『Waste The Fallen』発表|無料コズミックホラー脱出FPS、最大3人・全ロストを抑えた設計【2026年8月】

『Waste The Fallen』発表|無料コズミックホラー脱出FPS、最大3人・全ロストを抑えた設計【2026年8月】

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PCゲーム情報/脱出シューター/Steam
『Waste The Fallen』発表
無料コズミックホラー脱出FPS、最大3人・全ロストを抑えた設計に注目
韓国のゲーム開発スタジオRoyalCrowが、PC向け新作『Waste The Fallen』を発表しました。異形のクリーチャーが徘徊する崩壊世界へ潜り、武器や素材を集めて生還を目指すコズミックホラー系の脱出シューターです。Steamでは基本プレイ無料タイトルとして登録されており、ソロだけでなく最大3人までのオンライン協力プレイにも対応します。大型のセーフボックスや安価で素早いクラフトによって、脱出シューターで大きなハードルになりやすい「1回死ぬと多くを失う」ストレスを弱めている点が特徴です。
基本プレイ無料最大3人協力日本語は現時点で非対応

出典:Steamストア「Waste The Fallen」Gematsu(RoyalCrow公式プレスリリース引用)にもとづきます。海外メディアの報道内容もあわせて参照しています。本記事の情報は2026年8月18日時点のものです。

韓国のゲーム開発スタジオRoyalCrowが、PC向け新作『Waste The Fallen』を発表しました。本作は、異形のクリーチャーが徘徊する崩壊世界へ潜り、武器や素材を集めて生還を目指すコズミックホラー系の脱出シューターです。Steamでは基本プレイ無料タイトルとして登録されており、ソロだけでなく最大3人までのオンライン協力プレイにも対応します。

ただし、『Waste The Fallen』で興味深いのは「ホラー版の脱出シューター」という世界観だけではありません。大型のセーフボックスによって持ち帰れるアイテムを守りやすくし、失敗後のクラフトも安価かつ短時間で行えるなど、脱出シューターで大きなハードルになりやすい「1回死ぬと多くを失う」というストレスを意図的に弱めています。さらに、探索時間が長くなるほど世界が異常に見えてくる「Sanity」システム、キャラクターを継続的に強化する「Bio-Arm」、拠点となるHideoutの育成まで用意されます。

この記事では、『Waste The Fallen』のゲーム内容、一般的な脱出シューターとの違い、無料プレイ、日本語対応、必要スペック、2026年9月に予定されているClosed Alphaについて整理します。

先に結論

『Waste The Fallen』は、韓国のRoyalCrowが手がける基本プレイ無料のコズミックホラー脱出シューターです。ソロまたは最大3人で崩壊した世界「Deep」へ潜り、Fallenと呼ばれる異形のクリーチャーやほかのDeviant(探索者)を警戒しながら戦利品を回収して脱出します。大型セーフボックス、素早いクラフト、Bio-Armの成長、Hideoutの強化によって、1回の失敗ですべてを失う感覚を弱めているのが最大の特徴です。一方で、長時間探索すると世界がおかしくなっていくSanityシステムによって、脱出シューターらしい緊張感は維持されています。日本語は2026年8月18日時点で対応言語に含まれておらず、最初のClosed Alphaは2026年9月4日から北米を対象に実施されます。正式な発売日はまだ発表されていません。

目次

要点まず何が発表されたか

概要崩壊世界「Deep」へ潜る脱出シューター

『Waste The Fallen』は、RoyalCrowが開発・販売するPC向けの一人称視点脱出シューターです。舞台となるのは、世界の崩壊によって異形の存在が現れた「Deep」。プレイヤーは「Deviant」と呼ばれる探索者となり、荒廃したエリアへ侵入します。マップ内には武器、素材、希少アイテムなどが配置されており、必要な戦利品を確保したうえで無事に脱出することが目的です。

当然ながら、好きなだけアイテムを集められるわけではありません。エリアには「Fallen」と呼ばれるグロテスクなクリーチャーが存在するほか、同じ戦利品を求めて探索している別のDeviantとも遭遇します。SteamでもオンラインPvPとオンライン協力プレイの両方が対応機能として掲載されているため、PvEとPvPが同じ遠征内で交錯するタイプのゲームと考えてよいでしょう。プレイ人数はソロ、または最大3人。3人で協力して安全性を高めるだけでなく、単独で潜入して目立たないように戦利品を持ち帰るといった遊び方も想定されています。

