VALORANT PC版 必要スペックとおすすめ構成【2026年10月】144fps・240fps・360fps別 CPU/GPUガイド
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fpsを決めるのはGPUよりCPU。公式の高fps帯はGTX 1050 Ti / i5-9400F
VALORANTは、fpsを決めるのがGPUよりCPUのシングルスレッド性能になりやすいゲームです。公式の最低スペック(Core i3-540 / Intel HD 4000)は30fps想定の下限で、競技で144fps・240fps・360fpsを狙うなら、まったく別の構成が必要になります。
目安は、144fpsならGTX 1660 SUPER、240fpsならRTX 3060とRyzen 5 7600、360fpsならRyzen 7 7800X3Dです。300fpsを超える帯域では、GPUを替えてもfpsがほとんど動かなくなります。
もうひとつの落とし穴がアンチチートの「Vanguard」です。Windows 11ではTPM 2.0とセキュアブートが必須で、メモリ整合性(VBS/HVCI)が無効だとアカウント制限の対象になりえます。2026年6月からは、条件を満たすPC向けに常駐しない「Vanguard On-Demand」も選べるようになりました。
目次
公式公式の必要スペックは3段階
Riot Gamesの公式スペックは、最低(30fps想定)・推奨(60fps想定)・高fps帯(144fps想定)の3段階です。画質プリセットごとの基準ではなく、目標フレームレートで区分されています。
| 段階 | CPU | GPU |
|---|---|---|
| 最低(30fps想定) | Intel Core i3-540 / AMD Athlon 200GE | Intel HD 4000 / AMD Radeon R5 220 |
| 推奨(60fps想定) | Intel Core i3-4150 / AMD Ryzen 3 1200 | NVIDIA GeForce GT 730 / AMD Radeon R7 240 |
| 高fps帯(144fps想定) | Intel Core i5-9400F / AMD Ryzen 5 2600X | NVIDIA GTX 1050 Ti / AMD Radeon R7 370 / Intel Arc A310 |
出典:Riot Games公式サポート「Minimum & Recommended PC Specs」(確認日2026年10月5日)。メモリは全段階4GB(単体GPUはVRAM 1GB以上)、OSはWindows 10(Build 19041以降)64bitかWindows 11 64bitで、DirectX 11対応が必須です。Windows 11ではTPM 2.0とUEFIセキュアブートも必須で、ARMとクラウドゲーム、仮想マシンは非対応です。ストレージ容量の明記はなく、インストール容量は目安約26GBです。
公式の最低スペックは30fps想定の下限です。推奨(60fps想定)も高fps帯(144fps想定)も、競技シーンの基準からすればかなり控えめです。上位ランク帯では240〜360fps環境が当たり前なので、公式の高fps帯よりずっと上のCPU・GPUを選ぶ必要があります。
VALORANTはPatch 11.02(2025年7月29日)で、ゲームエンジンをUnreal Engine 4.27から5.3へ更新しました。公式の説明では、プレイヤーが体感する変化は小さな性能向上程度です。
fps目安GPU別フレームレート目安(フルHD・競技設定)
競技設定(テクスチャ品質Medium・その他Low・MSAA無効)・フルHDでの推定フレームレートです。中位以上のGPUでは、CPU性能が上限を決めます。
| GPU(VRAM) | 競技設定 | 高設定 |
|---|---|---|
| RTX 5060 Ti(16GB) | 380 fps | 290 fps |
| RTX 4060 Ti(16GB) | 350 fps | 265 fps |
| RTX 4060(8GB) | 315 fps | 240 fps |
| RTX 3060 Ti(8GB) | 285 fps | 215 fps |
| RTX 3060(12GB) | 255 fps | 190 fps |
| RX 7600(8GB) | 235 fps | 175 fps |
| GTX 1660 SUPER(6GB) | 190 fps | 140 fps |
| GTX 1060(6GB) | 135 fps | 95 fps |
※フルHD(1080p)での推定値。CPUはRyzen 7 9800X3D環境でのGPU上限値です。Ryzen 5 7600のような中位CPUでは、300fps前後でCPU律速が起こります。
フルHD(1080p)で遊ぶ場合
競技設定のフルHDなら、GTX 1660 SUPERで190fps前後と144Hzモニターには十分な余裕があります。ただ、5v5の交戦中はエフェクトが増えてfpsが落ちるので、目標fpsの1.3倍程度の余裕を持たせるのが実用的です。360fps帯を狙うなら、GPUより先にCPUを見直してください。
高設定(High品質)で遊ぶ場合
競技プレイヤーはほぼ全設定をLowにしますが、高設定で遊ぶならRTX 3060でフルHD190fps前後が目安です。MSAA 4xはGPU負荷が特に高く、RTX 3060では240fpsに届きません。画質とfpsを両立するなら、テクスチャをHigh、MSAAを2xか無効にするのが現実的な落としどころです。
