アウター・ワールド2(The Outer Worlds 2)PC版 推奨スペックとおすすめ設定|重い原因はレイトレのCPU律速【2026年版】

アウター・ワールド2(The Outer Worlds 2)PC版 推奨スペックとおすすめ設定|重い原因はレイトレのCPU律速【2026年版】

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アウター・ワールド2 推奨スペック・設定ガイド / 2026年7月11日
アウター・ワールド2(The Outer Worlds 2)PC版 推奨スペックとおすすめ設定
重さの正体はレイトレーシングによるCPU律速 ・ Very High→Highで見た目そのまま大幅高速化 ・ 実質アップスケーリング前提
Obsidian制作のRPG続編「アウター・ワールド2」。Unreal Engine 5製で描画は美しい一方、ネイティブ最高設定は4KでRTX 5090でも60fpsに届かないほどの重量級です。ただし重さには明確な理由と対処法があります。この記事では、公式必要スペック、GPU別の実測fps、そして最も効く軽量化設定を、レイトレーシングとCPU律速の関係を踏まえて整理します。
GPU別の実測fpsを解像度別に整理最も効く下げどころを解説DLSS 4・FSR 4・XeSS 2対応

アウター・ワールド2は、前作から正統進化したObsidian製のシングルプレイRPGです。Unreal Engine 5を採用し、光の表現や情景の作り込みは大きく向上しましたが、その分だけPCへの要求は重量級になりました。

特徴的なのは、「レイトレーシングをオンにした瞬間にCPU律速になる」という重さの構造です。GPUを上位のものに替えても、レイトレーシングを多用する設定では思ったほどフレームレートが伸びない、という現象が起こります。逆に言えば、ここを理解して設定を調整すれば、幅広いGPUで快適に遊べます。

この記事では、Steam公式の必要スペック、GPU別の実測フレームレート、画質プリセットの下げどころ、VRAM消費と8GBグラボの可否、そしてDLSS 4・FSR 4・XeSS 2の使い分けまで、順を追って解説します。

目次

必要スペック公式の最低・推奨スペック

まずはSteamで公開されている公式の必要スペックです。

項目最低推奨
OSWindows 10/11Windows 10/11
CPURyzen 5 2600/Core i5-8400Ryzen 5 5600X/Core i7-10700K
メモリ16GB16GB
GPURX 5700/GTX 1070/Arc A580RX 6800 XT/RTX 3080
APIDirectX 12DirectX 12
ストレージ110GB(SSD必須)110GB(SSD必須)

※Steam公式の記載です。メモリは最低・推奨とも16GBで、一部で見かける「32GB推奨」は各所の運用アドバイスであって公式表記ではありません。公式には「SSD必須。より高性能な構成ほど性能が伸びる」と注記されています。なお公式スペック表には「最低=1080p 30fps」のような解像度・fpsの想定は明記されていません。

基本情報(2025年10月29日発売)

アウター・ワールド2はObsidian Entertainment制作、Xbox Game Studios販売のRPGで、2025年10月29日にPC(Steam)・PS5・Xbox Series X|Sで発売されました(上位版は10月24日から先行アクセス)。PC版はXbox Game Pass/PC Game Passに初日から対応し、Steam版は日本語のインターフェース・音声・字幕にフル対応しています。価格はStandard Editionで¥8,900、インストール容量は約110GB(SSD必須)です。北米では当初$79.99で発表されたのち、発売前に$69.99へ引き下げられました。

実測fpsGPU別のフレームレート(ネイティブ最高設定)

実際にどの程度のフレームレートが出るのか、レイトレーシングOFF・アップスケーリングなし・最高設定(Very High)のネイティブ描画で調べたところ、次のような結果が出ています。

GPU1080p1440p4K
RTX 5090約96fps約77fps約49fps
RTX 5080約73fps約54fps約31fps
RTX 5070 Ti約64fps約47fps約27fps
RTX 5070約53fps約38fps約21fps
RTX 5060 Ti 16GB約41fps約29fps約15fps

