPU450mm・クーラー180mmが必要ならArcus 290(17,980円)を選ぶ。







