『カーネル・ハーツ』9月17日発売決定|Steam/EpicでPC動作要件が食い違う理由、日本語ボイス追加とデモ大型更新
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Steam/EpicでPC動作要件が食い違う理由、日本語ボイス追加の実態
出典:Steam公式ストア「Kernel Hearts」(日本語版)、Steam Community公式アナウンス(発売日決定+デモ更新)、Steam公式ストア「Kernel Hearts Demo」、Whitethorn Games公式サイトにもとづきます。内容は2026年8月20日時点のものです。
新作の発売日が決まると、まず気になるのは自分のPCで問題なく遊べるか、日本語でしっかり遊べるかという点です。ところが公式ストアの記載を並べて確認すると、同じゲームのPC版なのに情報が食い違っているケースが見つかることがあります。
アルゼンチンの新興スタジオEphemera Gamesが開発し、Whitethorn Gamesがパブリッシングする協力ローグライクアクションRPG『カーネル・ハーツ(Kernel Hearts)』は、Steam版が2026年9月17日、Epic Games Store日本版が9月18日に発売決定しました。発表と同時にSteamデモが発売前最後の大型アップデートを迎え、日本語ボイスの追加やバランス調整、低スペックPC向けの最適化が加わっています。
この記事では、SteamとEpic Games Storeそれぞれの公式ページに掲載されているPC版動作要件を突き合わせて見つかった食い違い、そして開発元が告知した「日本語ボイス追加」とSteamストアの言語対応表の実際の表示のズレという2点を中心に、公式情報にもとづいて整理します。




『カーネル・ハーツ』はSteam版が2026年9月17日、Epic Games Store日本版が9月18日に発売決定しました。Steam公式ストアの最低動作環境はGeForce GTX 1060相当ですが、Epic Games Store側の情報として案内されている最低動作環境はGeForce GTX 760相当と、記載内容に大きな開きがあります。また開発元は「日本語ボイスを追加した」と告知していますが、Steamストアの言語対応表では日本語の「フル音声」欄に現時点でチェックが入っていません。購入・プレイ判断の前に、この2点を必ず確認してください。
目次
要点まず4つのポイントを確認
詳しい内容に入る前に、この記事で扱う4つのポイントを先に確認しておきます。
配信時期Steamは9月17日、Epic版(日本)は9月18日に登場
Steam公式ストアのページには、リリース日として「2026年9月17日」が明記されています。この発売日は、開発ディレクターのAkira氏がSteam Communityの公式アナウンスで自ら発表したもので、「今日、『カーネル・ハーツ』が今から1か月後の9月17日にローンチすることを発表できて、とても嬉しいです」というコメントとあわせて告知されました。
一方、Epic Games Store側の情報としては、日本向けの利用可能日が9月18日と案内されています。同じPC版のタイトルで発売日が1日ずれる背景としては、現地時間9月17日の配信開始が日本との時差の関係で日本時間では9月18日にずれ込むケースが一般的です。ただし、この時差についてEphemera Games・Whitethorn Gamesから明確な説明があったわけではないため、実際に購入を予定している場合はプラットフォームごとのストアページで最新の表示を確認しておくと安心です。
概要バベルの塔を登る4人協力ローグライクハクスラ
『カーネル・ハーツ』は、終末世界を舞台にしたハクスラ系のアクションRPGです。Steamの紹介文には「仲間を集めよ。天使を排除せよ。魔法少女へと変身し、神を殺めよ。」と記されており、4人の魔法少女が灰に沈んだ世界を救うために力を尽くす物語が描かれます。Whitethorn Games公式サイトによると、プレイヤーは超人的な能力を持つアンドロイド魔法少女「M.A.H.O.U Unit」となり、最大4人のオンライン協力プレイで塔を登り、神と戦うことになります。
キャラクター育成の軸になっているのが「MAHOU.OS」というシステムです。最大256KB分のスキルチップを組み合わせてキャラクターをカスタマイズする仕組みで、終末世界のガジェットらしい容量表記が世界観づくりに一役買っています。塔に住むNPCとの関係を深める要素や、恋愛要素を示唆する描写も用意されているとのことです。
動作要件Steam版とEpic版でPC動作要件の表記が食い違っている
今回いちばん注意しておきたいのが、同じPC版のはずなのに、SteamとEpic Games Storeそれぞれの公式ページに掲載されている動作要件が大きく異なっている点です。まずSteam公式ストアに掲載されている最低・推奨動作環境は次のとおりです。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10以上 | Windows 10以上 |