※平均fpsの目安です。数値は測定するシーンや検証環境によって差が出るため、あくまで傾向としてご覧ください(特に4K・最上位GPUはシーンによって40fps台前半〜後半とばらつきます)。上表はネイティブ最高設定の値で、実際には後述のアップスケーリングやフレーム生成を併用するのが前提の重量級タイトルです。

この結果から分かるのは、ネイティブ最高設定は非常に重いということです。整理すると、ネイティブ最高設定で60fpsを狙う場合の目安は次の通りです。

1080p|RTX 5070 Ti・RX 9070クラス以上フルHDのネイティブ最高設定で60fps以上を安定させるには、RTX 4070 Ti/RTX 5070 Ti/RX 7900 XT/RX 9070あたりが目安です。RTX 5070やRTX 4070クラスでは、最高設定のままでは60fpsにやや届かない場面が出てきます。
1440p|ネイティブ最高設定はほぼRTX 5090のみWQHDのネイティブ最高設定で60fps以上を安定させられるのは、実質RTX 5090クラスだけです。それ以外のGPUでは、後述の画質を1段下げる調整とアップスケーリングの併用が現実的な選択になります。
4K|ネイティブ最高設定では60fps不可4Kのネイティブ最高設定は、RTX 5090でも約49fpsと60fpsに届きません。4Kで遊ぶなら、画質プリセットをHighに下げたうえでアップスケーリング(+フレーム生成)を使うのが前提になります。

重さの正体レイトレーシングでCPU律速になる仕組み

このゲームの重さを理解するうえで最も大切なのが、レイトレーシングとCPUの関係です。

レイトレーシングをOFFにしている間は、フレームレートはGPUの性能で決まります(GPU律速)。ところがレイトレーシングをONにすると、急にCPUがボトルネックになります

これは、レイトレーシングに必要な内部データ(光線計算用の空間構造)の生成・更新をCPUが担っており、その負荷が非常に高いためです。しかもこの処理は少数のCPUコア(3〜4コア程度)に集中しやすく、内部データの更新頻度も高いため、コア数の多いCPUに替えても効きにくい——ゲーム側の実装に起因する重さという性格があります。

実際、上位のCPUを使っても、4K・レイトレーシング・アップスケーリングを組み合わせた条件では、RTX 5090の使用率が7割程度までしか上がらず、GPUを使い切れない——つまりCPUが足を引っ張る状態が確認されています。

どれほど極端かというと、RTX 5090に最上位クラスのCPUを組み合わせても、レイトレーシング最高設定では内部解像度540pという極端に低い設定ですら60fpsに届かないことが分かっており、GPUではなくCPU側で詰まっていることを物語っています。

「グラボを上位にしたのにレイトレーシングだと伸びない」と感じる原因はここにあります。したがって、フレームレートを優先するならレイトレーシングを控えめにするのが、このゲームでは特に効果的です。

設定最も効く軽量化の下げどころ

画質プリセットをVery High→Highにする(最優先)最も費用対効果が高い調整がこれです。最高設定(Very High)から一段下のHighに落とすと、見た目はほとんど変わらないままフレームレートが5割以上向上します。まずここを下げ、それでも足りなければアップスケーリングを足す——という順番が、画質と快適さのバランスで最良の指針です。
レイトレーシングをOFFまたは控えめにする前述の通り、レイトレーシングはCPU律速とスタッター(カクつき)の主な原因です。しかも本作は標準の描画でも常時Lumenによる光の表現が使われておりレイトレーシングなしでも十分にきれいなので、フレームレートを優先するならOFFが有力です。むしろハードウェアのレイトレーシングは、重い割に影の品質面で粗(アーティファクト)が出やすいとの指摘もあります。カクつきが気になる場合は、まずレイトレーシングを切ってみてください。
アップスケーリング+フレーム生成を活用する本作は実質的にアップスケーリング前提の重量級です。DLSS 4(NVIDIA)・FSR 4(AMD)・XeSS 2(Intel)の超解像を有効にすれば、多くのGPUで大きくフレームレートを底上げできます。さらにRTX 50シリーズなら、DLSS 4のマルチフレーム生成(最大4X)で高フレームレート化が可能です。参考までに、RTX 5090の4K・レイトレーシング環境では、ネイティブの約40fps台が、DLSS 4 Qualityで約60fps、フレーム生成(2X)で約80fps、MFG 3Xで約120fps、4Xで約160fpsまで伸びることが分かっています。フレーム生成はベースのフレームレートがある程度出ている状態で使うのが快適です。

