周辺機器・モニター選び方 / 2026.08更新
ゲーミングイヤホンのおすすめ9選FPS定位の仕組みからマイク問題の解決策まで
VALORANTやCS2のLANトーナメントで、プロ選手がヘッドセットの下にイヤホンを装着しているのを見たことはありませんか。カナル型の高い遮音性と、同価格帯でヘッドセットを上回る音質 がプロに選ばれる理由です。3,000円台のエントリーモデルから、USB-C接続でマイクとサウンドカードを内蔵した新顔まで、価格帯別に9製品を厳選しました。
3,000円台〜2万円弱で9製品を価格帯別に厳選 新顔MOONDROP Raysはマイク内蔵で問題解決 2026年8月時点の実勢価格で更新
出典:e☆イヤホン公式製品ページ にもとづきます。価格は2026年8月11日時点のAmazon.co.jp実勢を基準にした目安で、購入前に最新価格をご確認ください。
VALORANTやCS2のLANトーナメントで、プロ選手がヘッドセットの下にイヤホンを装着しているのを見たことはありませんか。あれは「イヤホンでゲーム音声を聴き、ヘッドセットは遮音とマイク専用」という二重装着です。プロがイヤホンを選ぶ理由はカナル型の高い遮音性(フォームチップで最大40dB前後) と、同価格帯でヘッドセットより上回る音質にあります。
ゲーミングイヤホンはプロだけのものではありません。眼鏡と干渉しない・夏場に蒸れない・重量5〜20gで長時間疲れない という実用的なメリットがあり、ヘッドセットの不満を解消できるデバイスです。プロがイヤホンを選ぶ最大の実利は定位そのものの優劣ではなく、遮音で微細な足音を拾える点と軽さにあります。FPSの足音定位もドライバーを正しく選べば十分に実用的です。
このガイドでは、FPSの定位に効くドライバーの選び方から、3,000円台のエントリーモデルから2万円弱のプロ仕様まで、価格帯別に厳選9製品を紹介します。2025年に登場した新顔MOONDROP Rays(光束) はUSB-C接続でマイクとサウンドカードを内蔵し、長年の課題だった「マイクがない問題」をイヤホン単体で解決する選択肢として加わりました。
ヘッドセットとの違い|イヤホンを選ぶ理由 FPS定位に効くドライバーの選び方 イヤーピースで遮音と定位が決まる おすすめゲーミングイヤホン9選 エントリー(〜5,000円) ミドル(5,000〜15,000円) ハイエンド(15,000円〜) マイク問題の解決策 足音を聞き取るための実践設定 用途別おすすめ早見表 よくある質問 まとめ|FPS定位とマイク問題、両方解決できる1本を選ぶ あわせて読みたい
比較 ヘッドセットとの違い|イヤホンを選ぶ理由
比較項目 ヘッドセット イヤホン(IEM)
重量 250〜400g(首・頭が疲れる) 5〜20g(圧倒的に軽い)
眼鏡との干渉 テンプル部分に圧迫あり 完全に干渉なし
夏場の蒸れ 密閉型は深刻 蒸れの問題なし
遮音性 密閉型で中程度 カナル型で25〜40dB前後
音場の広さ 広い(空間表現に優位) 狭め(密閉的な音)
同価格帯の音質 マイク・筐体コストが音質を圧迫 ドライバーに予算を集中できる
マイク 一体型ですぐ使える 基本なし(別途必要)
価格帯 5,000〜40,000円 2,500〜20,000円
まとめると「音質・快適性・遮音性でイヤホンが有利、マイクと音場の広さでヘッドセットが有利」です。マイク問題は3,000〜6,000円の卓上USBマイクで解決できるほか、後述するMOONDROP Raysのようにイヤホン単体でマイクを内蔵するモデルも登場しており、トータルコストでも十分に競争力があります。ヘッドセット側の選び方はゲーミングヘッドセットの選び方 で詳しく解説しています。
i
有線とワイヤレス、競技ならどっち?
