『The Blood of Dawnwalker』の剣術システム公開|攻撃方向を読み合う中世ヨーロッパ風アクションを解説
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攻撃方向を読み合う中世ヨーロッパ風のアクションを解説
本記事は日本語版公式サイトで公開された剣術システムの情報をもとに作成しています。開発中の情報を含むため、仕様は変更される場合があります。
剣術と聞くと、「敵に近づいてボタンを押すだけ」の作業になりがちなアクションRPGも少なくありません。しかし『The Blood of Dawnwalker』が公開した剣術システムは、攻撃ボタンの連打ではなく、敵の動きを観察して攻撃の方向を読み、防御や反撃を選ぶ設計になっています。
攻撃モーションを3つの段階に分けて見せることで、初心者でも敵の動きに反応する余地を作りつつ、慣れたプレイヤーには駆け引きの深さを感じさせる構成です。西洋歴史武術を参考にしたモーションキャプチャーで武器の重みを表現しながら、全方向ブロックや全方向攻撃といった補助機能も用意され、方向指定に不慣れな人でも遊べるよう配慮されています。
本記事では、この剣術システムがどのような仕組みで成り立っているのかを、攻撃モーションの3段階構成、武器ごとの違い、剣技の成長要素まで踏み込んで整理します。発売日やPCスペック、昼夜システムの全体像は、別記事の『The Blood of Dawnwalker』とは|30日制限・昼夜システム・発売日まとめで解説していますので、あわせて確認してください。
目次
基本情報『The Blood of Dawnwalker』とはどんな戦闘のRPGか
バンダイナムコエンターテインメントは、Rebel Wolvesが開発する『The Blood of Dawnwalker』の戦闘システム「剣術」に関する新情報を公開しました。本作は14世紀のヨーロッパをモデルにした世界を舞台とする、オープンワールドのダークファンタジーアクションRPGです。主人公のコーエンは、昼間は人間として、夜は吸血鬼として行動し、使用できる能力や攻略方法が時間帯によって変わることが本作の大きな特徴です。発売日は2026年9月3日で、対応機種はPS5、Xbox Series X|S、PCです。PC版はSteamで配信されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年9月3日(木) |
| 対応機種 | PS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam) |
| ジャンル | オープンワールド・ダークファンタジーアクションRPG |
| 開発 | Rebel Wolves |
戦闘設計攻撃方向と防御方向を読み合う剣術
『The Blood of Dawnwalker』の剣術では、プレイヤーが攻撃方向や防御方向を意識して戦います。敵の構えや攻撃前の動きを観察し、どの方向から攻撃が飛んでくるのかを判断して対応する仕組みです。攻撃を正しく受け流して相手に隙を作り、反撃の機会につなげます。重要になるのは反射神経だけではありません。敵との距離や位置関係、攻撃を出すタイミング、反撃を狙うリスクを考えながら戦う必要があり、敵の攻撃を受け止めるだけでなく、いつ攻めに転じるかを判断する読み合いが戦闘の中心になると考えられます。
方向指定型の戦闘と聞くと操作が難しそうに感じるかもしれませんが、全方向ブロックや全方向攻撃を使えば、方向指定を必ず使わなければならないわけではありません。まずは補助機能で基本操作を覚え、慣れてから方向指定を取り入れる遊び方もできそうです。
モーション構成攻撃モーションは3つのフェーズで構成
本作の攻撃モーションは、「予備動作」「予測動作」「振り動作」という3つのフェーズに分かれています。予備動作は、キャラクターが攻撃へ移る前の準備の動きです。予測動作では、相手が攻撃の方向やタイミングを判断できる動きが入り、最後に武器を実際に振る動作へ移行します。単純に敵の攻撃速度を速くすると、プレイヤーは反射神経だけで対応しなければなりません。攻撃を段階的に見せることで、敵の動きを観察して対応する余地が生まれる設計です。
攻撃方向だけでなく、敵との距離や武器の速度によっても、対応できる時間は変わる可能性があります。短剣と大剣では攻撃速度が異なるため、武器ごとに敵の動きを読む感覚も変わりそうです。開発チームは、初心者にも理解しやすく、慣れたプレイヤーには読み合いの深さを感じられる戦闘を目指していると説明しています。
モーション制作西洋歴史武術を参考にしたリアル寄りの剣戟
剣術の制作には、西洋歴史武術(HEMA|中世ヨーロッパで使われていた剣術や体術を、現存する史料や流派の技法から現代に再構築した稽古体系)や中世の史料が参考にされています。戦闘アクションの大部分はモーションキャプチャーで撮影され、その後アニメーターがゲームの世界観や操作性に合わせて調整しています。
ただし、実際の中世剣術を完全に再現するシミュレーターではありません。開発チームは、現実の武術を参考にしながらも、ゲームとしての操作感や攻撃時の満足感を重視しています。武器の重さを感じられるリアル寄りの動きと、アクションRPGとしての遊びやすさを両立させる方針です。現実的な剣術をそのまま再現すると、攻撃の派手さや操作の分かりやすさが損なわれる場合があります。本作では史料を参考にした構えや身体の使い方を取り入れつつ、視認性や操作性を調整していると見られます。
成長要素書物を見つけると新しい剣技を習得できる
