Epic Gamesで「IS-BV04・IS-IN-BV04」が出る原因|NTFS・メモリ・インストール先を切り分ける【2026年版】

Epic Gamesで「IS-BV04・IS-IN-BV04」が出る原因|NTFS・メモリ・インストール先を切り分ける【2026年版】

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トラブル・設定/Epic Games・Windows 11/2026年10月17日
Epic Gamesで「IS-BV04・IS-IN-BV04」が出る原因
NTFS・メモリ・インストール先を切り分ける【2026年版】
「ハッシュが一致しないためビルドの認証に失敗しました」と出て、インストールや更新が止まるエラーです。Epic公式の確認先はNTFS、メモリ、インストール先の3つで、フォーマットは最初にやる作業ではありません。
最初に見るのはNTFSメモリ診断のエラー=RAM故障とは限らないフォーマットは中身が消える

Epic Games Launcherでゲームをインストール・更新すると、「IS-BV04」または「IS-IN-BV04」と出て先に進めないことがあります。何度ダウンロードし直しても同じ場所で止まるので、回線やLauncherの不具合を疑いがちです。

Epic Games公式サポートは、この2つのコードを同じエラーとして扱っています。原因は、インストール先のドライブがゲームに必要なファイルシステム(NTFS)ではないか、PCのメモリ(RAM)に不具合があることです。複数のSSDにそれぞれ別のOSを入れている場合は、互換性のあるOSが入ったドライブをインストール先に選ぶよう案内されています。

ただし、ハッシュ不一致が出たからといって、SSDやRAMが壊れているとは限りません。FAT32やexFATのドライブにゲームを入れていないか、別のNTFSドライブでも再現するか、XMP・EXPOを切ると変わるか。データを消さずに調べられる順に絞り込めば、フォーマットやパーツ交換を避けられます。

目次

概要IS-BV04・IS-IN-BV04はハッシュ不一致でビルドの検証に失敗したエラー

Epic Gamesのサポートページの題名は「IS-BV04またはIS-IN-BV04:ハッシュが一致しないためビルドの認証に失敗しました」です。ハッシュは、ファイルの中身から計算する値で、中身が変わると値も変わります。ダウンロードして書き込んだファイルが想定どおりの状態か、この値の比較で確かめています。

公式は2つのコードの違いを説明していないので、「IS-BV04はダウンロードの破損、IS-IN-BV04は書き込みエラー」のようには分けられません。どちらが出ても、確認する順番は同じです。

最初の一手はフォーマットでも再インストールでもない

Windowsのフォーマットは、対象のパーティション上のデータを消します。まずインストール先のファイルシステムを見て、NTFSの別ドライブに入れて比べます。結果を見てから、変換や初期化が要るかを決めます。

次の表は、状況から調べる場所を絞るための目安です。Epic公式が示した原因の分類ではなく、公式の対処手順をもとにした確認の順番です。

状況疑うもの最初にやること
保存先がFAT32・exFATファイルシステムの条件NTFSの別ドライブに入れて比べる
保存先はNTFSメモリ、またはそのSSD別の物理SSDに入れて比べ、メモリ診断を回す
メモリ診断でエラーRAM本体、またはXMP・EXPOの設定XMP・EXPOを切って診断をやり直す
空き容量不足の表示別のエラー(IS-DS01・IS-IN-DS01)空き容量を確保するか保存先を変える

NTFSゲームの保存先がNTFSか確認する

Epic公式が最初に挙げる確認です。見るのは、ゲームを入れているドライブです。Cドライブだけ見て終わらないでください。ゲームの保存先がDドライブや外付けSSDなら、確認するのはそのドライブです。

  1. Win+Eでエクスプローラーを開き、左の「PC」を選びます。
  2. ゲームの保存先のドライブを右クリックして「プロパティ」を開きます。
  3. 「全般」タブの「ファイルシステム」を見ます。

「NTFS」と表示されていれば、公式が求める条件は満たしています。「FAT32」なら、公式はNTFSへの変換が必要としています。exFATについて公式は触れていませんが、確認の基準としてNTFSの表示を挙げているので、exFATの場合もNTFSのドライブで比べるのが確実です。

FAT32・exFAT・NTFSの違い

Microsoftの比較表では、1ファイルの最大サイズはFAT32が4GiB、NTFSとexFATは2^64−1バイトです。大きなファイルを置けるかだけで見ると、exFATもNTFSも問題ありません。一方、ジャーナリング(異常終了時にファイルシステムの整合性を保つ仕組み)など、NTFSとexFATで対応が異なる機能もあります。外付けSSDはほかの機器との共有を想定してexFATで出荷されていることがあるので、保存先にしているなら確認してください。

