キオクシア EXCERIA BASIC 2TBは55,230円で買い?ゲーム用SSDをLexar NM790と比較【2026年10月】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
通常64,980円から9,750円引き。それでも2TBのNM790より2,250円高い
Amazonのプライム感謝祭で、キオクシアの内蔵SSD「EXCERIA BASIC」2TB(型番SSD-CK2.0N4B/R)が55,230円になっています。通常価格は64,980円で、差額は9,750円です。ゲームを何本も入れる2TBが5万円台なら気になりますが、値引き額の大きさだけでは買いかどうかは決まりません。
結論は、読み出し中心の保管庫として使うなら買いです。ただし同じ2TBのLexar NM790が52,980円で売られており、書き込み性能と耐久性はNM790のほうが上です。大容量ゲームの入れ替えが多い人や、PS5に増設して放熱部品も揃えたい人は、NM790も並べて決めるのが安全です。
分かれ目は、連続書き込みが落ちる点をどう見るかです。EXCERIA BASICはQLCメモリを使うエントリー向けで、海外の2TB実測では大容量を書き続けると速度が300〜400MB/s台まで落ちています。ゲームの読み込みが中心なら影響は小さく、インストールや移行を頻繁に繰り返すなら差が出ます。
目次
結論先に結論|BASICとNM790のどちらを選ぶか
- すでにAmazonプライム会員で、Amazon販売・発送の商品を買いたい人
- 入れたゲームを遊ぶのが中心で、書き込みは月に数回の入れ替え程度の人
- 5年保証と国内の販売元(バッファロー)の窓口を重視する人
- 数十GBのゲームを頻繁に入れ替え、書き込み速度を落としたくない人
- プライム会員ではなく、会員限定価格を使えない人
- PS5に増設し、ヒートシンク付きモデルで部品代まで抑えたい人
価格55,230円は安いのか|確認できた価格を並べる
2026年10月13日に商品ページで確認した価格です。EXCERIA BASICの55,230円は、通常の販売価格64,980円からの値引きで、「このセールはAmazonプライム会員限定です」と案内されています。出荷元・販売元はどちらもAmazon.co.jpでした。

| 製品・販売先 | 表示価格(税込) | 条件 |
|---|---|---|
| BASIC 2TB(/R) | 55,230円 | Amazon。プライム会員限定のセール価格で、通常64,980円。Amazon販売・発送 |
| BASIC 2TB(/J) | 67,347円 | ツクモ(Yahoo!ショッピング)。型番が異なるモデル。送料無料表示 |
| NM790 2TB | 52,980円 | モンスターストレージ(Yahoo!ショッピング)。1人1点の表示 |
| NM790 2TB 放熱板付き | 55,800円 | モンスターストレージ(Yahoo!ショッピング)。1人1点の表示 |
※価格は2026年10月13日の確認時点で、ポイント還元は差し引いていません。セールの終了時刻や在庫で変わるため、注文前に商品ページで確かめてください。出典:Amazon商品ページ/ツクモ(Yahoo!ショッピング)/モンスターストレージ(NM790)/モンスターストレージ(NM790ヒートシンク付き)
この表で見るべきは、NM790の通常版がBASICのセール価格より2,250円安く、ヒートシンク付きでも差が570円に収まる点です。BASICのセール価格はたしかに大きな値引きですが、同容量の別製品を含めると「最安」ではありません。一方、同じBASICの型番違い(/J)が67,347円で並んでいるので、/Rのセール価格はその型番では確かに割安です。
なお、/Rは「特定販売店向け」とバッファローの製品ページに書かれたモデルで、Amazon限定の型番です。セール終了後の価格は商品ページで確かめてください。
スペック仕様を並べると差は書き込みと耐久性に出る
| 項目 | EXCERIA BASIC 2TB | Lexar NM790 2TB |
|---|---|---|
| 接続・形状 | PCIe Gen4 x4・M.2 2280(M key) | PCIe Gen4 x4・M.2 2280 |
| NAND | QLC(BiCS FLASH) | 3D TLC |
| 公称読み出し | 7,300MB/s | 7,400MB/s |
| 公称書き込み | 6,800MB/s | 6,500MB/s |
| 総書き込み容量(TBW) | 600TB | 1,500TB |
| 保証 | 購入から5年 | 5年(限定保証) |
