MSI MAG 274QP QD-OLED X24 レビュー|7万円切りは買いか・弱点と実力を検証【2026年】

MSI MAG 274QP QD-OLED X24 レビュー|7万円切りは買いか・弱点と実力を検証【2026年】

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MONITOR REVIEW / 2026-07
MSI MAG 274QP QD-OLED X24 レビュー
7万円切りのQD-OLEDは本当に「買い」か
26.5型 WQHD・240Hz・0.03msにQD-OLEDの画質を積みながら、実売は7万円直下。強みと弱点を並べて、誰が買うべきかまで判断できるように整理します。
実売¥69,800前後 / 7万円切りQD-OLED26.5型 WQHD 240Hz / 0.03ms GtG焼き付き含む3年保証 / DCI-P3 99%

QD-OLEDは、有機ELならではの深い黒と高い応答速度を両立できる人気のパネルですが、価格は10万円前後の製品が多く、なかなか手を出しにくいカテゴリーでした。QD-OLEDとは、量子ドット(Quantum Dot)を組み合わせて色の鮮やかさを高めた有機ELパネルのことです。

そんな中で登場したMSIの「MAG 274QP QD-OLED X24」は、26.5型のWQHD(2560×1440)で最大240Hz・応答速度0.03msという競技向けの仕様を備えながら、実売はおよそ6万9,800円(価格.com最安・2026年7月時点)。QD-OLEDとしては珍しく7万円を切ってきた点が、最大の特徴です。

ただし、安く仕上げるために省かれた機能もあり、割り切りが必要な部分もあります。この記事では、店頭スペックだけでは分からないパネルの表面処理・文字表示・24.5インチモードの制約・保証の条件、そして競合になりやすいI-O DATA製QD-OLEDとの違いまで、良い点と弱点を並べて整理します。

目次

スペック主要スペックと競合機の早見表

まずは基本スペックを、比較対象になりやすいI-O DATAの27型QD-OLED「GigaCrysta EX-GDQ271UEL」と並べて確認します。どちらもWQHDのQD-OLEDですが、リフレッシュレートと価格の性格が少し異なります。

項目MSI MAG 274QP QD-OLED X24I-O DATA EX-GDQ271UEL(比較)
画面 / 解像度26.5型 / WQHD(2560×1440)27型 / WQHD(2560×1440)
パネルQD-OLEDQD-OLED
リフレッシュレート240Hz280Hz
応答速度0.03ms(GtG)0.03ms(GtG)
色域DCI-P3 99% / sRGB 138%DCI-P3 99%
HDRHDR対応(ピーク約400nit・DisplayHDR認証なし)DisplayHDR True Black 400(認証あり)
モーションVESA ClearMR 13000VESA ClearMR 15000
可変リフレッシュG-SYNC Compatible / FreeSyncG-SYNC Compatible(DP接続のみ)
表面処理ハーフグレア+反射防止(AR)光沢+反射防止(AR)
映像入力HDMI 2.1×2 / DisplayPort 1.4a×1HDMI×2 / DisplayPort×1
USB Type-C入力なしなし
スピーカーなし(ヘッドホン出力のみ)5W+5W内蔵
焼き付き保証3年間(焼き付き含む)3年間(焼き付き対象)
実売価格の目安約¥69,800〜(価格.com最安)約¥77,800(Amazon)

※スペックはMSI・I-O DATAの公表値に基づきます(2026年7月時点)。実売価格は価格.com掲載の最安などを参照した目安で、時点・販売店により変動します。

画質の実像そもそもQD-OLEDを7万円で買う価値はあるか

スペックの数字だけではピンと来にくいので、QD-OLEDが液晶(IPSやVA)と何が違うのかを整理します。QD-OLEDは、量子ドットを組み合わせた有機ELパネルで、1画素ずつが自ら発光する点が液晶との根本的な違いです。

最大の違いは黒の締まりです。黒を表示する画素は完全に消灯できるため、液晶のようにバックライトの光が漏れず、暗いシーンでも黒がしっかり沈みます。本機のコントラスト比は150万:1で、夜のシーンや宇宙・洞窟といった暗所表現が引き締まって見えます。

