タルコフのメモリは何GB必要?公式推奨64GB・実用下限32GBの理由|必要スペックとCPU・GPUの選び方【2026年版】
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公式推奨は64GB、遊ぶだけなら32GBの2枚組が下限
出典:Escape from Tarkov Steamストアページ(必要スペック)、公式パッチノート(1.0.2.5/1.0.4.0/1.0.4.5/1.0.5.0/1.1.0.0/1.1.5.0/9月15日のLeagues実装)
『Escape from Tarkov(タルコフ)』は、Battlestate Gamesが開発する、装備を持ち込んで物資を回収し、生きて脱出するまでが1試合のタクティカルFPSです。パーツ選びで真っ先に迷うのがメモリで、公式の最低環境は16GB、推奨環境は64GBと、4倍もの開きがあります。
結論から言うと、遊ぶだけなら32GB(16GB×2枚)で足ります。64GBが効いてくるのは配信や録画を並行する場合で、64GBにしたからといってフレームレートが上がるわけではありません。逆に16GBは、レイドを重ねるうちに動作が重くなったり落ちたりしやすい容量です。
2026年は3月から9月にかけて、描画負荷を減らす最適化やメモリリークの修正が続けて入りました。それでも公式の必要スペックは変わっておらず、32GBを下限とする考え方も変わりません。パッチで何が軽くなり、何が変わっていないのかまで踏まえて、CPUとGPUの選び方を順に見ていきます。
目次
結論メモリは何GBあればいいか、容量別の判定
容量ごとの判定は次のとおりです。迷ったら32GBを選び、配信や録画をするなら64GBに上げる、という2択で考えてください。
| 容量 | 判定 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 16GB | 非推奨(公式の最低環境) | 起動はするが、長時間のレイドや大型マップで足りなくなりやすい |
| 32GB | 実用の下限・標準 | タルコフ単体を遊ぶ。Discordやブラウザを並べる程度まで |
| 64GB | 公式推奨・余裕を持たせる | 配信・録画を並行する、他の作業アプリも開いたまま遊ぶ |
どの容量でも、同じ容量のメモリを2枚組み合わせるデュアルチャンネルにすることが前提です。32GBなら16GB×2枚、64GBなら32GB×2枚を選びます。
動作環境公式の必要スペック(最低環境と推奨環境)
Battlestate GamesがSteamストアページで公開している必要スペックです。2026年9月30日時点で確認しても、2025年11月のSteam版発売時から内容は変わっていません。
| 項目 | 最低環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10(64bit) | Windows 11(64bit) |
| CPU | Ryzen 5 3600 または同等品 | Core i7-14700F またはそれ以上 |
| メモリ | 16GB | 64GB |
| GPU | GTX 1660 または同等品 | RTX 4070 またはそれ以上 |
| DirectX | Version 11 | Version 11 |
| ストレージ | 80GBの空き容量 | 80GBの空き容量 |
推奨の64GBばかりが話題になりますが、つまずきやすいのは最低環境の16GBです。16GBは「起動できる容量」であって、長時間のレイドを安定して回せる容量ではありません。ストレージも最低・推奨ともに80GBが必要で、アップデートのたびに作業用の空き容量も使うため、SSDには余裕を残しておいてください。
メモリ32GBが実用の下限になる理由
タルコフは大きなマップを丸ごと読み込み、多数のAI(Scav)とプレイヤーを同時に動かすため、ほかのFPSよりメモリの使用量が多いタイトルです。16GBの環境では、最初のレイドは快適なのに、レイドを重ねるほど重くなり、やがてフリーズや強制終了に至るという形で不足が表に出ます。カスタムやストリートオブタルコフのような大型マップほど起きやすく、グラフィック設定を下げても解消しません。
32GBあれば、タルコフ本体にDiscordやブラウザを並べても足りなくなることはまずありません。64GBが意味を持つのは、配信ソフトや録画、動画編集ソフトなどメモリを食うアプリを同時に動かす場合です。公式が推奨に64GBを掲げているのは、こうした使い方まで含めた余裕を見ているためと考えられます。
今使っているPCが本当にメモリ不足なのかを切り分けたい場合は、タルコフが重い・落ちるときの診断手順で、症状の出方から原因を絞り込む方法を解説しています。
最新情報2026年のパッチで変わったこと、変わらないこと
2026年3月から9月にかけて、性能やメモリに関わる修正が段階的に入りました。スペック選びに関係する項目だけを抜き出すと次のとおりです(日付はSteamでの告知日、日本時間)。
| パッチ | 告知日 | スペックに関わる変更 |
|---|---|---|
| 1.0.2.5 | 3月5日 | DLSSをバージョン4.5に更新し、新しいプリセットに対応。クライアントとメニューの起動も高速化 |
| 1.0.4.0 | 3月28日 | 全マップでクライアント性能を最適化。カスタム・インターチェンジ・リザーブで見えないプレイヤーの描画を省く処理(カリング)を刷新 |
| 1.0.4.5 | 4月20日 | ライトハウス・ショアライン・ウッズ・グラウンドゼロにも新しいカリングを導入。ストリートオブタルコフの建物・地形データを軽量化 |
