本物の洞窟探検家が作る「Cave Expedition」が話題|1週間で2.5万ウィッシュリスト、GTX 1660でも遊べる本格ケイビングシム
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1週間で2.5万ウィッシュリスト、GTX 1660でも遊べる本格ケイビングシム
出典(確認日2026年9月15日):Steam公式ストアページ「Cave Expedition」、Moonmilk Games公式サイトにもとづきます。
洞窟の中を歩くだけの探索パートではなく、「ケイビング(洞窟探検)」という行為そのものをゲームにしようとしているタイトルが注目を集めています。Moonmilk Gamesが開発する「Cave Expedition」は、乾いた洞窟だけでなく水没した通路や巨大な空洞、体をねじ込むように進む狭窄部までを探索するシミュレーターです。
最大の特徴は、開発チーム自身が現役の洞窟探検家であること。ゲームで使うサウンドやテクスチャは、世界各地の洞窟を実際に訪れて収録・撮影しているといいます。この制作背景もあってか、Steamページ公開から1週間で2万5,000件のウィッシュリストを集めたと開発元は明らかにしています。
この記事では、「Cave Expedition」がどんなゲームなのか、最大4人協力プレイの特徴、そして気になるPC版の動作環境やSteamOS・Steam Deck対応状況まで、Steam公式ストアページの一次情報にもとづいて整理します。

目次
要点本物のケイビングをそのままゲームにする試み
「Cave Expedition」は、ロープでの竪穴降下・水没通路でのスキューバ探索・狭窄部の通過など、実際のケイビング技術をゲームシステムに落とし込んだシミュレーターです。開発元Moonmilk Gamesは現役ケイバーのチームで、ゲーム内の音・テクスチャも実際の洞窟で収録しています。発売時期はまだ未定(Steam上は「発表予定」)ですが、Steamページ公開1週間で2万5,000件のウィッシュリストを集めるなど、発売前から注目を集めています。
内容装備を整えてから潜る、準備がすべてのケイビング
Steam公式ストアページによると、プレイヤーは乾いた洞窟や水流のある洞窟へ入り、狭い隙間を通り抜けたり巨大な地下空間を探索したりしながら、より深い場所を目指します。単純にマップの奥へ進めばいいわけではなく、垂直に落ち込んだ場所ではロープとアンカーを使ってルートを構築し、水没している場所ではスキューバ装備を用意する必要があります。行き止まりになった場合には、シャベルやウインチで進路を確保する要素も用意されています。

洞窟へ入る前の装備選択もゲームプレイの一部です。ヘルメット、ヘッドランプ、ロープ、アンカー、SRT(シングルロープテクニック)装備、気温に応じたウェア、スキューバ装備などを準備してから探検に向かいます。深く潜るほど必要な装備は増えていくため、「何を持っていくか」という準備段階から攻略が始まるゲームになりそうです。