次に効くのが応答速度です。0.03msという値は、速い液晶でも1ミリ秒前後であることを考えると桁違いに速く、視点が素早く動くFPSやレースでも残像が少なく輪郭がはっきりします。加えて、量子ドットによる色の純度の高さでDCI-P3 99%という広い色域を持ち、HDR対応のゲームや映像では発色が鮮やかです。これらは本来、10万円前後の価格帯で語られてきた魅力で、その画質を7万円切りで手に入れられるのが本機の立ち位置です。初めての有機ELとしても選びやすい価格になっています。

解像度と画面サイズのバランスも扱いやすい部類です。26.5型のWQHDは約111ppiで、60〜70cm程度の一般的な視距離なら文字の粗さは気になりにくく、4Kより画素数が少ないぶんGPUの負荷が軽く240Hzを出しやすい組み合わせです。4Kで高リフレッシュを狙うと上位GPUが必要になりますが、WQHDならミドル〜アッパーミドルクラスのGPUでも高fpsを狙えます。一方で、有機EL共通の焼き付きや、画面全体が明るいときに輝度が控えめになる特性はあらかじめ理解しておく必要があります(設定のコツは後述します)。

相性QD-OLEDが映えるゲーム・映えにくい用途

本機の画質が活きるかどうかは、遊ぶゲームの傾向でも変わります。得意・不得意を先に把握しておくと、期待とのズレを避けられます。

特に映えるのは、暗いシーンや動きの速いゲームです。ホラーやダンジョン探索のような暗所主体のタイトルでは、黒の締まりで没入感が大きく高まります。FPSやレースでは0.03msの応答速度で残像が少なく、動く敵や景色の輪郭がはっきりします。HDRに対応したAAAタイトルや映画・動画でも、広い色域と暗部の階調表現で発色と立体感が増します。

逆に恩恵が薄いのは、常に画面全体が明るい用途です。明るい2Dゲームやドット絵中心のタイトル、真っ白なUIを長時間表示する作業では、有機ELの強みが出にくく、むしろ全白時に輝度が抑えられる特性や焼き付きの注意点のほうが気になりやすくなります。こうした用途がメインなら、明るさを保ちやすい液晶も選択肢に入れて比較するとよいでしょう。

特徴画質と使い勝手で押さえる3つのポイント

スペック表には出てこない、実際に使ううえで効いてくるポイントを3つ挙げます。良い点だけでなく注意点も含めて押さえておきましょう。

文字のにじみ(フリンジ)は残る|作業重視なら実物確認をQD-OLEDはサブピクセルが三角状に並ぶ構造のため、文字の輪郭にうっすら色のにじみ(フリンジ)が出やすいのが弱点です。本機もこの三角配列で、最新のRGBストライプ型パネルではないため、MSIはサブピクセルの最適化をうたうものの、にじみが完全に消えるわけではありません。小さな文字で長時間の書類作業をすると気づく場面がありますが、ゲームや動画の通常の視聴距離なら大半の人は気にならないレベルです。仕事でも本格的に使うなら、可能な範囲で店頭の文字表示を確認しておくと安心です。表面はハーフグレア(半光沢)+反射防止処理で、光沢一辺倒のパネルより映り込みは抑えめです。
AIビジョンで映像を自動最適化MSIの「AIビジョン」は、表示中の映像に応じてコントラストや輝度を自動で最適化し、見やすさを高める機能です。暗い場面の視認性を上げやすく、暗所の多いFPSや夜間シーンのあるゲームで役立つ場面があります。ただし、有効にすると制作者が意図した映像表現から変わるため、映像美をそのまま楽しみたいときはオフにするのも選択肢です。
24.5インチモードで表示領域を縮小WQHD・240Hzを保ったまま、表示領域を24.5型相当に縮小できるモードを備えます。26.5型では視線移動が大きいと感じるFPSプレイヤーには便利な機能です。ただし後述のとおり、このモードを有効にすると可変リフレッシュ(G-SYNC Compatibleを含む)やPIP/PBPが使えなくなるという制約があります。常用ではなく、競技シーンで使い分ける機能と考えておくとよいでしょう。

焼き付き対策OLED Care 2.0と焼き付きを含む3年保証

有機ELを初めて買う人が最も気にするのが「焼き付き」です。本機はこの不安に、機能と保証の両面で対応しています。

ただし、これらの対策があっても焼き付きのリスクが完全にゼロになるわけではありません。タスクバーやゲームのUIなど、同じ絵柄を極端に長時間表示し続ける使い方では、引き続き画面の焼き付きに気を配る必要があります。ニュースサイトや表計算を1日中固定表示するような業務用途がメインなら、有機ELそのものが最適とは限らない、という点は理解しておきましょう。

