『カグラデン』2027年発売へ|六角グリッド×高低差の和風ローグライク、PC版はGTX 750 Tiから動作・要求スペックは軽量
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
六角グリッド×高低差の和風ローグライク、PC版はGTX 750 Tiから
株式会社ジェットスタジオが開発する新作『カグラデン(Kaguraden)』のSteamストアページが公開されました。和風の世界を舞台に、自動生成される「立体六角グリッド」のダンジョンを攻略していく3DローグライクRPGです。
対応プラットフォームはPC(Steam)、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2で、2027年発売予定。一見すると「和風のローグライク」ですが、一般的なマス目ではなく六角形のグリッドを採用し、さらに高低差まで組み合わせている点が最大の特徴です。Steam版のシステム要件もすでに公開されており、最低GPUはGeForce GTX 750 Ti、推奨でもGeForce GTX 1660 SUPERと、最近のPCゲームとしては比較的軽い構成になっています。
今回は公開された情報をもとに、『カグラデン』がどのようなゲームなのか、六角グリッドと高低差が攻略にどう影響しそうなのか、ローグライクとしての成長システム、PC版の要求スペックまで確認します。
目次
要点まず何が発表されたか
『カグラデン』はジェットスタジオが開発する3DローグライクRPGで、PC(Steam)・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2向けに2027年発売予定です。人間と鬼の血を引く少年「カグラ」を操作し、自動生成される立体六角グリッドのダンジョンを、高低差まで利用しながら攻略します。毎回レベル1からスタートするローグライクですが、村へ帰還すれば戦利品を持ち帰り、装備強化や村の発展につなげられます。PC版のSteam必要スペックは最低GeForce GTX 750 Ti・推奨GeForce GTX 1660 SUPERで、価格・具体的な発売日は2026年9月20日時点で未発表です。
概要2027年発売予定の和風3DローグライクRPG
『カグラデン』は、株式会社ジェットスタジオが開発・発売する3DローグライクRPGです。Steamストアでは2027年発売予定とされており、PC版に加えてNintendo SwitchとNintendo Switch 2への対応も発表されています。
主人公は、人間と鬼の血を引く少年「カグラ」。カグラは村に祀られていた「封印刀」の封印を解いてしまい、それをきっかけとして各地で異変が発生します。活発化したモノノケたちと戦いながら、失われた封印刀とその力を取り戻すためにダンジョンを探索するというのが基本的なストーリーです。単にダンジョンへ潜り続けるだけではなく、物語が進むにつれてカグラの秘密にも迫っていくとされています。カグラを田村睦心さん、祖父のジーヤを森久保祥太郎さん、妹のコトミを長縄まりあさんが担当します。
特徴最大の特徴は「立体六角グリッド」

『カグラデン』で最も特徴的なのが、ダンジョンの構造です。フィールドは六角形のマスによって構成されており、さらにマスごとに高低差があります。地形だけでなく敵やアイテムの配置も冒険するたびに変化するため、同じダンジョンへ入っても毎回同じルートを進めるわけではありません。公式は攻略時の判断要素として、高い場所をどう利用するか、敵との距離をどう取るか、どのルートを選ぶかといった点を挙げています。
六角グリッドを採用する意味についても考えてみます。一般的な正方形グリッドでは、上下左右の4方向を基本にするのか、斜めまで含めて8方向とするのかによって距離の扱いが変わります。一方、六角グリッドでは1つのマスが6つのマスと辺で接するため、「隣接するマス」を6方向へ均等に配置できます。『カグラデン』ではここへ高低差が追加されるため、単純に敵まで何マス離れているかを見るだけではなく、「どの方向から接近するか」「どの高さを取るか」という判断が重要になる可能性があります。
ただし、高所から攻撃した場合の具体的なダメージ補正や射程、移動コストなど、詳細な戦闘ルールについては2026年9月20日時点で明らかになっていません。六角グリッドと高低差を実際にどこまで戦術へ結び付けているのかは、今後確認したいポイントです。
成長毎回レベル1、それでも装備と村は残る