協力プレイ最大4人で「奥へ行って戻ってくる」ことが目的に
「Cave Expedition」はソロプレイに加えて、最大4人のオンライン協力プレイ・LAN協力プレイ・クロスプラットフォームマルチプレイヤーに対応します。一般的な協力ゲームでは敵を倒したりアイテムを集めたりすることが主な目的になりがちですが、本作は少し方向性が異なります。竪穴へロープを設置するときには仲間との連携が必要になり、水没エリアや狭い通路では安全なルートを一緒に探さなければなりません。
Steam公式の説明でも、地上へ無事に戻るためには計画・チームワーク・コミュニケーションが重要だとされています。「奥まで行く」ことだけでなく「奥へ行って戻ってくる」ことまで含めて探検になるという設計は、敵との戦闘を中心にした協力ゲームとは違う緊張感を生みそうです。
開発開発元は現役ケイバーで構成されたチーム
「Cave Expedition」がほかの洞窟探索ゲームと大きく異なるのが、開発チームの経歴です。開発元Moonmilk Gamesはスウェーデンのスタジオで、公式サイトによるとMartin Calander氏とFredrik Andersson氏が中心となって制作しています。Steam公式ストアページでも、チームメンバー自身が現役ケイバーであり、本物の洞窟を忠実に再現するためにゲーム内で使うすべてのサウンドとテクスチャを、世界各地の洞窟を実際に探検しながら収録・撮影していると説明されています。
さらにMoonmilk Gamesは、レンダリング技術とハードウェア最適化に経験を持つ開発チームでもあるとしており、リアリティを犠牲にせず幅広いデバイスで動作させることを目標に掲げています。ゲーム制作のためだけに洞窟へ取材に行っているというより、「実際に洞窟探検をしている開発者が、自分たちの体験をゲーム化している」という方が近いでしょう。
初動Steam公開1週間で2万5,000ウィッシュリスト
「Cave Expedition」はゲーム内容だけでなく、発表後の反応も注目されています。開発元Moonmilk Gamesが明らかにしたところによると、Steamページ公開から24時間以内に5,600件以上、1週間で2万5,000件のウィッシュリスト登録を記録したといいます。大手パブリッシャーが宣伝するAAAタイトルではなく、小規模スタジオが開発中の新規IPでこの数字が出ていることを考えると、かなり強い初動といえそうです。
反応が集まった理由として考えられるのが、コンセプトの分かりやすさです。「本物の洞窟探検を最大4人でおこなう」という内容は一目で理解でき、狭い岩の隙間を進む映像だけでもゲームの特徴が伝わります。「現役ケイバーが作っている」「実際の洞窟で素材を収録している」という制作背景も含めて、話題になりやすい条件がそろっているゲームといえます。
スペック最低GTX 1660、推奨RTX 3060 Ti
洞窟のリアルな表現を見ると高性能なPCが必要にも見えますが、2026年9月15日時点でSteamに掲載されている暫定システム要件(Estimated requirements、開発中に変更の可能性あり)は、Windows版の最低環境がCore i5-8400またはRyzen 5 2600、メモリ8GB、GeForce GTX 1660 6GBまたはRadeon RX 5500 XT 6GB、DirectX 12、ストレージ25GBです。推奨環境はCore i7-13700またはRyzen 7 7700X、メモリ16GB、GeForce RTX 3060 Ti 8GBまたはRadeon RX 6700 XT 12GB、SSD推奨となっています。最低GPUにGTX 1660が設定されていることを考えると、GPU性能だけならエントリークラスのゲーミングPCでも動かせる可能性があります。
一方で目を引くのがCPU要求です。推奨GPUはRTX 3060 Tiですが、CPUにはCore i7-13700やRyzen 7 7700Xが指定されており、GPUと比べるとかなり高いCPU性能が求められる構成です。洞窟の物理処理やロープ・水のシミュレーション、マルチプレイなどがCPU負荷につながっている可能性はありますが、2026年9月15日時点で開発元が具体的な理由を説明しているわけではありません。なお、Windows版のほかmacOS版(最低Core i3・推奨Apple M2 Pro相当)も予定されています。
LinuxSteamOS・Linuxにも対応、Steam Deckは検証中
PCゲーマーにとってもう一つ注目したいのがLinux対応です。SteamにはWindows・macOSに加えて「SteamOS + Linux」のシステム要件も掲載されています。Linux版の最低環境はUbuntu 22.04/24.04(64ビット)、Core i3-3240またはAMD FX-4300、メモリ8GB、GeForce GTX 560 Ti(1GB)またはRadeon HD 7750(1GB)で、追記事項に「Steam Deck対応」と明記されています。ただし推奨環境の追記事項では「Steam Deck performance testing pending(Steam Deckでのパフォーマンス検証は進行中)」とも書かれており、Steam Deckでどの程度快適に遊べるかはまだ検証段階です。Windows版だけを作ってProton経由で偶然動くことを期待するタイトルではなく、SteamOSを正式な動作環境として掲載している点は興味深いところです。
言語日本語はインターフェース・字幕・フルボイスに対応予定
日本からプレイする場合に気になる日本語対応についても、現在のSteamページはかなり充実しています。対応言語は英語・スウェーデン語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・日本語など20言語で、このうち英語・スウェーデン語・日本語の3言語がインターフェース・字幕に加えてフル音声対応の対象となっています。洞窟内で仲間と状況を判断するゲームだけに、装備の説明や警告を日本語で理解できるメリットは大きいでしょう。ただし開発中のタイトルのため、正式発売までに言語仕様が変わる可能性はあります。
拡張性Steam Workshopとレベルエディターにも対応予定
もう一つ長期的に注目したいのがユーザー制作コンテンツです。Steamページのカテゴリー欄には、Steamワークショップとレベルエディターへの対応が明記されています。詳細はまだ発表されていませんが、実際にユーザーが洞窟を制作してWorkshopで共有できる仕組みが実装されれば、発売後の遊び方はかなり広がりそうです。極端に狭い洞窟や巨大な地下空間、水中エリア中心の高難度マップなど、コミュニティ独自の洞窟が作られる可能性もあります。4人協力ゲームとWorkshopは相性が良い組み合わせのため、発売後に追いたい機能です。
発売時期発売日はまだ「発表予定」、2027年という報道も
発売時期については情報を整理しておく必要があります。海外メディアでは「Cave Expedition」を2027年発売予定と報じる記事があり、対応プラットフォームにPC(Steam)に加えてPlayStation・Nintendo Switch・Xboxを挙げているものもあります。一方、2026年9月15日時点のSteam公式ストアページでは具体的な発売日は設定されておらず、「To be announced(発表予定)」と表示されています。公式サイトでも現在は「開発中」とのみ案内されています。そのため、発売時期・対応プラットフォームともに現時点では未確定情報が含まれており、続報を待つ必要があります。
FAQよくある質問
まとめまとめ|洞窟探検そのものをゲームにする試み
「Cave Expedition」で特に面白いのは、洞窟をゲームの背景として使うのではなく、洞窟探検という行為そのものをゲームプレイの中心に置いている点です。ロープやアンカーを装備として準備し、竪穴を攻略すること自体が探検になり、水中もスキューバ装備が必要な探索エリアとして扱われます。そこへ実際の洞窟から収録した音やテクスチャ、現役ケイバーの経験が組み合わされています。
発売時期はまだ未定で、システム要件も含めて今後変更される可能性がありますが、Steamページ公開から1週間で2万5,000件のウィッシュリストを集めたという初動を見る限り、すでに一定の注目を獲得することには成功しています。最大4人の協力プレイ、装備の準備、ロープを使った垂直探索、水中探索、Steam Workshopといった要素が予定通り実装されれば、長く遊べる協力型ゲームになる可能性があります。動作環境は暫定ながら最低GTX 1660に抑えられており、SteamOS/Linux対応や日本語フルボイスの予定も含めて、今後の続報が注目されます。
現役ケイバーが開発する「Cave Expedition」は、洞窟探検そのものをゲームシステムに落とし込んだ意欲作です。発売時期は未定ながら、Steamページ公開1週間で2万5,000ウィッシュリストを記録。最低GTX 1660という動作環境の軽さも含めて、続報を追う価値があるタイトルです。



