ARK: Survival Ascended PC版 おすすめ設定ガイド / 2026年8月1日
ARK: Survival Ascended PC版が重い・カクつくときの直し方
全部を最低にする前に、グローバルイルミネーション→シャドウ→植生の順で削る
「ARK: Survival Ascended」は、Unreal Engine 5で再構築されたリビルド版です。Lumenによる動的なグローバルイルミネーション、Naniteによる高密度な地形やオブジェクト表現を採用しており、森・雨天・水辺・大規模拠点・多数の恐竜が集まる場面ではGPUとCPUの両方に大きな負荷がかかります。
最低GeForce GTX 1080/推奨RTX 3080メモリ最低16GB・推奨32GB/ストレージ180GB SSD必須DLSS・FSR・TSR対応
ARK: Survival AscendedのPC版で、画質をすべて最低にしても思ったほど軽くならない、あるいは低設定にしたのにカクつきが残ると感じていませんか。本作は見た目が大きく進化した一方、設定項目ごとの負荷差が非常に大きいタイトルで、下げる順番を間違えると画質だけが犠牲になり、フレームレートはさほど改善しません。
公式の推奨動作環境はGeForce RTX 3080またはRadeon RX 6800、メモリ32GB、ストレージはSSD必須で180GBという高い内容です。最低動作環境でもGTX 1080またはRX 5600 XT、メモリ16GBが必要なため、一般的なPCゲームより軽量化の考え方そのものが重要になるタイトルといえます。
この記事では、2026年8月1日時点のSteam公式ストアページの情報をもとに、負荷の大きい設定から順番に削る考え方と、GTX 1080クラスからRTX 3080クラス以上までの構成別に最初に試したい設定の目安をまとめます。あわせて、設定を下げても重い場面別の原因切り分けや、公式ドキュメントで裏付けられたグローバルイルミネーションの負荷特性、コンソールコマンドによる追加の軽量化まで扱います。GPU別の目安は固定フレームレートを保証する実測値ではなく、各クラスでまず試す設定の出発点としてご覧ください。
要件公式の必要動作環境|最低GTX 1080・推奨RTX 3080
Steamに掲載されている公式の動作環境です。最低ラインはグラフィックボードが8〜9年前の世代でも起動できる設計になっていますが、快適なフルHDプレイを狙うなら推奨環境が基準になります。
※Steam公式ストアページに掲載の動作環境(2026年8月1日確認)にもとづきます。ARK: Survival Ascended|Steam公式ストアページ。SSD必須の注記とストレージ容量は最低・推奨で共通です。公式ページには推奨環境が想定する解像度やフレームレートまでは記載されていません。
迷ったらおすすめグラフィック設定一覧|まずこれで試す基準値
設定項目が多く迷いやすいので、最初に試したい基準値を一覧にしました。ここから重い場合は、グローバルイルミネーション→一般シャドウ→Foliage & Fluid Interaction→植生・エフェクトの順に一段ずつ下げていくと、どの項目が効いているか判断しやすくなります。
i迷ったらこの順番で削るまずCinematic Lighting Modeをオフにし、グローバルイルミネーションと一般シャドウを中、Foliage & Fluid Interactionをオフ、植生とエフェクトを中、ポストプロセスを低、モーションブラーをオフに設定します。これでも重い場合はアップスケーラーをBalancedへ。それでも足りないときだけ、グローバルイルミネーション・一般シャドウ・描画距離を1段階ずつ下げると、どの項目が原因か切り分けやすくなります。Light BloomやLight Shaftsは負荷への影響が小さいため、見た目の好みで決めてかまいません。
構成別グラフィックボードのクラス別おすすめ設定
手持ちのグラフィックボードに近いクラスを選び、そこに書かれた設定を出発点にしてください。実際のフレームレートはCPU・メモリ・拠点規模・MODによって変わるため、あくまで最初に試す目安です。