本作を手がけるRoyalCrowは韓国のデベロッパーで、公式サイトではミリタリーゲーム専門の開発スタジオであると公言しています。過去の作品としては、2022年にSteamで早期アクセスリリースした基本無料のオンライン大規模PvPシューター『CROWZ』があり、2023年にサービスを終了しています。『Waste The Fallen』では、同スタジオが得意とするミリタリー要素を継続しつつ、オンラインPvPからコズミックホラーの世界観による脱出シューターへとジャンルを一新した挑戦になるようです。

『Waste The Fallen』公式スクリーンショット、霧に包まれた崩壊都市の遺構と巨大な球体状の物体が浮かぶ空の下、燃え上がる赤い扉のような入口へ3人の武装したDeviantが向かう場面
崩壊した世界「Deep」の入口へ向かうDeviantたち

スクリーンショット:Steamストア「Waste The Fallen」

設計思想「死んだら全部失う」ストレスを弱めていること

『Waste The Fallen』で特に注目したいのが、失敗したプレイヤーを必要以上に後退させないゲームデザインです。脱出シューターでは、価値の高い装備を持って出撃するほど利益も大きくなる一方、死亡すれば持ち込んだ装備や拾ったアイテムを失うというリスクがあります。この緊張感こそジャンルの面白さですが、慣れていないプレイヤーにとって参入障壁になる要素でもあります。

RoyalCrowは、この部分を完全に取り除くのではなく、「失敗しても再挑戦しやすい方向」へ調整しています。Steam公式説明によると、本作には通常より多くの取得物を保護できる大型のセーフボックスが用意されます。さらにクラフトも安価かつ素早く行える設計となっており、遠征に失敗しても比較的早く次の出撃準備を整えられます。

RoyalCrowのプロデューサーByungnam Choi氏も、失敗したプレイヤーを罰するのではなく、入りやすい脱出シューターを作りたかったという開発思想を説明しています。同時に、奥へ進むほど価値の高い戦利品が手に入る仕組み自体は残されています。つまり、ロストの恐怖を完全になくすのではなく、「安全に帰るか、さらに奥へ進んで大きな利益を狙うか」という脱出シューター本来の判断は維持する設計です。単純に難易度を下げるのではなく、失敗後の立て直しを早くするという方向性は、本作を理解するうえで重要なポイントになりそうです。

Sanity奥へ進むほど戦利品だけでなく恐怖も大きくなる

『Waste The Fallen』では、マップの奥へ進むほど高価な戦利品を発見しやすくなる一方、Fallenによる危険も増していきます。そして、本作では危険の大きさを敵の数や攻撃力だけでは表現していません。RoyalCrowは「Sanity」と呼ばれるシステムを採用しており、探索を続けるほどプレイヤーの精神状態にも影響が現れます。公式説明では、エリアへ長時間滞在するにつれて「世界そのものがおかしく見えてくる」ようになるとされています。

コズミックホラーを単なる背景やクリーチャーデザインとして使うのではなく、脱出するタイミングを判断させるゲームシステムへ組み込んでいるわけです。戦利品をもっと集めたいから残るのか、精神状態や残弾、敵プレイヤーの存在を考えて撤退するのか。脱出シューターでは「欲張るか帰るか」という判断が重要ですが、『Waste The Fallen』ではそこへ精神状態という新しいリスクが追加されます。

『Waste The Fallen』公式スクリーンショット、色収差のかかった不安定な視界の中、暗い地下施設で光る機械装置の前に立つ2人の人間と、手前に写り込む異形のクリーチャーの姿
視界が歪む演出とともに描かれる、地下施設での緊迫した一場面

スクリーンショット:Steamストア「Waste The Fallen」

Deviant銃声を聞いて戦うか逃げるか判断する

本作では敵プレイヤーとの戦闘が必須になるとは限りません。公式説明では、遠くから聞こえる銃声や周囲の静けさを読み取り、「戦うべきか、姿を消すべきか」を判断することも生存に重要だと説明されています。戦利品を持っている敵を倒せば、一気に利益を増やせる可能性があります。反対に、自分が大量のアイテムを持っている状態なら、ほかのDeviantとの交戦そのものを避けて脱出地点へ向かった方が安全です。さらにFallenも存在するため、銃撃戦を始めることで周囲の敵まで巻き込む可能性があります。「敵プレイヤーを見つけたら撃つ」という通常の対戦FPSとは異なり、撃たないという判断にも価値があるゲームになりそうです。