※初回起動時はシェーダーコンパイルの処理が走り、1回目のプレイではカクつきが出やすいものの、2回目以降の起動では解消する傾向です(大型パッチの更新後は、再コンパイルで一時的に再発することがあります)。移動時のトラバーサルスタッター(読み込みによる一瞬のカクつき)は存在しますが、レイトレーシングOFFでは比較的軽度です。個別の画質項目ごとのfps寄与は環境差が大きいため、まずはプリセットとレイトレーシングでの調整をおすすめします。

VRAM8GBグラボで動くか

VRAM消費は4Kで約11GB・1440pで約8GB前後本作のVRAM消費は4Kで約11GB、1440pで約8GB前後です。UE5タイトルとしては極端に多いわけではなく、VRAM不足による深刻なスタッターは確認されていません。
8GBグラボは1080p〜1440p向け・4K最高設定は不利この消費量から考えると、8GBのグラボは1080p〜1440pなら大きな破綻は起きにくい一方、4Kの最高設定では11GB消費に対して容量が足りず不利になります。VRAM 12GB以上(RTX 5070/4070クラス)なら1080p〜1440pで安心して遊べます。8GBグラボの明確な可否は、あくまで消費量からの見立てとしてご理解ください。

おすすめGPU快適に遊ぶための構成

ここまでを踏まえると、アウター・ワールド2を快適に遊ぶGPU選びの軸は「VRAM 16GBクラス+アップスケーリング/フレーム生成対応」です。レイトレーシングを常用しない前提なら、次のクラスが現実的な狙い目になります。あわせて、自作せず完成品で揃えたい人向けに、本作の弱点であるCPU律速に強い構成のおすすめゲーミングPCも予算別に挙げておきます。

ASRock RX 9070 XT スチールレジェンド 16GB GDDR6
コスパ重視の1080p〜1440p|VRAM 16GBASRock RX 9070 XT スチールレジェンド 16GB GDDR610万円弱でVRAM 16GBと素の描画性能を確保できるコスパ枠。レイトレーシングを常用しない本作の遊び方と相性がよく、1080p〜1440pの高設定+FSR 4で快適に狙えます。8GBグラボの不安を避けたい人の第一候補です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約96,800円~Amazonで価格を見る
Palit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
予算重視の1080p|VRAM 16GBPalit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GBVRAM 16GB搭載で、DLSS 4のマルチフレーム生成に対応するミドルクラス。ネイティブでは重い本作でも、画質をHighに下げてDLSS超解像でベースfpsを確保し、そこにフレーム生成を重ねる使い方なら1080pを中心に快適に狙えます。予算を抑えて16GBを確保したい人向けです(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約96,800円~Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
1080p〜1440pの順当枠|DLSS 4 MFG対応MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC1080p〜1440pの高設定を狙える順当なミドルハイ。DLSS 4のマルチフレーム生成に対応し、High設定+アップスケーリングで本作を快適に動かせます。VRAMは12GBのため、4Kやテクスチャ多用まで見据えるなら上のクラスも検討してください(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約117,000円~Amazonで価格を見る
MSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GB
1440pの本命|性能とVRAMに余裕MSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GBVRAM 16GB・演算性能ともに余裕があり、1440pで高設定を狙える本命。DLSS 4のマルチフレーム生成にも対応し、本作のように重いUE5タイトルを長く遊ぶなら安心度が高い一枚です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約180,000円~Amazonで価格を見る
OZ GAMING Z1series(Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070)
予算重視の完成品|9800X3D+RTX 5070OZ GAMING Z1series Ryzen7 9800x3D・RTX5070CPU律速に強いRyzen 7 9800X3Dはそのままに、GPUをRTX 5070にして予算を抑えた完成品。VRAMは12GBのため1080p〜1440p向きですが、本作で最も効く9800X3Dを積んでおり、コストと快適さのバランスがよい一台です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)¥354,800~2026年7月時点・税込/変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る
OZ GAMING OZ GAMING (Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti)
本命の完成品|9800X3D+RTX 5070 TiOZ GAMING 木目調ケース Ryzen7 9800x3D・RTX5070Tiゲーム最速級のRyzen 7 9800X3Dと推奨クラスのRTX 5070 Tiを組み合わせた本命の完成品。3D V-Cacheを積む9800X3Dはレイトレーシング時のCPU律速に効き、VRAM 16GBのRTX 5070 Tiで1440pも余裕。長く快適に遊びたい人向けです(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)約424,800円〜2026年7月時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る