GTX 1080・RX 5600 XTクラス|最低動作環境フルHD・FSRまたはTSRのBalancedが基準です。グローバルイルミネーションと一般シャドウは低、Foliage & Fluid Interactionはオフ、植生とエフェクトも低、Cinematic Lighting Modeとモーションブラーはオフにします。最低動作環境はゲームが起動する下限に近い条件で、フルHD・60fps安定を保証するものではありません。大規模拠点や恐竜が多い場面で重い場合は、GPUよりCPU側がボトルネックになっている可能性があります。
RTX 2060・RTX 3060・RX 6600クラスフルHD・DLSSまたはFSRのQualityが基準です。グローバルイルミネーションと一般シャドウは低〜中、植生とエフェクトは中、Foliage & Fluid Interactionはオフ、フレーム生成はオフから開始します。Qualityで重い場合は、解像度を下げる前にBalancedへ切り替えてください。VRAM 12GBのRTX 3060などは、テクスチャや植生を1段階上げても余裕を持ちやすくなります。
RTX 4060・RTX 5060・RX 7600・RX 9060 XTクラスフルHDからWQHD・DLSSまたはFSRのQualityが基準です。グローバルイルミネーションと一般シャドウは中、植生とエフェクトも中、テクスチャは高、Foliage & Fluid Interactionはオフのままがおすすめです。フルHDでは高画質寄り、WQHDでは中画質寄りから始めて調整します。フレーム生成は基本fpsが安定してから試してください。
RTX 3070・RTX 4070・RTX 5070・RX 7800 XT・RX 9070クラスWQHD中心・DLSSまたはFSRのQualityが基準です。グローバルイルミネーションと一般シャドウは中〜高、植生とエフェクトも中〜高、Foliage & Fluid Interactionはオフのままでも軽快に動きます。フレーム生成は任意で有効化できます。大規模拠点だけ重い場合は、画質全体を下げるのではなく、シャドウと描画距離を個別に調整してください。
RTX 3080・RTX 4080・RTX 5080・RX 7900 XTX・RX 9070 XTクラス|公式推奨相当以上WQHDから4K・4KではDLSSまたはFSRのQualityかBalancedが基準です。グローバルイルミネーションと一般シャドウは高、植生とエフェクトも高、Foliage & Fluid Interactionはオンまたは中でも余裕があります。公式推奨環境のRTX 3080であっても、Cinematic Lighting Modeを常用しながら4Kで高フレームレートを維持するのは負荷が大きいため、通常プレイではオフを基準にしてください。RTX 50シリーズはMulti Frame Generationを併用すると、4Kでも滑らかな表示を狙いやすくなります。
使い分けDLSS・FSR・TSRはどれを選ぶべきか
ARK: Survival Ascendedは、GeForce RTXシリーズではDLSS、RadeonやGeForce GTXシリーズではFSR、どちらのメーカー専用方式も利用できない場合はUnreal Engine 5標準のTSRが受け皿になります。
DLSSGeForce RTXフル対応
GeForce RTXユーザーはDLSSを優先します。フルHD・WQHDはQuality、4KはQualityまたはBalancedが基準です。GeForce RTX 50シリーズ以降は、DLSS 4.5のMulti Frame Generationにも対応します。
FSRRadeon・GTX対応
RadeonユーザーやDLSS非対応のGeForce GTXシリーズはFSRが基準です。フルHDで低い品質モードまで落とすと輪郭のちらつきが出やすいので、Qualityから試すのがおすすめです。
TSRGPU非依存代替枠
メーカー専用方式が使えない場合はTSRが受け皿になります。Unreal Engine 5のLumenと組み合わせることを前提とした時間方向アップスケーラーで、内部解像度を抑えつつ画質を確保できます。
フルHDでアップスケーラーの品質を下げすぎると、草、柵、髪、細い建築物などがぼやけたり、移動時にちらついたりする可能性があります。まずQualityを使用し、それでもGPU使用率が100%付近に張り付く場合はBalancedへ変更してください。