ローグライクらしい仕組みもしっかり採用されています。ジェットスタジオによると、ダンジョンへ挑戦するときのレベルは毎回1からスタートします。探索しながら武器・盾・服・お札などを入手し、その冒険の中でカグラを成長させながら最深部のボスを目指します。前回レベル50まで上げたから次のダンジョンもレベル50から開始、といった一般的なRPGの成長方式ではありません。
一方で、すべてがリセットされるわけではありません。ダンジョンで入手した戦利品は、無事に村まで帰還すれば持ち帰ることができ、冒険中に倒れると、その冒険で入手したものを失います。良い装備を入手した後もさらに奥へ進んで大きな報酬を狙うのか、それとも一度村へ戻って戦利品を確保するのかという判断が発生するわけです。持ち帰った装備は強化や合成が可能で、冒険で獲得したお金を使って村を発展させると、ショップの商品や利用できるサービスが増えていきます。毎回レベル1へ戻ることで各ダンジョンの緊張感を維持しながら、持ち帰った装備や村の発展によって少しずつ攻略の選択肢を増やす仕組みです。
装備の種類も多く用意されており、開発元の発表では武器40種類・盾30種類・服20種類が登場予定です。「お札」にはさまざまな属性や特殊効果が存在し、装備へ新しい効果を追加できます。敵は60種類で、各モンスターには3段階のランクが存在し、ランクが上がると外見だけでなく能力も変化するため、ランク違いまで含めると全180バリエーションになるとされています。さらに各地のダンジョンには6体のボスが登場予定です。
PC版PC版はGTX 750 Tiから動作、要求スペックはかなり低い
ゲーミングPCユーザーとして特に気になるのがPC版の必要スペックです。Steamではすでに最低・推奨システム要件が掲載されています。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11(64bit) | Windows 11(64bit) |
| CPU | Core i3-3220 / Ryzen 3 1300X | Core i7-4770 / Ryzen 5 1600X |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| GPU | GeForce GTX 750 Ti / Radeon RX 560 | GeForce GTX 1660 SUPER / Radeon RX 570 |
| DirectX | 11 | 11 |
| ストレージ | 8GB | 8GB |
出典:Steamストアページにもとづきます(2026年9月20日時点)。
2027年発売予定の新作PCゲームとして見ると、かなり軽い要求です。特に最低GPUのGTX 750 Tiは2014年登場のGPUで、推奨のGTX 1660 SUPERも現在のゲーミングPC基準ではローエンド以下の性能です。最近のAAAゲームのようにRTX 30/40/50シリーズを前提としたタイトルではありません。ストレージも8GBに抑えられており、100GBを超えるタイトルも珍しくない現在のPCゲームと比較すると非常にコンパクトです。Nintendo Switchにも対応予定であることを考えると、最初から超高解像度テクスチャなどを大量に使用するAAAタイトルとは異なる方向性で制作されていることがうかがえます。
最低環境がGTX 750 Tiということで、古いゲーミングPCでも動作する可能性は高そうです。GTX 1650はGTX 750 Tiより大幅に高性能なので、GPU性能だけを比較すれば最低要件を十分上回ります。一方で注意したいのが内蔵GPUです。要求スペックが低いからといって、すべてのIntel UHD GraphicsやRyzen内蔵GPUで快適に動くことが保証されているわけではありません。また、Steamの必要スペックには目標解像度・画質設定・フレームレートが記載されていないため、最低環境が「1080p・60fps・低設定」を意味するのか「720p・30fps」を想定しているのかによって評価は変わります。発売は2027年予定で現在も開発中のため、システム要件が今後変更される可能性もあります。したがって現段階では、「かなり軽量なPCゲームになりそう」とまでは言えますが、具体的なGPUごとのFPSを断定する段階ではありません。
対応コントローラー対応とSteam Deck
Steamではシングルプレイ、Steam実績、ファミリーシェアリングなどへの対応が掲載されており、フルコントローラーサポートの情報も確認できます。六角グリッドを1マスずつ移動するタイプのゲームであれば、キーボード・マウスだけでなくゲームパッドとの相性も重要になります。Nintendo Switch/Switch 2でも発売されることから、PCでもコントローラー中心で遊びやすいUIになることが期待できます。
