Windows 11 KB5121003適用後にUSBが使えなくなる報告|AMD X470で0x9F・USBXHCIエラー【2026年8月】
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AMD X470環境で0x9F・USBXHCIエラーを確認
出典:Microsoft Community Hub、Microsoft公式サポート「KB5121003」にもとづきます。本記事の情報は2026年8月22日時点のものです。
Windows 11の2026年8月セキュリティ更新「KB5121003」を適用した一部のAMD環境で、再起動時にブルースクリーンが発生し、その後キーボードやUSBオーディオ、Webカメラなど複数のUSB機器が使えなくなったとの報告が出ています。
確認されている詳細な報告では、ASUS ROG STRIX X470-F GAMINGとRyzen 7 5800Xを搭載したWindows 11 25H2環境で、KB5121003のインストールに伴う再起動中に「DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(0x9F)」が発生しました。投稿者がクラッシュダンプを解析した結果、USBXHCIとUSBHUB3を含むUSBコントローラー側の電源状態遷移で処理が止まっていたことが確認されています。更新後は該当USB Root Hubがエラー状態になり、そこへ接続されていた複数種類のUSB機器がまとめて利用できなくなりました。ただし2026年8月22日時点でMicrosoftはKB5121003の公式ページに、今回のUSB問題を既知の不具合として掲載していません。
この記事では、KB5121003適用後に報告されているUSB不具合の内容、DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(0x9F)とUSBXHCIの関係、問題が発生した場合に確認したいポイントを解説します。
2026年8月11日配信のWindows 11累積更新「KB5121003」を適用したASUS ROG STRIX X470-F GAMING+Ryzen 7 5800X環境で、更新中の再起動時にDRIVER_POWER_STATE_FAILURE(0x9F)が発生し、キーボード・USBオーディオ・Webカメラなど複数のUSB機器がまとめて使えなくなったとMicrosoft Community Hubへ報告されています。クラッシュダンプからはUSBXHCI・USBHUB3を含むUSBコントローラーの電源IRPが関係していることが確認されていますが、2026年8月22日時点でMicrosoftは公式にこの問題を既知の不具合として認めていません。今のUSBが正常に動いているなら更新を削除する必要はなく、症状が出た場合はまず別のUSBポートへ機器を挿し直し、デバイスマネージャーでユニバーサル シリアル バス コントローラーにエラーが出ていないか確認してください。
目次
要点まず何が起きたか
基本情報KB5121003は8月11日に配信されたWindows 11更新プログラム
KB5121003は、Microsoftが2026年8月11日に公開したWindows 11向けの累積セキュリティ更新プログラムです。Windows 11 25H2へ適用した場合はOSビルド26200.9168、24H2では26100.9168になります。Microsoftによると、KB5121003にはセキュリティ改善のほか、2026年7月28日のプレビュー更新「KB5101684」など、以前の更新内容も含まれています。今回USB不具合が報告されたPCもWindows 11 25H2で、更新後のビルドは26200.9168でした。
投稿詳細AMD X470+Ryzen 7 5800X環境でUSB不具合を報告
Microsoft Community Hubへ2026年8月12日に投稿された報告では、使用していたPCの構成がかなり詳しく公開されています。OSはWindows 11 25H2、マザーボードはASUS ROG STRIX X470-F GAMING、チップセットはAMD X470、CPUにはRyzen 7 5800Xが搭載されていました。問題が発生したPCIデバイスのインスタンスID(PCI\VEN_1022&DEV_43D0&SUBSYS_11421B21&REV_01)と、関連するUSB Root Hubのインスタンス(USB\ROOT_HUB30)も投稿内で公開されています。