コーエンの剣術は、物語の進行や探索によって成長します。フィールド内で書物を見つけると、新しい技術や戦闘アビリティを解放できる仕組みです。パッシブスキルを強化することで、プレイヤーの好みに合った戦闘スタイルを組み立てられます。防御と強力なカウンターを重視する構成にするか、機動力と攻撃性を高めて相手へ継続的に圧力をかける構成にするか、育成の方向性を選べます。単純に攻撃力や防御力の数値を上げるだけでなく、習得する技術によって実際の立ち回りが変わる設計です。
書物を見つけることが新しい剣技の習得につながるため、オープンワールドの探索にも意味が生まれます。メインストーリーだけを進めるのではなく、建物や遺跡を調べることで、戦闘を有利にする能力が手に入る可能性があります。
武器短剣・長剣・大剣で変わる攻撃の速さ
ゲーム内では、短剣、長剣、大剣といった複数の剣を使用できます。武器ごとに使用感が異なり、攻撃速度にも影響するとされています。
ただし現時点では、武器ごとの具体的なダメージやリーチ、スタミナ消費などは公開されていません。開発側は、冒険中に斧やそのほかの武器、ピッケルなどを入手できる可能性にも言及していますが、これらが剣と同じように本格的な武器カテゴリーとして用意されるのか、一時的に使用する道具なのかは明らかになっていません。
夜の戦闘剣だけでなく吸血鬼の爪と魔術も駆使する
コーエンが使用する武器は剣だけではありません。吸血鬼としての鋭い爪や、身体に宿る魔術も戦闘で使用できます。昼間は人間として剣術を中心に戦い、夜は吸血鬼の能力を生かした戦闘へ切り替わると考えられます。剣術がリアル寄りに設計されている一方、爪や魔術にはダークファンタジーらしい超人的なアクションが取り入れられそうです。人間の姿と吸血鬼の姿で、戦闘の速度感や立ち回りがどの程度変化するのかも注目されます。
総評『The Blood of Dawnwalker』の剣術は難しいのか
公開された情報を見る限り、剣術には一定の操作技術が求められそうです。敵の攻撃方向を見て防御を合わせる場合、攻撃モーションや構えを覚える必要があります。複数の敵に囲まれた場面では、1対1よりも状況判断が難しくなる可能性もあります。一方で、全方向ブロックや全方向攻撃を選べるため、方向指定を必ず使わなければならないわけではありません。難易度設定や補助機能の詳細はまだ公開されていませんが、リアル寄りの剣術に興味はあるものの複雑な操作が苦手なプレイヤーでも、遊べる可能性があります。
おすすめできる人
- 敵の攻撃を観察して対応を選ぶ、駆け引きのある剣戟を楽しみたい
- 中世ヨーロッパの武術考証やモーションの説得力にこだわりたい
- 探索で新しい剣技を見つけて育てる成長要素が好き
確認してから選びたい人
- 反射神経に頼らない、気軽な戦闘を中心に遊びたい
- 複数の敵に囲まれる乱戦の快適さを重視したい
- 武器ごとのダメージやスタミナなど詳細な数値をまだ判断材料にしたい
必要スペック推奨GPUはRTX 4060|PC版の動作環境
PC版の最低動作環境では、CPUにCore i5-11400FまたはRyzen 7 2700X、GPUにGeForce GTX 1060またはRadeon RX 580、メモリ16GBが必要です。推奨動作環境では、CPUにCore i7-11700KまたはRyzen 7 5700X、GPUにGeForce RTX 4060、Radeon RX 7600 XT、Intel Arc B580のいずれかが指定されています。ストレージの必要容量は60GBで、SSDが必須です。OSはWindows 10、グラフィックスAPIはDirectX 12に対応します。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| CPU | Core i5-11400F / Ryzen 7 2700X | Core i7-11700K / Ryzen 7 5700X |
| メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | GTX 1060 / Radeon RX 580 | RTX 4060 / Radeon RX 7600 XT / Intel Arc B580 |
| ストレージ | 60GB SSD | 60GB SSD |
| OS / API | Windows 10 / DirectX 12 | Windows 10 / DirectX 12 |
本作はUnreal Engine 5で開発されています。推奨GPUとしてRTX 4060が挙げられているため、フルHD環境でプレイするだけなら、極端に高性能なゲーミングPCは必要ない可能性があります。ただし公式サイトに掲載されている簡易スペック表では、目標解像度や画質設定、フレームレートが明記されていません。WQHDや4K、高リフレッシュレートでのプレイを考えている場合は、より高性能なGPUが必要になると考えられます。発売後は、グラフィック負荷だけでなく、オープンワールド移動時の読み込みやシェーダーコンパイルによるカクつきも確認したいところです。
FAQよくある質問
『The Blood of Dawnwalker』の剣術は、敵の攻撃方向を読み、防御や反撃を選ぶ戦術的な戦闘システムです。西洋歴史武術を参考にしたモーションと、ゲームとして操作しやすい方向指定型のアクションを組み合わせています。全方向ブロックや全方向攻撃も用意されているため、初心者と上級者の双方が、自分に合った操作方法を選べる点も特徴です。
さらに、書物から習得する剣技、武器ごとに異なる攻撃速度、吸血鬼の爪や魔術といった要素が組み合わさります。リアル寄りの剣術だけでなく、人間と吸血鬼を使い分ける戦闘全体がどのようにまとまるのかが、本作の評価を左右しそうです。『The Blood of Dawnwalker』は、2026年9月3日にPS5、Xbox Series X|S、PC向けに発売予定です。

