シリコンパワー US75 2TBは49,381円で買い?ゲーム用SSDをNM790・EXCERIA PLUS G3と比較【2026年10月】
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確認した2TB Gen4で最安。ただし書き込み寿命の目安は600TBWで、NM790の半分以下
AmazonでシリコンパワーのGen4 SSD「US75」2TB(型番SP02KGBP44US7505)が49,381円(税込)になっています。同じ日に確認した他社の2TB Gen4 SSDは5万円を超えており、52,980円から86,760円でした。安いのは確かですが、ゲームの保存先に選んでよいかは価格だけでは決まりません。
結論は、入れたゲームを遊ぶ使い方なら買ってよい価格です。ただしメーカーの現行TBW一覧では、2TBの書き込み寿命の目安は600TBWです。2TBのLexar NM790は1,500TBWで、52,980円との差は3,599円しかありません。ゲームの入れ替えや動画の録画で大量に書き込むなら、NM790を選んだほうが安心です。
注意点は3つあります。同じ型番でもAmazonの別出品は86,606円で、販売元で値段が大きく違います。TBWは発売当時の仕様表で1,200TBW、メーカーの現行一覧では600TBWと、数字が違います。PS5に使うなら、ヒートシンクなどの放熱構造を別に用意する必要があります。

目次
結論先に結論|US75とNM790のどちらを選ぶか
- 入れたゲームを遊ぶのが中心で、書き込みは月に数回の入れ替え程度の人
- 2TBを5万円未満で買いたく、少しでも安いほうを選びたい人
- 出荷元がAmazonの商品を、販売元の表示を確かめて買いたい人
- 数十GBのゲームを頻繁に入れ替え、録画も同じSSDに書く人(書き込み量が多い人)
- 差額が3,599円なら、耐久性が2.5倍のNM790を選びたい人
- 国内メーカーの5年保証と1,200TBWの耐久性を重視する人(G3)
価格49,381円は安いのか|同じ日の他社2TBと並べる
2026年10月22日に商品ページで確認した価格です。US75 2TBのAmazon価格は49,381円で、販売元はSP ONLINE .jp、出荷元はAmazon、在庫は「在庫あり」でした。期間限定セールの価格で、会員限定などの条件は付いていませんでした。終了時刻は注文前に購入カードか商品ページで確認してください。
| 製品・販売先 | 表示価格(税込) | 条件 |
|---|---|---|
| US75 2TB(Amazon) | 49,381円 | 期間限定セール。販売元SP ONLINE .jp、出荷元Amazon。在庫あり |
| US75 2TB(Amazonの別出品) | 86,606円 | 同じ型番SP02KGBP44US7505。販売元はP-LAB |
| NM790 2TB | 52,980円 | モンスターストレージ(Yahoo!ショッピング)。1点限り |
| NM790 2TB 放熱板付き | 55,800円 | モンスターストレージ(Yahoo!ショッピング)。1点限り |
| EXCERIA PLUS G3 2TB(Amazon) | 57,900円 | マーケットプレイス出品(n-next)。在庫あり |
| EXCERIA PLUS G3 2TB(アーク) | 63,980円 | 型番SSD-CK2.0N4PLG3J。在庫あり、1人1個 |
| WD_BLACK SN7100 2TB(Amazon) | 59,980円 | マーケットプレイス出品(New-idea Shop)。在庫あり |
| WD_BLACK SN7100 2TB(アーク) | 86,760円 | 型番WDS200T4X0E。在庫あり、1人1個 |
※価格は2026年10月22日0時台(日本標準時)に商品ページで確認した表示で、ポイント還元は差し引いていません。US75 2TB(Amazon)は販売元SP ONLINE .jp、出荷元Amazon、在庫あり、会員限定などの条件なしの表示でした。セールの終了時刻や在庫で変わるため、注文前に商品ページで確かめてください。出典:Amazon商品ページ(US75 2TB)/Amazon商品ページ(US75 2TB・別出品)/モンスターストレージ(NM790)/モンスターストレージ(NM790ヒートシンク付き)/Amazon商品ページ(EXCERIA PLUS G3 2TB)/アーク(EXCERIA PLUS G3)/Amazon商品ページ(WD_BLACK SN7100 2TB)/アーク(WD_BLACK SN7100)
