リーグ・オブ・レジェンド(PC版)の必要スペックとおすすめPC【144Hz/360fps対応】|CPU依存問題と設定最適化【2026年版】

(更新: 2026.9.27)
リーグ・オブ・レジェンド(PC版)の必要スペックとおすすめPC【144Hz/360fps対応】|CPU依存問題と設定最適化【2026年版】

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GAME GUIDE / 2026-09
リーグ・オブ・レジェンドの必要スペック
高fpsを決めるのはGPUよりCPU
公式推奨はGeForce 560やIntel UHD 630と低めです。144Hz以上を狙うときにどこへ予算を回すか、ゲーム内設定とVanguardの起動条件まで整理しました。
DirectX 11必須推奨Core i5-8250360Hz以上はX3D

リーグ・オブ・レジェンド(LoL)は、必要スペックそのものはとても低いゲームです。Riot Gamesが公開している推奨GPUはGeForce 560やIntel UHD 630(CPU内蔵グラフィックス)で、フルHD・高設定で遊ぶだけなら、ここ数年に買ったPCならほぼ条件を満たしています。

話が変わるのは、144Hz以上のモニターを使い切る高fpsを狙う場合です。GPUへの負荷が軽いぶん、fpsの上限を先に決めるのはCPU側になりやすく、グラボを上位モデルに替えても数字が伸びない場面が出てきます。お金をかけるべき場所が、多くの重量級ゲームとは逆になります。

動作要件も2025〜2026年に変わりました。パッチ25.21からはDirectX 11対応のGPUが必須になり、2026年6月にはアンチチートのVanguardを常駐させずに使える「On-Demand」モードが追加されています。公式要件、CPUとGPUの選び方、ゲーム内設定、起動要件の順に解説します。

目次

動作環境公式の必要スペック(2026年9月時点)

Riot Gamesのサポートページに掲載されているWindows版の最低・推奨スペックです。推奨は「フルHD・画質設定『高』で遊べるライン」で、高リフレッシュレートのモニターを前提にした数字ではありません。

項目最低スペック推奨スペック
CPUIntel Core i3-530
AMD A6-3650
Intel Core i5-8250
AMD Ryzen 3 1200
GPUGeForce 400シリーズ
Radeon HD 6570
Intel HD 4600
GeForce 560
Radeon HD 6950
Intel UHD 630
GPUの機能DirectX 11(機能レベル11_0)対応DirectX 11(機能レベル11_0)対応
VRAM1GB2GB
メモリ2GB4GB
ストレージ空き16GB(HDD)空き16GB(SSD)
OSWindows 10(Build 19041以降)
Windows 11(TPM 2.0の有効化が必要)
Windows 11(TPM 2.0の有効化が必要)
想定する画質画質「低」・1024×768画質「高」・1920×1080

出典:Riot Games サポート「Minimum and Recommended System Requirements (League of Legends)」記事

OSは64bit(x64)版のみの対応で、Arm版Windowsは最低・推奨とも「非対応」と明記されています。Snapdragon搭載のノートPCでは遊べないので、持ち運び用の軽量ノートを選ぶときは注意してください。EnterpriseやServerなど、小売版以外のエディションも対象外です。

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パッチ25.21からは、DirectX 11の機能レベル11_0に対応していないGPUでは「プレイ」ボタンが押せなくなりました。また、Build 19041より古いWindows 10では「VAN 9004」エラーが出て、OSの更新を求められます。古いノートPCや長くアップデートしていないPCで急に起動できなくなった場合は、まずこの2点を確認してください。

Macは別の要件で、Apple M1以上・macOS 12以降・空き容量40GB・ユニファイドメモリ8GBが最低ラインです。Intel搭載のMacでも起動はできますが、Riotのサポートは主にApple Silicon向けになります。Linux・SteamOSは公式に対象外です。

目標Hz目標リフレッシュレート別のCPU・GPUの選び方

144Hz以上のモニターを活かすなら、公式推奨とは別の基準で選ぶ必要があります。LoLはパッチごとに負荷が変わるうえ、同じ条件でCPUを横並びに測った信頼できる公開データがほとんどありません。fpsの具体的な数字より「どのパーツにお金をかけるか」で判断するのが確実です。

