Razer Viper V4 Pro Esports Green Editionは買いか|27,980円、重い52gの理由【2026年8月】
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通常版より3g重い52g、価格は27,980円という差をどう見るか
出典:Razer Newsroomの「Viper V4 Pro Arrives in Esports Green」発表(2026年8月18日)、Razer公式jp-jpのViper V4 Pro Esports Green Edition製品ページ・通常版Viper V4 Pro製品ページ・Viper V3 Pro製品ページ、ProSettings.netのVALORANTプロ使用マウス調査(686人・2026年8月)にもとづきます。Amazon.co.jpの実勢価格は本記事執筆時点(2026年8月22日)に直接確認しました。

競技向けワイヤレスマウスの新色というと、性能はそのままに見た目だけが変わる製品を想像しがちです。ですが今回のViper V4 Pro Esports Green Editionは、重量と価格の両方が通常版と微妙に異なっており、「同じ製品の色違い」と単純に考えると選び方を誤ります。
Razerは2026年8月18日(現地時間、日本では19日付で報道)、「Viper V4 Pro Esports Green Edition」を発表しました。日本価格は税込27,980円。ブランドカラーの「Pantone 802C」グリーンを採用し、Razer.comおよび一部のRazerStore限定で販売されます。一方、通常のViper V4 Proはブラックが49g・ホワイトが50gで、価格は26,980円です。Green Editionだけ52gまで増え、価格も1,000円高くなっています。
この記事では、通常版とGreen Editionの重量・価格差がどこから来ているのか、旧モデル「Viper V3 Pro Esports Green Edition」(25,980円)とどちらを選ぶべきか、VALORANTプロの使用データまで確認したうえで、色にこだわる人・こだわらない人それぞれにとっての選び方を整理します。
目次
発表Esports Green Editionが27,980円で登場
Razerは2026年8月18日(現地時間、日本では19日付で報道)、「Viper V4 Pro Esports Green Edition」を発表しました。採用されているのはRazerのブランドカラーとして使われてきた「Pantone 802C」のグリーンです。Razer公式によると、単純に筐体を緑色にしただけでなく、Esports Green Collection共通の厳密な素材キャリブレーション工程を経ることで、照明環境が変わってもグリーンの見え方が変わらないようにしているとされています。国内価格は27,980円(税込)で、販売はRazer.comおよび一部のRazerStoreに限定されています。
Esports Green Collectionそのものは2025年10月24日にグローバルで発表され、当初はViper V3 ProやDeathAdder V4 Pro、BlackShark V3 Pro、Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHzなど9製品で展開されました。今回、2026年3月に発売された最新モデルのViper V4 Proもこのラインに加わった形です。
差異通常版との最大の違いは52gという重量
色よりも先に確認しておきたいのが重量です。Razer公式によると、Viper V4 Pro Esports Green Editionの重量は52g未満(公式表記「<52g」)。一方、2026年3月に発売された通常のViper V4 Proは、ブラックが49g、ホワイトが50gです。ブラック版との差は約3g、増加率にすると約6%になります。
50g前後まで軽量化された競技向けマウスでは、この3gという差は無視できないと感じる人もいるはずです。とはいえ52gでもゲーミングマウスとしては十分に軽量な部類で、Green Editionが「重いマウス」になったわけではありません。Razer自身もEsports Green Collectionについて、通常カラーとコアとなる仕様・コンポーネントの性能に違いはないと説明しています。なぜGreen Editionだけ重量が増えているのかについて、今回の発表で明確な理由は公表されていません。素材キャリブレーション工程についての説明はあるものの、それが重量増加の直接の原因だとは述べられていないため、断定はできない状態です。
