Surface Laptop Ultraのゲーム解像度設定|3:2画面に1764×1176を追加してDLSSの負荷を下げる【2026年10月】
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3:2のまま1764×1176を追加する手順
Surface Laptop Ultraの15インチ画面は3270×2180で、4Kの約86%もの画素を持ちます。DLSSの処理は出力解像度が高いほど重くなるため、ネイティブ解像度のままだとゲームのフレームレートも入力遅延も苦しくなります。
対策は、画面と同じ3:2の比率を保ったまま、画素数をフルHD相当まで下げた解像度を自分で追加することです。1764×1176なら約207万画素で、1920×1080(約207万画素)とほぼ同じ負荷になり、16:9の映像のように縦へ引き伸ばされる心配もありません。追加はNVIDIA Appの「System」→「Displays」から行い、テストに通ったものだけを保存します。
海外の実測では、同じゲームでもネイティブ出力のDLSS Ultra Performanceより、1764×1176のDLSS Qualityのほうが平均fpsが約20上がり、遅延も約20ms短くなりました。ただしこの比較はDLSSのモードも違うため、解像度だけの効果ではありません。合わなければWindowsのディスプレイ設定で元の解像度に戻せます。

目次
原因3:2の高密度画面でゲームが重くなる理由
解像度追加する解像度の決め方
3:2を保つには、横と縦を3対2の整数で割り切れる値にします。目標のフルHD相当(約207万画素)に近いのは1764×1176で、画素数は2,074,464と、1920×1080の2,073,600との差がわずか864です。QHD(2560×1440、約369万画素)に近づけたいときは2352×1568(約369万画素)が目安になります。
| 解像度 | 比率と画素数 | ネイティブとの比較 |
|---|---|---|
| 3270×2180(ネイティブ) | 3:2・約713万 | 基準 |
| 2352×1568 | 3:2・約369万(QHD相当) | 約52% |
| 1764×1176 | 3:2・約207万(フルHD相当) | 約29% |
| 1920×1080 | 16:9・約207万 | 約29%(画面と比率が違う) |
まず1764×1176を試し、画が粗いと感じたら2352×1568を足す順番がおすすめです。どちらもリフレッシュレートは画面の最大である120Hzで作ります。
手順NVIDIA Appで1764×1176を追加する
Windows on Arm版のSurface Laptop Ultraでは、従来のNVIDIAコントロールパネルは使えません。カスタム解像度はNVIDIA Appの「System > Displays > Display Properties」にある機能です。
- NVIDIA Appを開き、「System」タブの「Displays」から「Display Properties」を開きます。
- 解像度の項目にある「Customize Resolution」を押し、編集画面を開きます。
- 横に1764、縦に1176、リフレッシュレートに120Hzを入力します。
- テストを実行し、画面が正常に映ってから保存します。テストに通らなかった解像度は保存しないでください。
- ゲームを起動し、画面設定の解像度一覧から1764×1176を選びます。表示モードはフルスクリーンかボーダーレスにします。
- DLSSの設定を決めます。まずは「Quality」から試し、足りなければ「Balanced」「Performance」へ下げます。
画面の名称は、NVIDIA Appのバージョンや表示言語で少し変わる場合があります。ボタンが見つからないときは、Appを最新版に更新してからやり直してください。
出ないときゲームの解像度一覧に出ない・黒帯が出るとき
ゲームを一度終了してから、Windowsの「設定」→「システム」→「ディスプレイ」で、画面の解像度を1764×1176に切り替えます。Windowsの一覧に1764×1176が表示されない場合は、NVIDIA Appで追加できているかを確かめてください。切り替えたうえでボーダーレス表示にすると、デスクトップの解像度に合わせて描画するゲームでは反映されます。
NVIDIA Appには「Scaling」の項目があり、「Aspect Ratio」を選ぶと、16:9や16:10の映像を黒帯つきで表示できます。黒帯を出さずに画面全体を使う拡大の設定では、16:9のゲームは縦に伸びて見えます。歪みを避けたいときは黒帯を、画面を使い切りたいときは伸長を選びます。
実測1764×1176にするとどれくらい変わるか
海外の実測では、Control Resonantを「High」のラスター設定、レイトレーシング「Medium」で動かし、ネイティブ出力と1764×1176を比べています。結果は次のとおりです。
| 設定 | 平均fps・1% Low | 平均入力遅延 |
|---|---|---|
| 3270×2180・DLSS Ultra Performance・FG 2X | 63.5・38.1 | 87.9ms |
| 1764×1176・DLSS Quality・FG 2X | 83.4・42.9 | 67.8ms |
| 1764×1176・DLSS Quality・MFG 3X | 123・55 | 71ms |
ネイティブ解像度はDLSS Ultra Performanceでも平均63.5fpsで、入力遅延は87.9msに達しました。1764×1176にすると、DLSSをQualityに上げても平均83.4fps・67.8msに収まり、MFG 3Xを足す余裕も生まれます。
注意点は、この表が「解像度だけを変えた比較」ではないことです。上2行はDLSSのモードが違い、ネイティブでDLSS Qualityにした結果は載っていません。fpsの差はすべて解像度の効果と読まず、手元のゲームで同じ場面を比べて判断してください。
同じ検証で、RTX 3080 Mobile搭載の旧型ゲーミングノート(1920×1080)は平均87.1fps・1% Low 53fps・遅延69msでした。壁面からの消費電力は旧型が約250W、Surface Laptop Ultraは約110〜120Wです。Control Resonantでは、1764×1176にしたSurface Laptop Ultraが、旧型ゲーミングノートに近いfpsと遅延を、半分以下の電力で出したことになります。
ゲーム性能のほかの実測値は、Surface Laptop Ultraのゲーム性能(Gears・Control)にまとめています。
戻し方合わなかったときに元の解像度へ戻す
- ゲームの画面設定で、解像度を3270×2180(ネイティブ)に戻します。
- Windowsの「設定」→「システム」→「ディスプレイ」を開き、「ディスプレイの解像度」で推奨と表示された値に戻します。
- NVIDIA Appで追加した解像度は、解像度の一覧に選択肢が増えるだけです。選ばなければ使われません。
FAQよくある質問
まとめまとめ|3:2のまま約207万画素にするのが近道
Surface Laptop Ultraのゲームが重いときは、NVIDIA Appで1764×1176・120Hzを追加し、DLSSをQualityから試すのが最短の対処です。合わなければ、Windowsのディスプレイ設定で推奨の解像度に戻せます。
3270×2180の画面は、DLSSの処理量が重くなりがちです。NVIDIA Appの「System」→「Displays」から、1920×1080とほぼ同じ約207万画素の1764×1176を120Hzで追加し、テストに通ったら保存します。ゲームで選び、DLSSはQualityから試してください。画が粗ければ2352×1568、戻すときはWindowsのディスプレイの解像度を推奨値にします。