弱点安さと引き換えの割り切りポイント

価格の魅力が大きい一方で、弱点も分かりやすい製品です。買ってから「思っていたのと違う」とならないよう、先に確認しておきましょう。

なお、この製品には実機レビューでの評価が高いものもありますが、中にはメーカー協賛(sponsored)の記事も含まれます。そうした記事の評価は手放しの絶賛になりやすいため、本記事では公表スペックで裏取りできる事実と、レビュー由来の主観的な評価を分けて扱い、弱点もあわせて示しています。

対応環境PS5・Xboxとの兼用と推奨GPU

本機はHDMI 2.1を2系統備えており、PS5やXbox Series X|Sを含めたWQHD・120Hz出力にも対応可能です。デスクトップPCと家庭用ゲーム機を1台で兼用したい人に向いています。ただしUSB Type-CやKVMは非搭載のため、機器の切り替えはケーブルの差し替えや入力切替で行う前提です。また内蔵スピーカーはないので、音声はヘッドホンや外部スピーカーを別途用意する必要があります。

PC側でWQHD・240Hzをしっかり活かすなら、GPUにもある程度の性能が必要です。『VALORANT』のような軽い競技系タイトルであれば、現行ミドルクラスのGPUでも240fps付近を狙えますが、重量級タイトルでWQHD高fpsを出すにはDLSSなどのアップスケーリングや画質調整が前提になります。240Hzという数字は「すべてのゲームで常に240fps出る」という意味ではなく、軽いゲームや、フレーム生成・アップスケーリングを併用した場面で活きてくる、と考えておくとよいでしょう。

目安として、WQHDでどのくらいのGPUが要るかをクラス別に整理します。絶対的なfpsではなく「そのクラスでWQHD 240Hzをどこまで活かせるか」の目安として見てください。

GPUクラスWQHDでの目安240Hzの活かし方
RTX 5060
RX 9060 XT 級
軽い競技系は高fps・重量級はDLSS前提VALORANT等で240fps付近を狙える入口
RTX 5070
RX 9070 級
多くのタイトルをWQHD高設定で快適競技系で240Hzを活かしやすい中核
RTX 5070 Ti
RX 9070 XT 級
重量級でも高設定で余裕フレーム生成併用で重量級も高fps
RTX 5080 以上WQHDには十分すぎる性能将来4Kも見据えるなら選択肢

※GPUクラス別の一般的な目安です。実際のfpsはタイトル・画質設定・アップスケーリングの有無で変動します。

設置面では、本体サイズは約610×242×428mm、重量は約6.7kgです。冷却はファンレスで動作音がなく、静かな環境でも気になりません。付属スタンドはチルト(前後の傾き・-5〜+20度)と高さ調整(0〜110mm)に加え、スイベル(左右の首振り・±30度)とピボット(縦回転・±90度)にも対応する4-way可動で、姿勢や設置場所に合わせて細かく調整できます。VESAマウントにも対応するため、付属スタンドの代わりにモニターアームで運用することもできます。

使いこなし買ったら最初に整えたい設定

QD-OLEDは、少し設定を整えるだけで見え方が大きく変わります。届いたら次のポイントを確認しておくと、画質と寿命の両方で得をします。

SDRの明るさは「まぶしすぎない」範囲に有機ELは画面全体が明るいほど自動で輝度を抑える特性があり、明るさを上げすぎても白い画面では頭打ちになりがちです。部屋を少し暗めにして明るさを控えめに設定すると、黒の締まりという有機ELの持ち味が活きます。
HDRは「おまけ」程度に考える本機はHDR表示に対応しますが、ピーク輝度が約400nitと控えめで、VESAのDisplayHDR True Black認証は受けていません。とはいえ有機ELの暗部の締まりは活きるので、夜間や洞窟などの暗いシーンでは効果を感じられる一方、派手なハイライトの表現は苦手です。HDRは主役ではなく「おまけ」と割り切り、非対応のコンテンツを無理にHDR表示にする必要はありません(HDRの仕組みと設定の詳細はこちら)。
色が濃すぎると感じたらsRGBモード広色域パネルは、SDRの写真やWebページで色が過剰に鮮やかに見えることがあります。sRGB相当のモードに切り替えると自然な発色になり、ゲーム以外の作業用途でも扱いやすくなります。
OLED Careはオンのまま・24.5インチモードは競技時だけピクセルシフトや静止画面検出などの焼き付き対策はオンのまま使い、離席時は画面を消す習慣をつけると安心です。24.5インチモードは可変リフレッシュが無効になるため、普段はオフにして、視線移動を抑えたい対戦時だけ切り替える運用が無難です。