| CPU | Intel Core i7-9750H @ 2.60GHz相当 | Intel Core i7-10700 / Ryzen 5 3600相当 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| GPU | GeForce GTX 1060相当 | RTX 2060 / GTX 1660 Ti相当 |
| ストレージ | 15GB | 15GB |
※Steam公式ストアには「最低スペックは1080p・Low/Medium設定を想定。オンラインCo-opではパフォーマンスが変動する場合がある」との注記があります(2026年8月20日確認)。
これに対して、Epic Games Storeに掲載されている動作要件は次のとおりです。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
| CPU | Intel Core i5-4750 / FX-8350相当 | Intel Core i5-7600 / Ryzen 5 1600相当 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| GPU | GeForce GTX 760 / Radeon HD 7950相当(VRAM 2GB) | GeForce GTX 970 / Radeon R9 390相当(VRAM 4GB) |
| DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
※Epic Games Storeのプレイには、同ストアのEpic IDでのログインが必要です(2026年8月20日確認)。
Steam側の最低GPUがGeForce GTX 1060相当であるのに対し、Epic Games Store側の最低GPUはGeForce GTX 760相当(VRAM 2GB)です。GTX 760は2013年発売のKepler世代、GTX 1060は2016年発売のPascal世代で、発売年で3年、アーキテクチャの世代でも複数世代分の開きがあります。DirectXのバージョンもEpic側は最低11・推奨12と案内されており、Steam側には明記されていません。なぜここまで表記が異なるのか、両パブリッシャーから明確な説明はされていません。
ぎりぎりのスペックのPCで購入を検討している場合、どちらの数字を信じればよいか迷うところです。今回の発売日決定にあわせてSteamデモは大型アップデートされ、開発元は「低スペックPCでかなり大きく改善するはず」とコメントしています。少なくともSteam側の要件は、この最新の最適化を反映して更新されている可能性が高い数字です。手持ちのGPUがGTX 1060前後、あるいはそれより古い場合は、Steam側の表記を基準にしつつ、購入前に無料デモで実際の動作を自分の目で確かめておくのが確実です。
日本語ボイス追加されたボイスとストア表記のズレ
Steam Communityの公式アナウンスで、開発元は「Japanese VO has been added to the game!(日本語ボイスがゲームに追加されました)」と告知しました。新しい日本語ボイスでストーリーシーンを見るには、既存のセーブではなく「ニューゲーム」から開始する必要があると案内されています。Akira氏は「収録セッションに立ち会えたことは夢がかなった瞬間で、声優たちがキャラクターに命を吹き込む姿を見ることは今年いちばんの思い出のひとつ」とコメントしています。
一方で、Steamストアの言語対応表を直接確認したところ、日本語の行は次のような表示になっていました。
- インターフェイス:対応(チェックあり)
- 字幕:対応(チェックあり)
- フル音声:チェックなし(空欄)
言語対応表の3列すべてにチェックが入っているのは英語のみです。開発元の告知どおり、ストーリーシーンに向けた日本語音声が新しく収録・追加されたのは事実ですが、Steamストアの正式な表記上は、現時点で日本語の「フル音声」欄にチェックが付いていません。全編が日本語ボイスに対応しているとは言い切れず、正確には「ストーリーシーン向けの日本語音声が新規に追加された」という状態です。表記が更新されるかどうかは、今後のストアページの表示を確認する必要があります。
Epic Games Store側の対応言語表でも同じ傾向が確認できます。テキストはブラジルポルトガル語・フランス語・日本語・中国語(簡体)・スペイン語(中南米)・ロシア語・ドイツ語・英語の8言語に対応する一方、音声は英語のみと表示されています。プラットフォームが違っても「日本語は字幕・テキストのみで、フル音声はまだ英語だけ」という状態は共通しており、Steam側の表記の裏付けになっています。
ボリュームデモ2フロアから製品版は約7フロアへ