高度な設定フレーム生成とマルチフレーム生成の考え方
本作はUnreal Engine 5.5をベースにしており、フレーム生成にはAMD FidelityFX Frame InterpolationとNVIDIA DLSSフレーム生成の両方が実装されています。2024年9月には全プラットフォーム向けにAMD FidelityFX Frame Interpolationが追加され、その後のアップデートでフレーム生成をゲーム内メニューからオン・オフ切り替えられるようになりました。2025年12月には拡張パック「Lost Colony」の配信にあわせてDLSS 4.5のMulti Frame Generationが追加され、GeForce RTX 50シリーズ以降のユーザーは、より高い倍率のフレーム生成を選べるようになっています。
iフレーム生成は基本fpsが安定してから使うAMDはFSRのフレーム生成について、有効化する前にベースとなるfpsがおよそ60fps程度あることを推奨しています。同様の考え方はNVIDIAのフレーム生成にも当てはまり、ベースのfpsが低いまま倍率だけ上げると、滑らかさより入力遅延の増加を感じやすくなります。フレーム生成をオフにした状態で40〜60fps前後を安定して出せているなら試す価値があります。20〜30fps前後まで落ち込む環境では、フレーム生成よりグローバルイルミネーション・シャドウ・植生を下げるほうを先に検討してください。
フレーム生成をオンにすると、UI表示時にカクつく、騎乗中に映像が乱れる、画面の端に残像が出るといった症状が出る場合は、一度オフにして様子を見てください。表示フレーム数は増えても、拠点内部のシミュレーション処理そのものが軽くなるわけではないため、大規模拠点でCPU側が重い場合は、フレーム生成よりシャドウや描画距離の調整を優先します。ゲームとGPUドライバーを最新版へ更新しておくことも重要です。
下げどころグローバルイルミネーション・シャドウ・植生の調整目安
設定全体を一律に下げるより、負荷の大きい項目から個別に調整するほうが、見た目の劣化を抑えながらフレームレートを稼げます。項目ごとの考え方をまとめます。
グローバルイルミネーションは最低まで下げない太陽や松明の光が壁や地面へ反射する間接照明を、Lumenが動的に計算する設定です。Epic Gamesの公式ドキュメントでは、品質を1段階下げるごとに処理コストがおおむね半分になり、低設定ではLumen自体が無効化されて簡易的なスカイライトのみに切り替わるとされています。中設定ではLumen Irradiance Fieldsなど低負荷な方式へ切り替わるため、見た目をある程度保ったまま負荷を抑えられます。RTX 3060やRX 6700 XT以上では中を基準に、最低動作環境に近いGPUでは低から始めてください。
一般シャドウは中または低恐竜、樹木、岩、建築物など、影を落とすオブジェクトが非常に多く表示されます。Unreal Engine 5のVirtual Shadow Mapsは高密度なNaniteジオメトリにも高品質な影を付けられる一方、影を落とす物体や光源が増えるほど処理が重くなります。森林や大規模拠点、松明の多い場所だけフレームレートが下がる場合は、一般シャドウを中または低へ変更してください。最初から完全に影を無効化するより、低設定を試すほうが視認性を保ちやすくなります。
Foliage & Fluid Interactionはオフがおすすめプレイヤーや恐竜が通過した際に、草木や水面が反応する機能です。静止画では違いが分かりやすいものの、森を高速で移動するときや複数の恐竜が集まる場面では処理対象が増えます。無効化しても草や水そのものが消えるわけではなく、動的な反応が抑えられるだけなので、画質への影響に対して軽量化しやすい設定です。通常プレイでフレームレートを安定させたい場合はオフから始めてください。
植生品質は中を基準にする草、低木、樹木などの密度や表示品質に影響します。森林や草原でのみフレームレートが低下する場合は、植生品質の影響が疑われます。最低まで下げると地面が不自然に見えたり、遠方の草木が急に消えたりするため、フルHDでは中、WQHDや4Kで高画質を重視する場合は高、最低動作環境に近いPCでは低が目安です。大規模拠点内では植生より建築物や恐竜の負荷が大きくなるため、植生を下げても改善が小さい場合があります。
