PUBG: BATTLEGROUNDS 必要スペックとおすすめPC【2026年版】|競技向け要件とDLSS 4.5対応後のCPU・GPU選び
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高fpsはCPU、高画質はGPUとDLSS/FSR
『PUBG: BATTLEGROUNDS』(PUBG)は、最大100人が1つのマップに降下して最後の1人(1チーム)を目指すバトルロイヤルです。公式の推奨スペックはCore i5-6600KとGeForce GTX 1060 3GBで、フルHDで遊ぶだけなら数年前のゲーミングPCでも条件を満たします。
予算の配分が変わるのは、144Hz以上のモニターで高fpsを狙う場合です。画質を下げた競技向けの設定ではGPUの負荷が軽くなり、fpsの上限を先に決めるのはCPUになりやすくなります。反対に、WQHDや高画質で遊ぶならGPUの重要度が上がり、9月10日に追加されたDLSS/FSRがその負担を軽くしてくれます。
公式の3段階の要件、目標リフレッシュレート別のCPU・GPUの選び方、Update 43.1のアップスケーリング対応、2026年のロードマップで要件がどう変わりうるかの順に解説します。
目次
動作環境公式の必要スペック(2026年9月時点)
PUBGのサポートページには、最低・推奨に加えて「競技向け」の3段階の要件が載っています。Steamのストアページにあるのは最低と推奨の2段階だけです。公式の位置付けは、推奨が「ほとんどの場面で144fps」、競技向けが「高fpsと高リフレッシュレートのモニターで使う構成」です。
| 項目 | 最低 | 推奨 | 競技向け |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
| CPU | Core i5-4430 FX-6300 | Core i5-6600K Ryzen 5 1600 | Core i9-9900K Ryzen 7 3800X |
| GPU | GTX 960 2GB Radeon R7 370 2GB | GTX 1060 3GB Radeon RX 580 4GB | RTX 2060 SUPER Radeon RX 5700 |
| メモリ | 8GB | 16GB | 32GB |
| DirectX | 11 | 11 | 11 |
| ストレージ | 空き40GB | 空き50GB | 空き50GB |
| 公式の想定 | 起動できるライン | ほとんどの場面で144fps | 高fps・高リフレッシュレート |
出典:PUBG Support「What are the minimum and recommended requirements to play PUBG?」記事
出典:Steam「PUBG: BATTLEGROUNDS」ストアページ(システム要件)ストアページ
どの段階もCPUとGPUは2012〜2019年に発売されたモデルで、いま新品で買える製品はほとんどありません。手持ちのPCが条件を満たしているかの確認には使えますが、これから買う人は「現行モデルのどのクラスを選ぶか」で考えるほうが実用的です。次の節で、目標リフレッシュレートごとに整理します。
Core i5-6600Kは4コア4スレッドのCPUで、Discordや配信ソフトを同時に動かす使い方までは想定していません。144Hzのモニターで安定させたいなら、競技向けの段階を目安にするほうが安全です。
目標Hz目標リフレッシュレート別のCPU・GPUの選び方
PUBGはマップや試合の状況で負荷が大きく変わり、同じ条件で現行CPUを横並びに測った信頼できる公開データがほとんどありません。そのため、fpsの具体的な数字ではなく「どのパーツに予算を回すか」を目標別にまとめます。
| 目標・パーツ | 目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 60〜144Hz / フルHD | 公式推奨〜競技向け | 手持ちのPCが推奨を満たすなら、まず設定の見直しから |
| 144〜240Hz / フルHD | 現行6コアCPU | Ryzen 5 9600XクラスにRTX 5050〜5060を組み合わせる |
| 240Hz以上 / フルHD | X3D CPUを優先 | GPUはミドルで止めて、CPUにRyzen 7 9800X3Dを選ぶ |
| WQHD・高画質 | GPUを1段上げる | RTX 5060 Ti 16GB以上にして、DLSS/FSRを併用する |
| メモリ | 16GB〜32GB | 競技向け要件は32GB。配信や録画をするなら32GB |
| ストレージ | SSD・空き50GB以上 | アップデートのたびに容量が増えるので余裕を持たせる |
公式の競技向け要件にあるCore i9-9900K(2018年発売)やRyzen 7 3800X(2019年発売)は、いまのCPUでいえばRyzen 5 9600XやCore Ultra 5 245Kのような現行の6コア以上のモデルが置き換え先になります。GPU側のRTX 2060 SUPERやRadeon RX 5700(どちらも2019年発売)の置き換え先は、RTX 5050やRTX 5060といった現行のエントリークラスです。
判断の軸は「PUBG以外に何を遊ぶか」です。PUBGを競技向けの設定で遊ぶだけなら、GPUはエントリーからミドルで足ります。重いゲームも遊ぶならGPUはそちらの要求で選び、CPUだけはPUBGの目標Hzに合わせて1段上げる、という組み方が無駄のない配分です。144Hz・240Hz・360Hzでどれだけ体感が変わるかは、144Hz・240Hz・360Hzの体感差と必要なGPU・CPUで解説しています。
CPU依存高fpsを狙うとCPUが先に上限になる理由
1フレームを表示するまでには、CPUがゲームの処理と描画の指示を用意し、GPUがそれを描く、という2段階があります。競技向けに影や草の描画を下げるとGPUの仕事は大きく減りますが、CPUが担うプレイヤーや車両の処理は画質設定を下げても減りません。fpsを上げていくほど、先に手が回らなくなるのはCPUのほうです。
この状態では、GPUを上位モデルに替えてもGPUが待つ時間が増えるだけで、fpsはあまり伸びません。逆に、大容量のL3キャッシュを積んだRyzenのX3Dモデルは、CPUが上限を決めるゲームで伸びやすいCPUです。Ryzen 7 9800X3Dは、発売時のレビューでテストされたゲームの平均でCore i9-14900Kを約30%上回りました。
