BazziteはROG Xbox Ally X20・Predator Atlas 8で使える?対応状況と導入判断【2026年10月】
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X20はtesting、Atlas 8は初期対応段階

ROG Xbox Ally X20でBazziteを使うなら、現時点では安定版ではなくtestingブランチでの試用が前提です。ディスプレイ、VRR、HDR、TDP、背面ボタン、スリープ復帰は開発者のテストで動作しています。
Predator Atlas 8は初期のボタンマッピングが始まった段階です。タッチ操作用ドライバーが未整備で、M1・M2ボタンとジャイロも動作しないため、X20と同じ完成度ではありません。
testingへの切り替えは更新トラブルの可能性があるため、現在のBazzite環境を先に保持します。Windows機へ新規インストールする人も、BitLocker回復キーやバックアップ、現行インストーラーの案内を確認してから進めてください。
目次
対応状況X20とAtlas 8は対応段階が異なる
2026年10月22日の開発者告知では、ROG Xbox Ally X20向けサポートがtestingブランチで公開され、Predator Atlas 8では初期コミットによる対応作業が始まりました。両機種とも、安定版で機能が一通り保証された状態とは区別が必要です。
画面・VRR・HDR、TDP、背面ボタン、スリープ復帰はテスト上動作。カスタムTDPは調査中で、RGB照明は対応ドライバー待ちです。ファン制御は今後OGUIプラグインで扱う予定とされています。
初期ボタンマッピングでゲーム操作が可能。タップ操作には上流ドライバーが必要です。M1・M2ボタンとジャイロは告知時点で動作しません。
Atlas 8の告知は「最初のコミットの一部が入った」という内容で、X20のようにtestingブランチ対応が提供されたとは明記していません。機種名が対応作業に登場したことだけを根拠に、Atlas 8へBazziteを通常手順で導入できるとは判断できません。
開発者のテスト結果は、すべての個体・BIOS・Bazziteイメージで同じ状態を保証するものではありません。実際にX20の内蔵音声やAtlas 8のクイックアクセスボタンに関する個別報告も公開されています。いずれも利用者の報告であり、機種全体の不具合と断定はできません。
安定版今すぐ安定版に入れてよい段階か
安定性を優先するなら、X20はtestingブランチへ切り替えず、Atlas 8はBazziteの対応状況が進むまでWindowsを維持するのが無難です。開発者がX20の導入先として案内しているのはtestingで、安定版への対応完了を示す告知ではありません。
BazziteのHandheld Wikiは掲載機種の一覧が網羅的ではないと明記しています。X20やAtlas 8が一覧にないことだけで非対応とは言えませんが、Wikiに個別設定と既知問題がない場合は、機種別の注意点を自分で確認する必要があります。
開発者は切り替え前に稼働中のデプロイメントをピン留めするよう勧めています。ピン留めは以前の環境を保持する操作で、自動的に旧環境へ戻る機能ではありません。
準備導入前にWindowsとデータの復旧手段を確保
WindowsをBazziteへ置き換える場合、ゲームや個人ファイルのバックアップに加え、Windowsへ戻す方法を先に用意します。デュアルブートを考えている場合も、パーティション操作に失敗すると起動できなくなる可能性があるため、回復キーとインストールメディアを確保してください。
- BitLocker回復キーを確認し、PC以外の場所へ保存する
- WindowsのFast Startupを無効にし、休止状態にしない
- 必要なゲームセーブ、個人ファイル、設定を外部ストレージへバックアップする
- インストール用USBメモリーを用意する。旧ハンドヘルド向けガイドでは空き容量10GB以上が案内されている
- Windowsを再導入するためのイメージ、機種別ドライバー、復旧手順を確認する
公式の携帯機向けインストールページはLegacy ISO向けと記載されています。新しいISO用ガイドは準備中のため、古い手順をそのまま現行インストーラーへ当てはめず、ダウンロードページと最新のインストール案内を使ってください。デュアルブートの手動パーティション設定に慣れていない場合は、Windowsを残したままの導入を急がないでください。
切り替え手順現在の環境を保持してtestingへ切り替える
すでにBazziteを使っているX20では、現行環境をピン留めしてからtestingへリベースする方法が告知されています。これは安定版の新規インストール手順ではなく、テスト用ブランチへ切り替える操作です。
- 電源とネット接続を確保し、必要なデータをバックアップする
- 現在の稼働デプロイメントを端末で確認し、開発者の案内に従って
sudo ostree admin pin 0を実行する - Bazzite Portalからtestingへ切り替えるか、端末で
brh rebase testingを実行する - 再起動後、画面・音声・コントローラー・背面ボタン・TDP・スリープ復帰を個別に確認する
- 問題があれば、起動時に保持したデプロイメントを選ぶなど、Bazziteのロールバック手順に従って戻す
作業中に「ピン留めできたから戻せる」と考えてはいけません。ピン留めは以前のデプロイメントを保持するだけです。起動メニューで旧環境を選ぶ方法や、安定版へ戻す手順を事前に確認し、問題が解消するまで保持した環境を削除しないでください。
対応の現状初期対応中は導入を急がない
Predator Atlas 8向けに確認できるのは、ボタンマッピングなどの初期対応作業です。タップ操作用ドライバーは上流での作業が必要で、M1・M2とジャイロにも未対応点があります。開発者告知は機種別の完成した新規インストール手順を示していません。
そのため、Atlas 8で使う場合は公式Wikiや告知の更新を確認してから判断してください。testingやunstableへ無理に切り替えると、入力・電源管理など普段使う機能に問題が出ても自力で切り分ける必要があります。初期設定の不確実さを避けたい場合は、Windowsを維持するのが現実的です。
FAQBazzite導入でよくある疑問
まとめX20はtesting、Atlas 8は初期段階と理解して判断
ROG Xbox Ally X20はBazziteのtestingブランチで主要機能が動作する一方、カスタムTDPやRGBなどに未完了の点があります。Predator Atlas 8はボタン対応が始まった初期段階で、タップ操作・M1/M2・ジャイロに制限があります。
安定運用を優先するなら、X20は現在の安定版を維持し、Atlas 8は対応情報が進むまで待つのが無難です。試す場合はバックアップと復旧手段を確保し、X20では稼働中の環境を保持してからtestingへ切り替えてください。
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出典:Bazzite開発者告知「Ally X20 testing対応・Predator Atlas 8初期対応」、Bazzite「携帯機向けインストールガイド」、Bazzite「Handheld Wiki」、Bazzite公式サイト、Bazzite GitHub Issue #6052(Atlas 8の個別報告)、Bazzite GitHub Issue #6060(X20の個別報告)、ASUS JAPAN「ROG Xbox Ally X20発売案内」、Acer公式「Predator Atlas 8発表」。対応状況は2026年10月24日時点。