テクスチャ品質はVRAM容量で決める目安はVRAM 6GB以下で低〜中、8GBで中、12GB以上で高から開始してください。VRAMが不足していなければ、高設定から中へ下げても平均フレームレートは大きく変わらない場合があります。視点を動かした瞬間に止まる、飛行中に細かく引っかかる、拠点へ近づいたときに表示が遅れる場合はVRAM不足の可能性が高いため、テクスチャを1段階下げ、他のアプリも終了してください。
エフェクト・ポストプロセス・モーションブラーは優先的に下げてよいエフェクト品質は雨、炎、煙、爆発、水しぶきなどに影響し、天候や戦闘中に急激にフレームレートが下がる場合は下げる価値があります。ポストプロセスは被写界深度やブルームなどを含み、低〜中に下げても地形や恐竜の形状は変わらないため軽量化しやすい項目です。モーションブラーは飛行生物や騎乗中の高速移動で視認性を下げるため、負荷軽減より視認性のためにオフをおすすめします。
場面別森・水辺・大規模拠点だけ重いときの対処
通常の探索では快適でも、特定の場面だけ重くなる場合は、画質設定全体を下げる必要はありません。原因になりやすい項目を場面別に整理しました。
森や草原だけ重い場合植生品質、一般シャドウ、Foliage & Fluid Interactionの影響が大きい可能性があります。植生を中、シャドウを低または中、Foliage & Fluid Interactionをオフにしたうえで、描画距離を高から中へ変更してください。飛行中だけカクつく場合は、広い範囲の地形や植生を短時間で読み込むため、SSD・VRAM・メモリも関係します。ゲームをHDDへインストールしている場合はSSDへ移動してください。
雨・霧・水辺だけ重い場合エフェクト品質、ポストプロセス、グローバルイルミネーション、水面とのインタラクションを確認してください。雨や霧は広い範囲に半透明のエフェクトを表示し、水面は反射や波の処理を行います。まずFoliage & Fluid Interactionをオフにし、エフェクト品質を低、ポストプロセスを低または中へ変更します。水面を見たときだけGPU使用率が急上昇する場合は、グローバルイルミネーションを中または低にしてください。
大規模拠点だけ重い場合建築物、照明、収納、設備、恐竜など、多数のオブジェクトを同時に処理するため負荷が大きくなります。松明や照明が多い拠点ではシャドウとLumenの計算量が増えるため、一般シャドウ、描画距離、グローバルイルミネーションを下げてください。画質を下げてもGPU使用率が低い場合はCPU側がボトルネックになっている可能性が高く、フレーム生成をオンにしても拠点内部のシミュレーション処理そのものは軽くなりません。
恐竜が多い場所だけ重い場合描画だけでなく、AI、アニメーション、移動、当たり判定などのCPU処理も増えます。GPU使用率が100%付近ならアップスケーラー、シャドウ、エフェクトを調整し、GPU使用率が低いままフレームレートが下がる場合はCPU側の負荷が原因である可能性が高くなります。解像度やテクスチャを下げても改善しない場合は、フレーム上限を下げ、バックグラウンドアプリを終了してください。
MOD導入後に重くなった場合高解像度テクスチャ、大型建築物、新マップ、多数の生物を追加するMODは、VRAM・メモリ・ストレージ使用量を増やす可能性があります。MODを導入する前は快適だった場合は、画質設定だけでなく、追加したMODを1つずつ無効化して確認してください。複数の大型MODを使用する場合は、公式推奨の32GBを超えるメモリ容量が必要になるケースもあります。
上級者向け設定だけで足りないときのコンソールコマンド
ゲーム内設定だけでは目標のフレームレートへ届かない場合、クライアント側の描画を簡略化するコンソールコマンドを試せます。次はUnreal Engineに用意されている描画変数で、草・霧・Lumen反射・影を無効化するため見た目が大きく変化します。コミュニティで広く使われている軽量化コマンドですが、アップデートで挙動が変わる可能性がある点には注意してください。
コンソールコマンド|草・霧・反射・影の軽量化
