スプリット・フィクション PC必要スペック完全ガイド【2026年10月最新】UE5なのに軽い理由・DLSS非対応でもFSR 3.1・フレンズパスの条件
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
推奨はRTX 3070・1440p/60fps。DLSSは非対応でFSR 3.1を使う
『スプリット・フィクション』(Split Fiction)は、『It Takes Two』のHazelight Studiosが作った2人協力のアクションアドベンチャーです。2025年3月6日にPC(Steam/Epic Games Store)とPS5・Xbox Series X|S向けに発売され、2025年6月5日にはNintendo Switch 2版も出ました。Steamの通常価格は6,900円です(2026年10月5日確認)。
公式の動作環境は、最低がGTX 970(1080p/30fps/Low)、推奨がRTX 3070またはRX 6700 XT(1440p/60fps/High、ネイティブ)です。UE5の重さの元になりがちなLumenとNaniteを使わないため、VRAMも控えめで、RTX 3060 12GBでもFSR 3.1 Qualityを併用すれば1440pで平均69fpsが出ています。
注意したいのは、NVIDIAのDLSSに対応していない点です。アップスケーリングはFSR 3.1かUnreal標準のTAAを使うので、「DLSSで稼ぐ」前提でGPUを選ぶと当てが外れます。友人と遊ぶ場合は、ゲームを買う側だけでなく、フレンズパスで参加する側のPCも最低ラインを満たしている必要があります。

目次
動作環境公式の必要スペックと推奨スペック
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨環境 |
|---|---|---|
| 目標 | 1080p/30fps/Low | 1440p/60fps/High(ネイティブ) |
| OS | Windows 10/11(64bit) | Windows 10/11(64bit) |
| CPU | Core i5-6600K/Ryzen 5 2600X | Core i7-11700K/Ryzen 7 5800X |
| GPU | GeForce GTX 970(4GB)/Radeon RX 470(4GB) | GeForce RTX 3070(8GB)/Radeon RX 6700 XT(12GB) |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 85GB | 85GB |
| DirectX | 12 | 12 |
※Steam版の動作環境。2026年10月5日に確認。公式の要件は最低と推奨の2段階です。
メモリは最低でも16GBが必要です。8GBや12GBのPCは、GPUが足りていても要件を満たしません。CPUも最低でCore i5-6600K/Ryzen 5 2600X、推奨でCore i7-11700K/Ryzen 7 5800Xが指定されています。
推奨環境の目標はFSRなどを使わないネイティブ描画での値です。FSR 3.1のQualityを併用すれば、推奨より下のGPUでも60fpsに届く場面があります。逆に、144Hz以上のモニターで高fpsを狙うなら、推奨スペックでは足りません。
軽さUE5なのに軽い理由はLumenとNaniteを使わないこと
UE5タイトルが重くなりやすいのは、リアルタイムの間接光を計算するLumenと、膨大なポリゴンを扱うNaniteが大きな割合を占めるためです。スプリット・フィクションはどちらも使わず、従来から使われてきた手法で光と影を作っています。Digital Foundryの技術レビューでも、この選択が画質の鮮明さと安定したパフォーマンスにつながったと評価されています。
その効果はVRAMに出ています。NaniteとVirtual Shadow Mapsを使わないため、最大VRAM使用量は1080pで6.35GB、1440pで7.10GB、4Kで8.66GBにとどまります(RTX 4090・最高設定の実測)。起動直後の数分はシェーダーのコンパイルで軽いスタッターが出ますが、その後は目立ちません。
fps目安解像度別の実測fps
Split Fictionの実測fpsは、RTX 4090(最高設定・アップスケーリングなし・Core i9-12900K)で1080pが117fps、1440pが100fps、4Kが68fpsです。1080pから1440pへの落ち込みは小さく、1080pはCPU側で頭打ちになっています。
