リーグ・オブ・レジェンド(PC版)の必要スペックとおすすめPC【144Hz/360fps対応】|CPU依存問題と設定最適化【2026年版】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
高fpsを決めるのはGPUよりCPU
リーグ・オブ・レジェンド(LoL)は、必要スペックそのものはとても低いゲームです。Riot Gamesが公開している推奨GPUはGeForce 560やIntel UHD 630(CPU内蔵グラフィックス)で、フルHD・高設定で遊ぶだけなら、ここ数年に買ったPCならほぼ条件を満たしています。
話が変わるのは、144Hz以上のモニターを使い切る高fpsを狙う場合です。GPUへの負荷が軽いぶん、fpsの上限を先に決めるのはCPU側になりやすく、グラボを上位モデルに替えても数字が伸びない場面が出てきます。お金をかけるべき場所が、多くの重量級ゲームとは逆になります。
動作要件も2025〜2026年に変わりました。パッチ25.21からはDirectX 11対応のGPUが必須になり、2026年6月にはアンチチートのVanguardを常駐させずに使える「On-Demand」モードが追加されています。公式要件、CPUとGPUの選び方、ゲーム内設定、起動要件の順に解説します。
目次
動作環境公式の必要スペック(2026年9月時点)
Riot Gamesのサポートページに掲載されているWindows版の最低・推奨スペックです。推奨は「フルHD・画質設定『高』で遊べるライン」で、高リフレッシュレートのモニターを前提にした数字ではありません。
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core i3-530 AMD A6-3650 | Intel Core i5-8250 AMD Ryzen 3 1200 |
| GPU | GeForce 400シリーズ Radeon HD 6570 Intel HD 4600 | GeForce 560 Radeon HD 6950 Intel UHD 630 |
| GPUの機能 | DirectX 11(機能レベル11_0)対応 | DirectX 11(機能レベル11_0)対応 |
| VRAM | 1GB | 2GB |
| メモリ | 2GB | 4GB |
| ストレージ | 空き16GB(HDD) | 空き16GB(SSD) |
| OS | Windows 10(Build 19041以降) Windows 11(TPM 2.0の有効化が必要) | Windows 11(TPM 2.0の有効化が必要) |
| 想定する画質 | 画質「低」・1024×768 | 画質「高」・1920×1080 |
出典:Riot Games サポート「Minimum and Recommended System Requirements (League of Legends)」記事
OSは64bit(x64)版のみの対応で、Arm版Windowsは最低・推奨とも「非対応」と明記されています。Snapdragon搭載のノートPCでは遊べないので、持ち運び用の軽量ノートを選ぶときは注意してください。EnterpriseやServerなど、小売版以外のエディションも対象外です。
パッチ25.21からは、DirectX 11の機能レベル11_0に対応していないGPUでは「プレイ」ボタンが押せなくなりました。また、Build 19041より古いWindows 10では「VAN 9004」エラーが出て、OSの更新を求められます。古いノートPCや長くアップデートしていないPCで急に起動できなくなった場合は、まずこの2点を確認してください。
Macは別の要件で、Apple M1以上・macOS 12以降・空き容量40GB・ユニファイドメモリ8GBが最低ラインです。Intel搭載のMacでも起動はできますが、Riotのサポートは主にApple Silicon向けになります。Linux・SteamOSは公式に対象外です。
目標Hz目標リフレッシュレート別のCPU・GPUの選び方
144Hz以上のモニターを活かすなら、公式推奨とは別の基準で選ぶ必要があります。LoLはパッチごとに負荷が変わるうえ、同じ条件でCPUを横並びに測った信頼できる公開データがほとんどありません。fpsの具体的な数字より「どのパーツにお金をかけるか」で判断するのが確実です。
| 目標・パーツ | 目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 60Hz / フルHD | 公式推奨で足りる | 内蔵GPU(UHD 630級)でも画質「高」が推奨ライン |
| 144〜240Hz / フルHD | 現行6コアCPU | Ryzen 5 9600Xクラス+エントリーGPUで組む |
| 360Hz以上 / フルHD | X3D CPUを優先 | 上限「無制限」で使うためCPUの余力が効く |
| GPU | 他のゲームで決める | LoLだけならミドル未満でも余る |
| メモリ | 16GB | Discord・ブラウザ併用でも不足しにくい |
| モニター | 144Hzから | 360Hz以上はCPUとセットで考える |
判断の軸は「LoL以外に何を遊ぶか」です。LoLだけなら、GPUは最新世代の下位モデルでも持て余します。重量級のゲームも遊ぶなら、GPUはそちらの要求で選び、CPUだけはLoLの目標Hzに合わせて1段上げる、という組み方になります。
144Hz・240Hz・360Hzで体感がどれだけ変わるかは、144Hz・240Hz・360Hzの体感差と必要なGPU・CPUで研究結果をもとに解説しています。
CPU依存LoLでGPUを強化してもfpsが伸びにくい理由