Akira氏はSteam Communityの告知で「Keep in mind that the Demo only has 2 floors, while the full game has around 7!(デモは2フロアしかありませんが、製品版は約7フロアあります)」とコメントしています。デモで体験できる範囲は製品版全体のごく一部にすぎず、正式発売後は今回のデモよりもかなり手強い展開が待っているとのことです。
あわせて開発元は、デモの初回公開時のSteam Community告知で「過去4年間、このゲームを開発してきた(we’ve been working on it for the past four years)」ともコメントしており、初タイトルながら長い開発期間をかけて作られたことがうかがえます。
調整内容フィードバックを反映したバランス変更
今回のデモ更新では、プレイヤーからのフィードバックを受けたバランス調整も行われました。おもな変更点は次のとおりです。
購入特典Epic版はフォートナイトの衣装が付いてくる
Epic Games Store関連の情報として、Whitethorn GamesがプレスリリースをGamesPress経由で公開しています。それによると、Ephemera Gamesはアルゼンチンのスタジオとして初めて、ラテンアメリカのスタジオとしても初めてこのEpic Games Storeプログラムに参加し、主人公の一人でM.A.H.O.U Squadの隊長「フェルネ(Fernet)」が『フォートナイト』のコスチュームとして登場することになりました。
2026年8月17日午後1時(米国東部時間)以降にEpic Games Storeで『カーネル・ハーツ』を予約購入・購入すると、同じEpicアカウントの『フォートナイト』でフェルネの衣装が入手できます。日本時間では2026年8月18日午前2時からにあたります。この予約購入・購入による入手方法は期間限定で、9月26日午後8時(米国東部時間)からは『フォートナイト』のアイテムショップで1,500 V-Bucksとして単独販売される予定です。すでにフォートナイト側で単独購入済みの場合、『カーネル・ハーツ』購入時に1,500 V-Bucksが代替付与される仕組みも用意されています。

開発元初タイトルを送り出すアルゼンチンのスタジオ
開発元のEphemera Gamesは、2022年に設立されたアルゼンチンのインディースタジオです。Whitethorn Games公式サイトによると、新人とベテランが入り混じったチームで、南米の視点から心に残る物語を届けることを目指して集まったと紹介されています。『カーネル・ハーツ』は同スタジオにとって初めての作品です。
パブリッシャーのWhitethorn Gamesは、これまでも多様なインディータイトルを手がけてきたパブリッシャーで、今回のEpic Games Store×『フォートナイト』連携は、南米出身の小規模スタジオとしては異例の規模のコラボレーションになります。
レビュー無料デモの評価は現在どうなっているか
Steam公式ストアの「Kernel Hearts Demo」ページを確認したところ、2026年3月31日に配信開始されたデモの評価は、全期間で185件中80%が好評の「非常に好評」でした。直近30日間に絞ると20件中70%が好評の「やや好評」となっています。今回の発売日決定と大型アップデートの直後は、レビュー件数・評価がさらに動く可能性が高いタイミングです。
正式発売前後は同接や評価件数が短期間で大きく変動しやすいものです。購入を検討している場合は、この記事の数字を目安にしつつ、Steamストアページで直近のユーザーレビューを直接確認してから判断することをおすすめします。
Q&Aよくある質問
結論まとめ|購入前にチェックすべきポイント
『カーネル・ハーツ』は、Steam版が2026年9月17日、Epic Games Store日本版が9月18日に発売決定しました。最大4人協力のローグライクハクスラとして、バベルの塔を登り神と戦う終末世界の物語、最大256KBのスキルチップで組むMAHOU.OSシステムが軸になっています。発売日決定にあわせてSteamデモも大型アップデートされ、日本語ボイスの追加、バランス調整、低スペックPC向けの最適化が加わりました。
一方で、Steam版とEpic版のPC動作要件が大きく食い違っている点、日本語ボイス追加の告知とストアの言語対応表の実際の表示にズレがある点は、購入前に押さえておきたい実用的な情報です。
手持ちのPCがGTX 1060前後、あるいはそれより古いスペックの場合は、Steam版とEpic版のどちらの表記を信じるかで判断が変わってしまいます。まずはSteamで無料配信中のデモをプレイし、自分の環境で実際にどう動くか、追加された日本語音声がどの範囲まで聞けるかを確認しておくのが確実です。
ぎりぎりのスペックで購入を迷っている場合は、勢いで正式版を買う前に、購入直前にもう一度SteamとEpic Games Store両方のストアページを見比べてください。動作要件や言語対応の表記は、発売までに更新される可能性があります。