目標・パーツ目安考え方
60Hz / フルHD公式推奨で足りる内蔵GPU(UHD 630級)でも画質「高」が推奨ライン
144〜240Hz / フルHD現行6コアCPURyzen 5 9600Xクラス+エントリーGPUで組む
360Hz以上 / フルHDX3D CPUを優先上限「無制限」で使うためCPUの余力が効く
GPU他のゲームで決めるLoLだけならミドル未満でも余る
メモリ16GBDiscord・ブラウザ併用でも不足しにくい
モニター144Hzから360Hz以上はCPUとセットで考える

判断の軸は「LoL以外に何を遊ぶか」です。LoLだけなら、GPUは最新世代の下位モデルでも持て余します。重量級のゲームも遊ぶなら、GPUはそちらの要求で選び、CPUだけはLoLの目標Hzに合わせて1段上げる、という組み方になります。

144Hz・240Hz・360Hzで体感がどれだけ変わるかは、144Hz・240Hz・360Hzの体感差と必要なGPU・CPUで研究結果をもとに解説しています。

CPU依存LoLでGPUを強化してもfpsが伸びにくい理由

理由は、GPUの描画負荷が軽すぎて、CPU側の処理が先に上限に達するからです。

推奨GPUは2011年のミドルクラス 公式推奨のGeForce 560は2011年発売のGPUで、CPU内蔵のIntel UHD 630も同じ扱いです。現行のグラボはこの何倍もの描画性能があるため、LoLではGPUが処理を待っている時間が長くなり、GPUを上位モデルに替えても待ち時間が増えるだけになります。
高fpsほどCPUの処理時間がそのまま上限になる ゲームの状態の計算や描画命令の準備は、1フレームごとにCPUが行います。360fpsなら1フレームあたり約2.8ミリ秒しかなく、CPUの処理がこの時間に収まらなければ、GPUに余力があってもfpsはそこで止まります。
見分け方はGPU使用率 集団戦でfpsが落ちたときにGPU使用率が低いままなら、CPUが上限を決めています。GPUに予算を回す前に、CPUとGPUのどちらがボトルネックかを見分ける方法で確認しておくと、無駄な買い替えを避けられます。

設定144Hz〜360Hzを活かすゲーム内設定

ハードを揃えても、ゲーム内の上限設定が合っていないと高リフレッシュレートのモニターは活かせません。特にフレームレート上限は、選べる値に癖があります。

フレームレート上限に「360」はない ゲーム内で選べる上限は25・30・60・80・120・144・200・240fpsと「無制限」だけです。144Hzなら144以上、240Hzなら240を選べば足ります。360Hz以上のモニターを使うなら「無制限」しか選択肢がありません。無制限にするとCPUとGPUが常にフル稼働するので、発熱や騒音が気になるときはGPUドライバー側の上限設定で調整します。
垂直同期はオフにする 「垂直同期を待つ」をオンにすると、fpsがモニターのリフレッシュレートに縛られ、入力遅延も増えます。高fpsを狙うならオフにして、画面の横ずれ(ティアリング)が気になる場合だけ、モニター側の可変リフレッシュレート機能を使います。
fpsが足りないときは影とエフェクトから下げる 画質は「キャラクター」「エフェクト」「環境」の品質が最低から最高の5段階、影がオフを含む5段階で個別に変えられます。描画量の多い影とエフェクトから下げ、キャラクターの見分けやすさは残すのが基本です。

出典:League of Legends Wiki「Settings」記事

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LoLのビデオ設定には、NVIDIA Reflexの項目がありません。入力遅延を詰めたいときに効くのは、上限を無制限にしてfpsそのものを上げることと、垂直同期をオフにすることの2つです。

起動条件起動に必要なVanguardとTPM 2.0の条件

LoLは2024年5月から、Riot独自のカーネルレベルのアンチチート「Riot Vanguard」を導入しています。スペックが足りていても、Vanguardの条件を満たしていないとゲームを起動できません。

