パルワールド PC版おすすめ設定ガイド【2026年版】FPS改善・スタッター対策・GPU別プロファイルまで完全解説

(更新: 2026.6.17)
パルワールド PC版おすすめ設定ガイド【2026年版】FPS改善・スタッター対策・GPU別プロファイルまで完全解説

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パルワールドはUnreal Engine 5をベースに作られたオープンワールドのサバイバルクラフトゲームです。見た目は比較的カジュアルですが、大型拠点や多人数マルチプレイになるとフレームレートが落ちやすく、特に「大拠点エリアに入った瞬間の一瞬フリーズ」に悩むプレイヤーが多く見られます。

グラフィック設定のうち、FPSへの影響が大きいのは実質3〜4項目に絞られます。むやみに全設定を下げるよりも、影響の大きな設定だけ調整するほうが視覚品質とパフォーマンスのバランスを取りやすいです。

この記事では、各設定のFPS影響度を項目別に整理したうえで、スタッターの根本原因となるUE5のシェーダーコンパイル問題への対処、DLSS/FSRの活用法、GPU帯域別のおすすめ設定プロファイルまで解説します。

本記事の情報はパルワールド バージョン 0.7.x(2026年6月時点)に基づいています。正式版(v1.0)は2026年7月10日リリースとSummer Game Fest 2026で発表済みで、新エリア「世界樹」の開放とあわせてパフォーマンス面の改善も期待されています。グラフィック設定の構成自体はEarly Access開始時から大きく変わっていませんが、0.3〜0.4系パッチでメモリ消費量の削減が行われています。

目次

FPSへの影響が大きい設定 TOP5

まず調整すべき5項目です。この5つだけ見直せば、多くの環境でEpic設定比で30〜40%のFPS改善が期待できます。

1シャドウ品質FPS影響 大

パルワールドでFPSに最も影響する設定です。UE5の動的シャドウはオープンワールドとの相性が悪く、広いフィールドや多数のパルが集まる場面でGPU負荷が急増します。Epic→Mediumへの変更だけで平均+20%前後の改善が確認されています。Low設定は影が消滅して映像が不自然になるため、基本的にはMediumが下限の目安です。

推奨: Medium(ミドル環境)/ High(ハイエンド環境)
2描画距離(View Distance)FPS影響 中〜大

遠距離オブジェクトの描画範囲を制御します。フィールド移動中・ワールドの探索シーンで特に効果が大きく、Epic→Mediumで+10〜15%程度の改善が見込めます。下げるとオブジェクトのポップイン(突然出現)が増えますが、Medium程度ではプレイ中に気になるほどの差は生じにくいです。

推奨: High(ミドル環境)/ Epic(ハイエンド環境)
3フォリッジ(草の密度)FPS影響 中

森や草原でのFPSに影響します。拠点内や洞窟では差がほぼ出ませんが、植生の多いオープンフィールドでEpic→Mediumに変更すると+8〜12%程度の改善が見込めます。視覚的な変化もシャドウより目立ちにくく、コスパの良い調整項目です。

推奨: Medium〜High(環境次第)
4エフェクト品質FPS影響 中

爆発・火炎・魔法エフェクトのパーティクル数を制御します。通常のフィールド探索では差が小さいですが、Oil Rigや多数のパルが戦う大規模バトルでは顕著に効いてきます。MediumでもEpicと視覚的な差は少なく、フレームレートが安定しやすくなります。

推奨: Medium〜High
5モーションブラー(無効推奨)FPS影響 小(視認性改善)

FPSへの影響は小さいですが、視認性に直結するため無効化を推奨します。アクション中の映像がブレなくなり、特に早いカメラ操作時のクリアさが増します。好みがある設定ですが、FPS向けでプレイする場合は常にOffが基本です。

推奨: Off(無効)