grass.Enable 0
r.VolumetricFog 0
r.Lumen.Reflections.Allow 0
r.ShadowQuality 0
草や霧を戻す場合は末尾の数値を1へ戻すか、ゲームを再起動してください。r.ShadowQualityは通常のオン・オフではなく0から5までの品質値を使うため、元の影品質へ戻したい場合はゲーム内設定を開き直すほうが安全です。特に草・影・霧を消すとARK本来の景観が大きく損なわれるため、最初からすべて入力せず、1つずつ適用して効果を確認してください。
!-highや-threadsなどの起動オプションは追加しなくてよいSteamの起動オプションとして-highや-threadsを紹介している古い情報がありますが、Windowsのプロセス優先度を強制的に上げたりCPUスレッド数を手動指定したりしても、現在のARK: Survival Ascendedで安定してフレームレートが改善するとは限りません。むしろバックグラウンド処理との競合や、アップデート後の不具合原因になる可能性があります。まずゲーム内設定・アップスケーラー・フレーム生成・コンソールコマンドを使用し、不明な高速化オプションは追加しないほうが安全です。
※グローバルイルミネーションの品質段階と負荷の関係は、Epic Games公式のLumenパフォーマンスガイドにもとづきます。Epic Games|Lumen Performance Guide for Unreal Engine
切り分け低設定でもカクつくときに疑う原因
グラフィック設定を最低まで下げてもカクつきが残る場合、原因はグラフィック設定そのものではないことが多いです。順に切り分けてください。
初回のシェーダー処理によるカクつき本作はUnreal Engineをベースにしており、多くのUE系タイトルと同様に、新しい恐竜やエフェクトを初めて表示する際にシェーダーの処理が発生し、一時的にカクつくことがあります。これは本作固有の不具合というより、UE系タイトルで広く見られる挙動です。シェーダーキャッシュを手動で削除すると次回起動時に処理をやり直すことになり、かえって再発する可能性があるため、明確な異常が出ていない限り最初の対処には向きません。
HDDへのインストール公式はSSDへのインストールを必須としており、必要な空き容量は180GBです。HDD環境ではテクスチャやモデルの読み込み時に引っかかりが出やすくなります。画質設定を下げても改善しない場合は、SSDまたはNVMeへゲームを移動し、Windows側の空き容量も確保してください。
CPUがボトルネックになっている画質を最低にしてもフレームレートがほとんど変わらない場合、GPUではなくCPU側が上限になっている可能性があります。公式の推奨CPUはRyzen 5 3600X / Core i5-10600K、最低はRyzen 5 2600X / Core i7-6800Kです。大規模拠点や恐竜が多い場面では描画以外の処理も増えるため、GPU使用率が低いままフレームレートが落ちるなら、シャドウやテクスチャよりも描画距離やエフェクトの調整を優先してください。
VRAM不足平均フレームレートが高くても、移動や視点変更のたびにカクつくことがあります。WQHDや4K、テクスチャ高、Foliage & Fluid Interactionをオンで組み合わせるとVRAM使用量が増えるため、VRAM 8GBのグラフィックボードで引っかかりを感じる場合はテクスチャを中に、Foliage & Fluid Interactionをオフにしてください。解像度を下げるのは、テクスチャと植生を見直したあとの選択肢です。
フレーム表示の間隔が不均一なだけかもしれないフレームレート表示は高いのにカクついて見える場合、フレームが表示される間隔が不均一になっている可能性があります。この場合、最高フレームレートをさらに伸ばすより、設定を少し下げて最低フレームレートを安定させるほうが効果的です。フレーム生成を一度オフにし、グローバルイルミネーションとシャドウを下げて基本フレームレートを確認してください。可変リフレッシュレート対応モニターなら、G-SYNC互換またはFreeSyncの有効化も有効です。