競合比較I-O DATA EX-GDQ271UELとどちらを選ぶか

同じWQHDのQD-OLEDで比較対象になりやすいのが、I-O DATAの「GigaCrysta EX-GDQ271UEL」です。27型・280Hzで、実売はおよそ7万7,800円。MSIの274QPとの差は約8,000円ですが、性格が少し異なります。

最大の違いはリフレッシュレート(240Hz対280Hz)です。ここは数字だけを見ると280Hzが上ですが、体感差は思ったほど大きくありません。1フレームの表示間隔は240Hzで約4.17ミリ秒、280Hzで約3.57ミリ秒。その差は約0.6ミリ秒です。一方で60Hz(約16.67ミリ秒)から144Hz(約6.94ミリ秒)へ上げたときの差は約9.7ミリ秒あり、240→280Hzの短縮幅は60→144Hzのおよそ16分の1にすぎません。つまり「60Hzから144Hzに変えたときのような劇的な変化」を期待すると、拍子抜けする可能性が高い差です。

7〜8万円のQD-OLED/OLEDは他にもある|主要ライバル比較

「7万円切り」ばかりに目が行きがちですが、同じ7〜8万円の価格帯には有力なライバルが複数あります。表面処理・リフレッシュレート・価格で性格が分かれるので、274QPだけでなく横並びで見ておくと選びやすくなります。

機種パネル・表面リフレッシュHDR実売目安
MSI 274QP QD-OLED X24(本機)QD-OLED/ハーフグレア240HzHDR ready約¥69,800
Dell Alienware AW2725DQD-OLED/光沢+AR280HzTrue Black 400約¥59,980〜(変動大)
LG 27GS95QE-BW-OLED/非光沢マット240HzTrue Black 400約¥97,900
KOORUI S2721XOQD-OLED/光沢240HzTrue Black 400約¥85,000

※価格は2026年7月時点の各所実売の目安で、変動します(特にAlienwareはセールで大きく動きます)。

買い時7万円切りは安いのか・いつ買うべきか

QD-OLEDは登場した当初、10万円を超える製品が当たり前でした。そこからパネル供給の拡大と各社の競争で価格が下がり、WQHDの27型級では7万円前後の製品も見かけるようになっています。本機の実売約6万9,800円は、その中でも安い部類で、QD-OLEDの入口として狙いやすい価格です。

さらに、プライムデーや年末商戦などの大型セールでは一段安くなることがあります。本機や競合のQD-OLEDも、こうしたセール時にはさらに値下がりする場面があるため、数千円でも安く買いたい、急いでいないという人は、セールのタイミングを待つのも手です。

一方で、メモリやパネルの需給によって価格は上下します。すでに7万円を切っていて予算が合うなら、底値を狙いすぎずに買ってしまうのも十分に合理的です。焦って中古を高値で掴むよりは、焼き付きを含む3年保証が付く新品を適正価格で買うほうが、結果的に安心して長く使えます。今すぐ必要なら約6万9,800円で問題なく、数千円を惜しむならセールを待つ、という判断で十分でしょう。なお、有機ELにこだわらずもっと予算を抑えたい場合は、3万円以下のWQHDゲーミングモニターという選択肢もあります。

結論向いている人・向いていない人

向いている人

  • 7万円台でQD-OLEDの画質とWQHD 240Hzの高速表示を両立したい人
  • デスクトップPCとPS5・Xboxを1台で兼用したい人(HDMI 2.1×2)
  • ゲームだけでなくWeb閲覧やOffice作業でも使いたい人(文字表示の改善)
  • QD-OLEDの焼き付きが不安で、3年保証の安心が欲しい人
  • 26.5型で視線移動を抑えたいFPSプレイヤー(24.5インチモード)

向いていない人

  • USB Type-C 1本接続やUSB PD給電、KVMが必要な人(いずれも非搭載)
  • ノートPCと頻繁に切り替えて使いたい人
  • 240Hzでは物足りず、280Hz以上の最速を求める人
  • 24.5インチモードを多用しつつ、可変リフレッシュも併用したい人
  • 固定UIを長時間表示し、焼き付きリスクを極力避けたい人