データを消さずに変換できるのはFAT・FAT32だけ

FAT32のドライブは、Windowsのconvertコマンドで中身を残したままNTFSに変換できます。管理者権限のコマンドプロンプトで、対象のドライブ文字を指定して実行します(下はEドライブの例です)。

convert E: /fs:ntfs
変換の前に、ドライブ文字と退避を確かめる

NTFSに変換したボリュームは、FAT・FAT32に戻せません。コマンドの対象もFAT・FAT32で、exFATは含まれません。exFATをNTFSにするには、中身を別のドライブへ退避してからフォーマットすることになります。ほかのOSやゲーム機と共有しているドライブは、NTFSにすると読めなくなることがあります。

先に別のNTFSドライブへのインストールを試し、結果を見てから変換やフォーマットを決めても遅くありません。

保存先別の物理SSDに入れて切り分ける

保存先がNTFSでも止まるなら、別のNTFSドライブに同じゲームを入れます。インストール時の保存先を指定する画面で、別のドライブのフォルダーを選びます。結果の読み方は次のとおりです。

別のドライブでは成功する元のドライブに関係する原因が残ります。ファイルシステム、接続の不安定さ、SSDの状態などが候補で、この結果だけでは故障と決められません。
どのドライブでも同じエラードライブに共通するものを疑います。メモリの不安定さは有力な候補ですが、確定ではありません。次のメモリ診断に進みます。
特定のゲームだけ失敗するそのゲーム固有の状態も候補です。複数のゲームで起きるかを記録しておくと、原因の範囲を絞れます。

比べるときは、ドライブ文字ではなく物理SSDが別かを見てください。CドライブとDドライブでも、同じSSDを区切っただけのことがあります。その場合、保存先を替えてもSSD本体の比較にはなりません。

Epic公式の「インストール先を変更する」は、異なるOSを入れた複数のSSDがある環境向けの案内で、互換性のあるOSが入ったドライブを選ぶよう求めています。通常のWindows 11 PCで、ゲーム用のNTFSドライブを選んでいるなら、この項目で変えるものはありません。

メモリWindowsメモリ診断を実行する

Epic公式は、このエラーがRAMの不良を示す場合があるとして、Windowsメモリ診断の実行を案内しています。診断中はPCが使えなくなるので、作業中のファイルを保存してから始めます。

  1. スタートメニューで「Windowsメモリ診断」と入力して起動します(Win+Rにmdsched.exeと入力しても開けます)。
  2. 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選びます。
  3. 検査が終わるとWindowsが起動し、通知に結果が出ます。

通知が出るまで数分かかることがあります。見逃したときは、イベントビューアーで確かめます。Microsoftの案内では、左の「アプリケーションとサービスログ」から「Microsoft」「Windows」を開き、MemoryDiagnostics-Resultsの「Debug」に結果があります。イベントID 2001は、メモリエラーが検出されなかったことを表します。

エラーが出たとき、Epic公式はメモリを交換してからゲームを入れ直すよう案内しています。ただし、交換の前にやることが1つあります。

XMP・EXPOを切って診断をやり直す

XMP(Intel)・EXPO(AMD)は、メモリの定格を超える速度を、UEFI/BIOSで一括して有効にするプロファイルです。メモリ診断ツールMemTest86を提供するPassMarkは、エラーが出たときの対処として、RAMの交換のほかに、標準または控えめなタイミングへ戻すこと、XMPの無効化、BIOS更新を挙げています。モジュールが不良とは限らず、高速な設定で安定して動かないだけの場合があるためです。

XMP・EXPOを有効にしているPCなら、UEFI/BIOSで標準設定に戻し、メモリ診断とインストールをもう一度試します。エラーが消えたなら、高速設定の不安定さが関係していた可能性が高くなります。標準設定でもエラーが出るなら、メモリモジュールやスロットなどのハードウェアを調べる段階です。設定は1つずつ変えます。同時に複数を変えると、どれが効いたか分からなくなります。

Windowsメモリ診断で異常が出ない場合でも、RAMが正常と言い切ることはできません。複数のNTFSドライブで繰り返すなら、USBから起動して調べるMemTest86も検討してください。

SSDそれでも続くときはSSDの状態を確かめる

NTFSで、別のドライブでも比べ、メモリ診断も通っているのに、特定のSSDでだけ繰り返すなら、そのSSDを調べます。

ファイルシステムの状態は、コマンドプロンプトを管理者として開き、chkdsk D:のようにドライブを指定して確認できます。パラメーターを付けずに実行すると、ボリュームの状態を表示するだけで修復はしません。使用中のボリュームでは、誤ったエラーが報告されることがあります。修復のオプションを付けるなら、先にバックアップを取ってください。

