ASUSの新型PCケース「PRIME AP304 TG」シリーズが発売|曲面ガラス採用で最大420mmの大型GPUに対応
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曲面ガラス採用で最大420mmの大型GPUに対応
出典:PR TIMES掲載のシー・エフ・デー販売によるプレスリリース / 国内正規代理店アユートの製品情報ページ / アユート公式「PRIME AP304 TG」製品ページにもとづきます。
ガラス面を大きく見せるパノラマ系のPCケースは、ここ数年でめずらしくなくなりました。ただしフロントと側面のガラスの間に金属フレームや継ぎ目が残るモデルは多く、内部を広く見せたいのに視界が分断される、という悩みを抱えている人は少なくありません。
ASUSが国内展開する新型ATXケース「PRIME AP304 TG」シリーズは、フロントから左側面まで1枚でつながる曲面強化ガラスパネルを採用し、この継ぎ目の問題に応えたモデルです。2026年7月17日に発売され、最大420mmの大型グラフィックボードと360mmラジエーターに対応する拡張性もあわせ持っています。ラインナップはファン非搭載の「PRIME AP304 TG」(市場想定価格2万1,980円前後)と、120mm ARGBファンを4基標準搭載する「PRIME AP304 TG ARGB」(同2万6,480円前後)の2系統で、それぞれブラック・ホワイトの計4製品です。
気になるのは、通常モデルとARGBモデルで実質どこが変わるのか、特許取得済みとされるGPUスロットクランプやスロットベントがどんな仕組みなのか、そして3.5インチHDDを複数台使いたい場合に容量が足りるのかという点ではないでしょうか。
要点まず何が起きたか
スペックPRIME AP304 TGの主要スペック
まずPRIME AP304 TGシリーズの主要スペックを一覧で確認します。通常モデル・ARGBモデルで共通の項目です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応マザーボード | ATX、Micro-ATX、Mini-ITX |
| 本体サイズ | 幅240×高さ535×奥行き450mm |
| 拡張スロット | 7基 |
| 対応GPU長 | 最大420mm |
| 対応CPUクーラー高 | 最大175mm |
| 対応電源長 | 最大200mm(ATX電源) |
| 上面ファン | 120mm×3、または140mm×2 |
| 側面ファン | 120mm×3(ARGBモデルは標準搭載) |
| 背面ファン | 120mm×1(ARGBモデルは標準搭載) |
| 底面ファン | 120mm×3 |
| 対応ラジエーター | 上面120/240/360mm |
| ストレージベイ | 3.5インチ×2、または2.5インチ×3 |
| フロントI/O | USB 3.2 Gen 2×2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、音声端子×1 |
| ケーブルマネジメントスペース | 最大33mm |
| カラー展開 | ブラック、ホワイト |
※シー・エフ・デー販売のプレスリリースおよび国内正規代理店アユートの製品情報(2026年7月時点)にもとづきます。