おすすめ本機と、最速志向向けの比較候補

用途に合わせて、本機と比較候補のI-O DATA機を挙げます。価格はいずれも変動するため、購入前に各店の最新価格を見比べてください。

MSI MAG 274QP QD-OLED X24 26.5型WQHD240Hz QD-OLEDゲーミングモニター
本命 / 7万円台でQD-OLED×240HzMSI MAG 274QP QD-OLED X24(26.5型 WQHD 240Hz QD-OLED)7万円切りでQD-OLEDの画質とWQHD 240Hzを両立したい人の本命。USB Type-CやKVMは非搭載ですが、デスクトップPC+ゲーム機中心なら死角は少なめです。最安は価格.com掲載のPC専門店で約6万9,800円(2026年7月時点)。ネット通販は出品者により価格差があるため、必ず見比べてから購入してください。価格目安:約70,000円~Amazonで価格を見る
I-O DATA GigaCrysta EX-GDQ271UEL QD-OLED 280Hz
最速志向 / 27型 280Hz QD-OLEDI-O DATA GigaCrysta EX-GDQ271UEL(27型 WQHD QD-OLED 280Hz・0.03ms GTG・焼き付き込み3年保証)240Hzでは物足りず、少しでも高いリフレッシュレートが欲しい人向けの比較候補。27型WQHDのQD-OLEDで280Hz・0.03ms、焼き付きを含む3年保証まで備えます。実売は約7万7,800円でMSIより数千円高いぶん、競技志向なら選ぶ価値があります。G-SYNC CompatibleはDisplayPort接続時のみ有効です。価格目安:約66,000円~Amazonで価格を見る