本記事が有線モデル中心なのは、競技シーンで遅延ゼロが絶対条件だからです。ワイヤレス(Bluetooth)は手軽な一方、コーデック由来の遅延と音の劣化があり、足音1歩の差が勝敗を分けるFPSでは不利になります。普段使いや配信視聴を兼ねたい人にはワイヤレスも選択肢ですが、勝ちにこだわるなら有線(3.5mm/USB-C)が無難です。なお3.5mm接続のモデルはPS5やNintendo Switchのコントローラー・ドックに挿すだけで使え、USB-Cと3.5mm両対応のSony INZONE E9ならPC・PS5・Switch・スマホを1本で兼ねられます。USB-C接続でDSPを内蔵するMOONDROP Raysも有線接続の一種で、遅延面での不利はありません。
仕組み FPS定位に効くドライバーの選び方
イヤホンのドライバー(音を出す部品)には主に3種類あります。ダイナミック(DD) は自然な音で低音に量感があり、1基で全帯域をカバーするため位相のズレが起きません。バランスドアーマチュア(BA) は高音の解像度が高い反面、低音が弱めです。ハイブリッド(DD+BA) は両方の良いところを取りますが、複数ドライバー間で位相のズレが生じるリスクがあります。
FPSの足音定位で最も重要なのは位相の一貫性 です。足音の方向・距離感は左右の音の到達時間差で判断するため、ドライバー間の位相ズレがあると方向判別がぼやけます。そのためダイナミックドライバー単発のイヤホンがFPSでは最も安定 した選択です。なお、後述するMOONDROP Raysのようにダイナミック+平面駆動のハイブリッド構成でも、専用のDSPチューニングで補正する設計であれば実用上の問題にはなりません。
i
FPS重視ならDD単発、音楽兼用なら解像度重視のハイブリッドも
FPSの定位を最優先するならダイナミックドライバー単発のモデルを選ぶのが安定です。ゲームと音楽を兼用したい、解像度を重視したいという場合はハイブリッド構成も選択肢に入ります。
i
インピーダンスについて
ゲーミングイヤホンの多くは16〜32Ωの低インピーダンスで、PCのフロントパネル出力やコントローラー直挿しで問題なく鳴ります。100Ω以上の高インピーダンスモデルはアンプが必要になるため、ゲーム用途では避けるのが無難です。MOONDROP RaysのようにUSB-C接続でDSPサウンドカードを内蔵するモデルは、インピーダンスを気にせずデジタル接続だけで完結する点もメリットです。
装着 イヤーピースで遮音と定位が決まる
カナル型イヤホンの遮音性と定位は、ドライバー以上にイヤーピースの密閉(シール) で決まります。どれだけ高性能なイヤホンでも、耳道にしっかり密閉できていなければカタログ上の遮音値は出ず、低音が抜けて足音の距離感もぼやけます。付属チップのまま妥協している人が多い、最も見落とされやすいポイントです。
フォームチップ(遮音)かシリコン(定位の輪郭)か イヤーピースは大きくフォーム(低反発ウレタン) とシリコン の2系統に分かれます。フォームは耳道の形に密着して遮音性が最も高く、騒がしい環境で微小な足音を拾いたい競技勢に向きます。シリコンは抜けが良く高音の見通しと定位の輪郭がシャープで、装着も手軽です。遮音を最優先するならフォーム、定位の解像感と手軽さならシリコンが基本の選び分けです。
サイズと装着の深さで音は激変する 正しいサイズは「耳に入れて低音がしっかり出て、外音が一段静かになる」ものです。左右で耳道の大きさが違う人は左右別サイズにして構いません。装着時は耳たぶを軽く上後ろに引っ張りながら奥に入れると密閉しやすくなります。低音が痩せてスカスカするときはワンサイズ上、圧迫感が強すぎるときはワンサイズ下を試してください。
ラインナップ おすすめゲーミングイヤホン9選