サーバーとの通信遅延をカクつきと混同しない本作はオンラインプレイのため、動作の重さと通信遅延は別物として区別する必要があります。視点を動かしたときに画面全体が細かく止まるならPC側の描画負荷やシェーダー処理を疑い、恐竜だけが瞬間移動する、操作が巻き戻される、攻撃の判定が遅れるといった症状は、サーバー側の遅延や同期処理が原因の可能性が高いです。通信遅延は画質設定を下げても改善しないため、フレームレート表示が安定しているのに違和感がある場合は接続先サーバーの状態を確認してください。
増設判断メモリ32GB・SSD180GBの目安と買い替えの候補
公式の推奨メモリは32GBです。本作のみをプレイするなら16GBでも最低条件は満たしますが、ブラウザや配信ソフト、Discord、MODなどを併用すると余裕が少なくなります。メモリ不足は平均フレームレートの低下より、移動時や新しいエリアへ近づいた瞬間の引っかかりとして現れることが多いため、新規に構成を組むなら32GBを基準にするのがおすすめです。大型MODやサーバーとの同時起動を考える場合は64GBも候補になります。ストレージは公式で180GBの空き容量とSSDが必須で、マップや追加コンテンツ、MODを導入すると必要容量はさらに増える可能性があります。1TB SSDでも、ARK以外に複数の大型ゲームを保存すると不足しやすくなるため、長期間遊ぶなら2TB以上のSSDを搭載したゲーミングPCが使いやすくなります。
最低設定・アップスケーラーBalanced・不要な機能をオフまで調整しても目標のフレームレートに届かない場合は、設定の見直しだけでは限界です。GTX 1080やRX 5600 XTは最低動作環境こそ満たしますが、高画質・高フレームレートを狙う構成ではありません。GPU使用率が低いままフレームレートが伸びない場合はGPU交換だけでは改善しない可能性があるため、古いCPUやメモリの少ない構成では、CPU・マザーボード・メモリを含めた見直しも検討してください。
フルHD〜WQHDの本命|VRAM 16GBMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS本作をフルHD〜WQHDで安定させたい人の本命です。VRAM 16GBあるので高解像度テクスチャでの頭打ちを気にせず、グローバルイルミネーションや一般シャドウを中〜高に保ったままDLSSまたはFSRを併用しやすい構成です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)価格目安:約110,900円~Amazonで価格を見る
WQHD高画質〜4Kを狙う|16GB VRAMMSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GBWQHDで高画質、または4Kを視野に入れたい人向けの一段上の構成です。VRAM 16GBで大規模拠点や恐竜が多い場面でも余裕があり、DLSS 4.5のMulti Frame Generationも活かしやすくなります(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)価格目安:約180,000円~Amazonで価格を見る
自作せず完成品で始めたい方には、本作と相性のよいBTOゲーミングPCを2台紹介します。本作は大規模拠点やMOD導入でメモリとVRAMの消費が増えやすいタイトルなので、CPUとGPUのバランスに加えてメモリ容量も基準に選ぶのがコツです。
完成品の本命|9700X+RTX 5070でDLSS 4.5フロンティア FRXAB850B/B(Ryzen 7 9700X + RTX 5070 / 32GB / 1TB SSD / 850W)自作せず始めたい方の本命です。Ryzen 7 9700XとRTX 5070の組み合わせで、フルHD〜WQHDを安定したフレームレートで楽しめます。DLSS 4.5とフレーム生成をフル活用でき、メモリ32GB・1TB SSDで届いてすぐ遊べる手軽さも魅力です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)374,800円税込・2026年8月時点/変動ありフロンティア公式で詳細を見る