| 1.0.5.0 | 5月25日 | オーディオが原因のメモリリークを修正。アニメーション処理のCPU使用率を削減。一部の光源の負荷をCPUからGPUへ移す実験的なグラフィック設定を追加(上位GPU向け) |
| 1.1.0.0 | 8月4日 | ストリートオブタルコフのプレイ範囲の計算方法を変更し、カスタムも追加で最適化 |
| 1.1.5.0 | 9月8日 | レイドの読み込み中にクラッシュする原因の一部を修正 |
| Leagues実装 | 9月15日 | ELCAN SpecterDRなどの切り替え式スコープで、ドットサイト側をのぞくとフレームレートが落ちる不具合を修正 |
メモリの観点でいちばん大きいのは、1.0.5.0でオーディオが原因のメモリリークが修正されたことです。時間がたつほど使用量が膨らむ原因の一つが消えたことになり、以前より長時間のレイドで重くなりにくくなっています。とはいえ公式の必要スペックは据え置かれたままで、マップごとの読み込み量そのものが減ったわけではありません。32GBを下限、配信・録画をするなら64GBという目安は、2026年9月時点でも変わりません。
CPUとGPUの関係では、1.0.5.0で追加された光源の設定が注目点です。CPUが処理していた一部の光源をGPUに肩代わりさせるもので、公式は上位のGPU向けとしています。GPUに余力がありCPUが頭打ちになっている構成なら、試す価値があります。実験的な設定のため、有効にして重くなったら戻してください。
CPUCPUは3D V-Cache搭載のX3Dが有力
タルコフはAIの処理やプレイヤーの同期でCPUに負荷がかかり続けるタイトルで、特に人やAIが集まる市街地では、GPUより先にCPUが限界に達しやすくなります。公開されているベンチマークでは、大容量のL3キャッシュ(3D V-Cache)を積んだRyzen 7 9800X3Dが、同じ価格帯の通常のCPUより高いフレームレートを出す傾向があります。
ただし、タルコフはレイドごとにマップ・人数・天候が変わるため、再現性のあるベンチマークが取りにくいゲームです。「X3Dにすれば何割速くなる」と一律には言えず、公式の推奨もCore i7-14700Fで、X3Dを必須としているわけではありません。
9600X・9700X・9800X3Dのどれを選ぶかは、タルコフにX3D CPUは本当に効果があるかを比較した記事で詳しく扱っています。
GPUGPUは公式推奨のRTX 4070クラスが基準
GPUは、公式推奨のRTX 4070を基準に、目標の解像度とリフレッシュレートから逆算して選びます。現行のRTX 50シリーズなら、すべてのモデルが最低環境のGTX 1660を上回っています。
| 目標 | GPUの目安 | VRAMの目安 |
|---|---|---|
| フルHD・60fps前後 | RTX 5060クラス | 8GB(テクスチャ品質は控えめに) |
| フルHD・高リフレッシュレート | RTX 5060 Ti 16GB〜RTX 5070クラス | 12GB以上 |
| WQHD | RTX 5070 Ti〜RTX 5080クラス | 16GB |
| 4K・配信の並行 | RTX 5080〜RTX 5090クラス | 16GB以上 |
VRAMが足りないと、平均のフレームレートではなく、引っかかるようなカクつきとして表に出ます。RTX 5060 Tiは16GB版と8GB版が併売されているので、購入時は型番だけでなく容量まで確認してください。
アップスケーリングは、1.0.2.5でDLSSがバージョン4.5に更新されています。RTXシリーズならDLSS、RadeonならFSRを使うと、1段下のGPUでも目標のフレームレートに届きやすくなります。GPUの階層ごとの傾向とCPUとの組み合わせはタルコフのグラボの選び方で、設定ごとの重さはタルコフのおすすめ設定ガイドで解説しています。
構成例目標別のおすすめ構成
ここまでの目安を、目標ごとの構成にまとめます。どの構成でもメモリは32GB以上のデュアルチャンネルが前提です。
タルコフのアンチチートBattlEyeはカーネル領域で動くため、Windows 11のコア分離(メモリ整合性)と組み合わさると、負荷の高い場面で影響が出ることがあります。ただしメモリ整合性を切るとセキュリティが下がるので、仕事用のPCでは有効のままにしておくのが無難です。フレームレートの不足はまずメモリ・CPU・GPUの構成で解決してください。
おすすめタルコフ向けのおすすめパーツとBTO
最優先はメモリです。まず32GBの2枚組を確保し、配信や録画をするなら64GBの2枚組を選びます。
CPUとGPUは、フルHDの高リフレッシュレートを狙う構成の組み合わせです。
パーツを選ぶ手間を省くなら、メモリ32GBを標準で積んだ9800X3D搭載のBTOパソコンが近道です。
FAQよくある質問
まとめタルコフのメモリは32GBの2枚組から
タルコフのメモリは、遊ぶだけなら32GB(16GB×2枚)、配信や録画をするなら64GB(32GB×2枚)が答えです。公式の最低環境である16GBは起動できる容量にとどまり、長時間のレイドでは足りなくなりやすくなります。2026年のパッチで最適化やメモリリークの修正は進みましたが、必要スペックは据え置かれたままです。
CPUは市街地で頭打ちになりやすいため、高リフレッシュレートを狙うならRyzen 7 9800X3Dが有力です。GPUは公式推奨のRTX 4070を基準に、フルHDならRTX 5060 Ti 16GB、WQHDならRTX 5070 Ti以上を目安にしてください。
予算の配分は、メモリ32GBの2枚組を最優先で確保し、次にCPU、最後にGPUの順です。9800X3Dを選ぶ代わりにメモリを16GBに削るより、9600Xとメモリ32GBを組み合わせたほうが、タルコフでは安定して遊べます。