投稿者によるダンプ解析では、問題に関係しているWindows側のデバイススタックとして「USBXHCI → ACPI → USBHUB3」が確認されています。重要なのは、特定のUSBキーボードやオーディオ機器だけが突然故障したという報告ではないことです。上流にあるUSBコントローラー、Root Hub側が正常に動作しなくなった結果、その経路へ接続されていたキーボード、USB音声インターフェース、Webカメラなど複数のUSB機器がまとめて利用できなくなったとされています。
障害解析KB5121003更新中の2回目の再起動で0x9Fが発生
投稿者によると、KB5121003をインストールする直前までは対象USB機器は正常に動作していました。最初の更新再起動は正常に完了しましたが、その直後にTrustedInstaller.exeからOSアップデートを理由とした2回目の再起動が要求されています。その2回目の再起動中に映像が出ない状態が続き、その後Windowsが起動しました。イベントログには「WER-SystemErrorReporting」のイベントID 1001が記録され、直前の起動処理中にDRIVER_POWER_STATE_FAILUREが発生していたことが確認されたとしています。
記録されたバグチェックは「0x0000009f (0x3, 0xffff91076083edc0, 0xffffba0875fcf640, 0xffff9107601ab560)」でした。MicrosoftのDRIVER_POWER_STATE_FAILURE資料によると、0x9Fはドライバーが不正または矛盾した電源状態になった場合に発生するバグチェックで、Parameter 1(Arg1)が0x3の場合は「A device object has been blocking an IRP for too long a time(デバイスオブジェクトがIRPを長時間ブロックしている)」ことを示すとされています。今回のダンプでは、実際にブロックされていたIRPがIRP_MJ_POWER / IRP_MN_SET_POWERという電源制御用のIRPだったと報告されています。単純に「USBデバイスをWindowsが認識しなかった」という問題ではなく、更新中の再起動でUSBコントローラーの電源状態を切り替える処理が正常に完了できなかった可能性が疑われています。
ドライバーUSBXHCI.sysとは
USBXHCI.sys(Usbxhci.sys)は、Windowsが提供しているUSB xHCIホストコントローラー向けのドライバーです。Microsoftの資料によると、xHCIドライバーはUSB 3.0ホストコントローラー用ドライバーであり、ホストコントローラーのMMIOレジスタやホストメモリ上のデータ構造を初期化し、上位ドライバーからの転送要求をハードウェアへ送信し、完了した処理を上位のUSBドライバースタックへ伝える役割を持っています。
USB 3.xだけでなく、現在のPCではxHCIコントローラーがUSB 2.0を含む複数速度のUSB機器をまとめて管理する構成が一般的です。そのためxHCIコントローラーそのものが正常に動かなくなると、マウス、キーボード、オーディオインターフェース、Webカメラなど全く異なる種類のUSB機器が同時に使えなくなることがあります。今回の報告で複数USB機器がまとめて消えたのも、この上流側のコントローラー・Root Hubがエラー状態になったことと整合します。
関連機構USBHUB3も電源状態遷移に関係
USBHUB3.sys(Usbhub3.sys)もMicrosoftがWindowsへ組み込んでいるUSBハブ用ドライバーです。Microsoftの資料では、USB 3.0のハブ管理を担う新しいハブドライバーとして説明されており、USBハブとそのポートの管理、下流ポートに接続されたデバイスやハブの列挙、列挙したデバイス・ハブに対する物理デバイスオブジェクト(PDO)の生成を担当するとされています。
今回ブロックされた電源IRPでは、アクティブなデバイスオブジェクトが\Driver\USBHUB3、物理デバイスオブジェクト側が\Driver\USBXHCIとして確認されたと投稿者は説明しています。0x9Fは、USB機器そのものよりUSBホストコントローラーからRoot Hubへ続く電源状態遷移でタイムアウトした可能性が高い、というのが投稿されたクラッシュダンプから読み取れる内容です。ただしこれは投稿者が保持している1台のPCのダンプ解析結果であり、同じKB5121003を適用したすべてのPCでUSBXHCIやUSBHUB3に問題が発生するという意味ではありません。