FAQよくある質問

推奨スペックはどのくらいですか?
Steam公式の推奨はRyzen 5 5600X/Core i7-10700K、メモリ16GB、GPUはRX 6800 XT/RTX 3080です。ただしこれはネイティブ最高設定を保証するものではなく、実際には推奨GPUでも最高設定は重いため、画質をHighに下げてアップスケーリングを併用するのが現実的です。SSDは必須です。
アウター・ワールド2が重い・カクつく原因は?
主な原因は2つです。1つはレイトレーシングをオンにするとCPUがボトルネックになること、もう1つは初回起動時のシェーダーコンパイルです。カクつく場合は、まずレイトレーシングをOFFにし、画質プリセットをHighへ。初回のカクつきは2回目以降の起動で軽くなる傾向です。
VRAM 8GBのグラフィックボードでも遊べますか?
1080p〜1440pであれば、大きな破綻は起きにくい水準です(VRAM消費は1440pで約8GB)。ただし4Kの最高設定では約11GB消費するため、8GBでは不利になります。長く快適に遊ぶなら、VRAM 12GB以上、できれば16GBクラスをおすすめします。
DLSSやフレーム生成には対応していますか?
DLSS 4(超解像・フレーム生成・マルチフレーム生成)、FSR 4、XeSS 2に対応しています。マルチフレーム生成(最大4X)はRTX 50シリーズ専用の機能です。本作は実質アップスケーリング前提の重量級なので、これらの活用が快適さの鍵になります。
Game Passで遊べますか?
遊べます。アウター・ワールド2はXbox Game Pass/PC Game Passに発売初日から対応しています。まず試してみたい場合は、Game Passで動作や重さを確認してから構成を検討するのも合理的です。

まとめ「Highプリセット+レイトレOFF+アップスケーリング」が快適の近道

アウター・ワールド2は、ネイティブ最高設定なら4KでRTX 5090でも60fpsに届かない重量級ですが、重さの理由は明確です。レイトレーシングによるCPU律速と、実質アップスケーリング前提という設計。この2点を押さえれば対処は難しくありません。

快適に遊ぶ近道は、画質プリセットをHighに下げ(見た目ほぼそのままで大幅高速化)、レイトレーシングをOFFにし、DLSS 4/FSR 4/XeSS 2のアップスケーリングを併用すること。GPUはVRAM 16GBクラスを選んでおけば、8GBの不安なく長く遊べます。設定の勘所さえ掴めば、UE5の美しい世界を快適に楽しめるタイトルです。

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