GTAオンライン・GTA V Enhanced(PC版)の必要スペックとおすすめGPU【2026年】VRAM・144fps設定・公開ロビー対策
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推奨はVRAM 8GB、144fpsはRTプリセットとフレーム生成で決まる
GTA V Enhancedは、2025年3月4日にPC向けに配信されたGTA Vの新バージョンです。レイトレーシング(RT)による影・反射・グローバルイルミネーション・アンビエントオクルージョンに対応し、GTA Onlineの進行状況も、従来版(Legacy)とは別に管理されます。
必要スペックは見た目の割に控えめで、公式の推奨GPUはRTX 3060(8GB)です。RTを最大にしてもVRAM使用量はフルHDで約7GBに収まるため、フルHD〜WQHDならVRAM 8GBでも遊べます。12GB以上が欲しくなるのは、4Kで最大RTを使う場合と、MODや配信を重ねる場合です。
144fpsを安定させる鍵は、RTプリセットを「Maximum RT」から「Very High RT」に1段下げることと、RTX 40/50シリーズならフレーム生成を使うことです。公式スペック、GPU別の実測値、公開ロビーでfpsが落ちるときの切り分け方、2026年のPC版アップデートまで順に解説します。
目次
動作環境公式の必要スペックを確認する
Rockstar GamesがGTA V Enhanced向けに公開している必要スペックは以下のとおりです。右端の列は、公開済みの実測データをもとにした「WQHDでRTを有効にして快適に遊ぶ」ための目安です。
| 項目 | 最低スペック(公式) | 推奨スペック(公式) | WQHD・RT快適の目安 |
|---|---|---|---|
| GPU | GTX 1630(4GB) RX 6400(4GB) | RTX 3060(8GB) RX 6600 XT(8GB) | RTX 4070 / RTX 5070以上 |
| CPU | Core i7-4770 FX-9590 | Core i5-9600K Ryzen 5 3600 | 6コア12スレッド以上の現行世代 |
| メモリ | 8GB | 16GB(デュアルチャネル) | 16GB以上(デュアルチャネル) |
| ストレージ | 105GB・SSD必須 | 105GB・DirectStorage対応ドライブ | NVMe SSD |
| OS | Windows 10(1909以降) | Windows 11 | Windows 11 |
最低スペックのGTX 1630はVRAM 4GBのエントリーGPUで、RTを使わない前提の数値です。公式にはRT専用の要件は載っていないため、RTを使うなら推奨のRTX 3060(8GB)を実質的な下限と考えてください。ストレージはSSDが必須です。
fps目安GPU別フレームレート目安(実測データから読む)
GTA V EnhancedのGPU別テストは大手メディアでも数が少なく、まとまった実測は海外PCメディアの検証とNVIDIAの公式データが中心です。下の表の検証はRyzen 7 7700X+DDR5-6000 32GBの環境で、ゲーム内ベンチマークのうち実プレイに近い「Pass 4」をWQHDで測ったもので、表のうち「60fpsを割らない」「50fps台半ばまで落ちる」の2か所は、ベンチマークではなく実際のプレイ中に観測された値です。
| WQHDの条件 | RTX 4070 | RX 7800 XT |
|---|---|---|
| Maximum RT(ネイティブ) | 平均100〜110fps前後・60fpsを割らない | 場面によって50fps台半ばまで落ちる |
| Very High RT | Maximum RTより約35fps高い | 60fps割れがなくなる |
| RTなし | RX 7800 XTより11fps高い | RTなしでもRTX 4070に届かない |
| アップスケーラー | DLSS 3.7で同程度の上積み | FSR 3 QualityでMaximum RT時に約20fps上積み |
ここから読み取れるのは3点です。1つ目は、Maximum RTの平均に約35fpsを足すと、RTX 4070クラスならWQHD・Very High RTで135〜145fps程度になる計算で、144Hzモニターの上限付近まで使えること。2つ目は、Maximum RTはfpsを大きく削るわりに、動いているときのRT由来のノイズが増え、Very High RTとの画質差も小さいことです。3つ目は、このタイトルではRX 7800 XTがRTでもRTなしでもRTX 4070に届かなかったことです。
RTX 40/50シリーズはフレーム生成でさらに伸ばせます。2025年8月12日のアップデートでDLSS 4のマルチフレーム生成(RTX 50シリーズ)とフレーム生成(RTX 40シリーズ)に対応しました。NVIDIAの公式データでは、4K・RTを含む全設定最大でRTX 50シリーズのfpsが平均3.9倍、WQHDとフルHDでは平均3.1倍になり、構成によってはゲーム側の上限である500fpsに達します。
解像度別のGPU実測fps(最大RT)
16枚のGPUを3つの解像度で比べたデータもあります。海外のハードウェア検証サイトGameGPUが、タイトルアップデート1.71の適用後にCore i9-14900K環境・RTプリセット最大(Max Ray Tracing)で測った値で、数字は平均fps、カッコ内は最低fpsです。上の表とは測定シーンもアップデートの時期も違うため、絶対値ではなくGPU同士の順位と差で読んでください。
