SSDのデータエラー(巡回冗長検査・CRC)の原因と対処|コピーできないときにセーブ・MOD・録画を守る確認順【Windows 11】
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CRCが出たら、修復より先にデータを守る
SSDやHDDからゲームや録画をコピーしている途中に「データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー)」が出ても、その表示だけでSSDの寿命やNANDの故障とは決まりません。ドライブ本体だけでなく、端子・ケーブルなどの接続経路も原因候補です。
最初に決めるのは、失えないデータが残っているかどうかです。残っていればゲームのインストールや録画などの書き込みを止め、安定して読める範囲を別の正常な媒体へコピーします。異音・切断・認識不良がある場合や、唯一の大切なデータを読み出せない場合は、繰り返し試さず復旧相談を優先してください。
再取得できるゲーム本体だけなら、接続を確認した後、正常な保存先へ再インストールする選択肢があります。セーブ・自作MOD・録画が混在するフォルダーは、ゲーム本体と一緒に削除・上書きしないことが分かれ目です。
目次
初動CRCが出た直後の確認順
「フォーマットする必要があります」「初期化が必要です」と出ても、既存データを残したいドライブでは進めません。復旧ソフトのインストール先や復元先にも、問題のSSDを指定しないでください。
- コピーを中断し、エラー全文と対象ファイルを控える。コピー元・先のドライブ文字、型番、発生時刻も残します。転送中にケーブルを抜きません。
- セーブ・MOD・録画の別コピーがあるか確認する。ゲームやランチャー、録画アプリを終了し、不要なアクセスを減らします。起動ドライブに問題がある場合は、アプリを追加して調査を続けず、別環境での救出をメーカーや復旧窓口へ相談します。
- 異音や切断がなく、安定して読めるなら重要ファイルから退避する。「移動」ではなく「コピー」を使い、別の物理ドライブへ保存します。同じSSDの別パーティションは退避先にしません。
- 退避中にCRCや切断が再発したら、そのファイルの再試行を止める。ほかの読めるデータを確保できるか、専門窓口へ任せるかを判断します。復旧の価値が高いデータなら、自己操作を重ねる前に相談してください。
- 必要なデータの確保後、または内容が不要な場合に接続経路を確認する。一度に変える条件を一つにし、変更前後を記録します。
意味WindowsのコピーとZIP・7zのCRCは分ける
CRCはデータの誤りを検出する仕組みです。Windowsのエラー定義でERROR_CRCは0x00000017(10進数で23)で、データエラーを表します。エラー名は故障部品の診断結果ではありません。
エクスプローラーでドライブ間のコピーやファイルの読み出しが失敗した場合は、コピー元・先と接続経路が確認対象です。媒体の読み取り不良、接続不良、保存データやファイルシステムの問題などを、症状と追加の確認で絞ります。
ZIP・7zの展開アプリが出す「CRC Error」「Data Error」は、展開データの整合性確認に失敗した場面です。通常のコピーはでき、特定の圧縮ファイルだけで止まるなら、公式配布元からの再取得などを検討します。ZIP・7zが解凍できない場合の対処で、パスワードや分割ファイルの不足も確認できます。
圧縮ファイル自体を別ドライブへコピーする段階でWindowsのCRCが出るなら、展開アプリを入れ替える前にドライブ側の確認へ戻ります。ドライブが消える症状はM.2 SSDが認識しない場合の確認へ分岐します。
記録どのファイル・コピー元・先で止まるかを残す
何度もコピーして再現させる必要はありません。すでに起きた失敗と、退避中に分かった範囲を記録します。ドライブ文字は再接続で変わることがあるため、型番と容量も添えてください。
| 記録する項目 | 記録例 | 次の判断 |
|---|---|---|
| 操作と表示 | EからDへコピー中にWindowsのCRC表示 | 解凍中のCRCと区別する |
| 対象ファイル | 録画Aで停止。他の小さいファイルは読めた | 同じファイルの再試行を重ねない |
| コピー元と先 | 元はUSB SSD、先は内蔵SSD | 両側の型番・接続を確認する |
| 同時症状 | ハブ経由。失敗時にドライブが消えた | 切断が続くなら救出試行を止める |
| データの代替 | ゲーム本体は再取得可、セーブの別コピーはない | セーブを先に保護する |
同じファイルで止まっても、それだけでファイル内容の破損と媒体・通信のどちらかは確定しません。退避後に確認する場合は、正常なコピー元から正常なコピー先へ通るかを基準に、確認対象を一つずつ変えます。
接続別USB・SATA・NVMeで確認する場所を変える
外付けUSB SSDはハブ・ポート・ケーブルを確認
データを守る方針を決めてから、転送とアプリの使用を終了し、安全に取り外せる状態で接続を変えます。まずハブやドックを外してPC本体のポートへ直結します。改善しなければ対応する別のポートを試し、その次にデータ通信に対応した正常なケーブルへ交換します。
ハブ・ケーブル・PCを全部同時に変えると、どこで改善したか分かりません。確認用には再取得できる小さなファイルを使い、大容量ゲームのコピーを繰り返す負荷試験にはしないでください。切断や読み取り不良が再発したら中止します。
別ケーブルでコピーできても、SSD本体の安全が保証されたわけではありません。読み出せた重要データを先に確保します。完成品SSDを分解して中身を別ケースへ移す前には、保証や復旧の扱いをメーカーへ確認してください。