この表で見るのは、US75が確認した2TB Gen4の中で最も安い点です。ただし、NM790の通常版との差は3,599円、放熱板付きとの差は6,419円にとどまります。EXCERIA PLUS G3 2TBとの差はAmazonの出品で8,519円、アークの価格で14,599円です。
もう1つ見ておきたいのは、同じ型番の別出品が86,606円だった点です。US75は販売元によって価格が大きく違うので、購入前に「販売元」と「出荷元」の欄を確かめる必要があります。型番はSP02KGBP44US7505で、末尾に「AC」が付くものはヒートシンク付きの別型番です。
スペック仕様を並べると差は書き込み寿命に出る
| 製品(2TB) | 公称速度(最大) | 総書き込み容量・保証 |
|---|---|---|
| シリコンパワー US75 | 読込7,400MB/s・書込6,500MB/s | 600TBW。5年(TBWまたは保証期間の早いほう) |
| Lexar NM790 | 読込7,400MB/s・書込6,500MB/s | 1,500TBW。5年限定保証 |
| キオクシア EXCERIA PLUS G3 | 読込5,000MB/s・書込3,900MB/s | 1,200TBW。製品お買い上げ日から5年 |
| WD_BLACK SN7100 | 読込7,250MB/s・書込6,900MB/s | 5年保証。最大2,400TBW(4TBモデル) |
※公称値はメーカーの測定条件によるもので、実際の速度を保証するものではありません。接続はいずれもPCIe Gen4×4・M.2 2280です。出典:シリコンパワー公式(US75製品ページ)/シリコンパワー公式(SSD TBW一覧・2026年8月5日版)/Lexar公式仕様書(NM790)/キオクシア公式(EXCERIA PLUS G3)/Sandisk公式(WD_BLACK SN7100)
US75 2TBの公称値は、メーカーの製品ページで読込7,400MB/s、書込6,500MB/sです。
耐久性は、メーカーの現行TBW一覧でUS75 2TBが600TBです。発売当時の仕様表では2TBが1,200TBWでしたが、現行の一覧では1,200TBは4TBモデルの数字です。2TBを買うなら、600TBWで考えるのが安全側です。
速度表で見ると、US75とNM790は同じ7,400/6,500MB/sです。違いはTBWで、NM790は1,500TBWと2.5倍あります。EXCERIA PLUS G3は読込が5,000MB/sと遅い代わりに、1,200TBWで国内メーカーの5年保証が付きます。WD_BLACK SN7100は書込が6,900MB/sと最も速い一方で、2TBの価格はAmazonで59,980円とUS75より10,599円高くなります。
耐久性600TBWはゲーム用途で足りるのか
600TBWを5年の保証期間で割ると、1日あたり約330GBの書き込みに相当します。100GBのゲームを毎日入れ替えても、600TBに届くまで6,000日、約16年かかる計算です。ゲームの保存先として使うだけなら、書き込み寿命が先に尽きる使い方はまず考えにくい数字です。
差が出るのは、動画の録画データを同じSSDに毎日書く場合や、大容量ゲームを入れては消す使い方です。そうした書き込みが多い人は、1,500TBWのNM790が3,599円高いだけなので、価格差より余裕のほうが大きくなります。ゲーム用SSDの選び方と容量の目安は、ゲーミングPCのSSD選びの記事でも整理しています。
保証は5年ですが、TBWか保証期間の早いほうで終わります。保証が切れる条件は書き込み量で決まるため、SSDの健康状態を表示するソフト(SP Toolboxなど)で書き込み量を見ておくと安心です。
書き込み連続書き込みと発熱で知っておくこと
海外メディアが2023年12月3日に公開した2TBモデルの検証では、コントローラーはMaxio MAP1602、メモリはYMTC製232層TLCで、専用DRAMを持たずホストメモリバッファ(HMB)を使っていました。テストはCore i9-12900K・Windows 11 Pro・容量の50%を使った状態で、特記がなければ能動冷却で測っています。