全設定項目一覧と推奨値

映像品質

シャドウ品質影響 大
ハイエンドHigh
ミドルMedium
ローエンドMedium

Lowは映像が不自然になるため非推奨

描画距離影響 大
ハイエンドEpic
ミドルHigh
ローエンドMedium

下げるとポップイン(オブジェクトの急な出現)が増加

フォリッジ影響 中
ハイエンドEpic
ミドルMedium
ローエンドLow

草原・森の多いシーンで効果的

エフェクト品質影響 中
ハイエンドHigh
ミドルMedium
ローエンドLow

バトルシーンで影響が大きい

テクスチャ品質VRAM影響
ハイエンドEpic
ミドルHigh
ローエンドMedium

FPSよりVRAM使用量に影響

後処理・AA

アンチエイリアス影響 小
ハイエンドTSR / DLSS
ミドルTAA / DLSS Balanced
ローエンドFXAA

DLSS有効時はグレーアウト

モーションブラー影響 小
ハイエンドOff
ミドルOff
ローエンドOff

視認性のため無効推奨

解像度・その他

解像度スケール影響 大
ハイエンド100%
ミドル100%(DLSS使用)
ローエンド85〜90%

DLSS/FSR使用時は100%のまま

VSync影響 —
ハイエンドOff
ミドルOff
ローエンドOff

G-Sync / FreeSync使用を推奨

最大FPS影響 —
ハイエンド制限なし
ミドル制限なし
ローエンド60に固定

フレームレート上限の設定

テクスチャ品質はFPSよりVRAM消費に影響します。VRAM 8GB以下の環境ではMedium〜Highにとどめておくと、高負荷シーンでのVRAM不足を防ぎやすくなります。VRAM 12GB以上であればEpicのままで問題ありません。

アップスケーリング設定

解像度スケールを落とさずにフレームレートを底上げできるアップスケーリングはパルワールドでも有効です。

DLSS(RTX GPU向け・公式対応)

NVIDIAのRTXシリーズ向けアップスケーリングで、パルワールドは公式対応しています。ゲーム内設定からQuality / Balanced / Performance / Ultra Performanceの4モードを選択できます。

Qualityモードは内部解像度を約67%にスケールしながら元解像度相当に近い画質を維持します。ミドルクラスのRTXでフルHD 60fps安定を目指す場合、DLSSを有効にして残りの設定を上げる構成が効率的です。フレームレートで25〜35%程度の改善が見込めます。

なお、DLSS有効時はゲーム内のアンチエイリアス設定がグレーアウトされます。先にAA設定を変更してからDLSSを有効化すると設定が競合しにくくなります。

FSR / XeSS(MOD経由)

AMDのFSRおよびIntelのXeSSはゲーム本体での公式対応がなく、MODを使用することで利用できます。Nexus Modsで「FSR3 DLSS XeSS Enhanced」等のMODが公開されており、DX12モードで動作します。

MOD導入手順の概要は以下の通りです。まずSteamの起動オプションに -dx12 を追加してDX12モードを強制します。次にMODファイルをゲームフォルダ内の Pal\Content\Paks\ に配置し、ゲームを再起動します。MODはゲームアップデートのたびに動作しなくなる可能性があるため、更新後は再インストールが必要になる場合があります。

AMDのRDNA 4世代(RX 9000シリーズ)であれば、FSR 4のスーパーレゾリューション(SR)モードが使用できます。ただしパルワールドはFSR公式非対応のため、MOD経由での利用となります。MODの動作確認状況はNexus Modsの各MODページで随時確認してください。

スタッター・カクつきの根本対策

パルワールドのカクつきには主に3つの原因があります。それぞれの対策を順に実施することで、多くの環境で体感がかなり改善されます。

  • シェーダーコンパイルスタッターへの対処
    UE5ベースのゲームに共通する問題で、新しいシーンに入るたびにシェーダーが逐次コンパイルされて一瞬フリーズが起きます。DirectX 12使用時に特に顕著です。初回プレイ時は低負荷エリア(初期拠点付近など)で30〜60分ほど探索して、各種シェーダーをウォームアップしておくと以降のフリーズが減ります。DX11で起動する場合はコンパイル頻度が下がりますが、パフォーマンスがDX12より低くなる傾向があります。
  • Engine.ini による軽量化と安定化
    以下のファイルに設定を追加することで、モーションブラー・アンビエントオクルージョン・被写界深度などの重い後処理を無効化できます。

    Steam版のファイルパス:%LOCALAPPDATA%\Pal\Saved\Config\Windows\Engine.ini

    ファイルを開き、[SystemSettings] セクションに以下を追記します。

    r.DefaultFeature.MotionBlur=False
    r.AmbientOcclusionLevels=0
    r.DepthofFieldQuality=0
    r.BloomQuality=0
    r.EmitterSpawnRateScale=0.75

    モーションブラーと被写界深度を無効化するだけでも、一部シーンでのフレームタイムの波が安定します。
  • メモリリーク対策(長時間プレイ時)
    パルワールドは長時間プレイするとメモリ使用量が徐々に増加し、1〜2時間経過後にフレームレートが低下するケースがあります。バージョン0.3〜0.4系パッチで改善が行われていますが、完全には解消されていません。2〜3時間のプレイごとにゲームを再起動することが現時点での最も確実な対策です。Windowsのページファイルを物理メモリと同等以上に設定しておくと、再起動までの安定時間が延びる場合があります。

MSストア版(Xbox Game Pass版)のEngine.iniのパスは異なります。%LOCALAPPDATA%\Pal\Saved\Config\WinGDK\Engine.ini を確認してください。ファイルが存在しない場合は新規作成して上記の [SystemSettings] セクションを追加することで反映されます。