Windows 11ではTPM 2.0の有効化が必須 Windows 11でTPM 2.0が無効だと「VAN 9001」エラーになります。自作PCでは、UEFI(BIOS)でAMDの「fTPM」やIntelの「PTT」が無効のまま使われていることがあるので、ここを有効にします。Windows 10ではTPM 2.0は条件に入っていません。
Secure BootはLoLでは不要 同じVanguardを使うVALORANTはWindows 11でSecure Bootを必須にしていますが、Riotは2026年6月に公開したVanguard On-Demandの解説記事で、LoLはWindows 11でもSecure Bootを必須にしていないと明記しています。ただし、後述するOn-Demandモードを使う場合は必要になります。

起動できないときは、次の順に確かめます。

  1. OSが64bit版のWindows 10(Build 19041以降)かWindows 11か
  2. Windows 11なら、TPM 2.0が有効か
  3. GPUがDirectX 11の機能レベル11_0に対応しているか
  4. Riotクライアントが最新か

条件を満たしているのにエラーが出る場合は、Vanguardを再インストールすると直ることが多いです。

出典:Riot Games サポート「Error VAN 9001」記事

エラーコードごとの切り分けは、同じVanguardを使うVALORANT向けにVAN 9001・9003・9090の原因と直し方でまとめています。LoLでも同じコードの意味は共通です。

On-Demand2026年6月に追加された「Vanguard On-Demand」

Vanguardはこれまで、PCの起動時から常駐し続ける仕組みでした。2026年6月24日(米国時間)からは、条件を満たすWindows 11のPCに限り、Riotのゲームを遊んでいる間だけVanguardを動かす「On-Demand」モードを選べます。使うかどうかは任意で、従来どおり常駐させたままでもプレイできます。

On-Demandを使うには、Riotが「Vanguard Pre-Check」と呼ぶ次の条件を全部満たす必要があります。

  • Windows 11 バージョン25H2以降
  • Secure Bootが有効
  • TPM 2.0が有効
  • IOMMU(AMDの「IOMMU」、Intelの「VT-d」)が有効
  • 仮想化ベースのセキュリティ(VBS)と、ハイパーバイザーで保護されたコードの整合性(HVCI、Windowsの「メモリ整合性」)が有効

Riotによると、プレイヤーの約35%は最初から条件を満たしていて、アップデート後に切り替えボタンが表示されます。残りのPCはUEFI(BIOS)やWindowsの設定変更が必要で、Vanguardが足りない項目を案内してくれます。UEFIのメニュー名はマザーボードのメーカーで違うため、変更前にマザーボードの説明書を確認してください。

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On-Demandは「常駐が気になる人のための選択肢」で、LoLを遊ぶための必須条件ではありません。設定を変えずにこれまでどおり遊ぶこともできます。

出典:Riot Games「Incoming: Vanguard On-Demand」記事

出典:Tom’s Hardware「Riot Vanguard finally drops its controversial always-on requirement for anti-cheat」記事

パーツLoL向けのパーツ選び – CPUから決める

自作や換装なら、先にCPUを決めてからGPUを選びます。目標が144〜240HzならRyzen 5 9600Xクラスで足り、360Hz以上を狙うなら3D V-Cache搭載のX3Dモデルが有力です。GPUはLoL以外に遊ぶゲームの要求で決めます。

AMD Ryzen 5 9600X(クーラー別売)
144〜240Hzならこれで足りるAMD Ryzen 5 9600X(クーラー別売)Zen 5世代の6コア12スレッド・TDP 65W。LoLのようにGPU負荷が軽いゲームで高fpsを狙う用途なら、コア数より世代の新しさが効きます。付属クーラーはないので、5千円前後の空冷クーラーと組み合わせます。Amazonで価格を見る
AMD Ryzen 7 9700X(クーラー別売)
LoLと配信・作業を両立AMD Ryzen 7 9700X(クーラー別売)同じZen 5の8コア16スレッド。LoLを遊びながらDiscordや配信ソフトを動かす、動画編集もする、という使い方なら6コアより余裕があります。TDP 65Wで冷却も楽です。Amazonで価格を見る
AMD Ryzen 7 9800X3D(8コア/16スレッド・3D V-Cache 96MB・120W・AM5)
360Hz以上を狙うならAMD Ryzen 7 9800X3D(8コア/16スレッド・3D V-Cache 96MB・120W・AM5)大容量の3D V-Cacheを積んだ8コア。CPUが上限を決めるゲームで伸びやすい設計で、フレームレート上限を無制限にして360Hz以上のモニターを使う人に向きます。LoL以外の競技タイトルでも効果が出やすいCPUです。Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
他のゲームも遊ぶ人向けMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUSVRAM 16GBのミドルGPU。LoLだけなら性能は余りますが、重量級タイトルもフルHD〜WQHDで遊ぶなら、この辺りが長く使える目安です。LoL専用機なら、ここを下位モデルに落として予算をCPUに回せます。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