差額価格は通常版より1,000円高い
重量だけでなく価格にも違いがあります。通常のViper V4 Proはブラック・ホワイトともに税込26,980円です。Esports Green Editionは27,980円なので、価格差は1,000円、割合にすると約3.7%高くなります。センサーやワイヤレス性能、ポーリングレートが強化された上位モデルというわけではないため、この1,000円は実質的にEsports Greenという特別カラーへの追加費用と考えるのが分かりやすいでしょう。
通常版との価格差が1万円を超えるような限定モデルではないため、グリーンが気に入っているなら1,000円差は小さいと感じられます。反対に、色へのこだわりがなく少しでも軽いマウスが欲しいなら、1,000円安く約3g軽いブラック版の方が合理的です。
性能中身はViper V4 Proのフラッグシップ仕様を継承
Green Editionの性能そのものは通常のViper V4 Proがベースで、現在のRazer製競技マウスでも最上位クラスです。センサーには「Razer Focus Pro 50K Optical Sensor Gen-3」を採用し、最大50,000DPI、930IPS、90Gに対応します。どのDPI・感度で使うべきかについては、マウスDPI・感度設定完全ガイドでタイトル別の目安を解説しています。センサーの取得タイミングとPCへのレポートタイミングを揃える「Frame Sync」にも対応しており、Razerは市場で初めてセンサーのスキャンをマウス側の走査・ポーリング周期に同期させた技術だとしています。
通信には「Razer HyperSpeed Wireless Gen-2」を採用し、ワイヤレス・有線の両方で最大8000Hzポーリングに対応します。Razer公式のHyperSpeed Wireless Gen-2技術ページによると、このワイヤレスプラットフォームは前世代比で電力効率が60%以上向上し、レイテンシーは55%低減したとされています。Viper V4 Pro発表時の公式値では、平均クリックレイテンシー0.204ms、平均モーションレイテンシー0.36ms(同等の競合製品より最大2.5倍高速)という数値も示されています。
メインボタンには第4世代のRazer Optical Mouse Switchesを採用し、耐久性は1億回以上のクリックです。スクロールホイールも従来型のメカニカルエンコーダーではなく「Razer Optical Scroll Wheel」を採用しています。
駆動8000Hzで使うとバッテリーは最大45時間に短くなる
最大8000Hzという数字はViper V4 Proの大きな特徴ですが、実際に使う場合はバッテリー駆動時間も確認しておきたいところです。Razer公称値では1000Hz使用時が最大180時間、8000Hz使用時が最大45時間。8000Hz時の最大駆動時間は、1000Hz時のおよそ4分の1になります。
常に8000Hzへ設定しておけばよい、という単純な話でもありません。Viper V4 Proにはゲームごとにポーリングレートを自動で切り替える「Smart Polling Rate Switcher」が用意されており、Razer Synapse上でタイトルごとの好みのポーリングレートを登録しておけば、起動したゲームに応じて自動で切り替わります。VALORANTや『Counter-Strike 2』のような高フレームレートで競技性を重視するゲームでは高いポーリングレートを使い、それ以外では1000Hzや2000Hzへ落とすといった使い分けもしやすくなっています。設定はRazer SynapseのほかブラウザベースのRazer Synapse Webからも変更できます。
比較旧Viper V3 Pro Esports Greenとの差はわずか2,000円
Green Editionが欲しいユーザーにとってもう一つ重要なのが、旧モデル「Viper V3 Pro Esports Green Edition」との比較です。Razer公式jp-jpのViper V3 Pro製品ページでは、ブラック通常価格26,480円からセールで21,520円(18%オフ)に値下げされたうえで、カラーをEsports Green Editionに変更すると4,460円が加算され、合計25,980円になります。新しいViper V4 Pro Esports Green Editionは27,980円なので、価格差はわずか2,000円です。
両モデルを比較すると、V3 Pro Greenは54g、V4 Pro Greenは52gで、新モデルの方が2g軽量です。センサーもV3 ProのFocus Pro 35K Optical Sensor Gen-2からV4 ProではFocus Pro 50K Optical Sensor Gen-3へ更新されています。