4K・高VRAM狙い|9800X3D+RX 9070 XTフロンティア FRXAB850W/A(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)4Kや大規模拠点での長時間プレイを見据えた上位構成です。Ryzen 7 9800X3DとVRAM 16GBのRX 9070 XTを組み合わせ、グローバルイルミネーションと一般シャドウを高に保っても余裕を持たせやすい一台です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認してください)414,800円税込・2026年8月時点/変動ありフロンティア公式で詳細を見る
FAQよくある質問
最も軽くなる設定はどれですか。
グローバルイルミネーション、一般シャドウ、Foliage & Fluid Interaction、植生品質の順で確認してください。特にLumenを使用するグローバルイルミネーションは負荷が大きいため、高設定から中へ下げると改善しやすくなります。
DLSSとFSR、どちらがおすすめですか。
GeForce RTXシリーズではDLSS、RadeonやGeForce GTXシリーズではFSRがおすすめです。フルHDとWQHDではQuality、4KではQualityまたはBalancedから始めてください。
フレーム生成はオンにするべきですか。
フレーム生成をオフにした状態で40〜60fps程度を維持できる場合は、オンを試す価値があります。20〜30fps前後まで低下する場合は、先にグローバルイルミネーション、シャドウ、植生を下げてください。
Cinematic Lighting Modeはオンにするべきですか。
通常プレイではオフがおすすめです。負荷が非常に大きい設定で、映像制作やスクリーンショット撮影時の利用が想定されています。
RTX 3060でも遊べますか。
フルHDの低から中設定でプレイできる可能性があります。DLSS QualityまたはBalanced、グローバルイルミネーション低から中、一般シャドウ低、植生低から中を基準にし、Foliage & Fluid Interactionはオフにしてください。
RTX 4060ではどの設定がおすすめですか。
フルHDでは中設定、WQHDでは低から中設定を基準にできます。DLSS Quality、グローバルイルミネーション中、一般シャドウ中、植生中から始め、必要に応じてフレーム生成を有効にしてください。
草を消すコマンドを使ってもよいですか。
grass.Enable 0で草を非表示にできます。大きく軽くなる可能性がありますが、景観が変わり、対人的な場面では表示条件に差が生じる可能性もあります。通常の画質設定で不足する場合だけ使用してください。
結論まとめ|負荷の大きい項目から順番に調整する
ARK: Survival Ascendedが重いと感じたら、すべての画質をいきなり最低にするのではなく、負荷の大きい項目から個別に調整するのが近道です。基本の順番は、Cinematic Lighting Modeをオフにし、グローバルイルミネーションと一般シャドウを中、Foliage & Fluid Interactionをオフ、植生とエフェクトを中、ポストプロセスを低、モーションブラーをオフにする、という流れです。それでも重ければアップスケーラーをBalancedへ、そこからグローバルイルミネーション・一般シャドウ・描画距離を1段階ずつ下げていきます。
まとめ
フレーム生成は基本fpsが安定してから追加するのが基本です。森や草原だけ重い場合は植生とFoliage & Fluid Interaction、雨や水辺だけ重い場合はエフェクトとグローバルイルミネーション、大規模拠点だけ重い場合はシャドウと描画距離を優先して調整してください。低設定でもカクつきが残る場合は、SSDへのインストール、CPUのボトルネック、VRAM不足、シェーダー処理、サーバーとの通信遅延も確認しましょう。
公式推奨環境(RTX 3080/RX 6800、メモリ32GB)を下回る構成では、設定調整だけでなくグラフィックボードやゲーミングPCの買い替えも選択肢になります。GPU別のプリセットを出発点に、自分の環境に合わせて少しずつ詰めていくのが、本作を快適に遊ぶいちばんの近道です。
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