影響機器キーボード・USBオーディオ・Webカメラなどが同時に使用不能
今回報告された環境では、KB5121003適用後に該当Root Hubがデバイスマネージャー上でエラー状態となりました。影響を受けたのはUSBキーボードだけではなく、USBオーディオインターフェース、Webカメラ、そのほか同じUSB経路へ接続されていたUSB周辺機器もまとめて利用できない状態になっています。特定のマウスだけ動かない場合はマウス本体、ケーブル、USBポート、個別ドライバーなど多数の原因が考えられますが、アップデート直後からキーボード、USBオーディオ、Webカメラなど無関係な機器が一斉に使えなくなった場合は、個々のUSB機器ではなく共通して利用しているUSBコントローラーやRoot Hub側を疑う必要があります。
代替策別のUSBポートへ移すと使えたとの報告も
Microsoft Community Hubの返信には、同様の問題が発生したという別ユーザーからの投稿もあります。このユーザーは更新プログラムのアンインストールでは改善しなかったものの、USB機器を別のポートへ接続し直したところ利用できたと報告しています。マザーボード上のすべてのUSBポートが必ず同じxHCIコントローラーやRoot Hubを通るとは限らないため、CPU側、チップセット側、追加USBコントローラーなど接続するポートによって内部経路が異なる場合があります。そのためKB5121003適用後に一部USBポートだけ使えなくなった場合は、背面I/Oの別ポートへマウスやキーボードを接続し直すことで一時的に操作を回復できる可能性があります。ただし、これもすべての環境で有効な公式回避策ではありません。
注意点KB5121003を消せば必ず直るわけではない
同じCommunity Hubの投稿には、KB5121003をアンインストールしてもUSB経路が復旧しなかったという返信がある一方、別のユーザーからは更新のロールバックによってUSBオーディオ環境を復旧できたという報告もあります。つまり現時点では「KB5121003をアンインストールすれば直る」と言い切ることはできません。更新中にUSBコントローラーやRoot Hubが異常な状態へ入った場合、更新ファイルを消すだけではデバイス状態が元に戻らないケースも考えられます。
Microsoftは一般に、Windows Update適用後に不具合が発生した場合の対処法のひとつとして更新プログラムのアンインストールを案内していますが、セキュリティ更新を削除すると既知の脆弱性に対する保護を失うことになるとも説明しています。KB5121003はセキュリティ改善を含む累積更新なので、USBに問題がないPCで予防的に削除する必要はありません。
初動対応USBが使えなくなった場合は別ポートから確認する
KB5121003適用直後にUSB機器がまとめて認識しなくなった場合、最初に試しやすいのは別のUSBポートです。特に前面USBだけでなく、マザーボード背面の別系統と思われるUSB 2.0・USB 3.xポートへキーボードやマウスを直接接続して確認します。USBハブを経由している場合はいったん外し、操作に必要な機器だけをPC本体へ直接接続してみる方法もあります。別ポートだけ正常に動く場合は、個別のUSB周辺機器より一部のRoot HubやUSBコントローラー経路に問題が起きている可能性を考えやすくなります。なお、背面USBは使えるのに前面USBだけ反応しない場合は、更新プログラムではなく内部USBケーブルやヘッダー側が原因のこともあります。
機器点検デバイスマネージャーでUSBコントローラーを確認する
Windowsへログインできる場合はデバイスマネージャーも確認します。「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の中に、USB Root HubやUSB xHCI Host Controllerなど、警告マークが付いているデバイスがないか確認してください。Microsoftも0x9Fの一般的なトラブルシューティングとして、デバイスマネージャーで「!」が表示されているデバイスを確認し、そのドライバーやイベント情報を調査する方法を案内しています。ただし、警告が出ているUSBコントローラーを見つけたからといって、非公式サイトからUSBXHCI.sysと同名のファイルをダウンロードして差し替えるといった操作は安全な対処方法ではありません。
周辺要因AMDチップセットドライバーとBIOSも確認したい