要求スペックを見る限りSteam Deckでも動かせそうに見えますが、2026年9月20日時点のSteamストアにはSteam Deck互換性の正式な評価は掲載されていません。「Steam Deckで快適に動く」と断定することはできないため、発売が近づいてVerifiedまたはPlayable評価が付くのか、Linux/Proton環境で問題が発生しないかを改めて確認したいところです。発売前タイトルのため、Steam上の対応機能は今後変更される可能性もあります。
開発元ジェットスタジオにとってゲーム制作再挑戦の第1弾
開発元にも注目です。ジェットスタジオは、ゲーム会社「ワープ」出身のメンバーによって2001年に設立された3DCG制作会社です。これまでゲームを含むデジタルコンテンツ制作に携わってきましたが、長年のCG制作で蓄積した技術や経験を生かし、ゲーム制作へ再び挑戦するとしており、その第1弾タイトルとして開発されているのが『カグラデン』です。単なる新規IPというだけでなく、CG制作を長く手掛けてきた会社が自社タイトルへ戻ってくるという背景があります。
Steamストアページには生成AIコンテンツについての開示もあり、開発元によると一部画像の作成または修正に生成AIツールを使用しており、最終的なアセットについては開発チームが確認・編集しているとのことです。ゲームシステムや会話などでリアルタイム生成AIを使用するとの記載は確認できません。
『カグラデン』は東京ゲームショウ2026にも出展され、ジェットスタジオのブース(ホール8「08-S03」)で開発中バージョンを試遊できました。Steamページや映像だけでは分かりにくい、六角グリッドで実際に移動したときの操作感や、立体地形が戦闘へどの程度影響するのかという部分は、本作最大の特徴だけに試遊した人の評価が今後の判断材料になりそうです。
注目点「六角形」より「高さ」がゲーム性を左右する
- 和風の世界観・立体的なダンジョン攻略に興味がある人
- GTX 750 Ti〜GTX 1660 SUPER級の手持ちPCで新作を遊びたい人
- 毎回レベル1に戻りつつ装備・村を長期強化するローグライクが好きな人
- 高低差の戦闘ルール(ダメージ補正・射程・移動コスト)が固まるまで判断したい人
- Steam Deckでの正式対応状況を確認してから決めたい人
- 2027年発売という時期の遠さから価格・発売日確定を待ちたい人
現時点の情報だけを見ると、「六角グリッドのローグライク」という部分が最も目立ちます。ただし、実際のゲーム性を左右しそうなのは六角形そのものより、そこへどれだけ高低差を組み合わせているかでしょう。六角グリッドだけなら、隣接方向が6方向になるという明確な違いはあるものの、それだけでゲーム全体が大きく変わるとは限りません。一方、敵との距離に加えて高さ・移動経路・地形による分断などまで判断材料になるのであれば、従来型ローグライクとはかなり異なる戦術が生まれる可能性があります。高所からの攻撃に有利不利が存在するのか、段差を敵がどのように移動するのか、高低差によって射程や視界が変化するのかが作り込まれていれば、「マップを六角形にしたローグライク」ではなく「立体地形そのものを攻略するローグライク」として明確な個性になりそうです。
まとめまとめ|2027年発売、価格・詳細ルールは今後
『カグラデン』は2027年にPC(Steam)・Nintendo Switch・Nintendo Switch 2向けに発売予定です。現時点で見えている特徴は、自動生成される高低差付き六角グリッド、毎回レベル1から始まるローグライク要素、戦利品を持ち帰るか奥へ進むかというリスク管理、持ち帰った装備や村を強化する長期的な成長要素です。PC版はGTX 750 Tiが最低、GTX 1660 SUPERが推奨と、2027年の新作としてはかなり軽い要求スペックになっています。
価格や具体的な発売日はまだ発表されていません。六角グリッド・自動生成・高低差という3つの要素がうまく噛み合えば、従来型のローグライクとは違った位置取り重視の作品になる可能性があり、高所からの攻撃補正や段差の移動ルールなど戦闘の具体的な作り込みが今後の評価を左右しそうです。
あわせて読みたい
出典:『カグラデン』Steamストアページ・株式会社ジェットスタジオ公式プレスリリースにもとづきます(2026年9月20日時点)。