選定基準は、FPSの定位を重視してダイナミックドライバー単発 を中心に据え、リケーブル対応・遮音性・プロ採用実績・コスパ・国内ブランドの入手性まで加味しました。2025年に登場した新顔MOONDROP Raysも、マイク問題を内蔵で解決する選択肢として加えています。
各製品の価格は2026年8月時点のAmazon実売の目安です。価格は頻繁に変動するため、購入前に各リンク先で最新価格をご確認ください。
まず9製品を価格の安い順で一覧比較します。
エレコム ARMA HS-ARMA50EBK エントリー
約2,900円〜
ドライバー DD 10mm(ETEM)
マイク ブームマイク内蔵
こんな人に 最安でマイク込み・国産で安心
7Hz Salnotes Zero 2 エントリー
約3,800円〜
ドライバー DD 10mm
マイク 別途(リケーブル可)
こんな人に 入門で音質を試したい
MOONDROP Chu II エントリー
約4,950円〜
ドライバー DD 10mm
マイク 別途(リケーブル可)
こんな人に コスパと解像度重視
Logicool G333 ミドル
約6,500円〜
ドライバー デュアルDD(5.8mm+9.2mm)
マイク マイク付き
こんな人に マイク込みで手軽に
final VR3000 for Gaming ミドル
約8,980円〜
ドライバー DD(f-Core DU)
マイク マイク付き版あり
こんな人に FPS定位の王道・迷ったらこれ
MOONDROP Rays(光束) ミドル・新顔
約12,870円〜
ドライバー DD10mm+平面駆動6mm
マイク USB-C一体型(AIノイキャン)
こんな人に マイクも高音質も1本で欲しい
SHURE SE215 ミドル
約13,800円〜
ドライバー DD
マイク 別途(MMCX)
こんな人に 遮音重視・プロ環境と同じもの
Sony INZONE E9 ハイエンド
約16,000円〜
ドライバー DD 5mm
マイク 別途
こんな人に FPS特化のハイエンドが欲しい
Sennheiser IE 200 ハイエンド
実勢1.8万円台〜
ドライバー DD 7mm(TrueResponse)
マイク 別途(MMCX)
こんな人に ゲームと音楽を1台で
エントリー(〜5,000円)
価格を最優先するなら、まずこの3製品から選べば失敗しません。
入門最強・リケーブル対応 7Hz Salnotes Zero 2 3,000円台とは思えないフラットで高解像度なサウンド。足音もクリアに聞こえるバランスの良さが特徴で、「まず試したい」人の入門機として最適 です。リケーブル対応なのでマイク付きケーブルへの換装も可能。VGP受賞の実力です。 価格目安:約3,800円~ Amazonで価格を見る コスパ王・VGP金賞 MOONDROP Chu II 2024 VGP金賞受賞。中高音がクリアで透明感があり、FPSの足音・リロード音がはっきり聞こえます。5,000円以下でリケーブル対応という拡張性もポイント。アルミマグネシウム合金振動板 で同価格帯を明確に超える解像度を実現しています。 価格目安:約4,900円~ Amazonで価格を見る 最安・マイク内蔵 エレコム ARMA HS-ARMA50EBK(ブームマイク付きゲーミングイヤホン) 国内ブランド・エレコムのFPS特化モデル。φ10mmのETEMドライバー(DD単体の複合振動板)に加え、イヤホンながらフレキシブルなブームマイクアーム を備え、別途マイクなしでVCまで1本完結します。3Dフィットイヤーアームで激しい動きでも外れにくく、価格を最優先したい入門者の最有力候補です。 価格目安:約2,900円~ Amazonで価格を見る ※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。
ミドル(5,000〜15,000円)
5,000円を超えると、定位の精度や付加機能で選択肢が広がります。2025年発売の新顔MOONDROP Raysもこの価格帯に入ります。
