Epic Gamesで「IS-BV04・IS-IN-BV04」が出る原因|NTFS・メモリ・インストール先を切り分ける【2026年版】
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NTFS・メモリ・インストール先を切り分ける【2026年版】
Epic Games Launcherでゲームをインストール・更新すると、「IS-BV04」または「IS-IN-BV04」と出て先に進めないことがあります。何度ダウンロードし直しても同じ場所で止まるので、回線やLauncherの不具合を疑いがちです。
Epic Games公式サポートは、この2つのコードを同じエラーとして扱っています。原因は、インストール先のドライブがゲームに必要なファイルシステム(NTFS)ではないか、PCのメモリ(RAM)に不具合があることです。複数のSSDにそれぞれ別のOSを入れている場合は、互換性のあるOSが入ったドライブをインストール先に選ぶよう案内されています。
ただし、ハッシュ不一致が出たからといって、SSDやRAMが壊れているとは限りません。FAT32やexFATのドライブにゲームを入れていないか、別のNTFSドライブでも再現するか、XMP・EXPOを切ると変わるか。データを消さずに調べられる順に絞り込めば、フォーマットやパーツ交換を避けられます。
目次
概要IS-BV04・IS-IN-BV04はハッシュ不一致でビルドの検証に失敗したエラー
Epic Gamesのサポートページの題名は「IS-BV04またはIS-IN-BV04:ハッシュが一致しないためビルドの認証に失敗しました」です。ハッシュは、ファイルの中身から計算する値で、中身が変わると値も変わります。ダウンロードして書き込んだファイルが想定どおりの状態か、この値の比較で確かめています。
公式は2つのコードの違いを説明していないので、「IS-BV04はダウンロードの破損、IS-IN-BV04は書き込みエラー」のようには分けられません。どちらが出ても、確認する順番は同じです。
Windowsのフォーマットは、対象のパーティション上のデータを消します。まずインストール先のファイルシステムを見て、NTFSの別ドライブに入れて比べます。結果を見てから、変換や初期化が要るかを決めます。
次の表は、状況から調べる場所を絞るための目安です。Epic公式が示した原因の分類ではなく、公式の対処手順をもとにした確認の順番です。
| 状況 | 疑うもの | 最初にやること |
|---|---|---|
| 保存先がFAT32・exFAT | ファイルシステムの条件 | NTFSの別ドライブに入れて比べる |
| 保存先はNTFS | メモリ、またはそのSSD | 別の物理SSDに入れて比べ、メモリ診断を回す |
| メモリ診断でエラー | RAM本体、またはXMP・EXPOの設定 | XMP・EXPOを切って診断をやり直す |
| 空き容量不足の表示 | 別のエラー(IS-DS01・IS-IN-DS01) | 空き容量を確保するか保存先を変える |
NTFSゲームの保存先がNTFSか確認する
Epic公式が最初に挙げる確認です。見るのは、ゲームを入れているドライブです。Cドライブだけ見て終わらないでください。ゲームの保存先がDドライブや外付けSSDなら、確認するのはそのドライブです。
Win+Eでエクスプローラーを開き、左の「PC」を選びます。- ゲームの保存先のドライブを右クリックして「プロパティ」を開きます。
- 「全般」タブの「ファイルシステム」を見ます。
「NTFS」と表示されていれば、公式が求める条件は満たしています。「FAT32」なら、公式はNTFSへの変換が必要としています。exFATについて公式は触れていませんが、確認の基準としてNTFSの表示を挙げているので、exFATの場合もNTFSのドライブで比べるのが確実です。
FAT32・exFAT・NTFSの違い
Microsoftの比較表では、1ファイルの最大サイズはFAT32が4GiB、NTFSとexFATは2^64−1バイトです。大きなファイルを置けるかだけで見ると、exFATもNTFSも問題ありません。一方、ジャーナリング(異常終了時にファイルシステムの整合性を保つ仕組み)など、NTFSとexFATで対応が異なる機能もあります。外付けSSDはほかの機器との共有を想定してexFATで出荷されていることがあるので、保存先にしているなら確認してください。
データを消さずに変換できるのはFAT・FAT32だけ
FAT32のドライブは、Windowsのconvertコマンドで中身を残したままNTFSに変換できます。管理者権限のコマンドプロンプトで、対象のドライブ文字を指定して実行します(下はEドライブの例です)。
convert E: /fs:ntfs
NTFSに変換したボリュームは、FAT・FAT32に戻せません。コマンドの対象もFAT・FAT32で、exFATは含まれません。exFATをNTFSにするには、中身を別のドライブへ退避してからフォーマットすることになります。ほかのOSやゲーム機と共有しているドライブは、NTFSにすると読めなくなることがあります。
先に別のNTFSドライブへのインストールを試し、結果を見てから変換やフォーマットを決めても遅くありません。
保存先別の物理SSDに入れて切り分ける
保存先がNTFSでも止まるなら、別のNTFSドライブに同じゲームを入れます。インストール時の保存先を指定する画面で、別のドライブのフォルダーを選びます。結果の読み方は次のとおりです。
比べるときは、ドライブ文字ではなく物理SSDが別かを見てください。CドライブとDドライブでも、同じSSDを区切っただけのことがあります。その場合、保存先を替えてもSSD本体の比較にはなりません。
Epic公式の「インストール先を変更する」は、異なるOSを入れた複数のSSDがある環境向けの案内で、互換性のあるOSが入ったドライブを選ぶよう求めています。通常のWindows 11 PCで、ゲーム用のNTFSドライブを選んでいるなら、この項目で変えるものはありません。
メモリWindowsメモリ診断を実行する
Epic公式は、このエラーがRAMの不良を示す場合があるとして、Windowsメモリ診断の実行を案内しています。診断中はPCが使えなくなるので、作業中のファイルを保存してから始めます。