出典:Tom’s Hardware「AMD Ryzen 7 9800X3D Review: Devastating Gaming Performance」記事
テストにPUBGは含まれておらず、伸び幅はタイトルごとに変わります。「CPUが上限になるゲームではX3Dが有利になりやすい」という傾向として受け取ってください。
DLSSUpdate 43.1で追加されたDLSS 4.5とFSR 4.1
2026年9月10日(日本時間9時〜17時30分のメンテナンス後)に配信されたPC版のUpdate 43.1で、PUBGにNVIDIA DLSSとAMD FSRが初めて入りました。パッチノートでは「DLSS 4.5とFSR 4.1に対応」と説明されています。
- 場所はSettings(設定)のGraphics(グラフィック)にあるAdvanced(詳細)の「Resolution Upscaling」
- 選択肢は「NVIDIA DLSS」「AMD FSR」「無効」の3つ
- アンチエイリアスがMedium・High・Ultraのときだけ表示される
- 品質は手動で選ぶか、画面の解像度に合わせた自動選択にできる
NVIDIAの告知によると、PUBGが対応したのはDLSSのうちSuper Resolution(アップスケーリング)で、NVIDIA Appの「DLSSオーバーライド」を使えば最新のDLSS 4.5のモデルに切り替えられます。フレーム生成への対応は、パッチノートにもNVIDIAの告知にも書かれていません。
出典:PUBG: BATTLEGROUNDS「Patch Notes – Update 43.1」記事
出典:NVIDIA「WARDOGS, Honeycomb & PUBG Launch With DLSS This Week」記事
必要スペックの考え方で変わるのは、WQHDや4K、高画質で遊ぶ人です。内部の描画解像度を下げてGPUの負担を減らせるので、GPUを1段下のクラスで済ませられる余地が出ます。一方、競技向けにアンチエイリアスをVery LowやLowにしている人は、そもそもDLSS/FSRの項目が表示されません。
CPUが上限を決めている場面ではfpsはほとんど上がりません。240Hz以上を狙う人がCPUを選ぶ基準は、Update 43.1の前と変わりません。
DLSSとFSRのどちらを選ぶか、アンチエイリアスとの組み合わせ方はPUBG PC版おすすめ設定ガイドで、同じ時期のドライバーでDLSS 4.5に対応した他のタイトルとの違いはGeForce 616.92で何が変わる?で解説しています。
ロードマップ2026年のロードマップと要件の見通し
KRAFTONが2026年3月に公開したロードマップでは、Unreal Engine 5への移行について「単純なエンジンの移植では済まない」として計画を一部見直したと説明しています。10周年の2027年に向けて予定していたサービス計画の一部も調整されました。移行の時期は示されていないので、UE5に備えて今の時点で上位のGPUを先回りして買う理由はありません。
エンジンを据え置いたまま、負荷に関わる機能は増えています。2026年4月8日のUpdate 41.1では、グレネードや車両の爆発で地面がえぐれる「破壊可能な地形」がエランゲルにも追加され、ランクマッチでも有効になりました。ロードマップでは、風になびき爆発で散る「インタラクティブスモーク」の追加も予告されています。同時に「クライアントの最適化とサーバーの安定性に立ち返る」とも書かれており、2026年は機能追加と最適化が並行して進む年です。
出典:PUBG: BATTLEGROUNDS「PUBG: BATTLEGROUNDS 2026 Roadmap」記事
出典:PUBG: BATTLEGROUNDS「Patch Notes – Update 41.1」記事
公式の要件は2026年9月時点でもDirectX 11・Windows 10以降のままです。8月のUpdate 42.3で追加された新LMG「RPD」やPC版Playgroundsなどの内容はPUBGアップデート42.3の解説にまとめています。
パーツPUBG向けのパーツ選び – CPUから決める
自作や換装なら、先にCPUを決めてからGPUを選びます。144〜240HzならRyzen 5 9600Xクラスで足り、240Hz以上を狙うなら3D V-Cache搭載のX3Dモデルが有力です。GPUは、競技向けの設定だけならエントリーで十分で、WQHDや高画質も遊ぶなら1段上げます。


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BTO完成品BTOで選ぶなら
PUBGが中心なら、GPUを抑えてCPUを優先した構成が割安です。予算を抑えるなら6コアの9600X搭載機、240Hz以上を狙うなら9800X3D搭載機から選び、WQHDや高画質もこなしたいならGPUをRTX 5060 Ti以上にします。


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構成ごとの完成品の比較はRTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC、購入前に見るべき点はBTOパソコンの選び方で解説しています。
まとめまとめ
PUBGの公式要件は最低・推奨・競技向けの3段階で、推奨はCore i5-6600KとGTX 1060 3GB、競技向けはCore i9-9900KとRTX 2060 SUPER・メモリ32GBです。どれも数年前のパーツなので、これから買うなら「現行の6コアCPU+エントリーGPU」を出発点に、目標Hzに合わせてCPUを上げていくのが無駄のない選び方です。
2026年9月10日のUpdate 43.1でDLSS 4.5とFSR 4.1に対応し、WQHDや高画質で遊ぶ人はGPUの負担を減らせるようになりました。ただし軽くなるのはGPUだけで、競技向けの設定で240Hz以上を狙うときにCPUを優先する考え方は変わりません。
PUBGで高fpsを狙うならCPU、高画質で遊ぶならGPUとDLSS/FSR。240Hz以上のモニターを使い切りたいなら、X3D CPUを選ぶのが前提になります。