今回問題が報告されたのはX470というAM4世代のチップセットです。DRIVER_POWER_STATE_FAILUREは電源状態遷移に関係するため、Windows Updateだけでなく、チップセットドライバーやUEFI・BIOSとの組み合わせも切り分け対象になります。Microsoftも0x9Fの一般的なトラブルシューティングとして、関連するデバイスドライバーの更新に加えて、メーカーから更新されたACPI・BIOSやファームウェアが提供されていないか確認する方法を案内しています。特に長期間BIOSやAMDチップセットドライバーを更新していないX470・B450などのAM4環境では、マザーボードメーカーとAMDの公式サイトで更新状況を確認する価値があります。ただし今回のUSB問題について、AMDが「チップセットドライバーを更新すれば解決する」と公式に案内しているわけではなく、あくまで原因を切り分けるための確認項目です。
動作検証USBの省電力設定を変更すれば直るか
今回の0x9Fは電源状態の遷移で発生しているため、USBの省電力設定との関係も気になるところです。MicrosoftはDRIVER_POWER_STATE_FAILUREの一般的な切り分け方法として、一時的に省電力設定を無効化し、電源状態変更が問題に関係しているか確認する方法を紹介しています。ただし今回のKB5121003問題について「USBセレクティブサスペンドを無効にすれば解決する」とMicrosoftが案内しているわけではないため、ゲームPC向けの「おすすめ設定」として全員がUSB省電力を無効にするのではなく、0x9Fが繰り返し発生するPCで症状が変化するかを見る診断用途として扱う方が適切です。
記録参照イベントビューアーとミニダンプも確認できる
今回の報告が比較的説得力を持つのは、Windows Update直後にUSBが動かなくなったという時系列だけでなく、イベントログとクラッシュダンプまで確認されている点です。投稿された環境ではC:\Windows\Minidump\081226-4968-01.dmpに0x9Fのミニダンプが残っていました。通常のユーザーがここまでダンプを解析する必要はありませんが、KB5121003適用後にブルースクリーンが発生した場合はC:\Windows\Minidumpにダンプファイルが作成されていないか確認しておくと原因特定の材料になります。イベントビューアーの「Windowsログ→システム」では、ブルースクリーン発生前後のエラーや、BugCheck、デバイス関連イベントなども合わせて確認できます。Microsoftも0x9Fの調査では、ブルースクリーンと同じ時間帯にシステムログへ記録されたエラーを確認する方法を案内しています。
取り扱いMicrosoftはまだ公式の既知問題として掲載していない
ここが今回の記事で最も重要な点です。2026年8月22日時点のMicrosoft公式KB5121003ページの「Known issues in this update」欄には、後述する『ARC Raiders』などのゲームクラッシュに関する項目が既知の問題として追加されていますが、今回のUSB・USBXHCI・DRIVER_POWER_STATE_FAILUREに関する記載はありません。つまりMicrosoftは、今回のUSB不具合を現段階では公式の既知問題として掲載していません。
今回のUSB・xHCI問題はMicrosoft Community Hubへ投稿されたユーザー報告であり、MicrosoftがAMD X470との互換性問題を正式発表したものではありません。Community Hub内では同様の症状を訴える返信も出ていますが、現時点で影響範囲を判断できるほど大規模な事例が確認されているわけでもありません。したがって「KB5121003を入れるとAMD PCのUSBが壊れる」「X470ではKB5121003をインストールしてはいけない」と一般化する段階ではなく、現状は「詳細なクラッシュダンプを伴うX470環境での報告があり、同様の症状を訴えるユーザーも存在する」という位置付けです。
切り分けARC Raiders・THE FINALSのクラッシュ問題とは別系統
KB5121003については、『ARC Raiders』や『THE FINALS』でゲームやWindowsがクラッシュする別の問題も報告されています。こちらはEmbark Studios側もKB5121003適用後の新しいクラッシュ問題を把握しており、サードパーティ製ドライバー「inpoutx64.sys」との互換性問題として回避策を案内しています。Microsoftも現在はこのゲームクラッシュを公式の既知の問題として掲載しています。当サイトでも詳細を別記事で解説しています。