Bio-Arm資源で強化し新しい能力をアンロック

RoyalCrowの公式説明では「Bio-Arm」という成長システムも紹介されています。すべてのDeviantはBio-Armを所有しており、遠征で集めた資源を使うことで強化できます。Bio-Armを成長させると新しい能力がアンロックされ、より危険な探索へ対応できるようになります。ここで重要なのは、1回の遠征で拾う武器だけが成長要素ではないことです。装備を失う可能性がある脱出シューターでありながら、プレイヤー側には長期的に積み上げていく成長軸も用意されています。大型セーフボックス、再クラフトしやすい設計、Bio-Armの成長を組み合わせることで、「負けたら最初から」という感覚を弱くしていると考えられます。

Hideout拠点を育てて次の遠征を有利にする

遠征から帰還すると、自分の拠点となる「Hideout」へ戻ります。Hideoutではクラフトステーションをアップグレードしたり、より上位の設計図をアンロックしたり、新たな装備を製作したりできます。公式はHideoutについて、単なる出撃メニューではなく、次の探索へ向けて準備を整える長期的な成長拠点として説明しています。遠征で資源を持ち帰り、Bio-ArmとHideoutを強化し、より危険な場所へ向かう。現時点で公開されている情報を見る限り、この循環が『Waste The Fallen』の基本的なゲームループになります。

課金要素無料プレイで提供予定、詳細は今後発表

『Waste The Fallen』はSteamで基本プレイ無料のジャンルタグが付けられており、ゲーム本体を購入してから始めるタイプではなく、無料で展開される予定です。一方で、Steamの対応機能には「ゲーム内課金あり」の表記もあり、ゲーム内購入が含まれる予定であることが分かります。ただし、2026年8月18日時点では具体的な販売アイテムや価格、シーズンパス、装備課金の有無などは公開されていません。特に脱出シューターでは課金装備がゲームバランスに直結する可能性があるため、無料という点だけでなく、正式サービス時にどのような課金方式になるのかも確認したいところです。現段階で「Pay to Winになる」と判断できる材料はなく、課金内容については続報を待つ必要があります。

Closed Alpha9月4日開始、日本からの参加には注意

正式リリースに先立ち、最初のClosed Alphaが2026年9月4日から実施されます。実施期間は現地時間2026年9月4日19時(太平洋時間)から9月8日23時59分までで、日本時間へ換算すると9月5日11時ごろから9月9日15時59分ごろとなります。RoyalCrowのプロデューサーByungnam Choi氏はプレスリリースで「参加すれば拒絶されると感じるのではなく、迎え入れられていると感じられる脱出シューターを作りたかった」という趣旨のコメントを寄せており、今回のテストもその設計思想を確かめる場になりそうです。

発表から1か月も経たない時期に最初のClosed Alphaを実施する点を見ると、今回の公開はコンセプトだけを見せる早期発表ではなく、実際のゲームループをプレイヤーへ触らせる段階まで開発が進んでいることが分かります。日本を含む地域での追加テストが開催されるかについては、現時点で発表されていません。

対応言語日本語にはまだ対応していない

日本のPCゲーマーにとって注意したいのが対応言語です。2026年8月18日時点のSteamストアに掲載されている対応言語は、英語、韓国語、中国語(簡体字)の3言語です。英語はインターフェース、音声、字幕すべてに対応。韓国語と中国語(簡体字)はインターフェースと字幕に対応しています。日本語は対応言語一覧に含まれていません。したがって、現時点では「日本語非対応」と考える必要があります。もちろん正式リリースまでに追加される可能性はありますが、RoyalCrowから日本語対応予定は発表されていません。SanityやBio-Arm、Hideoutでのクラフトなど説明を理解する必要があるゲームだけに、日本で本格展開するのであれば日本語字幕への対応を期待したいところです。

動作環境最低スペックはRTX 3060・RX 6700 XT

『Waste The Fallen』は、発売前の段階ですでにSteamで最低動作環境が公開されています。基本プレイ無料ゲームというと低スペックPCでも動かせるタイトルを想像するかもしれませんが、少なくとも現在掲載されている要件を見る限り、本作は軽量な無料FPSではありません。

項目最低推奨
OSWindows 10(64bit)以上TBD
CPUCore i7-8700K/Ryzen 5 3600以上TBD
メモリ16GBTBD
GPURTX 3060/RX 6700 XT以上TBD
DirectXVersion 12TBD
ストレージ40GBTBD