デザインフロントから側面までつながる曲面強化ガラス
PRIME AP304 TGで最も目を引くのが、フロントから左側面まで途切れずに広がる曲面強化ガラスパネルです。一般的なピラーレスケースの多くは、フロントと側面にそれぞれ平面ガラスを配置し、角の部分に継ぎ目や支柱が残ります。PRIME AP304 TGは角まで一枚の曲面ガラスでつなげることで、この継ぎ目を目立たせないデザインに仕上げています。
拡張性最大420mmの大型グラフィックボードに対応
内部スペースには余裕があり、グラフィックボードは最大420mmまで搭載できます。近年のハイエンドGPUは3連ファンを備えた大型クーラーの採用によって全長が350mmを超えるモデルも珍しくなく、420mm対応のPRIME AP304 TGならGeForce RTX 50シリーズなどの大型グラフィックボードも組み込みやすくなっています。
冷却ケース下部のスロットベントと最大10基のファン
ガラス面の広いショーケース型ケースは、フロントメッシュ型ケースに比べて吸気経路を確保しにくい場合があります。PRIME AP304 TGはこの課題に対応するため、シャーシ下部に特許取得済みの「3面構造スロットベント」を採用しています。ケース下部から外気を取り込み、発熱しやすいグラフィックボード付近へ空気を送り込む設計です。
| 設置箇所 | 対応ファン | 備考 |
|---|---|---|
| 上面 | 120mm×3、または140mm×2 | いずれか一方を選択 |
| 側面 | 120mm×3 | ARGBモデルは標準搭載 |
| 背面 | 120mm×1 | ARGBモデルは標準搭載 |
| 底面 | 120mm×3 | スロットベントと連動して外気を取り込む |
※上面を120mmで揃えた場合、合計は最大10基です。上面に140mmファンを選ぶと合計9基になります。
上面には最大360mmのラジエーターも取り付けられ、簡易水冷CPUクーラーを使った構成にも対応します。対応ラジエーターサイズは上面の120mm、240mm、360mmです。
比較ARGBモデルと通常モデルの違い
PRIME AP304 TGシリーズは、標準搭載ファンの有無を境に2系統に分かれます。
| 項目 | PRIME AP304 TG | PRIME AP304 TG ARGB |
|---|---|---|
| 標準搭載ファン | なし(別売) | 側面120mm×3+背面120mm×1=計4基 |
| 市場想定価格(税込) | 2万1,980円前後 | 2万6,480円前後 |
| カラー展開 | ブラック、ホワイト | ブラック、ホワイト |
| Aura Sync | 内蔵ARGBライトバンドで対応 | 同左+標準搭載ファンのARGB照明も追加 |
「PRIME AP304 TG ARGB」には、120mm ARGBファンが側面に3基、背面に1基の合計4基プリインストールされています。購入した段階で基本的なエアフローとライティング環境が整うため、ファンを個別に選ぶ手間を省きたい人に向いています。一方、無印の「PRIME AP304 TG」にはケースファンが付属しません。好みのファンを自分で選びたい場合や、すでに手持ちのファンがある場合は、通常モデルのほうが無駄がありません。両モデルともケース本体にARGBライトバンドを内蔵しており、ASUSのライティング制御機能「Aura Sync」と連携できます。通常モデルでもケース自体のイルミネーションは利用できる点は押さえておきたいところです。
互換性マザーボードとパーツの対応範囲
対応マザーボードはATX、Micro-ATX、Mini-ITXで、拡張スロットは7基。標準的なATXゲーミングPCを組める互換性です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応マザーボード | ATX、Micro-ATX、Mini-ITX |
| 拡張スロット | 7基 |
| 対応CPUクーラー高 | 最大175mm |
| 対応電源長 | 最大200mm(ATX電源) |
| ストレージベイ | 3.5インチ×2、または2.5インチ×3 |
| ケースサイズ | 幅240×高さ535×奥行き450mm |
| ケーブルマネジメントスペース | 最大33mm |
| ダストフィルター | 上面・底面(着脱式) |
空冷CPUクーラーは高さ175mmまで、ATX電源ユニットは奥行き200mmまで対応します。ストレージベイは3.5インチドライブ2台、または2.5インチドライブ3台まで搭載可能です。M.2 SSD中心の構成には十分ですが、複数の3.5インチHDDを搭載するストレージ重視の構成では、台数が足りなくなる可能性があります。マザーボード裏には最大33mmのケーブルマネジメントスペースを確保しており、太い電源ケーブルやARGBファンの配線を背面側へまとめやすくなっています。上面と底面には着脱可能なダストフィルターも備わっています。
I/O20Gbps対応USB Type-Cを備えたフロントI/O
ケース上部のI/Oポートには、USB 3.2 Gen 2×2 Type-Cを1基、USB 3.2 Gen 1 Type-Aを2基、ヘッドホン・マイク兼用の音声端子を1基備えています。USB 3.2 Gen 2×2 Type-Cは、対応機器との組み合わせで最大20Gbpsのデータ転送が可能です。外付けSSDなど大容量データを扱う機器を前面から接続したい場合に扱いやすい仕様です。
※フロントI/Oの仕様は国内正規代理店アユートの製品情報ページにもとづきます。
価格4製品の価格とモデル選びの目安
国内では、ブラックとホワイトを合わせた計4製品が展開されます。
| 製品 | 市場想定価格(税込) |
|---|---|
| PRIME AP304 TG BLACK(ブラック) | 2万1,980円前後 |
| PRIME AP304 TG WHITE(ホワイト) | 2万1,980円前後 |
| PRIME AP304 TG ARGB BLACK(ブラック) | 2万6,480円前後 |
| PRIME AP304 TG ARGB WHITE(ホワイト) | 2万6,480円前後 |
ARGBモデルと通常モデルの価格差は4,500円です。ARGBモデルには120mm ARGBファンが4基付属するため、ファンを個別に購入する費用や手間を考えると、最初から光るPCを組みたい人にはARGBモデルのほうが選びやすくなっています。一方、静音性や風量を重視して特定メーカーのファンを使いたい人には、通常モデルが向いています。
※価格は市場想定価格(税込)です。実際の販売価格は店舗により変動します。
購入PRIME AP304 TGシリーズを見る
カラー・モデルの組み合わせで計4製品が展開されています。それぞれのリンク先で最新価格・在庫状況を確認できます。


判断向いている人・様子見でよい人
- 内部パーツを見せるパノラマ系デザインのPCを組みたい人
- 最大420mmの大型グラフィックボードを搭載予定の人
- ARGBファンとライティング環境を最初から揃えたい人(ARGBモデル)
- 好みのファンを自分で選びたい人(通常モデル)
- 3.5インチHDDを複数台積みたい人(最大2台までのため)
- すでに手持ちのケースファンがあり、追加費用をかけたくない人
- 幅240×高さ535×奥行き450mmという設置スペースの余裕がない人
おすすめあわせて検討したい周辺パーツ
通常モデルの「PRIME AP304 TG」を選ぶ場合、ケースファンは別途用意する必要があります。ここではファン・簡易水冷・空冷CPUクーラー・電源ユニットという、PRIME AP304 TGを組む際に検討しやすい周辺パーツを紹介します。


FAQPRIME AP304 TGでよくある質問
まとめまとめ|曲面ガラスと大型GPU対応を両立したATXケース
PRIME AP304 TGは、曲面強化ガラスによるパノラマデザインと、大型パーツを搭載できる内部スペースを両立したATXケースです。最大420mmのグラフィックボード、360mmラジエーター、高さ175mmのCPUクーラーに対応し、現行のハイエンド構成も組みやすくなっています。
フロントから側面まで途切れない曲面ガラスと、最大420mmのGPU対応力を両立した点がPRIME AP304 TGの強みです。ケース下部のスロットベント、最大10基の120mmファン、特許取得済みのGPUスロットクランプまで、大型パーツを見せながら冷やす設計が随所に盛り込まれています。
一方で、通常モデルにはケースファンが付属せず、3.5インチHDDの搭載台数は最大2台に限られます。ARGBファンの必要性やストレージ構成を踏まえてモデルを選び、購入時は各販売店の価格・在庫状況を確認することをおすすめします。