BTO完成品BTOで選ぶなら

LoLが中心なら、GPUを抑えてCPUを優先した構成が割安です。Riotによれば、最近の新品PCの多くはOn-Demandに必要なセキュリティ設定が最初から有効な状態で出荷されています。無効な項目があってもVanguardが案内してくれるので、届いたら一度確認しておくと安心です。

MDL NEO 56 96 Ryzen 5 9600X × RTX 5060 ゲーミングPC
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まとめまとめ

公式推奨はGeForce 560や内蔵GPUのUHD 630で、フルHD・画質「高」で遊ぶだけなら多くのPCが条件を満たしています。高リフレッシュレートを狙うほどCPUが上限を決めるので、GPUはLoL以外のゲームで選び、CPUは目標Hzに合わせて選ぶのが無駄のない組み方です。

起動にはWindows 10(Build 19041以降)かWindows 11、Windows 11ではTPM 2.0の有効化が必要です。Secure BootはLoLでは不要ですが、2026年6月に始まったVanguard On-Demandモードを使うなら、Windows 11 25H2以降とSecure Boot・IOMMU・VBSまで揃える必要があります。

まとめ

LoLはGPUよりCPUに予算を回すゲームです。360Hz以上を狙うなら、フレームレート上限を「無制限」にしたうえでX3D CPUを選ぶのが前提になります。

構成ごとの完成品はRTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC、購入前の比較ポイントはBTOパソコンの選び方、モニターはゲーミングモニターの選び方で解説しています。

FAQよくある質問

LoLで360fps以上を出すには何が必要?
まずゲーム内のフレームレート上限を「無制限」にします。上限の選択肢は240fpsの次が無制限で、360という値はありません。そのうえで、fpsを決めるのはCPUなので、Ryzen 7 9800X3DのようなX3DモデルなどCPUに予算を回します。GPUはミドルクラスで足ります。
LoLが起動できません。Vanguardのエラーが出ます。
Windows 11ならTPM 2.0が有効かを確認してください(無効だとVAN 9001)。Windows 10ならBuild 19041以降か(古いとVAN 9004)を確認します。GPUがDirectX 11の機能レベル11_0に対応しているかも条件です。条件を満たしているのにエラーが続くなら、Vanguardを再インストールします。
Secure BootはLoLに必要ですか?
通常のプレイには不要です。Riotは、LoLではWindows 11でもSecure Bootを必須にしていないと明記しています。ただし、VALORANTや、Vanguardを常駐させないOn-Demandモードを使う場合は必要です。
RTX 5090を買えばLoLのfpsは大きく上がる?
大きくは上がりません。LoLはGPUの描画負荷が軽く、高fpsではCPUの処理が上限を決めます。GPUを上位モデルに替えても、GPUが待つ時間が増えるだけです。LoLのfpsを上げたいなら、GPUよりCPUに予算を回すほうが効果があります。
グラボなし(CPU内蔵GPU)でも遊べますか?
遊べます。公式の推奨スペックにはCPU内蔵のIntel UHD 630が入っていて、フルHD・画質「高」が推奨の想定です。ただし144Hz以上のモニターを活かす高fpsを狙うなら、単体のグラボを載せたほうが余裕があります。
ノートPCやMacで遊べますか?
Intel・AMDのCPUを積んだWindowsノートと、Apple M1以上・macOS 12以降のMacは公式対応です。一方、Arm版Windowsを載せたSnapdragon搭載ノートは公式に「非対応」です。Linux・SteamOSも公式の対象外で、Steam Deckも含まれません。
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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。