- 価格25,980円(税込)
- 重量54g
- センサーFocus Pro 35K Optical Sensor Gen-2(35,000DPI・750IPS・70G)
- スイッチ第3世代Optical(9,000万クリック)
- バッテリー最大95時間
- 価格27,980円(税込)
- 重量52g未満
- センサーFocus Pro 50K Optical Sensor Gen-3(50,000DPI・930IPS・90G)
- スイッチ第4世代Optical(1億クリック以上)
- バッテリー最大180時間(1000Hz時)
スイッチもV3 Proの第3世代(9,000万クリック耐久)からV4 Proでは第4世代(1億クリック以上)へ更新され、スクロールホイールもV4 Proでは光学式になりました。バッテリーもV3 Proの最大95時間に対し、V4 Proは1000Hz時で最大180時間です。形状についてはV4 ProがV3 Proの方向性を継承しているため、旧モデルから劇的に別物になったわけではありません。ただ、2,000円差で軽量化・新センサー・第4世代スイッチ・光学スクロールホイール・長時間バッテリーまで得られることを考えると、今からEsports Greenを新品で購入するならV4 Proの方が選びやすい状況です。
選択肢色にこだわらないなら通常のViper V3 Proが強い
色にこだわらない場合は話が変わります。Amazon.co.jpでは本記事執筆時点(2026年8月22日)、Viper V3 Pro(ブラック・通常カラー)が税込19,980円で購入できる状態を確認しました。これはRazer公式のセール価格21,520円よりもさらに安く、Viper V4 Pro Esports Green Edition(27,980円)との差は7,000円以上に広がります。
V3 Proでも54g、8000Hz HyperPolling(対応するHyperPolling Wireless Dongleと組み合わせた場合)、Focus Pro 35Kセンサーを備えており、現在でも競技用として十分なスペックがあります。最新モデルであることやバッテリー・スクロールホイール・ワイヤレス性能を重視するならV4 Proですが、価格差をゲーム本体やマウスパッドなどへ回したいなら、値下がりしたV3 Proも有力な選択肢です。
実戦VALORANTではViper V4 Proへの世代交代が進んでいる
ProSettings.netが2026年8月時点で追跡しているVALORANTプロ686人のデータでは、Razer製マウスの使用者は304人で全体の44.31%を占めています。内訳を見るとViper V4 Proは109人(15.89%)、Viper V3 Proは101人(14.72%)。両モデルを合わせると210人となり、686人中約30.6%です。Razer自身も今回の発表で「追跡対象のVALORANTプロの3割以上がRazer Viperマウスを使用している(more than 3 in 10 tracked VALORANT pros use a Razer Viper mouse)」とProSettings.netのデータを引用しており、この数字とおおむね一致します。
興味深いのは、2026年3月発売のV4 Proがすでに109人となり、2024年4月発売のV3 Pro(101人)を上回っている点です。V4 Proの発売から約5カ月しか経っていないことを考えると、少なくともVALORANTのプロシーンではV3からV4への移行がかなり進んでいることが分かります。ProSettings.netによるViper V4 Pro単体のレビューでも5点満点中5点が付けられており、「これまで使った中で最高のゲーミングマウスの一つ」と評価される一方、LogiTechのHITS技術のようなスイッチのカスタマイズ機能がない点が数少ない指摘として挙がっています。もちろん、プロが使っているから一般ユーザーにも最適とは限りません。マウスは形状や手の大きさ、持ち方との相性が大きく影響するためです。それでもViper V4 Proがスペック表上だけの製品ではなく、実際の競技シーンでも採用が広がっていることを示すデータではあります。マウス側の性能を活かすには感度やゲーム内設定の見直しも欠かせません。VALORANT PC版 FPS最大化おすすめ設定ガイドもあわせて確認してください。
選び方3つの軸で見る、買うべきモデル
ここまでの内容を踏まえると、どのモデルを選ぶかは次の3つの軸で考えると整理しやすくなります。
- Razerを象徴するPantone 802Cのグリーンでデスク周りを統一したい人