CPU360fps帯ではCPUがボトルネックになる
VALORANTは、プレイヤー位置の計算・弾道判定・エフェクト演算といった1フレーム分のゲームロジックが、CPUのメインスレッドに集中する設計です。300fps以上を安定して出せるかどうかは、GPUよりCPUのシングルスレッド性能で決まります。
VanguardVanguardの必須要件とOn-Demand
VALORANTのアンチチート「Vanguard」は、起動時にシステムのセキュリティ要件を検証し、Windows 11ではTPM 2.0とセキュアブートが無効だと起動しません。さらにRiotは、メモリ整合性(VBS/HVCI)が要件を満たしていない場合もアカウント制限の対象になりえると説明しています。
2026年8月、BTOメーカーBANDAL GAMINGの「けんきコラボPC」を購入した人が、受領から4日でVALORANTのアカウント制限を受けました。Riotが示した原因は、セキュアブートとメモリ整合性(VBS/HVCI)の要件未達です。BIOS上は有効でも、Windows側で機能していなければ要件を満たしたことになりません。経緯はけんきコラボPC購入者のアカウント制限で解説しています。
2021年以降に出荷されたWindowsプリインストール機は、原則として対応しています。問題になりやすいのは、2017〜2020年製の自作PCや中古PCを流用する場合です。切り分けの手順はセキュアブートとVANエラーの原因にまとめています。
常駐しない「Vanguard On-Demand」は任意
2026年6月24日から、VanguardのドライバーをWindows起動時ではなくRiotのゲームを起動したときだけ動かすOn-Demandが使えるようになりました。Riotによれば、使うかどうかは完全に任意で、条件を満たさないPCは従来どおり常駐版のVanguardを使い続けられ、ペナルティもありません。VALORANTは今までどおり起動します。
| On-Demandの条件 | 確認方法 | オンにする場所 |
|---|---|---|
| Windows 11 25H2以降 | winver | Windows Update |
| UEFIモード・セキュアブート | msinfo32 | BIOS/UEFI |
| TPM 2.0 | tpm.msc | BIOS(fTPM / PTT) |
| VBS・HVCI(メモリ整合性) | コアの分離の画面 | Windows セキュリティ |
| IOMMU | msinfo32のカーネルDMA保護 | BIOS(IntelはVT-d、AMDはIOMMU) |
出典:Riot Games「Vanguard On-Demand」、Riot Games公式サポート「Enable IOMMU」(確認日2026年10月5日)。Riotは、条件をすでに満たしているのは約35%のプレイヤーと説明しています。
On-Demandを使わなくても、ゲームの動作には影響しません。IOMMUを有効にしてもパフォーマンスへの影響はごくわずかだとRiotは説明しているので、タスクトレイの常駐が気になる人だけ、BIOSでIOMMUを有効にして試してください。
設定fpsを改善する設定
デフォルトの品質設定から競技向けに変えると、見た目をほとんど落とさずにfpsを20〜40%伸ばせます。効果が大きい項目から順に変えるのが効率的です。
解像度スケールを90〜95%にすると、視認性はほぼ変わらずGPU負荷が10〜15%減ります。CPU交換を考える前に試す価値があります。
全設定の最適値とWindowsの最適化は、VALORANT PC版 FPS最大化おすすめ設定ガイドにまとめています。
構成fps帯別のおすすめ構成
狙うfpsごとのCPUとGPUの組み合わせです。このゲームはCPUがfpsの上限を左右するので、GPU単体の性能だけで判断しないでください。
おすすめおすすめのゲーミングPCとパーツ
240fps帯なら完成品のRTX 5060構成、360fps帯ならRyzen 7 7800X3D搭載機が選びやすい組み合わせです。パーツを自分で替えるなら、まずCPU、次にGPUの順で選んでください。240fps帯までで足りるGPUなら、RTX 5060クラスで十分です。


※価格・在庫・構成は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|GPU性能より「CPU選び」が差になる
VALORANTは、GPUを強くしてもfpsが伸びにくいゲームです。300fps超ではCPUのシングルスレッド性能が上限を決めるため、RTX 4070やRTX 5060 Tiを積んでもCPUが旧世代なら性能を引き出せません。144fps帯はGTX 1660 SUPER、240fps帯はRTX 3060とRyzen 5 7600、360fps帯はRyzen 7 7800X3Dが基準です。
始める前には、TPM 2.0・セキュアブート・コア分離の3点を、BIOSの表示ではなくWindows上で実際に機能しているかまで確認してください。新品のBTOでも、受け取り直後の確認が欠かせません。
144fpsはGTX 1660 SUPERで届き、360fpsはRyzen 7 7800X3D次第です。
2026年版GPUランキングと2026年版ゲーミングPCランキングも、構成選びの参考になります。