内蔵SATA SSDはデータケーブルと電源接続を分ける
PCをシャットダウンして電源を切り、PCの説明書に従って作業します。通電したまま抜き差ししません。SATAデータケーブルの緩み・傷みを確認し、正常な対応ケーブルへ一つずつ交換します。電源コネクターの接続も確認し、難しければ販売店やメーカーへ依頼してください。
モジュラー電源の電源ユニット側ケーブルは、他機種のものを流用しません。データケーブルの交換とは別の作業です。
内蔵NVMe SSDにSATAケーブルの対処を当てはめない
内蔵M.2 NVMe SSDではSATAデータケーブルの交換は確認手順になりません。型番、使用スロット、認識が消えるか、温度警告があるかを記録します。取り付けや別スロットでの比較は退避後に、基板とPCの説明書に従って行います。
BIOSのストレージモード変更やファームウェア更新をCRCへの最初の対処にはしません。必要性とデータ保護をメーカーに確認してから進めます。USBケースに入れたNVMe SSDなら、外側のUSB経路と内部の媒体を分けて考えます。
データ別ゲーム本体よりセーブ・自作MOD・録画を先に守る
再取得できるゲーム本体は正常なSSDへ入れ直す
Steamなどから再ダウンロードできると確認できたゲーム本体は、正常な保存先へ再インストールする方法があります。故障が疑われるSSDへ整合性確認や再インストールを繰り返すより、データの保護を先にしてください。
同じフォルダーに手動導入MOD、設定、画像やセーブが残っていないか確かめます。配信終了などで再取得先が分からないファイルも、一律に消してよいとは扱いません。
セーブ・ワールド・自作MODは別媒体へコピー
セーブの保存先はゲームごとに異なり、本体のフォルダー外にあることもあります。開発元の案内やセーブの保存場所とバックアップを確認し、正常な別媒体の日時付きフォルダーへコピーします。自作MODの原稿、設定、ローカルワールドも対象です。
Steam Cloudはゲームごとに対応と同期対象が異なります。クラウドにあるはずと考えてローカルセーブを消さず、同期競合が出たら更新日時と内容を確かめるまで上書きを選ばないでください。
録画は読めたものを別媒体で再生して確認
残したい録画からコピーし、失敗する動画の再試行を続けるより、ほかに読める重要ファイルを確保します。コピー先でサイズや再生を確認し、確認前に元データを削除しません。冒頭だけ再生できても全編が正常とは限りません。
修復前chkdsk・フォーマットへ進む前の停止条件
未退避の重要データ、繰り返す切断、容量の異常表示、HDDの異音がある場合は、修復操作を始めず相談します。CRCはファイルシステム修復だけで解決するとは限らず、物理的な問題が疑われる状態では操作の継続が回復の妨げになることがあります。
chkdsk /fはファイルシステムのエラーを修正し、/rは不良セクターの検出と読み取り可能な情報の回収を行い、/fの機能も含みます。「元のデータを変えずに確認するだけ」の指定ではなく、バックアップの代わりにはなりません。
検討できるのは、必要なデータを別媒体へ確保した、または内容が不要と確認でき、接続が安定している場合です。対象を型番・容量・ドライブ文字で確認し、メーカーやMicrosoftの手順に従います。/rによる全体走査を初手として繰り返すことは避けてください。
フォーマットは既存データを失う操作です。「RAW」「未割り当て」「未初期化」と出ても、復旧したいデータがあるなら、フォーマット・新しいボリューム作成・初期化を進めません。diskpart cleanなどの消去操作も同様です。
診断と相談SMARTの正常表示だけで使い続けない
メーカーの管理ソフトやCrystalDiskInfoの情報は、型番、警告、温度、変化の有無を相談先へ伝える材料です。ただし「正常」の表示だけで、CRCが出たファイルや接続経路まで安全と判断しません。ツールが読めない情報と、問題がないことは別です。
CrystalDiskInfoのUSB対応は一部の機器に限られます。USB越しに情報が出ない場合も、警告がないという意味ではありません。SATA向けのCRC項目の名称や解釈をNVMeへそのまま当てはめず、型番と接続方式に合うメーカーの説明を確認します。
経路を確認してもCRCが繰り返す、読めないファイルが増える、認識が不安定になる場合は通常利用を止め、メーカー・販売店へ相談します。型番と購入時期、エラー全文、コピー元・先、接続方法、試した変更、バックアップの有無を伝えてください。
交換・保証修理とデータ復旧は分けて相談します。必要なデータがあるなら、返送・交換前に復旧の扱いを確認してください。退避と交換判断が済んでから、新しい保存先の外付けSSDの接続規格と選び方を検討できます。
FAQCRCエラーで迷いやすいこと
まとめ修復よりデータ保護、接続は一つずつ確認する
SSDのCRCは寿命や故障箇所を単独で確定する表示ではありません。コピーと解凍を分け、元・先・ファイル・接続方法を記録します。失えないデータを守り、退避後または内容不要のドライブで接続経路を確認する順番が基本です。
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出典:バッファロー CRCの原因と対処 ・ Microsoft Win32エラー定義 ・ Microsoft ディスクの管理 ・ Microsoft chkdsk ・ 7-Zip 破損アーカイブ ・ CrystalDiskInfo 対応範囲 ・ Steamworks Steam Cloud ・ Seasonic 電源ケーブルの互換性 ・ Microsoft NVMe健康情報

