ASUS製RTX 5080のコイル鳴きは保証対象?|初期不良・購入店への相談手順と設定で音を下げる方法【2026年10月】
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ASUSは「コイル鳴きは欠陥ではない」と回答、断られたときの確認先
出典(確認日2026年10月30日):Reddit r/ASUS「ASUS won’t warranty my RTX 5080 TUF OC because of coil whine」/Wccftech「ASUS Says Audible Coil Whine Is Not A Hardware Defect, Rejects Warranty On Four-Month-Old RTX 5080 TUF OC No Matter How Loud It Got」/ASUS JAPAN「[グラフィックスカード] 高周波ノイズ(コイル鳴き)が発生する」/ASUS JAPAN「TUF Gaming GeForce RTX 5080 16GB 保証(Graphic Card Warranty Policy)」/ASUS JAPAN「修理サービスご利用の注意点(免責事項)」/aiuto「サポート」
ASUSのTUF Gaming RTX 5080 OCを中古で買ったユーザーが、最初の購入から約4か月のカードに目立つコイル鳴きが出たとしてRedditに投稿しました。動画と元の請求書を添えてASUSに連絡したものの、ASUSは修理も交換も点検も行わないと回答したといいます。
ASUSの回答は「音の大きさは個体や使い方で変わるが、聞こえること自体はハードウェアの欠陥とは見なさないので、保証の対象外」というものでした。日本向けのサポートページにも同じ趣旨の説明があり、国内で新品を買った場合でも、コイル鳴きだけで修理や交換が通るとは期待しにくい状況です。
相談先は、購入店の初期不良対応、ASUSの窓口、音を抑える設定の順で考えます。コイル鳴きとは別に、画面の乱れやファンの異常などの故障症状があるなら、保証の話は変わります。購入から日が浅いほど動ける範囲は広く、初期不良の受付期間は店ごとに違うため、早めに確認します。
目次
事例ASUSが保証を断った理由と、国内への当てはまり方
ASUSは海外ユーザーへの返信で、音の大きさは個体や使い方で変わるものの、コイル鳴きが聞こえること自体は欠陥の兆候とは見なさず、保証の対象にならないと述べました。修理・交換のほか、点検も行わないという内容です。
投稿者が中古で買ったカード(約1,340ユーロ)は、最初の持ち主が2026年6月にAmazon UKで買ったもので、最初の購入から約4か月です。ASUSはAmazonへ相談するよう案内し、Amazonは「最初の購入者ではない」としてASUSへ戻しました。保証が2人目の所有者に引き継げるかどうかについて、ASUSは答えないまま保証の対象外と回答しています。その後の追記によると、投稿を見たASUS USAが投稿者に直接連絡し、詳しい情報を求めてきたとのことです。最終的な扱いは、投稿の時点ではまだ決まっていません。
この事例は、国内で新品を買った人にそのまま当てはまるとは限りません。ただ、ASUS日本のサポートページも、コイル鳴きを「電子部品の特性であり、ハードウェアの性能に影響を与えるものではない」と説明し、完全には解消できていないとしています。考え方はグローバルで同じと見て、保証による解決を前提にしないほうが現実的です。
条件保証を申し込む前に確認する3つの条件
ASUSのグラフィックカード保証規定は、保証期間を購入日から数え、日付入りの販売レシートを購入日の証明としています。販売店やASUSの認定サービスから購入証明の提示を求められることがあると、規定に書かれています。
- 購入証明が手元にあるか。ASUS日本の修理サービスの注意点では、保証書か購入を証明できるレシートなどの添付がないと、保証期間内でも有償修理になる場合があるとされています。購入履歴の画面を保存しておきます。
- 保証期間と購入者の条件は何か。規定には「保証期間は地域で異なる場合があるので購入先に確認する」とあります。国内正規品かどうか、保証期間が何年か、中古は対象かを、製品付属の保証書か販売店で確かめます。