連続書き込みでは、最初の約2秒だけ約6.3GB/sが出て、その後は約5.8GB/sになります。キャッシュを使い切ると最大約2.5GB/sまで落ち、さらに800〜900MB/sの帯に入って、定常状態では約850MB/sでした。公称の6,500MB/sは書き込みの序盤だけの数字と考えたほうが実態に近いです。
※検証したのは2023年に発売された当時の個体で、現在の販売品が同じ部品構成とは限りません。出典:Tom’s Hardware(US75 2TBレビュー1ページ目)/同(2ページ目・測定結果)
このため、数百GBを一気に旧SSDから移す場面では、書き込みが850MB/s前後まで下がる場合があります。ゲームの起動やロードは読み込みが中心なので、この落ち込みは普段の使用には表れにくいと考えられます。SLCキャッシュ切れで転送速度が急落する理由を知っておけば、移行中に遅くなっても故障と取り違えずに済みます。
発熱については、同じ検証でコントローラーが長時間の負荷で熱くなると指摘されています。検証した個体には金と黒のヒートスプレッダーが付いていましたが、検証者はヒートシンクのほうが効果的だと評価しています。マザーボード側にM.2ヒートシンクがあるPCなら、そちらを使うのが手軽です。ヒートシンクを付けても高温になる場合は、サーマルパッドの接触不良を確認する方法が参考になります。
PS5PS5で使うなら放熱の用意が必要
PS5の公式要件では、PCIe Gen4×4対応のM.2 NVMe SSD、容量250GB〜8TB、読込5,500MB/s以上が推奨です。US75 2TBの公称読込は7,400MB/sなので満たします。海外の検証でもPS5での動作は問題なしと評価されています。
見落としやすいのは放熱です。PS5ではヒートシンクや熱伝導シートなどの放熱構造が必須で、放熱機構を含めたサイズは幅25mm以下・高さ11.25mm以下(基板から上8.0mm、下2.45mmまで)と決められています。AmazonのUS75標準型番の掲載には、ヒートシンクが付属するという記載がありません。PS5で使うなら、別途ヒートシンクを買うか、ヒートシンク付きの型番SP02KGBP44US7505ACを選ぶ必要があります。
※PS5の対応可否は機器側の要件によるもので、SIEは要件を満たすすべてのM.2 SSDの動作を保証していません。出典:PlayStation公式(M.2 SSDの増設)/Tom’s Hardware(US75 2TBレビュー2ページ目)
PS5ではUS75に別売りヒートシンクの代金が加わるため、ヒートシンク付きNM790(55,800円)との差6,419円は、ヒートシンク代の分だけ縮まります。PCならマザーボードのヒートシンクを使えるので、価格差はそのまま残ります。
おすすめ買う前に確認する3点と、選び方
- 販売元と出荷元が「SP ONLINE .jp」「Amazon」の表示になっているか。同じ型番の別出品は86,606円だった
- 型番が末尾までSP02KGBP44US7505になっているか。末尾「AC」はヒートシンク付きの別型番
- 空きスロットとヒートシンクの有無(PC)、またはヒートシンクの用意(PS5)
書き込みが少ないゲームの保存先ならUS75 2TB、書き込みが多い人や差額を気にしないならNM790 2TBが選び方の目安です。耐久性と国内メーカーの保証を優先する人は、EXCERIA PLUS G3 2TBも候補になります。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
まとめまとめ|遊ぶだけなら買い、書き込みが多いならNM790
US75 2TBの49,381円は、確認した2TB Gen4の中で最も安い価格です。ただし600TBWという書き込み寿命は、NM790の1,500TBWやEXCERIA PLUS G3の1,200TBWより低く、NM790との価格差は3,599円しかありません。PS5ではヒートシンクの用意も必要です。
ゲームを入れて遊ぶ保存先としてなら、PC用のUS75 2TBは49,381円で買ってよい価格です。録画や頻繁な入れ替えで書き込みが多いなら、52,980円のNM790 2TBを選んでください。注文前に販売元・型番・セール終了時刻を商品ページで確認してください。




