ゲーミングPCのWindows 11 Pro追加料金はいくら?ドスパラ・フロンティア・パソコン工房・G-Tuneの4社を2026年7月に比較
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ドスパラ・FRONTIER・パソコン工房・G-Tuneの4社を2026年7月に実地比較
BTOゲーミングPCの注文画面で「OS:Windows 11 Home/Windows 11 Pro」の選択肢を見て、なんとなく「Proの方が性能が良さそう」「セキュリティが心配だから念のため」とProを選んでしまう人は少なくありません。
結論から言うと、ゲームをプレイするだけならWindows 11 Homeで十分です。ProへアップグレードしてもCPU・GPU性能やfpsは一切変わりません。追加料金は主要4社を確認したところ8,800円〜1万円という僅差でした。
多くの解説記事はドスパラ1社の価格だけを紹介していますが、フロンティア・パソコン工房・G-Tuneでも金額は微妙に異なります。この記事では4社の実際のカスタマイズ画面で確認した最新料金を横並びで示し、Proが本当に必要になる人の条件も具体的に整理しました。
目次
早見表結論|ゲーム・配信・動画編集ならHomeで十分
まず「自分はHomeとProのどちらを選ぶべきか」を用途別にまとめました。
| 用途 | 推奨エディション | 理由 |
|---|---|---|
| ゲームプレイのみ | Home | CPU・GPU性能やfpsに差はなく、コストを抑えられる |
| 配信・録画・動画編集(個人) | Home | OBSやPremiere Proなど一般アプリの動作に影響しない |
| 在宅勤務で社内ネットワークに接続 | Pro | リモートデスクトップのホスト機能やドメイン参加が必要になりやすい |
| 仮想マシンで開発・検証環境を作る | Pro | Hyper-VやWindows Sandboxが必須の機能 |
| メモリを128GB超搭載する | Pro | Homeの物理メモリ上限(128GB)を超える構成では必須 |
主な違いWindows 11 HomeとProの機能差
HomeとProの違いは、大きく分けて「リモートアクセス」「仮想化」「セキュリティの手動管理」「大規模構成向けの上限」の4分野に集中しています。
| 項目 | Windows 11 Home | Windows 11 Pro |
|---|---|---|
| リモートデスクトップ接続先ホスト | 利用不可 | 利用可能 |
| リモートデスクトップ接続元クライアント | 利用可能 | 利用可能 |
| Hyper-V仮想マシン | 利用不可 | 利用可能 |
| Windows Sandbox | 利用不可 | 利用可能 |
| BitLockerドライブ暗号化手動管理 | 利用不可 | 利用可能 |
| デバイス暗号化自動・対応機種 | 利用可能 | 利用可能 |
| 組織管理機能ドメイン/Entra ID/グループポリシー | 利用不可 | 利用可能 |
| 最大物理メモリ64bit | 128GB | 2TB |
性能HomeとProでゲーム性能やfpsは変わる?
結論として、HomeからProへ変更してもCPU・GPU性能やfpsは1fpsも変わりません。HomeとProの差は上の表にある管理機能・上限値のみで、ゲームの描画性能に関わるカーネルやドライバの処理は共通です。
Auto HDR・DirectStorage・DirectX 12 Ultimate・Xbox Game Bar・PC Game Passといったゲーミング向け機能は、Windows 11のHome/Pro共通の標準機能です。Proにしないと使えないゲーム関連機能は存在しません。
むしろProは組織管理向けの機能(グループポリシーやドメイン参加によるセキュリティポリシー適用)が有効になる分、環境によってはバックグラウンドの管理系プロセスが増えることもあります。とはいえ実際の体感差は誤差の範囲で、「Proの方がゲームに重い」と断定できるほどの差ではありません。判断材料としては、機能面のメリットの有無だけで選ぶのが実用的です。
価格差BTOでWindows 11 Proへ変更するといくら高くなる?
主要BTOメーカー4社の実際のカスタマイズ画面を2026年7月31日に確認したところ、Windows 11 Home→Proの追加料金は8,800円〜1万円の範囲でほぼ横並びでした。
| ショップ | 確認モデル | ベース構成 | Home価格(税込) | Pro追加料金 |
|---|---|---|---|---|
| ドスパラGALLERIA | RA7R-R56T8G | Ryzen 7 5700X/RTX 5060 Ti 8GB | ¥239,980 | +9,000円 |
| FRONTIER | FRXAB850W/SK1 | Ryzen 7 9700X/RTX 5070 | ¥433,800 | +8,800円 |
| パソコン工房LEVEL∞ | 全モデル共通 | 機種を問わず一律料金 | ― | +10,000円(税込) |
| G-Tuneマウスコンピューター | DG-A7G70 | Ryzen 7 5700X/RTX 5070 | ¥304,800 | +8,800円(税抜¥8,000) |
※価格は2026年7月31日に各社公式サイトの実際のカスタマイズ画面で確認した金額です。ドスパラ・FRONTIER・G-Tuneは掲載モデルのカスタマイズ画面での表示額、パソコン工房は機種を問わない一律のカスタマイズ料金として公式ページに明記されている金額です。価格は変動するため、購入前に必ず最新の表示額を確認してください。
4社とも1万円以内の僅差に収まっており、「どのショップでProにするのが一番安いか」で選ぶほどの差ではありません。それよりも、Homeのまま注文して浮いた8,800円〜1万円を、SSDの容量アップやメモリ増設、電源のグレードアップに回す方がゲーミングPCとしての満足度は上がります。カスタマイズ全体の優先順位については、BTOゲーミングPCカスタマイズ完全ガイドで電源・メモリ・CPUクーラーを中心に詳しく解説しています。
対象者Windows 11 Proが必要になるのはどんな人?
