『崩壊:スターレイル』をSteamOS・Linuxで遊べる?dwprotonの導入方法とリスク【2026年8月】

『崩壊:スターレイル』をSteamOS・Linuxで遊べる?dwprotonの導入方法とリスク【2026年8月】

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STEAMOS / LINUX GUIDE / 2026-08
『崩壊:スターレイル』はSteamOS・Linuxで遊べる?
dwproton 11.0-10で変わったことと、試す前に知るべき線引き
Steam DeckやLinux PCでWindows版を動かすためのカスタムProtonを解説します。起動できることと、HoYoverseの正式対応・安全保証は別の話です。
非公式の互換環境Steam Deck対応表記なし更新後に起動不能になる可能性あり

Steam Deckで『崩壊:スターレイル』を遊びたい場合、SteamOS上でWindows版のHoYoPlayをProton経由で動かす方法があります。dwproton 11.0-10では、開発元が『崩壊:スターレイル』向けの「signature workaround」を追加し、追加設定なしで起動できるようになったと案内しました。リリースページの公開時刻は2026年8月4日16時11分(UTC+1)で、日本時間では8月5日0時11分です。

ただし、これはコミュニティ製の互換レイヤーによる動作の話です。SteamOS・一般的なLinuxディストリビューションは『崩壊:スターレイル』PC版の公式対応OSとして案内されていません。ゲームの更新で起動しなくなることや、Linux向けの公式サポートを受けられないことは前提として考える必要があります。

この記事では、公開情報で確認できる変更点、Steam Deckへ導入する大まかな流れ、アカウント・更新時の注意点を分けて整理します。非公式のDLLや出所不明のパッチを追加する手順は扱いません。

出典:dwproton 11.0-10 リリースノートdwproton README(2026年8月10日確認)

目次

結論SteamOSでの起動は試せるが、正式対応ではない

「動く」と「公式に許可・保証される」は別です

dwproton 11.0-10は、開発元が『崩壊:スターレイル』を追加の手動設定なしで動かせると説明するカスタムProtonです。一方、HoYoverseがSteamOS・Linuxやdwprotonを公式対応・認定したものではありません。動作、アカウントへの影響、将来の互換性を外部から保証することはできません。

Steam Deckで崩壊:スターレイルを遊ぶ際に、Windows、dwproton、クラウド版を選び分ける判断図
確認したいこと現時点の答え読者が取るべき行動
SteamOSで起動できるかdwproton開発側は11.0-10で起動可能と案内互換性情報として受け取り、公式対応とは扱わない
Steam Deck VerifiedかSteam版として配信・判定される構成ではないVerified/Playableの評価を前提に購入・導入しない
アカウントは安全か公式の明示的な保証は確認できない規約を確認し、リスクを許容できないなら公式対応OSを使う
更新後も遊べるかゲーム・ランチャー側の更新で変わり得る再インストール前にdwprotonの更新情報を確認する

変更点dwproton 11.0-10で何が変わったのか

dwprotonはDawn Wineryが公開するカスタムProtonです。Proton-CachyOSをベースに、一般的なProtonで起動・ランチャー表示に問題が出ることがあるアニメ・ガチャ系タイトル向けの修正を取り込んでいます。Valve公式Protonの上位互換ではなく、通常のSteamゲームではまずSteamクライアント付属のProtonを使う、という位置付けです。

11.0-10のリリースノートには、HSR向けの「signature workaround」と、CEFベースのランチャーでウィンドウ装飾を改善する修正が記載されています。ここで重要なのは、公開されたリリースノートだけでは、このworkaroundが内部で何を変更するかまでは断定できないことです。本記事では「署名を回避する」「アンチチートを無効化する」といった解釈は行いません。

HSR向けの互換性修正を同梱開発元は、以前は別途必要だった手動設定を不要にし、ゲームがそのまま動く状態を目指したと説明しています。これは開発元による互換性の案内であり、HoYoverseの公式サポート開始を意味しません。
HoYoPlayの表示まわりも改善Chromium Embedded Framework(CEF)を使うランチャーで、ウィンドウ装飾の表示を改善する修正が含まれます。ゲーム本体だけでなく、インストール・更新を担うHoYoPlayが操作できるかも重要です。
別タイトルの改善も含むNetmarble Launcherの更新問題や、ほかのガチャゲーム向け修正も含むリリースです。HSRだけの専用ランタイムではないため、別ゲーム用の修正で挙動が変わる可能性もあります。

導入Steam Deckで試す場合の大まかな流れ

Steam Deckでは、Proton系ツールの管理アプリ「ProtonPlus」を使うと、DW-Protonの導入とバージョン管理をまとめやすくなります。ProtonPlusはSteam、Lutris、Heroic、Bottlesなどを対象にし、DW-Protonを対応ツールとして掲載しています。