| GPU | 1080p | 1440p | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 4090最高設定・ネイティブ | 117 | 100 | 68 |
※Core i9-12900K・DDR5-6000での実測。RTX 4090のネイティブ描画の例で、ほかのGPUの値ではありません。
下位のGPUで確かめられている数字は、RTX 3060 12GBの1440pです。影品質をHigh、アップスケーリングをFSR 3.1 Qualityにし、ほかを最高設定にして平均69fps(1%ローは65fps)でした。ゲーム内でも負荷の高い、巨大な敵が出る場面での計測です。
影品質をHighに下げると遠景の影が少し粗くなる代わりに軽くなり、ポストプロセス品質をHighにすると解像度の低い反射が無効になります。見た目の差が小さい割に軽くなるので、fpsが足りないときに最初に試す設定です。
これらの数字から、解像度ごとの選び方は次のように考えられます。
| 目標 | 目安のGPU | 考え方 |
|---|---|---|
| 1080p/60fps | GTX 970/RX 470以上 | 公式がLow設定で30fpsを想定しているラインです。60fpsを安定させたいなら、RTX 3060クラス以上を選ぶと設定を落とさずに済みます。 |
| 1440p/60fps | RTX 3070/RX 6700 XT以上 | 公式推奨のラインです。RTX 3060 12GBでもFSR 3.1 Qualityを併用すれば届いた例があります。 |
| 4K/60fps | RTX 4090級、またはFSR併用 | RTX 4090がネイティブ4Kで68fpsです。それより下のGPUでは、FSR 3.1のQualityやBalancedを使う前提で考えます。 |
※GPUの目安は、公式要件と上記の実測から導いたものです。ほかのGPUの実測は確認できていません。
VRAMVRAMは8GBで1440pまで足りる
| 解像度 | 最大VRAM使用量 | 目安 |
|---|---|---|
| 1080p | 6.35GB | 8GBなら余裕、6GBはほぼ上限 |
| 1440p | 7.10GB | 8GBで収まるが余裕は小さい |
| 4K | 8.66GB | 8GBは超える。12GB以上が安心 |
※RTX 4090・最高設定での最大値。使用量はテスト環境で前後するので、目安として見てください。
VRAM 8GBのRTX 5060やRTX 5060 Tiの8GB版でも、1080pと1440pなら問題なく遊べます。ネイティブ4Kを狙う場合だけ、8GBでは足りない場面が出ます。このゲームのためだけにVRAM 16GBのGPUを買う必要はありません。
アップスケーラーDLSSは非対応でFSR 3.1が使える
対応しているアップスケーラーは、AMDのFSR 3.1とUnreal標準のTAA系だけです。DLSSとXeSSは使えず、DLSS 4やマルチフレーム生成も公式には対応していません。FSR 3.1はNative AA・Quality・Balanced・Performance・Ultra Performanceの各モードがあり、NVIDIAのGPUでも使えます。
FSR 3.1のQualityモードはネイティブ描画より30%以上速くなり、Performanceモードでは最大50%速くなります。ただし画質は下がるので、まずQualityから試すのが無難です。UE5標準のTAAはネイティブのFSRより10〜12%ほど速く、画質を保ったまま少し軽くしたいときに向いています。
このゲームにはDLSS 4のマルチフレーム生成がないので、RTX 50シリーズを選ぶ理由は素の描画性能と、ほかのゲームへの余裕になります。アップスケーリングの種類ごとの違いはDLSS・FSR・XeSS完全ガイドで比べています。
フレンズパスフレンズパスは1本買えば友人が無料で遊べる
フレンズパスは、フル版を持っている人とオンラインで遊ぶときに限り、友人が無料でゲーム全体を遊べる仕組みです。友人側の費用はかからず、フル版を持つ人が招待するだけで始められます。
- 1人がフル版を購入する(Steam、Epic Games Store、PS5、Xbox Series X|S、Switch 2のいずれか)
- 友人が自分のプラットフォームのストアからフレンズパスを無料でダウンロードする
- フル版の所有者がゲーム内でオンラインセッションを作り、友人を招待する
フレンズパスで全編を遊べるのは、フル版の所有者とのオンラインセッション中だけです。実績やトロフィーを解除できるのも、フル版を購入したプレイヤーだけです。オンラインでは、両者にプラットフォームのアカウントとEAアカウントの連携が必要です。