- 旧Viper V3 Pro Greenからの買い替え・新規購入を検討している人(差額は2,000円)
- Viper V4 Proの最新センサー・長時間バッテリーは欲しいが色にもこだわりたい人
- とにかく軽さと価格を優先したい人(通常版ブラックが1,000円安く3g軽い)
- 色にこだわりがなく予算を抑えたい人(Amazon.co.jpのV3 Proが19,980円)
- Green EditionがAmazon.co.jpで流通していないことに不便を感じる人
仕様表Viper V4 Pro Esports Green Editionのスペック早見表
| 項目 | 仕様 | 備考 |
|---|---|---|
| 価格 | 27,980円(税込) | 通常版(26,980円)より1,000円高い |
| 重量 | 52g未満 | 通常版ブラック(49g)より約3g重い |
| カラー | Pantone 802C Esports Green | Razer.com・一部RazerStore限定 |
| センサー | Focus Pro 50K Optical Sensor Gen-3 | 50,000DPI・930IPS・90G |
| ワイヤレス | HyperSpeed Wireless Gen-2 | 有線・無線とも最大8000Hz |
| レイテンシー | クリック0.204ms/モーション0.36ms | Razer公式値(V4 Pro発表時) |
| スイッチ | 第4世代Optical Mouse Switches | 1億クリック以上の耐久性 |
| スクロールホイール | Razer Optical Scroll Wheel | 光学式 |
| バッテリー | 最大180時間(1000Hz)/最大45時間(8000Hz) | Smart Polling Rate Switcher対応 |
| 発表日 | 2026年8月18日(現地時間) | 日本では19日付で報道 |
※スペックはRazer公式製品ページ・Razer Newsroomの発表内容にもとづきます。価格は2026年8月22日時点の情報です。
購入関連するおすすめアイテム
Esports Green Editionは現時点でAmazon.co.jpでの取り扱いが確認できず、Razer公式ストアが販売の中心です。通常版のV4 Pro(ブラック・ホワイト)と、色にこだわらず価格を抑えたい場合の選択肢であるV3 Pro(ブラック・ホワイト)はAmazon.co.jpでも購入できます。価格は変動するため、購入前に必ずリンク先で最新情報を確認してください。
Esports Green Editionを購入したい場合は、Razer公式ストアのViper V4 Pro Esports Green Edition製品ページから確認してください。旧モデルのViper V3 Pro Esports Green Editionも、Razer公式のViper V3 Pro製品ページでカラーをEsports Greenに切り替えることで購入できます。
FAQよくある質問
総括まとめ|Green Editionは買う理由が明確な特別カラー
Razer Viper V4 Pro Esports Green Editionは、2026年8月18日に発表されたViper V4 Proの特別カラーモデルです。価格は税込27,980円で、Razerを象徴するPantone 802Cのグリーンを採用しています。性能はViper V4 Proをベースとしており、Focus Pro 50K Optical Sensor Gen-3、HyperSpeed Wireless Gen-2、最大8000Hzポーリング、第4世代Optical Mouse Switches、Optical Scroll Wheel、最大180時間のバッテリーなどを備えています。
競技性能と軽さだけを優先するなら、1,000円安く約3g軽い通常版のブラックが合理的です。一方、Razerらしいグリーンのデザインを重視するなら、Esports Green Editionを積極的に選ぶ価値があります。旧Viper V3 Pro Greenとの価格差はわずか2,000円まで縮まっており、その2,000円で軽量化・新センサー・第4世代スイッチ・光学スクロールホイール・長時間バッテリーを得られるため、今から「緑のViper」を新品で購入するならV4 Proが第一候補になります。
色にこだわらず価格を最優先するなら、Amazon.co.jpで19,980円まで値下がりしているViper V3 Pro(通常カラー)も依然として有力な選択肢です。「最新だからV4」「安いからV3」と単純に決めるのではなく、現在の価格差まで含めて選ぶことが重要です。