今回のUSB問題は、それとは分けて考えた方がよいでしょう。X470の報告でダンプに現れているのはUSBXHCI、USBHUB3と電源IRPであり、inpoutx64.sysを原因として報告しているものではありません。同じKB5121003適用後に発生したという共通点はありますが、現時点では「同じ原因による不具合」と結び付ける根拠はありません。KB5121003を調べるユーザーにとっては、ゲームクラッシュとUSB不具合を別々に切り分けることが重要です。
判断基準問題が起きていないPCはKB5121003を削除する必要はない
X470環境での報告を見ると、KB5121003をインストールするのが不安になるかもしれませんが、Microsoftが現時点でUSB問題を既知の不具合として認定しておらず、影響範囲も分かっていません。KB5121003はセキュリティ改善を含む更新プログラムです。USBが正常に使えており、ブルースクリーンやデバイスマネージャーのエラーも発生していないPCで、今回の報告だけを理由に更新を削除するメリットは大きくありません。
一方、KB5121003を適用した直後から複数USB機器が同時に使えなくなり、0x9Fまで発生している場合は、更新との関連を疑って切り分ける価値があります。特に対象となるのはAMD X470・B450などAM4世代のチップセットを使うPCで、更新直後からキーボード・マウス・USBオーディオ・Webカメラなど複数機器がまとめて反応しなくなったケースです。まずは別のUSBポートを試し、それでも改善しない場合にデバイスマネージャーとイベントログを確認する順序が現実的です。
情報提供再現したらFeedback Hubから報告する
同じ症状が発生した場合はMicrosoftへ報告しておくことも重要です。MicrosoftはWindowsのバグや予期しない動作を報告する手段として「Feedback Hub」アプリを用意しています。「Windowsキー+F」でFeedback Hubを起動でき、問題の説明やスクリーンショット、診断情報などを添付できます。既に同じ問題が投稿されている場合は、そのフィードバックへ追加情報を送ることもできます。
特に今回のように影響範囲がまだ不明な問題では、使用しているマザーボード、CPU、Windowsのバージョン、KB5121003適用前後で症状がどう変わったか、デバイスマネージャーでどのUSBコントローラーがエラーになっているかといった情報が原因特定につながります。X470以外のB450、X570、B550、AM5環境などでも同じ現象が出るのか、それとも特定のUSBコントローラーに限られるのかは、今後の報告を待つ必要があります。
FAQよくある質問
Windows 11の2026年8月セキュリティ更新「KB5121003」を適用したAMD X470環境で、DRIVER_POWER_STATE_FAILURE(0x9F)が発生し、その後複数のUSB機器が利用できなくなったとの報告が出ています。報告されたPCはWindows 11 25H2、ASUS ROG STRIX X470-F GAMING、Ryzen 7 5800Xという構成で、クラッシュダンプからはUSBXHCI、ACPI、USBHUB3を含むUSBデバイススタックと、電源状態変更を行うIRPが関係していることが確認されています。一方、2026年8月22日時点でMicrosoftはKB5121003について、この症状を公式な既知問題として掲載していません。AMD X470やAMD環境全体で発生する不具合と確定したわけではない点には注意が必要です。
KB5121003適用後にUSBが正常に動いている場合は、今回の報告だけを理由にセキュリティ更新を削除する必要性は低いでしょう。反対に、更新直後からキーボード、マウス、USBオーディオ、Webカメラなど複数機器がまとめて使えなくなった場合は、別のUSBポートを試し、デバイスマネージャーでUSB Root HubやxHCI Host Controllerの状態を確認してください。必要に応じてAMDチップセットドライバーやBIOSの更新状況も確認し、イベントログやミニダンプを保存しておくと原因を追いやすくなります。現段階では「KB5121003でAMDのUSBが壊れる」と断定するのではなく、「X470環境でUSB xHCIの電源状態遷移に失敗した詳細な事例が報告されている」と捉えるのが適切です。今後MicrosoftがKB5121003の既知問題へUSB・xHCI関連の内容を追加するか、修正更新を公開するかが注目されます。