迷ったらこれ・累計16万本 final VR3000 for Gaming ゲーミングイヤホンの定番中の定番。累計出荷16万本を超えるヒット製品です。「空間表現型」 と位置づけられ、IEMとしては広めの音場で足音の方向・距離感を正確に把握できます。マイク付きモデルとリケーブル対応モデルが選べます。 価格目安:約8,900円~ Amazonで価格を見る 新顔・マイク内蔵×高音質両立 MOONDROP Rays(光束)ゲーミングイヤホン MOONDROP初のゲーミング専用モデル。USB-C接続でDSPゲーミングサウンドカードとAIノイズキャンセリングマイクを内蔵 し、イヤホン単体でマイク問題を解決できる新顔です。10mmダイナミック+6mm平面駆動のハイブリッド構成で音質も妥協なし。VGP2026金賞(USB-Cイヤホン部門)受賞。 価格目安:約12,800円~ Amazonで価格を見る マイク付きで手軽 Logicool G ゲーミングイヤホン G333 30名を超えるCS2プロが使用しています。デュアルドライバーで帯域を分離し、低音と高音を両立。インラインマイク付きでVC即対応 、USB-C変換も付属するためスマートフォンでも使えます。別途マイクを買いたくない人の最有力候補です。 価格目安:約6,500円~ Amazonで価格を見る プロ御用達・遮音37dB SHURE SE215-K-A(トランスルーセントブラック) 2012年発売以来のロングセラーで、VGP殿堂入り。最大37dBの遮音性はプロのLAN環境でも信頼される水準です。低音寄りのサウンドで足音検出に強く、MMCX対応でマイク付きケーブルへの換装も容易。VALORANTの日本プロ選手にも使用者がいます。 価格目安:約13,800円~ Amazonで価格を見る ※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。
ハイエンド(15,000円〜)
15,000円を超えると、各メーカーの技術を集約したフラッグシップクラスになります。
FPS特化・Fnatic共同開発 ソニー ゲーミングイヤホン INZONE E9 プロチームFnaticと共同開発したFPS特化ゲーミングIEM。INZONE Hubアプリ対応でFPS向けEQプリセットを切り替えられます。本体約4.7gの軽量設計で耳掛け式の安定装着。USB-Cと3.5mmの両方に対応し、PC・PS5・スマートフォンで使い回せます(マイクは非搭載)。 価格目安:約16,000円~ Amazonで価格を見る ゲーム+音楽兼用 Sennheiser IE 200 付属イヤーチップの装着位置で「密閉型(遮音重視)」と「オープン型(音場重視)」を切り替えられるデュアルチューニング機能 を搭載。低〜高域のスムーズな接続で音楽鑑賞にも高い評価を受けており、ゲームと音楽を1台で兼用したい人に最適です。セール時は大幅値引きされることがあります。 価格目安:約18,900円~ Amazonで価格を見る ※価格は変動します。最新の価格はAmazonでご確認ください。
対処法 マイク問題の解決策
イヤホンの最大の弱点は「マイクがない」こと。解決策は4つあります。
卓上USBマイク(最も手軽・おすすめ) 3,000〜6,000円の卓上USBマイクをデスクに置くのが最もシンプルな解決策です。FIFINE K669B(約3,500円前後)やRazer Seiren V3 Mini(約5,500円前後)がコスパに優れています。イヤホンとは独立しているため、イヤホンを買い替えてもマイクはそのまま使い続けられます。
マイク付きモデルを選ぶ final VR3000(マイク付き版)やLogicool G333はインラインマイクを搭載しています。別途機材が不要で最も手軽ですが、マイク音質はUSBマイクに劣ります。「とりあえずVCができればいい」レベルなら十分です。