1台のPCやゲーム機に2人で並ぶローカル協力なら、インターネット接続もフレンズパスも不要です。コントローラー2つ、またはPCならコントローラー1つとキーボード・マウスで遊べ、オフラインならEAアカウントも要りません。
クロスプレイにも対応していて、PS5・Xbox Series X|S・Switch 2・PCの間で一緒に遊べます。招待はゲーム内の「EAフレンドリスト」から行うので、先に友人のEAアカウントをフレンド登録しておきます。ホストが新規・続きから・チャプター選択のどこから始めるかを決められ、フレンズパスで進めた内容は、のちにフル版を買ったときに引き継がれます。
フレンズパスで遊ぶ友人のPCも、公式の最低動作環境(GTX 970・メモリ16GB・容量85GB)が必要です。誘う前に、友人のPCが最低ラインを満たしているかを確かめておくと、当日に遊べないという事態を避けられます。
Steam DeckSteam Deck検証済みで、ウルトラワイドにも対応
Steam版は、ValveのSteam Deckで「検証済み」(Verified)です。Steamクラウドセーブにも対応し、Steam版はEAアプリを起動しなくても遊べます。外で遊ぶときも、自宅のPCとセーブを共有できます。
PCの画面では、21:9と32:9のウルトラワイドに対応しています。横に広い映像で2人分の画面を並べられますが、描画する画素数が増えるので、通常の16:9より重くなります。ウルトラワイドで60fps以上を狙うなら、推奨スペックのGPUより一段上を見ておくと安心です。
構成このゲームに合うPC構成の考え方
| 目的 | GPU | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 1080pで十分 | RTX 5060/RX 9060 | 公式推奨のRTX 3070と同じクラスの現行GPUで、1080pは余裕があります。VRAM 8GBでも足ります。 |
| 1440pを快適に | RTX 5060 Ti/RX 9060 XT | 公式推奨のRTX 3070より新しい世代で、推奨を上回ります。VRAM 16GB版なら他の重いゲームにも使えます。 |
| 4Kも視野に入れる | RTX 5070以上 | 4Kはネイティブだと負荷が大きく、FSR 3.1との併用が前提です。VRAMは12GB以上が目安です。 |
CPUはRyzen 5 9600Xクラスで十分です。1080pで高fpsを狙う場合に限り、CPUが先に頭打ちになるため、ゲーム用途に強いRyzen 7 9800X3Dのようなモデルの恩恵が出ます。
おすすめこのゲームを快適に遊べるパーツとゲーミングPC
パーツで組むなら、解像度ごとに次の4点が候補です。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
パーツ選びが面倒なら、ゲーミングPCも選択肢です。フレンズパスで友人を誘う場合、フル版を持つ側のPCだけでなく、友人側のPCも最低ラインを満たしている必要があります。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|最低はGTX 970、迷ったらRTX 5060 TiかRX 9060 XT
スプリット・フィクションはUE5製のタイトルとしては軽く、GTX 970クラスでも動き、1440p/60fpsにはRTX 3070かRX 6700 XTがあれば届きます。DLSSは使えないので、アップスケーリングはFSR 3.1の前提で考えます。
遊び方では、フレンズパスで友人を誘えば、友人側の費用はかかりません。友人のPCが最低動作環境を満たしているかだけ確かめておけば、当日に困ることはありません。なお、販売本数は2026年4月時点で700万本に達しています。
公式推奨を満たすGPUと16GBのメモリがあれば、設定を落とさずに遊べる軽いゲームです。GPUを新調するなら、1440pまで視野に入れてRTX 5060 TiかRX 9060 XTを選べば、このゲームには十分な余裕があります。
参考:Steam『Split Fiction』/EA公式(Steam Deck検証済み・PCスペック)/EA公式(フレンズパス)/EA Help(遊び方)/EA公式(Switch 2版)/Game Developer(販売本数)/PCOptimizedSettings(RTX 4090の実測)/PCOptimizedSettings(RTX 3060の実測)/Digital Foundryのレビュー要約