とはいえProが不要というわけではありません。以下に該当する人は、追加料金を払ってでもProを選ぶ価値があります。
兼用ゲームと仕事を兼用する場合もHomeで足りる?
「ゲームだけでなく配信や動画編集、ちょっとした仕事にも使いたい」という兼用ニーズでも、実はHomeで足りるケースがほとんどです。
| 用途 | Homeで足りるか | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| 配信・録画(OBS等) | 足りる | 一般アプリのためエディションによる制限はない |
| 動画編集・画像編集・3DCG | 足りる | Premiere ProやBlender等はHome/Pro問わず動作。効くのはCPU・GPU・メモリの性能 |
| Web制作・軽いプログラミング | 足りる | VSCode等の通常の開発作業はHomeで問題なし |
| 本格的な仮想マシン開発・社内システム検証 | Pro推奨 | Hyper-VやWindows Sandboxが必要になる場合がある |
クリエイティブ系のソフトはHomeでもProでも動作は同じで、快適さを左右するのはOSのエディションではなくCPU・GPU・メモリのスペックです。予算はOSではなく、そちらに回した方が体感差は大きくなります。BTOの基本的な仕組みや選び方についてはBTOパソコンとは?自作PCとの違いと選び方をわかりやすく解説でも詳しく紹介しています。
変更Windows 11 HomeからProへ後で変更できる?
購入時にHomeを選んでも、後から必要になった時点でProへ変更できます。OSの再インストールは不要で、ファイルやアプリはそのまま引き継がれます。
Win + Iで設定を開き、システム→ライセンス認証(または回復)へ進みます。Windows のエディションをアップグレードするの項目からストアを開くを選択すると、Microsoft Store経由でProへのアップグレードを購入できます。プロダクトキーの変更から25桁のキーを入力する方法もあります。※Microsoft Store経由のアップグレード価格は時期によって変動します。購入前に必ずMicrosoft公式ストアの表示価格を確認してください。
セキュリティWindows 11 Homeのセキュリティでは不十分?
「Proの方が安全」というイメージを持たれがちですが、日常的な防御機能はHomeにもひと通り搭載されています。ProならではのセキュリティはBitLockerの手動管理など、法人や上級者向けの管理機能が中心です。
結論Homeがおすすめの人・Proがおすすめの人
- ゲームプレイがメイン
- 配信・録画・動画編集を個人で楽しむ
- Web制作や軽いプログラミングをする
- とにかく初期費用を抑えたい
- 外出先から自宅PCへリモートデスクトップで接続したい
- Hyper-VやWindows Sandboxで検証環境を作りたい
- 私物PCを会社のドメイン・Entra IDに参加させたい
- メモリを128GB超搭載する予定がある
おすすめHomeのまま浮いた予算を活かせる鉄板BTO
Windows 11 Homeのまま注文すれば、浮いた8,800円〜1万円をメモリやSSDに回せます。標準構成でもバランスが良く、追加カスタマイズなしで満足度の高い2台を紹介します。
FAQよくある質問
まとめ迷ったらHome、Pro限定機能が必要ならPro
ゲーミングPCのOS選びで悩んだら、基本方針は「まずHomeで注文し、必要になったら後からProへ変更する」で問題ありません。ゲーム性能やfpsに差はなく、Auto HDRやDirectStorageといったゲーム向け機能もHome/Pro共通です。
Proへの追加料金は2026年7月時点で主要4社とも8,800円〜1万円という僅差でした。この金額差でショップを選ぶ必要はなく、むしろHomeのまま注文して浮いた予算をメモリやSSD、電源のグレードアップに回す方が満足度は上がります。リモートデスクトップのホスト機能やHyper-V、Windows Sandbox、128GB超のメモリが必要になった時点で、後からProへ変更すれば十分間に合います。
ゲームプレイが中心ならWindows 11 Homeで性能面の不利は一切ありません。ドスパラ・FRONTIER・パソコン工房・G-Tuneの4社とも、Proへの追加料金は2026年7月時点で8,800円〜1万円の横並びでした。リモートデスクトップのホスト・Hyper-V・Windows Sandbox・128GB超メモリのいずれかが必要になった人だけ、購入時または後からProを選べば十分です。