リケーブルでマイク付きケーブルに換装 MMCX(SHURE SE215等)や0.78mm 2pin(MOONDROP Chu II等)のリケーブル対応モデルなら、マイク付きケーブルに交換することで後からマイク機能を追加できます。本体の音質を活かしながらマイクも使える理想的な方法です。
USB-C接続でマイクと音質を1本にまとめる(MOONDROP Rays) MOONDROP Raysは、USB-C接続のケーブルにDSPゲーミングサウンドカードとAIノイズキャンセリングマイクを内蔵しています。イヤホンとマイクを別々に選ぶ必要がなく、10mmダイナミック+6mm平面駆動のハイブリッド構成で音質も妥協しない、最も新しい解決策です。
機材を整えたら、設定で足音の聞こえやすさをさらに底上げできます。
バーチャルサラウンドはOFF、ステレオで使う 競技勢の多くは7.1chのバーチャルサラウンドを切り、純粋なステレオで左右と距離を判断します。イヤホンはステレオの定位が素直なので、まずはサラウンドOFFが基本です。
足音帯域を意識した軽いEQ 足音や銃声の定位の手がかりは、おおむね2〜6kHzの中高域に集中します。低音を少し下げてこの帯域をわずかに持ち上げると、微小な足音が前に出ます。上げすぎると音が刺さって長時間疲れるため、各+2〜3dB程度に留めるのがコツです。INZONE E9のようにFPS用EQプリセットを備えるモデルは、それを使うのが手軽です。
ゲーム内の音量バランスを足音優先に ゲーム側でBGMや環境音を下げ、効果音(SE)の比率を上げると足音が埋もれません。マスター音量は耳を守るため上げすぎず、相対バランスで稼ぐのが安全です。
左右の聞こえを必ず確認する 装着後にテスト音源で左右の音量・聞こえ方が揃っているか確認します。イヤーピースの密閉が片側だけ甘いと定位が片寄り、せっかくの定位性能が活きません。
診断 用途別おすすめ早見表
まず試したい・予算最優先 7Hz Salnotes Zero 2(約3,800円〜)。3,000円台でリケーブル対応・フラット高解像度。「ゲーミングイヤホンってどんなものか」を知るのに最適な入門機です。
コスパと解像度を両立したい MOONDROP Chu II(約4,950円〜)。2024 VGP金賞受賞の解像度で、5,000円以下でもリケーブル対応という拡張性があります。
最安でマイク込み・国産で安心 エレコム ARMA(約2,900円〜)。イヤホンながらブームマイクを内蔵し、別途マイクなしでVCまで1本完結。音質より価格・手軽さ・入手性を優先する入門者向けです。
FPS定位感を最優先 final VR3000 for Gaming(約8,980円〜)。累計16万本の実績が証明する定位性能。ゲーミングイヤホンの王道で、迷ったらこれを選んでおけば後悔しません。
マイクも高音質も1本で欲しい MOONDROP Rays(約12,870円〜)。USB-C接続でDSPサウンドカードとAIノイズキャンセリングマイクを内蔵した新顔。マイク問題そのものをイヤホン単体で解決できます。
別途マイクを買いたくない Logicool G333(約6,500円〜)。30名超のCS2プロが使うマイク付きモデル。USB-C変換付属でスマホでも使えます。
プロと同じ環境が欲しい SHURE SE215(約13,800円〜)。最大37dBの遮音性とVGP殿堂入りの実績。MMCX対応でマイク付きケーブルにも換装可能です。
FPS特化のハイエンドが欲しい Sony INZONE E9(約16,000円〜)。Fnaticと共同開発したFPS向けEQプリセット搭載モデル。USB-Cと3.5mm両対応でPC・PS5・スマホを1本で兼ねられます。
ゲームも音楽も1台で Sennheiser IE 200(実勢1.8万円台〜)。デュアルチューニングでFPS向け音場を選べるオールラウンダー。セール時は1万円前後まで下がることもあります。