GPU別おすすめ設定プロファイル

以下は1080p(フルHD)でのソロプレイを基準にした設定プロファイルです。マルチプレイ・大型拠点環境ではCPU負荷が増大するため、1段階設定を下げることを検討してください。ホスト運用時のCPU選びは推奨スペック解説(マルチはCPU重視)で詳しくまとめています。

ハイエンドRTX 4070 Ti以上 / RX 9070 XT以上 / RTX 5070以上
目安FPS:1080p Epic設定で100fps以上、1440p高設定で70fps以上
基本的にEpic設定のまま遊べるスペックです。シャドウのみHighに下げることで1440pでも安定したフレームレートを確保できます。DLSSはQualityモードで4K相当の解像度スケールを適用してもフレームレートに余裕があります。
アッパーミドルRTX 4070 / RTX 5060 Ti / RX 9070
目安FPS:1080p High設定で90fps前後
シャドウをHigh、描画距離をHigh、その他はEpicでバランスが取れます。DLSSをBalancedモードで使用すると1440pでも60fps以上を安定して確保できます。大型拠点では追加でフォリッジをMediumに下げると安定感が増します。
ミドルRTX 4060 / RTX 3070 / RX 9060 XT / RX 6700 XT
目安FPS:1080p Medium〜High設定で60〜80fps
シャドウをMedium、描画距離をHigh、フォリッジをMedium、エフェクトをMediumに設定します。DLSSをQualityモードで使用するとエピック設定に近い見た目を維持しながら60fps安定が現実的です。VRAM 8GBの場合はテクスチャ品質をHighにとどめてください。
エントリーRTX 3060 / GTX 1070 / RX 6600 相当
目安FPS:1080p 低〜中設定で50〜65fps
シャドウMedium、描画距離Medium、フォリッジLow、エフェクトLow、テクスチャHigh(VRAM 6GBの場合はMedium)を基本にします。DLSSをPerformanceモードで使用するか、解像度スケールを85%に下げてフレームレートを確保します。Engine.iniの軽量化設定を合わせて適用することで60fps付近での安定が見込めます。

おすすめGPU|60fps安定の最短ルートはGPU更新

設定を詰めても目標fpsに届かない場合のアップグレード候補です。v1.0と今後の大型アップデートを見据えるなら、VRAM 16GBか12GB以上をおすすめします(価格は2026年6月時点の目安です)。

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※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。

おすすめゲーミングPC|マルチのホストまで見据えて丸ごと揃えるなら

PCごと新調する場合の候補です。パルワールドはマルチプレイや大型拠点でCPU負荷が支配的になるため、ホスト運用まで考えるなら8コア以上のCPUを選んでおくと安心です。7月10日のv1.0正式版を新しいPCで迎えたい人にも向いています(価格・構成は2026年6月時点の公式ストア掲載値です)。

OZ GAMING Z1series Ryzen 7 9700X RTX 5060 Ti 16GB
OZ GAMING BTOOZ GAMING P30series Ryzen7 9700x・RTX5060Ti 16GRyzen 7 9700X(8コア)×RTX 5060 Ti 16GBで、本記事のアッパーミドル帯設定をそのまま満たす構成。8コアCPUはマルチのホスト運用でも余裕があり、VRAM 16GBで長時間プレイも安定します。¥314,800(2026年6月時点・税込)OZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING Z1series Ryzen 7 9800X3D + RTX 5060 Ti 16GB
記事の構成そのままOZ GAMING Z1series(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5060 Ti 16GB)同じRTX 5060 Ti 16GBでも、CPUをゲーム最強格のRyzen 7 9800X3Dにした上位構成。X3Dキャッシュが大型拠点や多数のパルが動く場面のフレーム落ちを底上げし、v1.0以降の重量化にもフルHD〜WQHDで余裕を持って備えられます。339,800円〜(2026年7月時点・変動あり)OZ GAMING 公式で詳細を見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

まとめ

パルワールドのFPS改善で最初に試すべきはシャドウ品質のEpic→Mediumへの変更です。これだけで多くの環境において+20%前後の改善が得られ、映像品質の低下も他の設定に比べて抑えられます。描画距離とフォリッジを合わせて調整することで、合計30〜40%のFPS向上も現実的な範囲です。

スタッターについては、Engine.iniへの数行の追記で後処理負荷を削減できます。長時間プレイ時のメモリリークは現状プレイごとの再起動が最も確実な対処法です。7月10日リリースの正式版(v1.0)での改善に期待しましょう。

DLSS対応のRTX GPU環境では、DLSSをQuality〜Balancedモードで使いながら他の設定を高めに保つ構成がコスパ最良です。AMD環境ではMOD経由でFSR/XeSSを導入することで同様のアプローチが取れます。

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