SSDの健康状態は、CrystalDiskInfoやメーカーの管理ソフトのSMART情報で見ます。ただし、SMARTの項目とEpicのハッシュ不一致は別のものです。このエラーが出たからSMARTの数値が悪化しているとは限らず、数値が正常でもSSDが原因でないと決まるわけではありません。NVMe SSDの項目の読み方は、下の関連記事で解説しています。

整合性確認インストール済みのゲームなら整合性確認も使える

更新中にエラーが出るゲームは、すでにインストール済みです。ライブラリでゲーム名の右にある3つの点を開き、「管理」から「確認」を選ぶと、Epic Games Launcherがファイルを調べ、問題のあるファイルを修復します。保存したデータには影響しません。

ただし、これはファイルの破損を直す手段です。ファイルシステムやメモリが原因のときは、直しても同じ場所で再発することがあります。確認後もエラーが出るなら、NTFSとメモリの確認に戻ります。

別のエラーIS-DS01・「無効なドライブ」との違い

インストールのエラーは、コードによって最初に見る場所が変わります。

表示意味最初に見る場所
IS-BV04・IS-IN-BV04ハッシュ不一致でビルドの検証に失敗NTFS、メモリ診断
IS-DS01・IS-IN-DS01インストールを完了する空き容量が足りない空き容量、保存先の変更
「無効なドライブ」保存先のドライブ文字などの問題ドライブ文字と接続状態

ログ直らないときはLauncherのログを添えてサポートへ

ここまでで直らなければ、Epic Gamesのサポートに問い合わせます。添付を求められるのがLauncherのログです。Launcherの右上のアカウントアイコンから「設定」を開き、デバッグロギングをオンにして「Enable Now」を押します。そのうえでエラーを再現し、設定に戻って「ログを表示する」からファイルを取り出します。収集が終わったら、デバッグロギングは外します。ログの保存場所は、通常次のとおりです。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\EpicGamesLauncher\Saved\Logs

ZIPやRARに圧縮したファイルは受け付けられません。ログにはユーザー名やファイルのパスが含まれることがあるので、公開の場に貼らず、サポートのチケットにだけ添付します。問い合わせには、ゲーム名、保存先のファイルシステム、別のドライブで試した結果、メモリ診断の結果を添えると、確認が早く進みます。

FAQよくある質問

IS-BV04とIS-IN-BV04は原因が違いますか
Epic Gamesは2つのコードを同じサポートページで扱い、対処も共通です。コードの違いから原因は絞れないので、NTFS、メモリ診断、インストール先の順に確認します。
NTFSなら問題ないと考えてよいですか
ファイルシステムの種類という条件は満たしています。ただしファイルシステムの破損までは否定できず、メモリやSSDの状態も保証されません。別のNTFSドライブに入れ直して比べるか、メモリ診断に進み、必要ならchkdskで状態を確認します。
外付けSSDがexFATでもインストールできますか
Epic公式が確認の基準にしているのはNTFSで、exFATに触れた案内はありません。exFATの外付けSSDでこのエラーが出たら、内蔵のNTFSドライブに入れて比べてください。フォーマットは中身が消えるので、比較の結果を見てからにします。
メモリ診断で異常がなければRAM交換は不要ですか
Windowsメモリ診断で異常が出なくても、RAMが正常と言い切れるわけではありません。複数のNTFSドライブで繰り返す場合は、XMP・EXPOを切って比べ、それでも続くならMemTest86での検査を検討します。
SSDの故障を疑うべきですか
このエラーだけでは判断できません。特定の物理SSDに入れたときにだけ繰り返すか、SMART情報に異常があるかを合わせて見ます。
Launcherを再インストールすれば直りますか
Epic公式のIS-BV04の対処に、Launcherの再インストールはありません。ファイルシステムやメモリが原因なら、入れ直しても同じ場所で止まります。

まとめまとめ|NTFS、別のSSD、メモリ診断の順に切り分ける

IS-BV04・IS-IN-BV04は、ハッシュ不一致でビルドの検証に失敗したエラーで、Epic公式の確認先はNTFS、メモリ、インストール先です。ゲームの保存先のプロパティでファイルシステムを見て、FAT32やexFATなら、先にNTFSの別ドライブで比べます。NTFSでも続くなら別の物理SSDで比べ、メモリ診断を回します。

メモリ診断でエラーが出ても、すぐにRAMを買い替える必要はありません。XMP・EXPOを切って再診断し、それでも出るときに、モジュールやスロットの不良を疑います。フォーマットや買い替えなどデータを消す作業は、別ドライブでの比較結果を見てからにしてください。

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