理由は、GPUの描画負荷が軽すぎて、CPU側の処理が先に上限に達するからです。
設定144Hz〜360Hzを活かすゲーム内設定
ハードを揃えても、ゲーム内の上限設定が合っていないと高リフレッシュレートのモニターは活かせません。特にフレームレート上限は、選べる値に癖があります。
出典:League of Legends Wiki「Settings」記事
LoLのビデオ設定には、NVIDIA Reflexの項目がありません。入力遅延を詰めたいときに効くのは、上限を無制限にしてfpsそのものを上げることと、垂直同期をオフにすることの2つです。
起動条件起動に必要なVanguardとTPM 2.0の条件
LoLは2024年5月から、Riot独自のカーネルレベルのアンチチート「Riot Vanguard」を導入しています。スペックが足りていても、Vanguardの条件を満たしていないとゲームを起動できません。
起動できないときは、次の順に確かめます。
- OSが64bit版のWindows 10(Build 19041以降)かWindows 11か
- Windows 11なら、TPM 2.0が有効か
- GPUがDirectX 11の機能レベル11_0に対応しているか
- Riotクライアントが最新か
条件を満たしているのにエラーが出る場合は、Vanguardを再インストールすると直ることが多いです。
出典:Riot Games サポート「Error VAN 9001」記事
エラーコードごとの切り分けは、同じVanguardを使うVALORANT向けにVAN 9001・9003・9090の原因と直し方でまとめています。LoLでも同じコードの意味は共通です。
On-Demand2026年6月に追加された「Vanguard On-Demand」
Vanguardはこれまで、PCの起動時から常駐し続ける仕組みでした。2026年6月24日(米国時間)からは、条件を満たすWindows 11のPCに限り、Riotのゲームを遊んでいる間だけVanguardを動かす「On-Demand」モードを選べます。使うかどうかは任意で、従来どおり常駐させたままでもプレイできます。
On-Demandを使うには、Riotが「Vanguard Pre-Check」と呼ぶ次の条件を全部満たす必要があります。
- Windows 11 バージョン25H2以降
- Secure Bootが有効
- TPM 2.0が有効
- IOMMU(AMDの「IOMMU」、Intelの「VT-d」)が有効
- 仮想化ベースのセキュリティ(VBS)と、ハイパーバイザーで保護されたコードの整合性(HVCI、Windowsの「メモリ整合性」)が有効
Riotによると、プレイヤーの約35%は最初から条件を満たしていて、アップデート後に切り替えボタンが表示されます。残りのPCはUEFI(BIOS)やWindowsの設定変更が必要で、Vanguardが足りない項目を案内してくれます。UEFIのメニュー名はマザーボードのメーカーで違うため、変更前にマザーボードの説明書を確認してください。
On-Demandは「常駐が気になる人のための選択肢」で、LoLを遊ぶための必須条件ではありません。設定を変えずにこれまでどおり遊ぶこともできます。
出典:Riot Games「Incoming: Vanguard On-Demand」記事
出典:Tom’s Hardware「Riot Vanguard finally drops its controversial always-on requirement for anti-cheat」記事
パーツLoL向けのパーツ選び – CPUから決める
自作や換装なら、先にCPUを決めてからGPUを選びます。目標が144〜240HzならRyzen 5 9600Xクラスで足り、360Hz以上を狙うなら3D V-Cache搭載のX3Dモデルが有力です。GPUはLoL以外に遊ぶゲームの要求で決めます。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
BTO完成品BTOで選ぶなら
LoLが中心なら、GPUを抑えてCPUを優先した構成が割安です。Riotによれば、最近の新品PCの多くはOn-Demandに必要なセキュリティ設定が最初から有効な状態で出荷されています。無効な項目があってもVanguardが案内してくれるので、届いたら一度確認しておくと安心です。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
まとめまとめ
公式推奨はGeForce 560や内蔵GPUのUHD 630で、フルHD・画質「高」で遊ぶだけなら多くのPCが条件を満たしています。高リフレッシュレートを狙うほどCPUが上限を決めるので、GPUはLoL以外のゲームで選び、CPUは目標Hzに合わせて選ぶのが無駄のない組み方です。
起動にはWindows 10(Build 19041以降)かWindows 11、Windows 11ではTPM 2.0の有効化が必要です。Secure BootはLoLでは不要ですが、2026年6月に始まったVanguard On-Demandモードを使うなら、Windows 11 25H2以降とSecure Boot・IOMMU・VBSまで揃える必要があります。
LoLはGPUよりCPUに予算を回すゲームです。360Hz以上を狙うなら、フレームレート上限を「無制限」にしたうえでX3D CPUを選ぶのが前提になります。
構成ごとの完成品はRTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC、購入前の比較ポイントはBTOパソコンの選び方、モニターはゲーミングモニターの選び方で解説しています。