- 保証の対象になる症状か。規定が対象とするのは材料や製造上の欠陥です。ASUSがコイル鳴きを欠陥と見なさない以上、「音がうるさい」だけでは対象になりにくいのが実情です。ほかの症状の有無を記録しておきます。
規定は、無償修理を保証するものではなく、サービスセンターが保証の有効性と依頼内容を確認する権利を持つとも定めています。送れば直る、という前提では動けません。
手順コイル鳴きに気づいたときの相談の順番
- 箱と付属品を保管し、すぐ動画を撮る。ASUS日本の注意点では、初期不良期間内は化粧箱や付属品を一式で発送する扱いです。箱を捨てると初期不良の交換を受けにくくなります。
- 音が出る条件を記録する。ゲーム名、解像度、fps、メニュー画面かプレイ中か、を書き留めます。ケースを閉じた状態と開けた状態で録り比べると、気にならない範囲かどうかも判断しやすくなります。
- 購入店に初期不良として相談する。メーカー保証より先に、購入店の初期不良・返品の期間を確認します。受け付けの可否は店の規定で異なるため、症状の説明と動画を添えて事前に問い合わせます。
- ほかの症状があればASUSへ申し込む。保証書か購入証明、症状の動画を用意し、コイル鳴きと分けて書きます。コイル鳴きだけだと断られる可能性が高く、断られたときは「点検の結果、故障なし」ではなく「対象外」と返ってくる点が事例の特徴です。
- それでも気になるなら、音を下げる設定を試す。次の節のうちフレームレート・画質・クロックの調整は、費用がかからず、いつでも元に戻せます。防音用のケースへの入れ替えは、ケースの購入費用がかかります。
比較ASUS・代理店・購入店の違いと、確認できること
| 窓口 | 公式に確認できる扱い | 相談で見ること |
|---|---|---|
| ASUS | コイル鳴きは電子部品の特性で、性能には影響しない。完全に解消できていない | 保証書、購入証明、コイル鳴き以外の症状の有無 |
| 国内代理店 | aiutoは、コイル鳴きは機能上の不具合がなければ製品上の問題はなく、修理・サポートの対象外と案内 | 手元の製品がどの代理店の取り扱いか。規定は代理店ごとに別 |
| 購入店 | 初期不良の受付期間と条件は店ごとの規定で異なる | 受付期間、コイル鳴きを理由にできるか、箱・付属品の要否 |
aiuto(アユート)の案内は、同社が取り扱う製品についての規定です。ASUS製品に当てはまるわけではなく、「メーカーや代理店によってはコイル鳴きを修理・サポートの対象外と明記している」例として読みます。ASUS日本のサポートページでは、国内向けの保証窓口と連絡先を製品ごとに確認できます。
対処保証が使えないときに音を小さくする方法
コイル鳴きは静かな環境や高周波に敏感な人に聞こえやすく、コイルに流れる電流が大きいほどノイズも大きくなりやすい現象です。国内代理店のaiutoも、気になる場合の対処として次の4つを案内しています。
- ゲームのフレームレートを調整する。メニュー画面やロード中にfpsが数百まで上がるとき、鳴きが目立つことがあります。上限を設けて、電流の変動を抑えます。
- ゲームの画質レベルを下げる。GPUの負荷が下がると、電流も小さくなります。
- GPUのクロック周波数を下げる。性能の落ち幅を確かめながら、少しずつ下げて試します。クロックと電圧を調整する手順はRTX 5070 Tiの低電圧化の記事に詳しく載せています。
- 防音用のケースを使う。側面と前面に吸音材があるケースは、高周波の音を弱められます。ほかの3つと違い、ケースの購入費用がかかります。
ヘッドホンで聞くと音が隠れる、という声はあります。ただし、コイル鳴きが出ること自体は変わりません。音の大きさは個体や使い方で変わるとASUSは説明しています。
選び方これから買うなら、返品条件を先に見る
コイル鳴きは個体差があり、ブランドを変えても出ないとは言い切れません。そのため、これから買う人は、メーカーより先に購入店の返品・初期不良の条件を確かめるのが現実的です。RTX 5080を店ごとの価格と返品条件で比べたい人は、ASUSとMSIの2製品を次のカードから開けます。
コイル鳴きだけでは、メーカー保証による修理・交換は期待しにくい状態です。箱と購入証明を保管し、動画を撮って購入店の初期不良期間内に相談してください。画面の乱れなど別の症状があるときは、それを分けてASUSへ申し込みます。