※出典:Steamストアページ「Waste The Fallen」のシステム要件(2026年8月18日時点、推奨環境は全項目TBD表記)。

RTX 3060とRX 6700 XTが最低GPUに指定されているため、GTX 1650やGTX 1660 SUPERなどを搭載した旧世代のエントリー〜ミドルクラスPCでは、正式な最低条件を満たせない可能性があります。また、最低スペックは「ゲームが快適に遊べる推奨環境」とは異なります。推奨スペックが未公開である以上、144fpsを狙えるGPUやWQHDで快適に遊べるGPUを現段階で断定することはできません。特に対人戦を含むFPSでは平均fpsだけでなく、激しい戦闘時の最低fpsやフレームタイムも重要になるため、Closed Alpha以降に実測情報が出てからPC構成を判断する方が安全です。

発売日正式リリース日は未定

『Waste The Fallen』の正式リリース日は発表されていません。Steamでは「近日登場」と表示されており、対応プラットフォームも現時点ではWindows PC版のみです。PlayStation 5やXbox Series X|Sなど家庭用ゲーム機版は発表されていません。まず2026年9月のClosed Alphaでゲームシステムやサーバーなどをテストし、そのフィードバックを受けながら正式リリースへ向かうと考えられます。発売年についても公式から断定できる情報は出ていないため、「2026年発売予定」とは現段階で言い切らない方がよいでしょう。

向いている人『Waste The Fallen』はどんな人に向く?

現在公開されている情報から見ると、『Waste The Fallen』が特に狙っているのは、脱出シューターの緊張感には興味があるものの、失敗時の損失が大きすぎるゲームには踏み込みにくかったプレイヤーでしょう。大型セーフボックスは「何を守って帰るか」の余地を広げ、安価で素早いクラフトは失敗後の再出撃を容易にします。その一方で、マップの奥ほど報酬が大きくなり、Fallen、敵Deviant、環境危険、Sanityという複数のリスクが増えていくため、脱出シューターらしい緊張感を捨てたわけではありません。

このバランスが実際に機能するかが、本作最大の注目点です。安全策が強すぎれば、装備を失う恐怖によって成立していた脱出シューター特有の緊張感が薄くなります。反対に、ロストを緩和しながら「あと少し奥へ行けばもっと良い戦利品がある」という誘惑をSanityやFallenによって成立させられれば、従来の脱出シューターとは違う層まで取り込める可能性があります。コズミックホラーという題材以上に、この「失敗を軽くしながら緊張感は残せるのか」が『Waste The Fallen』を評価するポイントになりそうです。

FAQよくある質問

『Waste The Fallen』は無料で遊べますか
Steamで基本プレイ無料タイトルとして登録されています。ただしゲーム内課金の要素もあり、具体的な内容は2026年8月18日時点でまだ公開されていません。
日本語には対応していますか
2026年8月18日時点では日本語に対応していません。対応言語は英語・韓国語・中国語(簡体字)の3言語です。
死亡したらアイテムを全部失いますか
一般的な脱出シューターよりロストの影響は抑えられています。大型セーフボックスで多くの取得物を保護できるほか、クラフトも安価かつ素早く行えるため、失敗後の再出撃がしやすい設計です。
Closed Alphaには誰でも参加できますか
2026年9月4日から実施される最初のClosed Alphaは北米が対象です。日本を含むほかの地域での追加テストが開催されるかは、現時点で発表されていません。
総評

『Waste The Fallen』は、RoyalCrowが開発する基本プレイ無料のコズミックホラー脱出シューターです。ソロまたは最大3人でDeepへ潜り、Fallenと呼ばれる異形のクリーチャーやほかのDeviantを警戒しながら戦利品を回収して脱出します。最大の特徴は、脱出シューターの魅力であるリスクとリターンを残しながら、失敗時のダメージを軽くしようとしていることです。大型セーフボックス、素早いクラフト、Bio-Armの成長、Hideoutの強化によって、1回の敗北ですべてが無駄になったと感じにくいゲームループを目指しています。

PC版は基本プレイ無料で、最低スペックはCore i7-8700K/Ryzen 5 3600、メモリ16GB、RTX 3060/RX 6700 XT以上。正式発売日は未定で、日本語にも2026年8月18日時点では対応していません。最初のClosed Alphaは2026年9月4日から9月8日まで北米を対象に開催されます。脱出シューターを遊んでみたいものの、「せっかく集めた装備を一度の死亡ですべて失うのはつらい」と感じていたプレイヤーにとっては、注目しておきたい新作です。

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