FAQ よくある質問
ゲーミングイヤホンとヘッドセット、FPSにはどっちが良いですか
音質・快適性・遮音性ではイヤホンが、マイク一体型と音場の広さではヘッドセットが有利です。プロがLANでイヤホンを選ぶ最大の理由は、遮音で微細な足音を拾える点と軽さにあります。眼鏡を併用する人や長時間プレイする人にはイヤホンが快適です。
マイクが無いモデルでも大丈夫ですか
問題ありません。解決策は4つあります。卓上USBマイク(3,000〜6,000円・音質が最も良くイヤホンを買い替えても使い回せます)、エレコム ARMAやLogicool G333などマイク内蔵モデル、リケーブル対応機にマイク付きケーブルを換装する方法、そしてUSB-C接続でマイクとサウンドカードを内蔵したMOONDROP Raysです。音質重視ならUSBマイクかRays、手軽さ重視なら内蔵モデルがおすすめです。
MOONDROP Raysはどんな人におすすめですか
マイクを別途用意せずVCまで完結させたいのに、音質は妥協したくないという人に向いています。USB-C接続でDSPゲーミングサウンドカードとAIノイズキャンセリングマイクを内蔵しており、10mmダイナミック+6mm平面駆動のハイブリッド構成で高音質も両立しています。価格帯はミドルクラス(約12,870円〜)で、VGP2026金賞(USB-Cイヤホン部門)も受賞しています。
ワイヤレス(Bluetooth)のゲーミングイヤホンは競技に使えますか
競技FPSには不向きです。Bluetoothはコーデック由来の遅延と音の劣化があり、足音1歩の差が勝敗を分ける場面で不利になります。普段使いや配信視聴を兼ねるならワイヤレスも選択肢ですが、勝ちにこだわるなら有線(3.5mm/USB-C)が無難です。
PS5やNintendo Switchでも使えますか
使えます。3.5mm接続のモデルはPS5やSwitchのコントローラー・ドックに挿すだけで使えます。USB-Cと3.5mmの両方に対応するSony INZONE E9なら、PC・PS5・Switch・スマホを1本で兼ねられます。
足音をもっと聞こえやすくする設定はありますか
バーチャルサラウンドを切ってステレオで使う、足音帯域(2〜6kHz)を各+2〜3dBの軽いEQで持ち上げる、ゲーム内で効果音の比率を上げる、の3つが効きます。装着後は左右の聞こえが揃っているかも確認してください。
総括 まとめ|FPS定位とマイク問題、両方解決できる1本を選ぶ
ゲーミングイヤホンは、ヘッドセットが苦手とする軽さ・遮音性・同価格帯の音質で優位に立ちます。FPSの足音定位を重視するなら、位相の一貫性で有利なダイナミックドライバー単発のモデルを軸に、イヤーピースの密閉を詰めていくのが近道です。
マイクがない問題は、卓上USBマイク・マイク付きモデル・リケーブル・そしてMOONDROP Raysのようなマイク内蔵USB-Cモデルという4通りの解決策があります。予算と用途に応じてこの記事の早見表から1本を選べば、後悔のない買い物になるはずです。
まとめ
価格を最優先するならエレコム ARMA、定位感重視ならfinal VR3000、マイクも高音質も1本で欲しいなら新顔MOONDROP Rays、プロと同じ環境で揃えたいならSHURE SE215がそれぞれの価格帯での有力候補です。
価格は2026年8月時点のAmazon実勢を基準にしており、変動する場合があります。購入前に各リンク先で最新価格をご確認ください。
あわせて読みたい 周辺機器・モニター
ゲーミングヘッドセットの選び方|定位感・装着感で選ぶ
周辺機器・モニター
ゲーミングマウスの選び方|持ち方・重さ・センサーから逆算する最適解
周辺機器・モニター
ゲーミングマウスパッドの選び方|素材・サイズ・滑りで失敗しない1枚を選ぶ
周辺機器・モニター
ラピッドトリガーキーボードの選び方|仕組み・設定・おすすめモデル