| GPU | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 159(137) | 140(101) | 87(57) |
| RTX 4090 | 159(143) | 136(106) | 71(56) |
| RTX 4080 SUPER | 134(116) | 113(84) | 59(41) |
| RTX 5080 | 127(101) | 101(73) | 56(37) |
| RTX 5070 Ti | 113(90) | 89(64) | 48(32) |
| RX 9070 XT | 111(85) | 82(58) | 44(28) |
| RX 7900 XTX | 101(81) | 74(55) | 40(29) |
| RX 9070 | 99(76) | 71(50) | 38(24) |
| RTX 5070 | 95(76) | 72(52) | 37(25) |
| RTX 4070 | 86(68) | 64(51) | 32(23) |
| RTX 5060 Ti 16GB | 73(58) | 55(39) | 27(18) |
| RTX 4060 Ti 16GB | 73(63) | 57(42) | 26(18) |
| RX 7800 XT | 73(58) | 51(38) | 26(19) |
| RX 9060 XT 16GB | 66(51) | 45(32) | 23(15) |
| RTX 3060 12GB(公式推奨) | 43(32) | 30(22) | 15(10) |
| RX 6700 XT | 41(31) | 28(21) | 14(10) |
この表から分かることは4つあります。
- 公式推奨のRTX 3060は、最大RTだとフルHDでも平均43fpsです。推奨スペックは最大RTで60fpsを出す基準ではないので、RTX 3060クラスならVery High RT以下かRTなしが前提です。
- 最大RTのまま平均60fpsを超える境目は、フルHDがRTX 5060 Ti 16GB/RX 7700 XT、WQHDがRTX 4070/RX 7900 XT、4KはRTX 4090とRTX 5090だけです。
- 最大RT・ネイティブで平均144fpsに届くのは、フルHDのRTX 4090とRTX 5090だけでした。WQHDの144fpsは、どのGPUでもVery High RTへの変更かアップスケーラー、フレーム生成が前提になります。
- このタイトルではRTX 50シリーズの伸びが小さく、WQHDではRTX 5080(101fps)がRTX 4080 SUPER(113fps)を下回り、RTX 5070(72fps)とRTX 4070 SUPER(71fps)はほぼ同じでした。旧世代からの買い替えなら、世代より性能帯で比べてください。
RTX 5060とRTX 4060(いずれも8GB)はこの測定に含まれていません。どちらもRTX 5060 Ti 16GBより下の性能帯なので、フルHDで60fps以上を保つなら、プリセットはVery High RTから始めるのが無難です。
CPU別の実測fps(フルHD・RTX 5090)
同じ検証では、GPUをRTX 5090に固定してCPUだけを入れ替えた結果も出ています。フルHD・最大RTで、GPUが足を引っ張らない条件でのCPUの上限を示す値です。
| CPU | 平均fps | 最低fps |
|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D | 159 | 137 |
| Core i9-14900K | 154 | 137 |
| Core i7-13700K | 139 | 124 |
| Ryzen 7 7800X3D | 138 | 126 |
| Ryzen 7 7700X | 121 | 100 |
| Core i5-12600K | 117 | 101 |
| Ryzen 5 7600X | 117 | 97 |
| Core i5-13400 | 112 | 97 |
| Core i5-12400 | 102 | 88 |
| Ryzen 7 5700X | 97 | 80 |
| Ryzen 5 5600X | 94 | 77 |
| Ryzen 5 3600X | 78 | 65 |
| Core i3-10100 | 65 | 53 |
公式推奨のRyzen 5 3600と同世代のRyzen 5 3600Xは平均78fpsで、RTX 5090を組み合わせてもこれ以上は伸びません。フルHDで平均144fpsを超えたのはRyzen 7 9800X3D、Core i9-14900K、Core i9-13900Kの3つだけで、144Hzモニターを使い切るにはGPUだけでなくCPUの世代も効いてきます。この測定はシングルプレイのシーンなので、最大30人が入る公開ロビーでは、CPUの差がさらに出やすくなります。
| 解像度・目標 | おすすめGPU | 目安 |
|---|---|---|
| フルHD / 60fps以上・RTあり | RTX 5060 / RTX 4060 | 公式推奨のRTX 3060より上・VRAM 8GBで足りる |
| フルHD / 144fps | RTX 5060 Ti 16GB | Very High RT+DLSS、足りなければフレーム生成 |
| WQHD / 144fps | RTX 5070以上 | RTX 4070でVery High RT 135〜145fps程度の計算 |
| 4K / RTあり | RTX 5070 Ti 16GB以上 | 最大RTでVRAM 8〜9GB・余裕を見て16GB |
| Radeonで選ぶなら | RX 9000シリーズ | RX 9070 / 9060 XTはドライバー経由でFSR 4に対応 |