| メモリの使い方 | ホストメモリバッファ対応 | ホストメモリバッファ対応 |
※公称値はメーカーの測定条件によるもので、実際の速度を保証するものではありません。BASICの保証は購入から5年で、残り寿命の割合がゼロになった時点でも終わります。出典:キオクシア公式(EXCERIA BASIC)/Lexar公式仕様書(NM790)/Lexar公式(NM790製品ページ)
公称の読み出し・書き込み速度はほぼ同じで、スペック表だけでは差がつきません。違いはNANDの種類と耐久性です。QLCは1セルに4ビットを記録するため容量あたりの価格を抑えやすい反面、書き込み速度と耐久性ではTLCに劣るのが一般的です。BASICとNM790のTBWが2.5倍違うのは、その違いが数字に出たものです。
書き込みQLCで気になる大容量の連続書き込み
台湾の4Gamersが2TBモデルを実測した記事では、AIDA64の連続書き込みテストで、最初の約18%は約5,900MB/sを保ち、書き込み量が約35%を超えたあたりで300〜400MB/s台に落ちています。全容量の平均は1,839.3MB/sでした。公称の6,800MB/sは、書き込みの最初の部分だけで出る数字と考えたほうが実態に近いです。
同じ記事のCrystalDiskMarkでは、連続読み出し7,463MB/s、連続書き込み6,838MB/sと、公称並みの値が出ています。短いテストでは公称並み、容量の何割も書き続けるテストでは大きく落ちる、という違いです。
※測定環境はRyzen 9 9950X3D・Windows 11 Pro。日本向け「/R」と同一個体という確認はなく、測定条件によって結果は変わります。出典:4Gamers台湾(EXCERIA BASIC 2TBレビュー)
ゲームの読み込みは読み出しが中心なので、書き込みが落ちても普段の起動やロードには響きにくいと考えられます。落ちた速度が表れるのは、数百GB単位でゲームを移したり、旧SSDから丸ごとコピーしたり、録画データを書き続けたりする場面です。新しいSSDを買った直後の移行で、1TB以上を一気に書き込むときが典型です。
耐久性の面では、600TBWは5年の保証期間で割ると1日あたり約330GBの書き込みに相当します。ゲームのインストールや更新で毎日これだけ書く人は多くありません。TBWの差が実際の寿命差につながる人は限られ、気にすべきは耐久性より連続書き込みの速度です。
対応スロットとPS5で買う前に確かめること
BASICはM.2 2280のGen4 x4で、最大寸法は80.15×22.15×2.38mmです。デスクトップPCのM.2スロットはもちろん、Gen3のスロットに挿しても動きますが、速度はGen3の上限に制限されます。ノートPCでは、スロットが2280に対応しているか、厚みに余裕があるかを確認してください。
PS5の増設用M.2 SSDには、Gen4 x4・Key M・読み出し5,500MB/s以上の推奨・ヒートシンクなどの放熱構造が求められています。BASICの公称読み出しは7,300MB/sで推奨値を上回りますが、PS5での動作確認済みという案内は確認できていません。BASICはヒートシンクなしのモデルで、キオクシアはヒートシンク付きを別シリーズ(EXCERIA with Heatsink)として出しています。PS5で使うなら放熱部品を別に用意することになり、ヒートシンク付きNM790(55,800円)との差は570円なので、部品代がそれを超えれば総額は逆転します。
※PS5の要件は2026年10月13日時点の公式ページによります。出典:PlayStation公式(M.2 SSDの増設)/バッファロー(SSD-CK2.0N4B/R)
おすすめ買うならどれを選ぶか
プライム会員でAmazonから買えて、遊ぶゲームを置く保管庫にするなら、セール中の2TBは悪くない選択です。書き込みの多さが不安なら、NM790を並べて比べてください。2TBまで要らないなら、1TBのBASICも選べます。
まとめまとめ|読み出し中心の保管庫なら買い、書き込みが多いならNM790も比較
EXCERIA BASIC 2TBの55,230円は、通常価格から9,750円安く、同じ型番違いの67,347円と比べても割安です。ただしプライム会員限定で、2TBのNM790が52,980円で並んでいるため、最安とは言えません。QLCの連続書き込み低下が許せるかどうかが、選ぶ基準です。
ゲームを置いて遊ぶ保管庫としてなら、プライム会員は55,230円のBASIC 2TBで十分です。移行や入れ替えで大容量を頻繁に書くなら、書き込みに余裕のあるNM790 2TB(52,980円)を選んでください。注文前にセール価格と在庫を商品ページで確認してください。