FAQMSI MAG 274QP QD-OLED X24 に関するよくある質問

MSI MAG 274QP QD-OLED X24の価格はいくらですか?7万円切りは本当ですか?
価格.com最安で約6万9,800円(2026年7月時点)で、7万円切りは事実です。ただしAmazonなど一部の通販では出品者により価格が上振れしている場合があります。最安はPC専門店で見つかることが多いため、複数の店を見比べて購入するのがおすすめです。
パネルの表面は光沢(グレア)ですか、ノングレアですか?
ハーフグレア(半光沢)に反射防止処理を載せた仕上げです。完全なマット(ノングレア)ではありませんが、映り込みは抑えめで、明るい部屋でも比較的使いやすいタイプです。
USB Type-CやKVMスイッチは使えますか?
いずれも非搭載です。USB Type-C入力・USB PD給電・KVMスイッチはありません。ノートPCとケーブル1本でつなぎたい人や、複数PCを頻繁に切り替える使い方には向かず、デスクトップPCとゲーム機を中心に使う人向けの構成です。
PS5やXboxでも使えますか?
HDMI 2.1を2系統備えており、WQHD・120Hz出力に対応可能です。デスクトップPCと家庭用ゲーム機の兼用に向いています。ただし機器の切り替えは入力切替やケーブルの差し替えで行う前提です。
焼き付きは大丈夫ですか?保証はどうなっていますか?
ピクセルシフトなどの「OLED Care 2.0」に加え、焼き付きも対象に含む3年間保証が案内されています。ただしリスクが完全にゼロになるわけではなく、タスクバーなどの固定UIを長時間表示し続ける使い方では引き続き注意が必要です。
I-O DATAのEX-GDQ271UELとどちらを選べばよいですか?
価格重視・ゲーム機兼用ならMSI(約¥69,800)、少しでも高いリフレッシュレートが欲しいならI-O DATA(約¥77,800・280Hz)です。ただし240Hzと280Hzの体感差は、60Hzから144Hzへ上げたときほど大きくありません。約8,000円差に見合うかは、競技志向の強さで判断してください。
同じ7万円台のIPSやmini LED液晶と比べてどうですか?
黒の締まり・応答速度・視野角ではQD-OLEDが有利です。一方、画面全体を明るく保つ力や、焼き付きの心配のなさでは液晶に分があります。暗いゲームや映画、FPSの残像低減を重視するならQD-OLED、明るい部屋で固定画面の作業表示が多いなら液晶も候補になります。
HDRはしっかり効きますか?
HDR表示には対応しますが、ピーク輝度は約400nitと控えめで、VESAのDisplayHDR True Black認証は受けていません。有機ELらしい暗部の締まりは活きるので暗いシーンの表現では効果を感じますが、派手なハイライトは苦手です。HDR性能を最重視するなら、DisplayHDR True Black認証を持つ機種(同じWQHDならI-O DATA EX-GDQ271UELなど)のほうが安心です。
27型4KのQD-OLEDと迷っています。どちらを選べばよいですか?
ゲーム中心ならWQHDの本機、精細さと作業領域を重視するなら4K機です。WQHDは4Kより画素数が少ないぶんGPU負荷が軽く、240Hzの高fpsを出しやすいのが強み。競技系や高リフレッシュ重視なら本機が向きます。一方、写真・動画編集や広い作業スペース、より精細な表示が欲しい人は、価格が上がる27〜32型の4K QD-OLEDが候補になります。
272QP QD-OLED X24との違いは?どちらを買うべきですか?
274QPは272QPの後に出た、いわば廉価版です。パネル(26.5型・WQHD・240Hz・QD-OLED)はほぼ同格で、274QPはUSB-C入力を省くなどして通常価格を下げています。USB-C接続が要らないなら、価格の安い274QPで十分です。なお「272QP QD-OLED X50」は500Hzの別物の上位機なので、型番末尾のX24(240Hz)とX50(500Hz)を混同しないよう注意してください。
フリッカー(ちらつき)はありますか?目は疲れませんか?
アンチフリッカー(フリッカーフリー)に対応しており、QD-OLEDはPWM調光を使わないため、一般的な液晶で問題になるようなちらつきは出にくいタイプです。ただし残像低減機能(Anti-Motion Blur)を有効にするとフリッカーフリーは無効になります。可変リフレッシュの動作域では有機EL全般で暗部のちらつきが指摘される場合もありますが、通常のゲーム用途で大きな問題になることは多くありません。
有機ELは寿命が短いと聞きます。何年くらい使えますか?
輝度が半分になるまでの目安は一般に数万時間とされますが、これはメーカー側の推定で、使い方(輝度・静止表示の多さ)で大きく変わります。実用上は輝度低下より「同じ絵を映し続ける焼き付き」のほうが現実的なリスクです。輝度を上げすぎず、固定UIを長時間映しっぱなしにしなければ、数年〜長期にわたって使えます。本機は焼き付きを含む3年保証も付きます。
ゲーム中にパネルメンテ(ピクセルリフレッシュ)で中断されませんか?
本機はパネルのリフレッシュを促す周期が16時間から24時間に延ばされており、長時間プレイでも割り込まれにくくなっています。比較対象のI-O DATA機は4時間ごとにメンテナンスを推奨する通知が出ます(通知の表示時間は調整でき、オフにもできます)。競技中の中断を避けたい人には、この差はMSI側の利点です。
26.5インチはデスクに置くと大きいですか?27インチとの違いは?
26.5型16:9の画面部分は幅が約59cm・高さが約33cmで、27型(幅約60cm)との差はごくわずかです。奥行きはスタンド込みで実測が必要ですが、横幅は約59cmを見ておけば足ります。26.5型はWQHDで約111ppiと、文字の粗さが気になりにくいちょうどよい密度です。

まとめまとめ|機能全部入りではないが、7万円台の価値は高い

MSI MAG 274QP QD-OLED X24は、機能を全部盛りしたモデルではありません。USB Type-CもKVMもなく、リフレッシュレートも240Hz止まりです。それでも、7万円を切る価格でQD-OLEDの画質とWQHD 240Hzの高速表示、そして焼き付きを含む3年保証まで手に入るという組み合わせは、この価格帯では非常に魅力的です。従来のQD-OLEDで気になりやすかった文字表示が改善され、ゲーム以外の作業にも使いやすくなっている点も見逃せません。

総評

約7万円でQD-OLEDの画質・WQHD 240Hz・焼き付き含む3年保証をまとめて得たい人には、非常に有力な1台です。特にデスクトップPCとゲーム機を中心に使い、文字表示の良さも欲しい人には死角が少なめ。一方で、USB Type-CやKVMが必要な人、ノートPCとの兼用や1本接続を重視する人、24.5インチモードでも可変リフレッシュを使いたい人、280Hz以上の最速を求める人には向きません。最速を取るなら27型280HzのI-O DATA EX-GDQ271UELが、コスパ最重視ならセール時に本機を下回ることもあるDell Alienware AW2725D(280Hz)が比較候補になります。価格は変動するため、購入前に各店の最新価格を見比べてください。

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