  1. Steam Deckをデスクトップモードへ切り替え、DiscoverまたはFlathubからProtonPlusを導入します。
  2. ProtonPlusでSteamを選択し、ToolsからDW-Protonを選んで11.0-10をインストールします。
  3. Steamを完全に終了してから開き直し、互換ツールの選択欄にdwprotonが表示されるか確認します。
  4. HoYoverse公式サイトからWindows版HoYoPlayを取得し、非SteamゲームとしてSteamへ追加します。
  5. 追加したHoYoPlayにdwprotonを指定して起動し、ランチャー内からゲームを導入します。
インストーラを登録しただけでは、次回からランチャーは起動しません

インストール後は、SteamのショートカットがHoYoPlay本体の実行ファイルを参照する状態へ直す必要があります。Proton prefix内の保存先やファイル名は環境で異なるため、特定のパスをそのままコピーするのではなく、導入した環境の実ファイルを確認してください。

手順の確認先:ProtonPlus公式READMEHoYoPlay公式

注意点アカウント・更新・サポートで知っておくこと

HoYoverseが公開するPC向けのサポート手順はWindows環境を前提にしており、SteamOSやUbuntu、Arch LinuxをPC版の対応OSとして案内していません。互換レイヤーでプレイできたとしても、クラッシュ、ランチャーの表示不良、更新失敗が起きたときにLinux固有の支援を受けられる保証はありません。

HoYoverse公開情報:『崩壊:スターレイル』PC版エラーコードの公式サポート手順

アカウント停止についても、「dwprotonを使うと必ず停止される」「絶対に問題ない」と断言できる公式情報は確認できません。dwprotonはチートや自動操作のためのツールとして説明されているものではありませんが、公式がSteamOS・dwproton利用を許可・認定しているわけでもありません。少しでも不確実性を避けたいアカウントでは、公式対応のWindows環境を選ぶのが安全な判断です。

状況最初に確認すること避けたいこと
更新後にゲームだけ起動しないdwprotonの新リリース・既知の不具合原因不明のDLLやパッチを追加する
HoYoPlayが真っ黒・操作できないdwprotonのバージョンとランチャー側の更新すぐにprefixやゲーム本体を削除する
互換ツール一覧に表示されないSteamの完全終了・再起動、ProtonPlusの導入状態別のProtonを大量に上書きインストールする
安定性を最優先したいWindows環境またはクラウド版の提供状況一時的な動作報告だけで常用を決める

選択肢Windows・GeForce NOWとどう選び分けるか

SteamOSの使い勝手を維持したい人ゲームモードの操作性を保ちつつ試したいならdwprotonが選択肢です。アップデート後の復旧を自分で調べられることを前提に、バージョンと変更履歴を控えて使います。
安定性・公式サポートを優先する人HoYoverseのPC向けサポートはWindowsを前提にしています。ただし、Steam DeckへWindowsを導入してもDeck固有の操作性やドライバーまで保証されるわけではありません。Proton由来の互換性層を挟まない点を優先したい人向けです。
端末側へ互換レイヤーを入れたくない人クラウドゲーミングも候補です。利用可能な地域、契約プラン、対象ゲームは変動するため、日本の提供状況と自分のアカウント・サーバーで利用できるかを公式サービス側で確認してから選びます。

FAQよくある質問

dwproton 11.0-10なら、誰でもSteam Deckで遊べますか?
必ず動くとはいえません。開発元が互換性を案内していても、SteamOSの状態、ランチャー更新、ゲーム更新などで結果は変わります。公式のSteam Deck対応タイトルとして扱うことはできません。
Proton Experimentalではだめですか?
通常はまず公式Protonを使うのが基本です。ただし本作ではdwproton側が専用の互換性修正を案内しているため、SteamOSで試す用途では11.0-10が候補になります。
dwprotonの利用はBANされますか?
停止の有無を保証できる公式情報は確認できません。非公式OS・互換環境である点を理解し、利用規約を確認したうえで判断してください。チート、改変DLL、自動操作ツールの併用は避けるべきです。
ゲーム更新後に起動しなくなったら何をすべきですか?
再インストールより先にdwprotonの更新情報を確認します。HoYoPlayとゲームのどちらで止まるかを分け、同じ症状の報告やリリースノートを確認してから設定を変えてください。

まとめSteamOSで試すなら「非公式の互換環境」と理解して使う

dwproton 11.0-10は、『崩壊:スターレイル』をSteamOS・Linuxで動かしたいユーザーにとって導入の手間を減らす変更です。ProtonPlusを使えばDW-Protonの導入・管理も行いやすく、Steam DeckのゲームモードからHoYoPlayを起動する形まで整えられます。

一方で、HoYoverseがSteamOSやdwprotonを正式対応としているわけではありません。起動できても将来の互換性やアカウントへの影響は保証されず、ゲーム更新後に使えなくなる可能性があります。SteamOSを維持することを優先し、トラブルを自分で切り分けられる人向けの選択肢として捉えるのが適切です。

dwproton 11.0-10は「SteamOS正式対応」ではなく、コミュニティ製互換レイヤーによる動作改善です。確実性を最優先するなら、PC版サポートの前提であるWindows環境を選びましょう。Steam Deckで試す場合は更新で変わることを前提に、公式・開発元の情報を確認しながら使います。

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