- スタートメニューで「Windowsメモリ診断」と入力して起動します(
Win+Rにmdsched.exeと入力しても開けます)。 - 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選びます。
- 検査が終わるとWindowsが起動し、通知に結果が出ます。
通知が出るまで数分かかることがあります。見逃したときは、イベントビューアーで確かめます。Microsoftの案内では、左の「アプリケーションとサービスログ」から「Microsoft」「Windows」を開き、MemoryDiagnostics-Resultsの「Debug」に結果があります。イベントID 2001は、メモリエラーが検出されなかったことを表します。
エラーが出たとき、Epic公式はメモリを交換してからゲームを入れ直すよう案内しています。ただし、交換の前にやることが1つあります。
XMP・EXPOを切って診断をやり直す
XMP(Intel)・EXPO(AMD)は、メモリの定格を超える速度を、UEFI/BIOSで一括して有効にするプロファイルです。メモリ診断ツールMemTest86を提供するPassMarkは、エラーが出たときの対処として、RAMの交換のほかに、標準または控えめなタイミングへ戻すこと、XMPの無効化、BIOS更新を挙げています。モジュールが不良とは限らず、高速な設定で安定して動かないだけの場合があるためです。
XMP・EXPOを有効にしているPCなら、UEFI/BIOSで標準設定に戻し、メモリ診断とインストールをもう一度試します。エラーが消えたなら、高速設定の不安定さが関係していた可能性が高くなります。標準設定でもエラーが出るなら、メモリモジュールやスロットなどのハードウェアを調べる段階です。設定は1つずつ変えます。同時に複数を変えると、どれが効いたか分からなくなります。
Windowsメモリ診断で異常が出ない場合でも、RAMが正常と言い切ることはできません。複数のNTFSドライブで繰り返すなら、USBから起動して調べるMemTest86も検討してください。
SSDそれでも続くときはSSDの状態を確かめる
NTFSで、別のドライブでも比べ、メモリ診断も通っているのに、特定のSSDでだけ繰り返すなら、そのSSDを調べます。
ファイルシステムの状態は、コマンドプロンプトを管理者として開き、chkdsk D:のようにドライブを指定して確認できます。パラメーターを付けずに実行すると、ボリュームの状態を表示するだけで修復はしません。使用中のボリュームでは、誤ったエラーが報告されることがあります。修復のオプションを付けるなら、先にバックアップを取ってください。
SSDの健康状態は、CrystalDiskInfoやメーカーの管理ソフトのSMART情報で見ます。ただし、SMARTの項目とEpicのハッシュ不一致は別のものです。このエラーが出たからSMARTの数値が悪化しているとは限らず、数値が正常でもSSDが原因でないと決まるわけではありません。NVMe SSDの項目の読み方は、下の関連記事で解説しています。
整合性確認インストール済みのゲームなら整合性確認も使える
更新中にエラーが出るゲームは、すでにインストール済みです。ライブラリでゲーム名の右にある3つの点を開き、「管理」から「確認」を選ぶと、Epic Games Launcherがファイルを調べ、問題のあるファイルを修復します。保存したデータには影響しません。
ただし、これはファイルの破損を直す手段です。ファイルシステムやメモリが原因のときは、直しても同じ場所で再発することがあります。確認後もエラーが出るなら、NTFSとメモリの確認に戻ります。
別のエラーIS-DS01・「無効なドライブ」との違い
インストールのエラーは、コードによって最初に見る場所が変わります。
| 表示 | 意味 | 最初に見る場所 |
|---|---|---|
| IS-BV04・IS-IN-BV04 | ハッシュ不一致でビルドの検証に失敗 | NTFS、メモリ診断 |
| IS-DS01・IS-IN-DS01 | インストールを完了する空き容量が足りない | 空き容量、保存先の変更 |
| 「無効なドライブ」 | 保存先のドライブ文字などの問題 | ドライブ文字と接続状態 |
ログ直らないときはLauncherのログを添えてサポートへ
ここまでで直らなければ、Epic Gamesのサポートに問い合わせます。添付を求められるのがLauncherのログです。Launcherの右上のアカウントアイコンから「設定」を開き、デバッグロギングをオンにして「Enable Now」を押します。そのうえでエラーを再現し、設定に戻って「ログを表示する」からファイルを取り出します。収集が終わったら、デバッグロギングは外します。ログの保存場所は、通常次のとおりです。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\EpicGamesLauncher\Saved\Logs
ZIPやRARに圧縮したファイルは受け付けられません。ログにはユーザー名やファイルのパスが含まれることがあるので、公開の場に貼らず、サポートのチケットにだけ添付します。問い合わせには、ゲーム名、保存先のファイルシステム、別のドライブで試した結果、メモリ診断の結果を添えると、確認が早く進みます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|NTFS、別のSSD、メモリ診断の順に切り分ける
IS-BV04・IS-IN-BV04は、ハッシュ不一致でビルドの検証に失敗したエラーで、Epic公式の確認先はNTFS、メモリ、インストール先です。ゲームの保存先のプロパティでファイルシステムを見て、FAT32やexFATなら、先にNTFSの別ドライブで比べます。NTFSでも続くなら別の物理SSDで比べ、メモリ診断を回します。
メモリ診断でエラーが出ても、すぐにRAMを買い替える必要はありません。XMP・EXPOを切って再診断し、それでも出るときに、モジュールやスロットの不良を疑います。フォーマットや買い替えなどデータを消す作業は、別ドライブでの比較結果を見てからにしてください。