| CPU | 6コア12スレッド以上 | 公開ロビーのfpsはCPU側で決まりやすい |
携帯ゲーミングPCのROG Ally Xで試された結果は、フルHD・Very High(RTなし)で40〜70fps、RTを入れると30fps未満でした。携帯機ではRTを切るのが前提です。なお、Steam DeckではGTA Onlineに接続できません(アンチチートのBattlEyeがSteam Deckに対応していないため)。
VRAMVRAMとレイトレーシング——GTA V Enhancedのスペック事情
「VRAM 8GBでは足りない」という声はよく見かけますが、実測の数字を見ると事情は少し違います。
切り分けGTA Online——公開ロビーでfpsが落ちるときの切り分け
GTA Onlineの公開セッションには最大30人が入ります。ストーリーモードや招待制セッションでは144fps出ているのに、公開ロビーだけ大きく落ちる場合は、GPUではなくCPU側が原因のことが多いです。プレイヤーの車両・NPC・爆発などの同期処理が増えるためで、この状態でGPUだけを買い替えても伸び幅は小さくなります。
人数の多いロビー自体を避けたいなら、招待制セッションやフレンド限定セッションに移るのが一番確実です。ハイストやコンタクトミッションも、メンバーだけのセッションから開始すれば公開ロビーの負荷を受けません。
設定144fps達成のための設定最適化
GTA V Enhancedで144fpsを安定させるには、GPUを買い替える前に次の順で設定を詰めてください。上から順に効果が大きくなります。
WQHD・144fpsの目安設定は、プリセットVery High RT/DLSS(またはFSR)Quality/公開ロビーでは人口密度を1段下げるです。RTX 4070相当以上のGPUなら、この設定で144Hzモニターの上限付近まで届きます。
更新2026年のPC版アップデートで変わったこと
GTA Onlineは2026年もコンテンツの追加が続いており、PC版では、配信当初からあるEnhanced版限定の要素が新しいアップデートでも増え続けています。
一方で、2026年のアップデートにはEnhanced版の描画性能を上げる内容は含まれていません。9月15日のPC(Enhanced)向け更新も不具合修正のみです。必要スペックとGPUの目安は、配信当初から変わっていないと考えてかまいません。
おすすめGTA V Enhanced おすすめグラフィックボード
フルHDならVRAM 8GBでも足りるため、解像度と目標fpsで選び分けます。WQHD以上で長く使うなら、12〜16GBのモデルが安心です。


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FAQよくある質問
まとめまとめ
GTA V Enhancedの公式推奨はRTX 3060(8GB)で、最大RTでもVRAM使用量はフルHDで約7GBです。VRAM 12GB以上が効いてくるのは、4Kで最大RTを使う場合と、MODや配信を重ねる場合です。
WQHD・144fpsなら、RTX 4070〜RTX 5070クラスでプリセットをVery High RTにするのが基準です。公開ロビーでだけfpsが落ちるならCPU側を疑い、人口密度などの設定を先に見直してください。PCでは新要素の一部がEnhanced版限定で、Legacy版を持っていれば無料でアップグレードできるため、移行も検討する価値があります。完成品で選ぶならRTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC、グラフィックボード単体ならおすすめグラフィックボードの選び方で詳しく解説しています。
フルHDならVRAM 8GBで足ります。144fpsの鍵は、RTプリセットをVery High RTにすることとフレーム生成です。
出典:Rockstar Games「Grand Theft Auto V PC System Requirements」 / PC Gamer「GTA 5 Enhanced performance analysis」 / NVIDIA「Grand Theft Auto V Enhanced Adding DLSS 4 With Multi Frame Generation」 / GameGPU「Grand Theft Auto V Enhanced Edition test GPU/CPU」 / GameGPU「Grand Theft Auto V Enhanced Update 1.71 test GPU/CPU」 / Rockstar Games「GTAV Title Update 1.71 Notes」 / Rockstar Games「GTAV Title Update 1.72 Notes」 / Rockstar Games「GTAV Title Update 1.73 Notes」 / Rockstar Newswire「The Kortz Center Heist Now Available in GTA Online」 / Rockstar Games「Migrating your Online Profile from GTAV Legacy to GTAV Enhanced on PC」 / Rockstar Games「Grand Theft Auto Online BattlEye FAQ」 / OC3D「AMD brings FSR 4 to GTA V Enhanced and Monster Hunter Wilds with AMD Software 25.6.3」 / Rockstar Games「GTA Online」公式ページ







